iPhone15は修理しゅうりしやすさ評価ひょうかで「A」を獲得かくとく、Vision Proは？

2023年ねん12月から、米べいニューヨーク州しゅうで製品せいひんを販売はんばいするすべての電子でんし機器ききメーカーは、自社じしゃ製品せいひんの部品ぶひん、工具こうぐ、修理しゅうりマニュアルの提供ていきょうが法的ほうてきに義務付ぎむづけられていますが、実際じっさいのコンプライアンス状況じょうきょうはどうなっているのでしょうか。非ひ営利えいり団体だんたいが調査ちょうさを行おこないました。

2023年ねん12月から「修理しゅうりする権利けんり」法ほうが全面ぜんめん施行しこう

2022年ねんにニューヨーク州しゅうで「修理しゅうりする権利けんり」法案ほうあんが可決かけつされ、翌年よくねんの12月28日にちに全面ぜんめん施行しこうとなりました。

非ひ営利えいり団体だんたいPIRGは、コンプライアンス状況じょうきょうを把握はあくするため、Appleやソニーを含ふくむ21の電子でんし製品せいひんについて調査ちょうさした結果けっかを報告ほうこくしています。

調査ちょうさされたApple製品せいひんは3つ

PIRGによって調査ちょうさが行おこなわれたApple製品せいひんは、iPhone15、M3 MacBook Pro、Vision Proの3つです。

iPhone 15は修理しゅうりマニュアルスコア、部品ぶひんスコアの両方りょうほうで満点まんてんの10点てんを獲得かくとくし、合計ごうけい20点てんで「A」の評価ひょうかを得えています。

M3 MacBook Proは修理しゅうりマニュアルスコアで10点てんを獲得かくとくしたものの、部品ぶひんスコアが0点てんとなり、合計ごうけい10点てんで「C」の評価ひょうかとなりました。

Vision Proに関かんしては、修理しゅうりマニュアルスコア、部品ぶひんスコアともに0点てん、合計ごうけい0点てんで「F」の最低さいてい評価ひょうかとなっています。

Vision Proのユーザー修理しゅうりはかなり困難こんなん？

Appleは昨年さくねん12月がつにセルフサービス修理しゅうりプログラムがiPhone15に対応たいおうしたと発表はっぴょうしており、iPhoneの修理しゅうりのしやすさは近年きんねん確実かくじつに向上こうじょうしています。

ただし、Vision Proのような非常ひじょうに高度こうどな作つくりの新しん製品せいひんにまでユーザー修理しゅうりを前提ぜんていとするのは、正直しょうじきなところ無理むりがあるように感かんじられます。

Source: PIRG via 9to5Mac

Photo: iFixit