出雲いずも市し光ひかり幼よう保ほ園えん

　子こどもたちは日々ひびの生活せいかつの中なかで、常つねに新あたらしい発見はっけんをしています。そして興味深きょうみぶかい発見はっけんをすると、その発見はっけんにじっくりと関かかわり、「あれ、これはどうなっているんだろう？」「こんなことをしたら面白おもしろいかもしれない！」などと考かんがえを巡めぐらせ、どんどんイメージを膨ふくらませていきます。更さらに、その膨ふくらんだイメージを何なにとか形かたちにしたいと願ねがい、試行錯誤しこうさくごや葛藤かっとうを繰くり返かえします。一人ひとりでじっくりと取組とりくんだり、友ともだちと思おもいを共有きょうゆうしたりしてやり遂とげた時とき、満足まんぞく感かんや達成たっせい感かんを得え、また新あたらしい発見はっけんや発展はってんへと繋つながっていくのです。
　子こどもたちがこのサイクルを繰くり返かえし経験けいけんしていくためには、保育ほいく者しゃによる「子こども一いち人にん一いち人にんを生いかした的確てきかくな環境かんきょう構成こうせいと援助えんじょ」が必要ひつよう不可欠ふかけつです。本ほん園えんでは、子こどもたちの発見はっけんを大切たいせつにし、豊ゆたかな感性かんせいや思考しこう力りょく・創造そうぞう力りょく・表現ひょうげん力りょくなどを育はぐくみ、主体しゅたい的てきに生活せいかつを楽たのしむ子こどもを育そだてるための環境かんきょう構成こうせいと援助えんじょはどうあるべきかを考かんがえ、日々ひびの保育ほいくに取組とりくんでいます。

　幼児ようじ期きは実体験じつたいけんがとても大切たいせつです。自分じぶんの目めで実物じつぶつを見みること。自分じぶんの手てで実物じつぶつに触ふれること。そして自分じぶんの体からだで体験たいけんすること。特とくに、幼よう保ほ園えんという集団しゅうだんだからこそできる体験たいけんがあります。保育ほいくの中なかでの体験たいけん活動かつどうを大切たいせつにしています。

お茶席ちゃせき

えいごであそぼう

体育たいいく教室きょうしつ

演劇えんげき鑑賞かんしょう会かい

よさこい踊おどり

笹ささとり体験たいけん

子こどもたちは生いき物ものに強つよい関心かんしんを持もっています。野菜やさい作づくりをしている畑はたけの土どを掘ほり返かえせば、そこには小ちいさな生いき物ものの世界せかいが広ひろがっています。小ちいさな生いき物ものと関かかわりながらいのちのつながりを感かんじ、自分じぶんたちが育そだてた野菜やさいを食たべることで、いのちに対たいする感謝かんしゃの気持きもちを大切たいせつにすることができます。幼児ようじ期きだからこそ、純粋じゅんすいにいのちを感かんじることができます。

田たんぼの生いき物ものに触ふれる

芋いもほり

野菜やさいを育そだてる

牛舎ぎゅうしゃ見学けんがく

虫むしの観察かんさつ