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ワード - Wikipedia

ワードえい: word)は、データりょうあるいは情報じょうほうりょう単位たんいである。バイト同様どうよう場合ばあいによりまちまちな単位たんいであるが、1980ねんごろには8ビットいたバイトとことなり、現在げんざいもまちまちに使つかわれている。場合ばあいによってはサイズを固定こていせずに「データのひとかたまり」を意味いみしていることもある(「可変長かへんちょうワード」)。

たとえばコンピュータプロセッサ場合ばあい、そのプロセッサの汎用はんようレジスタのサイズをワードとし、そのばいちょうを「ダブルワード」、半分はんぶんを「ハーフワード」などとぶものもある。System/360はじまる32ビットマシンの時代じだいながつづいたので32ビットを1ワードとする文化ぶんかがあり、あるいは32ビットはミニコンピュータのベストセラーVAX文化ぶんかでもある[1]一方いっぽうパーソナルコンピュータには、x86初代しょだいである8086における1ワードである16ビットが最初さいしょ基準きじゅんとなったことによる命名めいめい規則きそくによる文化ぶんかもある。近年きんねんマイクロプロセッサ64ビットし、あるいはSIMDなどで128ビットなどのワードもあらわれている。

歴史れきしてきには、System/360バイトマシン確立かくりつ)よりまえのマシンでは、「オクテットの2ばいか4ばいのサイズをワードとする」という設計せっけいにする動機どうきうすく、12ビット~36ビット程度ていどのワードのあつかいを得意とくいとする設計せっけいとした「ワードマシン」か、6ビット程度ていどの「」のあつかいを得意とくいとする「キャラクタマシン」の、どちらかの設計せっけいとすることがおおかった。マイコン時代じだいにも、東芝とうしばTLCS-12Aという12ビットワードのマシンのれいがある。

出典しゅってん

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  1. ^ vaxocentrismの13番目ばんめ参照さんしょう

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