胴体どうたい

胴体どうたい（どうたい）とは、ヒトを含ふくむ動物どうぶつ体たいの中心ちゅうしん部ぶのうち頭あたま・首くび・四肢しし・尾おを除のぞく部分ぶぶんを指さす解剖かいぼう学がく用語ようご。胴どう（どう）とも。胴体どうたいは胸部きょうぶと腹部ふくぶを含ふくむ。

概要がいよう

動物どうぶつ体たいの根幹こんかんを成なす臓器ぞうきは、多おおくが胴体どうたい内ないに保持ほじされている。心臓しんぞうと肺はいは胸部きょうぶの上部じょうぶに位置いちし胸郭きょうかくによって保護ほごされている。また消化しょうか器官きかんの大半たいはんは腹部ふくぶに位置いちしている。例れいとしては次つぎの臓器ぞうきが挙あげられる。

胴体どうたいの筋肉きんにくは様々さまざまな筋肉きんにくがあり、それらを総称そうしょうして体からだ幹みき筋すじという。骨格こっかくを補助ほじょして内臓ないぞうを保持ほじする役割やくわりや、骨格こっかく筋すじの運動うんどう時じのバランスをとる役割やくわりもある。一いち例れいは次つぎの通とおり。

臓器ぞうきや筋肉きんにくには主おもに胸椎きょうついを起点きてんとする神経しんけいが分布ぶんぷしている。例れいとして、皮膚ひふ神経しんけい刺激しげきを起おこす神経しんけいを挙あげる。