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薬指 - Wikipedia

薬指くすりゆび(くすりゆび)は、上肢じょうし五指ごし外側そとがわから4番目ばんめにあるゆび

薬指くすりゆび
薬指くすりゆび
ラテン語らてんご digitus annularis
英語えいご Ring finger, third finger
器官きかん 運動うんどう
動脈どうみゃく 固有こゆうてのひらがわゆび動脈どうみゃく
テンプレートを表示ひょうじ

概説がいせつ

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ながさは人差ひとさゆびとほぼおなじかややみじか程度ていどひとおおいが、薬指くすりゆびのほうがわずかにながひともいる。このケースはどちらかというと男性だんせいおおい。一般いっぱんてきに5ゆびなかでもっともうごかしにくく、薬指くすりゆびだけを独立どくりつしてうごかしたりてたりできるひとまれである。これは薬指くすりゆびけん両隣りょうどなりゆびけんつながっているためであり、異常いじょうではない。

婚約こんやく指輪ゆびわ右手みぎての、結婚けっこん指輪ゆびわ左手ひだりて薬指くすりゆび着用ちゃくようすることがおおい。

名称めいしょう

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むかしくすりみずかすさいさいにこのゆび使つかったことに由来ゆらいしているとわれるせつ薬師やくし如来にょらいみぎだいよんゆびげていること由来ゆらいするというせつがある。

和語わごではねえさんゆび薬師くすし(くすし)ゆび医者いしゃゆびといった、くすり関連かんれんする用例ようれいほか用例ようれいとしてはあたらしいべにゆび[1]べにゆび)、用例ようれいとしてはもっとふる名無ななゆび漢語かんごでは無名指むめいしとのかたがある。)がある。方言ほうげん分布ぶんぷじょうきょうとしては西日本にしにほんべにゆびけい用例ようれいおおく、東日本ひがしにっぽんでは薬指くすりゆびけい用例ようれいおおい。

薬指くすりゆび名称めいしょう薬師やくし如来にょらいしるししょう由来ゆらいするというせつでは、だいよんゆび薬指くすりゆびばれるようになった以降いこうからこのゆびくすりるなどの俗習ぞくしゅうひろまったとする[2]

医学いがく用語ようごではだいよんゆび薬指くすりゆび(やくし)、たまきゆびがある。

英語えいごではring finger。third fingerともいうがこれは親指おやゆびゆびふくめないかずほうである。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 高橋たかはしこうじ『日本にっぽん大和言葉やまとことばうつくしくはなす』2014ねん 東邦とうほう出版しゅっぱん ISBN 978-4-8094-1267-7 72ぺーじ
  2. ^ *徳川とくがわそうけん へん日本にっぽん方言ほうげん地図ちず中央公論社ちゅうおうこうろんしゃ中公新書ちゅうこうしんしょ〉、1979ねんISBN 4-12-100533-3 

参考さんこう文献ぶんけん

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  • なおがく図書としょ言語げんご研究所けんきゅうじょ編集へんしゅう方言ほうげん読本とくほん小学館しょうがくかん、1991ねん、74ぺーじISBN 4-09-504151-X 

関連かんれん項目こうもく

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