(Translated by https://www.hiragana.jp/)
国際電気通信連合無線通信部門 - Wikipedia

国際電気こくさいでんき通信つうしん連合れんごう無線むせん通信つうしん部門ぶもん

ITU-Rから転送てんそう

国際電気こくさいでんき通信つうしん連合れんごう無線むせん通信つうしん部門ぶもんITU-R: 英語えいご: International Telecommunication Union Radiocommunication Sector)は、国際電気こくさいでんき通信つうしん連合れんごう (ITU) の3つの部門ぶもんのうちのひとつであり、無線むせん通信つうしんかんする事項じこう担当たんとうする。

ITU-Rは、国際こくさいてき無線むせん周波数しゅうはすう資源しげんおよび衛星えいせい軌道きどう資源しげん管理かんりし、くにをまたがる電波でんぱ平等びょうどう経済けいざいてき割当わりあてや、ことなる方式ほうしき無線むせん電波でんぱによる相互そうご干渉かんしょうふせぐための基準きじゅん制定せいていなどをおこな[1]

概要がいよう

編集へんしゅう

ITUは、ITU憲章けんしょうもとづき、「ことなるくに無線むせんきょくあいだ有害ゆうがい干渉かんしょうけるために」周波数しゅうはすうあてて、周波数しゅうはすう衛星えいせい軌道きどう位置いちとうのパラメータを登録とうろくすることが要求ようきゅうされる。そのため、国際こくさいてき周波数しゅうはすう管理かんりシステムは、周波数しゅうはすう調整ちょうせい英語えいごばん通知つうち登録とうろくのための規制きせい手続てつづきにもとづいている。

ITU-Rは、恒久こうきゅうてき事務じむきょくである無線むせん通信つうしんきょく (Radiocommunication Bureau) をスイスジュネーブのITU本部ほんぶない設置せっちしている。傘下さんか数々かずかずのStudy Groupをち、Recommendation(勧告かんこく)を策定さくていする。

すうねんいち世界せかい無線むせん通信つうしん会議かいぎ (WRC) を開催かいさいし、無線むせん通信つうしん規則きそく (RR:Radiocommunication Rule) を改定かいていする。RRには法的ほうてき拘束こうそくりょくがあり、地域ちいきにより周波数しゅうはすうて、帯域たいいきはばスプリアスレベルなどがことなるが、ほぼそのまま各国かっこくほう日本にっぽんなら電波でんぱほう)に反映はんえいされる。

日本にっぽん国内こくない標準ひょうじゅん電波でんぱ産業さんぎょうかいりまとめる。

1927ねん国際こくさい無線むせん通信つうしん諮問しもん委員いいんかい (CCIR; フランス語ふらんすご: Comité consultatif international pour la radio) が設立せつりつされた。1932ねんにCCIRや万国ばんこく電信でんしん連合れんごうなどが合併がっぺいして、1934ねん国際こくさい電気でんき通信つうしん連合れんごう (ITU) という名称めいしょうとなり、CCIRはその傘下さんか機関きかんとなった。1992ねんにITU-Rに改称かいしょうし、国際こくさい周波数しゅうはすう登録とうろく委員いいんかい (IFRB) の業務ぎょうむ無線むせん通信つうしん規則きそく委員いいんかい (RRB) を傘下さんか設置せっちした。

関連かんれん項目こうもく

編集へんしゅう

出典しゅってん

編集へんしゅう
  1. ^ Radiocommunication Sector”. 国際電気こくさいでんき通信つうしん連合れんごう. 2011ねん3がつ20日はつか閲覧えつらん

外部がいぶリンク

編集へんしゅう