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アイェルベ (Ayerbe )は、スペイン の自治体 じちたい 。アラゴン州 しゅう ウエスカ県 けん に属 ぞく する。ウエスカ からは西 にし に28kmの距離 きょり で、エブロ川 がわ の支流 しりゅう ガレゴ川 がわ からやや東 ひがし に離 はな れた位置 いち にある。人口 じんこう は約 やく 千 せん 人 にん 。
乾燥 かんそう した土地 とち で、灌漑 かんがい 農業 のうぎょう が行 おこな われている。土地 とち の多 おお くは、オーク、アーモンド、ブドウ、オリーブに覆 おお われている。
歴史 れきし
11世紀 せいき のタイファ 時代 じだい にサラゴサ 王国 おうこく によって砦 とりで が築 きず かれた。1083年 ねん 、アラゴン王国 おうこく のサンチョ1世 せい によって征服 せいふく され、植民 しょくみん が行 おこな われた。12世紀 せいき のアルフォンソ1世 せい の時代 じだい に町 まち が作 つく られた。
19世紀 せいき 末 まつ に鉄道 てつどう が開通 かいつう し、この地域 ちいき の商業 しょうぎょう の中心 ちゅうしん となった。1970年代 ねんだい にカンフランクの国際 こくさい 駅 えき が閉鎖 へいさ されると、失業 しつぎょう 者 しゃ が増 ふ え人口 じんこう が減少 げんしょう した。現在 げんざい のおもな産業 さんぎょう は農業 のうぎょう だが、サービス部門 ぶもん では観光 かんこう の振興 しんこう が図 はか られている。
名所 めいしょ
アイェルベ宮殿 きゅうでん
町 まち の中心 ちゅうしん にあるアイェルベ侯 こう 宮殿 きゅうでん は16世紀 せいき に建 た てられたゴシック様式 ようしき の建物 たてもの で、中庭 なかにわ はルネサンス様式 ようしき となっている。2004年 ねん からは私立 しりつ の音楽 おんがく 学校 がっこう に使 つか われている。
ノーベル生理学 せいりがく ・医学 いがく 賞 しょう を受賞 じゅしょう したサンティアゴ・ラモン・イ・カハール がこの町 まち に10年間 ねんかん 滞在 たいざい したことを記念 きねん して、記念 きねん 館 かん が建 た てられている。
近隣 きんりん の町 まち には中世 ちゅうせい のロアーレ城 じょう (en )やボレア教会 きょうかい (es )がある。
祭 まつ り
祭 まつ りの巨人 きょじん
聖 せい レティシア(en )の祭 まつ りは、1549年 ねん 以来 いらい この町 まち でもっとも重要 じゅうよう なもので、9月9日 にち から4~6日間 にちかん にわたって催 もよお される。ブドウで飾 かざ った台 だい に載 の せた聖人 せいじん の像 ぞう が町 まち を練 ね り歩 ある く。「巨人 きょじん と張 は りぼて」(gigantes y cabezudos )のパレードが行 おこな われ、夜 よる には花火 はなび でできた「火 ひ の雄 お 牛 うし 」(toros de fuego )の競争 きょうそう が行 おこな われる。
2005年 ねん には第 だい 6回 かい アラゴン巨人 きょじん 祭 まつ りが開 ひら かれ、アラゴン中 ちゅう から72の巨人 きょじん 像 ぞう が集 あつ まった。
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