島田 謹二
1901 | |
1993 | |
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来歴
1901
経歴
研究 内容 ・業績
人物
- 3
人 の子 のうち、男児 2人 を若 くして事故 および自殺 で亡 くし、戦後 は愛人 と住 んでいたことは、一人娘 の齊藤 信子 の『筏 かづらの家 父 ・島田 謹二 の思 ひ出 』(近代 出版 社 、2005年 )に詳 しく記載 されている。また平川 祐 弘 の「島田 謹二 先生 」(『新潮 』1993年 7月 号 )に隠 し子 がいたと書 いてあるが、実際 は先妻 の子供 であり、隠 し子 はいない。齊藤 信子 と男児 2人 は後妻 の子供 である。 北原 白秋 、佐藤 春夫 らの詩人 にも師事 し、作品 集 の編纂 もした。戦前 の台湾 で活躍 した女性 詩人 の「花浦 みさを」の発掘 も行 った。最 晩年 の1992年 (平成 4年 )11月に、文化 功労 者 。没後 島田 謹二 記念 学藝 賞 が設 けられ、東大 比較 文学 研究 出身 の若 き学者 に授与 されている。- 90
近 くになってからも、2時 間 にわたってエネルギッシュに語 り続 け、「皆 さん、ふた言 目 には、九 十 近 い、九 十 近 いとおっしゃるが、九 十 になったら書 いちゃいけないんですか。私 は、まだ、書 きたいです!」と叫 ぶほど元気 で、女性 関係 についても派手 であった[2]。
著書
単 著
- 『
英 米 文学 と大陸 文学 との交流 』研究 社 「英 米 文学 語学 講座 23」, 1942 - 『
若 き日 の芸術 家 』真光 社 , 1947 - 『ポーとボードレール』 イヴニング・スター
社 , 1948 - 『
雅人 長 詩 』靖 文 社 , 1948小 冊子 - 『
翻訳 文学 』至文 堂 , 1951 - 『
十 九 世紀 英 文学 』研究 社 , 1951 - 『
比較 文学 』要 書房 , 1953 - 『
近代 比較 文学 』光文社 , 1956 - 『ロシヤにおける
広瀬 武夫 』弘文 堂 , 1961、朝日新聞 社 , 1970、朝日 選書 (上下 ), 1976 - 『アメリカにおける
秋山 真之 』朝日新聞社 , 1969、朝日 選書 (上下 ), 1975、朝日 文庫 (上中 下 ), 2009 - 『
日本 における外国 文学 』朝日新聞社 (上下 ), 1975-76 - 『ロシヤ
戦争 前夜 の秋山 真之 』朝日新聞社 (上下 ), 1990 - 『ルイ・カザミヤンの
英国 研究 』白水 社 , 1990 - 『
華麗 島 文学 志 日本 詩人 の台湾 体験 』明治 書院 , 1995 - 『フランス
派 英 文学 研究 』南雲 堂 (上下 ), 1995。平川 祐 弘 ・川本 皓 嗣編
共編 著
- 『
花 さうび近代 抒情詩 選 』天明 社 , 1947。佐藤 春夫 ・吉田 精一 と共著 - 『
佐藤 春夫 詩集 』新潮社 , 1949、新潮 文庫 , 1951- 『
佐藤 春夫 詩集 』<世界 の詩 22>彌生 書房 , 1965
- 『
吉田 精一 との共著 『藤村 名 詩 鑑賞 』天明 社 , 1949- 『
詩人 日夏 耿之介 』黄 眠 会 編 、新樹 社 , 1972 -追悼 文集 、島田 は編者 の中心 メンバー - 『
比較 文学 読本 』研究 社 出版 , 1978 - 『
平田 禿木 選集 』全 5巻 、南雲 堂 , 1986 -小川 和夫 らと共編 。ほか多数
翻訳
- 『のつて・うえねちあな』アランデル・デル・レー
作 日 孝 山 房 (台北 ), 1938 - 『スタニスラーフスキー
自伝 (上 )』岩波 文庫 , 1942 - 『
臨海 樓 綺 譚 』R.L.スティーヴンソン新月 社 , 1946、研究 社 対訳 叢書 , 1952、角川 文庫 , 1952 - 『エドガア・ポオ
詩集 』酣 燈 社 <詩人 全書 >, 1950- 『
世界 名 詩集 21 ポー・ホイットマン』平凡社 , 1969
- 『
- 『アメリカ
文学 史 』ジャック・フェルナン・カーン白水 社 <文庫 クセジュ>, 1952 - 『カイン』バイロン
岩波 文庫 , 1960、復刊 1990、2009
文献 情報
橋本 恭子 『「華麗 島 文学 志 」とその時代 比較 文学 者 島田 謹二 の台湾 体験 』(三 元 社 2012.2)元 版 『在 台 日本人 の郷土 主義 (レジョナリズム)-島田 謹二 と西川 満 の目指 したもの』(橋本 恭子 「日本 台湾 学会 報 」2007.5)[1]
小林 信行 『島田 謹二 伝 日本人 文学 の「横綱 」』(ミネル ヴァ書房 〈人 と文化 の探究 〉 2017.7)。弟子 による評伝 小林 信行 『島田 謹二 このアポリヤを解決 する道 はないか』[3](ミネル ヴァ書房 〈ミネルヴァ日本 評伝 選 〉 2021.8)ISBN 9784623092383
脚注
- ^
坂 の上 の雲 「渡米 」の項 に島田 謹二 「ロシアにおける広瀬 武夫 」への言及 あり。 - ^ 『
東大 駒場 学派 物語 』小谷野 敦 著 (新書 館 )書評 「もてない学者 」津田 正 、紀伊国屋 書店 「書評 空間 」、2009年 05月 11日 - ^
巻末 に詳細 な書誌 を収録 。