נ

ヘブライ文字もじ
基本きほん字母じぼ
א  ב  ג  ד  ה  ו  ז  ח  ט  י  כ ל  מ  נ  ס  ע  פ  צ  ק  ר  ש  ת
語末ごまつ形がた
ך  ם  ן  ף  ץ

筆記ひっき体たい

נ（ヌン、ヘブライ語ご: נו״ן‎, נוּן nun）はヘブライ文字もじの14番目ばんめの文字もじ。ヘブライ数字すうじの数すう価かは50。

ギリシャ文字もじのΝにゅー、キリル文字もじのН、ラテン文字もじのNに対応たいおうする。

音声おんせい

歯茎はぐき鼻音びおん/n/を表あらわす。

起源きげん

この文字もじの起源きげんは明あきらかでない。サンプソンは魚さかな（ヘブライ語ご: נון nun）と関係かんけいするかというが、文字もじの形かたちは魚さかなに似にておらず、イグナス・ゲルブに従したがってこの字じが本来ほんらいはヘビを描えがいた字じであって、後のちに「מ」(mem)からの類推るいすいで「nun」に名前なまえが変かわったのかもしれないとする。ウィリアム・オルブライトも早期そうきの文字もじ名称めいしょうをnaḥš-とし、ヘビ（ヘブライ語ご: נחש naḥaš）を描えがいた文字もじに由来ゆらいするとしている。ゲエズ文字もじでは実際じっさいに対応たいおうする文字もじ「ነ」をnähasと呼よんでいるが、ダニエルズによるとゲエズ文字もじの文字もじ名称めいしょうは新あたらしいもので、16世紀せいき以前いぜんにさかのぼらない。

語末ごまつ形がた

単語たんごの終おわりでは「ן」を用もちいる。ヌンソフィート（נו״ן סופית）という。

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  ヌンソフィート
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  語末ごまつ形がたの筆記ひっき体たい