さくら野の百貨店ひゃっかてん

株式会社かぶしきがいしゃさくら野の百貨店ひゃっかてん
SAKURANO DEPARTMENTSTORE CO.,LTD.

種類しゅるい	株式会社かぶしきがいしゃ
略称りゃくしょう	さくら野の
本社ほんしゃ所在地しょざいち	日本にっぽん 〒030-8574 青森あおもり県けん青森あおもり市し新町しんまち1丁目ちょうめ13-2
設立せつりつ	2005年ねん（平成へいせい17年ねん）4月がつ1日にち
業種ぎょうしゅ	小売こうり業ぎょう
法人ほうじん番号ばんごう	2420001004724
事業じぎょう内容ないよう	百貨店ひゃっかてん業ぎょう
代表だいひょう者しゃ	石川いしかわ 康宏やすひろ（代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう）
資本しほん金きん	1億おく円えん
売上うりあげ高だか	182億おく3000万まん円えん （2020年ねん02月がつ29日にち時点じてん）
営業えいぎょう利益りえき	▲9700万まん円えん （2020年ねん02月がつ29日にち時点じてん）
経常けいじょう利益りえき	▲1億おく2400万まん円えん （2020年ねん02月がつ29日にち時点じてん）
純じゅん利益りえき	▲3億おく6600万まん円えん （2022年ねん02月がつ28日にち時点じてん）
総そう資産しさん	38億おく3300万まん円えん （2022年ねん02月がつ28日にち時点じてん）
従業じゅうぎょう員数いんずう	151名めい （2021年ねん（令れい和わ3年ねん）4月がつ現在げんざい）
支店してん舗数	店舗てんぽを参照さんしょう
決算けっさん期き	2月がつ末日まつじつ
主要しゅよう株主かぶぬし	武田たけだ株式会社かぶしきがいしゃ 100%
関係かんけいする人物じんぶつ	武田たけだ 隆一りゅういち（取締役とりしまりやく会長かいちょう）
外部がいぶリンク	https://sakurano-dept.jp/
特記とっき事項じこう：同どう名称めいしょう法人ほうじんとしては3代目だいめ。設立せつりつ日びはさくら野の東北とうほくから起算きさん。

株式会社かぶしきがいしゃさくら野の百貨店ひゃっかてん（さくらのひゃっかてん、英えい: SAKURANO DEPARTMENTSTORE）は、青森あおもり県けん青森あおもり市しに本社ほんしゃを置おき、東北とうほく地方ちほうで展開てんかいしている日本にっぽんの百貨店ひゃっかてんである。

北上ほくじょう店てんを除のぞき、日本にっぽん百貨店ひゃっかてん協会きょうかいに加盟かめいしている。

概要がいよう

さくら野の百貨店ひゃっかてんは1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）に設立せつりつされた百貨店ひゃっかてん連合れんごう（後のちにダックビブレ、ダックシティとなる）を前身ぜんしんとした百貨店ひゃっかてんである。同名どうめい法人ほうじんとしては現在げんざいの法人ほうじんは3代目だいめにあたる。

百貨店ひゃっかてん連合れんごう及およびニチイ（後のちにマイカル）グループ時代じだいのダックビブレ、ダックシティ、マイカルから独立どくりつした初代しょだいのさくら野の百貨店ひゃっかてんについてはダックビブレを参照さんしょう。

2005年ねん（平成へいせい17年ねん）4月がつに初代しょだいのさくら野の百貨店ひゃっかてんを、仙台せんだい店てんを運営うんえいする2代目だいめのさくら野の百貨店ひゃっかてん（エマルシェ）、仙台せんだい店てんの資産しさん管理かんりをするさくら野のDEPT仙台せんだい、仙台せんだい店てん以外いがいの東北とうほくの店舗てんぽを運営うんえいするさくら野の東北とうほく に会社かいしゃ分割ぶんかつされた。このときに分割ぶんかつされたさくら野の東北とうほくが後のちに改称かいしょうして3代目だいめのさくら野の百貨店ひゃっかてんとなる。さくら野の東北とうほく時代じだいは、2代目だいめのさくら野の百貨店ひゃっかてんとの経営けいえい統合とうごうを目指めざした時期じきもあったものの実現じつげんしなかった。

2009年ねん（平成へいせい21年ねん）には、2代目だいめのさくら野の百貨店ひゃっかてんが経営けいえい再建さいけん策さくの一環いっかんとして、さくら野の東北とうほくの株式かぶしきを不動産ふどうさん会社かいしゃの武田たけだとその関係かんけい者しゃへ譲渡じょうとしたことで、株式かぶしきの持もち合あいを解消かいしょう。（後のちに資本しほん整理せいりが行おこなわれ、エマルシェが倒産とうさんした際さいには、3代目だいめのさくら野の百貨店ひゃっかてんは『（エマルシェは）資本しほん関係かんけいが一切いっさいない別べつ企業きぎょうである』と説明せつめいしている。）

2代目だいめのさくら野の百貨店ひゃっかてんが2010年ねん8月がつに法人ほうじん名めいをエマルシェに改称かいしょう したのと時ときを同おなじくして、さくら野の東北とうほくが3代目だいめとなるさくら野の百貨店ひゃっかてんへ改称かいしょう している。

さくら野の百貨店ひゃっかてんとして

3代目だいめのさくら野の百貨店ひゃっかてんとなってからは、2010年ねん（平成へいせい22年ねん）9月がつに北上ほくじょう店てんで1階かいから4階かいまで直営ちょくえい売場うりばであったものを、3階かいの4割わりと4階かいを外部がいぶテナントを導入どうにゅうする実質じっしつ的てきな規模きぼ縮小しゅくしょうを伴ともなう大だい改装かいそうを実施じっし。2012年ねん（平成へいせい24年ねん）2月がつ期き末まつに主要しゅよう株主かぶぬしの不動産ふどうさん会社かいしゃ武田たけだから約やく15億おく-20億おく円えんの債権さいけん放棄ほうきを受うけて債務さいむ超過ちょうかを解消かいしょうし、2013年ねん（平成へいせい25年ねん）2月がつ期き中ちゅうに食料しょくりょう品ひん売うり場ばを約やく2,600m²から約やく2,000m²に縮小しゅくしょうして他たの品目ひんもくの売場うりばに転換てんかんするなど弘前ひろさき店てんの改装かいそうを行おこなう のを皮切かわきりに、2014年ねん（平成へいせい26年ねん）2月がつ期き中ちゅうには八戸はちのへ店てん、2015年ねん（平成へいせい27年ねん）2月がつ期き中ちゅうには青森あおもり店てん、2016年ねん（平成へいせい28年ねん）2月がつ期き中ちゅうには北上ほくじょう店てんと順次じゅんじ各店かくてんの改装かいそうを進すすめて全ぜん店舗てんぽを改装かいそうして競争きょうそう力りょくを高たかめ、毎年まいとし20人にん前後ぜんこうの人材じんざい採用さいようを行おこなって人材じんざい育成いくせいも行おこなうなど店舗てんぽと人材じんざいへの前向まえむきな投資とうしを進すすめ、コスト削減さくげんと平行へいこうして進すすめることで売上うりあげ高だか経常けいじょう利益りえき率りつ3%を目指めざす事業じぎょう成長せいちょうの段階だんかいへの移行いこうを図はかっている。

沿革えんかく

2005年ねん4月がつ1日にち以前いぜんについてはダックビブレを参照さんしょう。

• 2005年ねん（平成へいせい17年ねん）4月がつ1日にち - 初代しょだいのさくら野の百貨店ひゃっかてんの会社かいしゃ分割ぶんかつによりさくら野の東北とうほく株式会社かぶしきがいしゃ設立せつりつ。青森あおもり店てん（青森あおもり本店ほんてん）、弘前ひろさき店てん、八戸はちのへ店てん、北上ほくじょう店てん、石巻いしのまき店てんの営業えいぎょうを引ひき継つぐ。屋号やごうは「さくら野の百貨店ひゃっかてん」を継続けいぞく。仙台せんだい店てんは2代目だいめのさくら野の百貨店ひゃっかてんが営業えいぎょうを引ひき継つぐ。
• 2008年ねん（平成へいせい20年ねん）4月がつ27日にち - 石巻いしのまき店てんを閉店へいてん。
• 2009年ねん（平成へいせい21年ねん） - 2代目だいめのさくら野の百貨店ひゃっかてんとの株式かぶしきの持もち合あいを解消かいしょう。
• 2010年ねん（平成へいせい22年ねん）
  • 8月がつ1日にち - 社名しゃめいを株式会社かぶしきがいしゃさくら野の百貨店ひゃっかてんに改称かいしょう。（2代目だいめのさくら野の百貨店ひゃっかてんは株式会社かぶしきがいしゃエマルシェに同日どうじつ改称かいしょう）
  • 9月 - 北上ほくじょう店てんで直営ちょくえい売場うりばの縮小しゅくしょう、テナント導入どうにゅうを伴ともなう改装かいそうを実施じっし。
• 2012年ねん（平成へいせい24年ねん）2月がつ期き末まつ - 主要しゅよう株主かぶぬしの不動産ふどうさん会社かいしゃ武田たけだから約やく15億おく-20億おく円えんの債権さいけん放棄ほうきを受うけて債務さいむ超過ちょうかを解消かいしょう
• 2013年ねん（平成へいせい25年ねん） - 弘前ひろさき店てんで直営ちょくえい売場うりば縮小しゅくしょうを伴ともなう改装かいそうを実施じっし。
• 2014年ねん（平成へいせい26年ねん） - 八戸はちのへ店てんで改装かいそうを実施じっし。
• 2015年ねん（平成へいせい27年ねん） - 青森あおもり本店ほんてんで改装かいそうを実施じっし。
• 2016年ねん（平成へいせい28年ねん） - 北上ほくじょう店てんで改装かいそうを実施じっし。
• 2023年ねん（令れい和わ5年ねん） - 北上ほくじょう店てんの経営けいえいを8月がつに設立せつりつする新しん会社かいしゃ『いわて北上ほくじょうリテールマネジメント』に承継しょうけいさせる新設しんせつ分割ぶんかつを行おこなう予定よていと発表はっぴょう。さくら野の百貨店ひゃっかてんと新しん会社かいしゃはライセンス契約けいやくを結むすび、営業えいぎょうを継続けいぞく予定よていとしている。この経営けいえい継承けいしょうにより、北上ほくじょう店てんは日本にっぽん百貨店ひゃっかてん協会きょうかい非ひ加盟かめいとなった。

店舗てんぽ

青森あおもり本店ほんてん

さくら野の百貨店ひゃっかてん青森あおもり本店ほんてん
店舗てんぽ概要がいよう
所在地しょざいち	〒030-0801 青森あおもり県けん青森あおもり市し新町しんまち1丁目ちょうめ13-2
座標ざひょう	北緯ほくい40度ど49分ふん35.2秒びょう 東経とうけい140度ど44分ふん20.9秒びょう
開業かいぎょう日び	1951年ねん（昭和しょうわ26年ねん）6月がつ
正式せいしき名称めいしょう	さくら野の百貨店ひゃっかてん青森あおもり本店ほんてん
施設しせつ所有しょゆう者しゃ	武田たけだ株式会社かぶしきがいしゃ
施設しせつ管理かんり者しゃ	株式会社かぶしきがいしゃさくら野の百貨店ひゃっかてん
商業しょうぎょう施設しせつ面積めんせき	16,894 m²
駐車ちゅうしゃ台数だいすう	347台だい
前身ぜんしん	カネ長ちょう武田たけだ百貨店ひゃっかてん青森あおもり店てん ダックシティカネ長ちょう武田たけだ青森あおもり店てん 青森あおもりビブレ
最寄駅もよりえき	青森あおもり駅えき
最さい寄よせIC	青森あおもり自動車じどうしゃ道どう・青森あおもり中央ちゅうおうIC
Sakurano

1951年ねん6月がつにカネ長ちょう武田たけだ百貨店ひゃっかてんがカネ長ちょう武田たけだ百貨店ひゃっかてん青森あおもり店てん として開店かいてん。

経営けいえい母体ぼたいの再編さいへんに伴ともなって武田たけだ山田やまだ百貨店ひゃっかてん（カネ長ちょう武田たけだ百貨店ひゃっかてんと山田やまだ百貨店ひゃっかてんとイチムラの合併がっぺい）、百貨店ひゃっかてん連合れんごう（武田たけだ山田やまだ百貨店ひゃっかてんと丸まる光ひかり小美おい屋やを吸収きゅうしゅう合併がっぺいした元もと経営けいえい統合とうごう事業じぎょう体たい）、ダックシティ、ダックビブレ（以上いじょうの4法人ほうじんについてはダックビブレを参照さんしょう）と経営けいえいが引ひき継つがれ、店名てんめいも'ダックシティカネ長ちょう武田たけだ青森あおもり店てん、青森あおもりビブレ と変遷へんせんした。

マイカルグループの経営けいえい破綻はたんにより、ダックビブレがマイカルグループを離脱りだつし（初代しょだいの）さくら野の百貨店ひゃっかてんとなった時点じてんで、店名てんめいをさくら野の百貨店ひゃっかてん青森あおもり店てんとした。経営けいえい再建さいけん計画けいかくの一環いっかんで、2005年ねん4月がつに初代しょだいのさくら野の百貨店ひゃっかてんからさくら野の東北とうほく（3代目だいめにあたる現在げんざいのさくら野の百貨店ひゃっかてん）が分割ぶんかつ されると、さくら野の東北とうほくへ経営けいえいが引ひき継つがれ た際さいに本社ほんしゃ機能きのうが置おかれるようになり、さくら野の百貨店ひゃっかてん青森あおもり本店ほんてんを名乗なのるようになった。

1977年ねんに開業かいぎょうしたサンロさんろード青森どあおもり をはじめとして、郊外こうがい型がた店てんの出店しゅってんが相次あいついでモータリゼーションの進展しんてんと相俟あいまって郊外こうがいへの買かい物もの客きゃくの流出りゅうしゅつが生しょうじ、2003年ねんには青森あおもり県けんの地場じば百貨店ひゃっかてんである松木屋まつきやが閉店へいてん、2017年ねんには青森あおもり市しの第だい三さんセクターが運営うんえいする再さい開発かいはつビルであるアウガが商業しょうぎょう施設しせつとしての営業えいぎょうを終了しゅうりょう、2019年ねんには中三なかさん青森あおもり本店ほんてんが閉店へいてんした事ことから、主おもに青森あおもり市しの中心ちゅうしん市街地しがいちの核かくとなっている。

青森あおもり本店ほんてんの建物たてものの所有しょゆう者しゃは、不動産ふどうさん業ぎょうの武田たけだ株式会社かぶしきがいしゃ。さくら野の百貨店ひゃっかてんのルーツの一ひとつであるカネ長ちょう武田たけだ百貨店ひゃっかてんの関連かんれん会社かいしゃであり、現在げんざいも看板かんばんには、カネ長ちょう武田たけだのロゴタイプが掲かかげられている。

八戸はちのへ店てん

さくら野の百貨店ひゃっかてん八戸はちのへ店てん
2007年ねん（平成へいせい19年ねん）7月がつ撮影さつえい
店舗てんぽ概要がいよう
所在地しょざいち	〒031-0032 青森あおもり県けん八戸はちのへ市し三日みっか町まち
座標ざひょう	北緯ほくい40度ど30分ふん36.8秒びょう 東経とうけい141度ど29分ふん27.8秒びょう
開業かいぎょう日び	1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）6月がつ28日にち
正式せいしき名称めいしょう	さくら野の百貨店ひゃっかてん八戸はちのへ店てん
施設しせつ管理かんり者しゃ	さくら野の百貨店ひゃっかてん
商業しょうぎょう施設しせつ面積めんせき	13,423 m²
前身ぜんしん	丸まる光ひかり八戸はちのへ店てん ダックシティ丸まる光ひかり八戸はちのへ店てん 八戸はちのへビブレ
最寄駅もよりえき	本ほん八戸はちのへ駅えき
最さい寄よせIC	八戸はちのへ自動車じどうしゃ道どう・八戸はちのへIC
Sakurano

1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）6月がつ28日にちに青森あおもり県けん八戸はちのへ市し三日みっか町まち丸まる光ひかり八戸はちのへ店てんとして開店かいてんし、開店かいてん2時じ間あいだ前まえから八戸はちのへ駅えき 前まえまで続つづくほどの集客しゅうきゃく力りょくで開業かいぎょう初日しょにちに約やく5万まん人にんの買かい物もの客きゃくを集あつめ、同日どうじつ開業かいぎょうの緑みどり屋や八戸はちのへ店てんと合あわせて祭まつり並なみの人出ひとでとなって八戸はちのへ警察けいさつ署しょが警察官けいさつかん42人にんを出だして交通こうつう整理せいりや警備けいびに当あたるほどの賑にぎわいでスタートした。

経営けいえい母体ぼたいの再編さいへんに伴ともなって丸まる光ひかり小美おい屋や、百貨店ひゃっかてん連合れんごう、ダックシティ、ダックビブレと経営けいえいが引ひき継つがれ、店名てんめいも'ダックシティ丸まる光ひかり八戸はちのへ店てん、八戸はちのへビブレと変遷へんせんした。マイカルグループの経営けいえい破綻はたんにより、ダックビブレがマイカルグループを離脱りだつし（初代しょだいの）さくら野の百貨店ひゃっかてんとなった時点じてんで、店名てんめいをさくら野の百貨店ひゃっかてん八戸はちのへ店てんとした。その後ご、経営けいえい再建さいけん計画けいかくの一環いっかんで、2005年ねん4月がつに初代しょだいのさくら野の百貨店ひゃっかてんからさくら野の東北とうほく（3代目だいめにあたる現在げんざいのさくら野の百貨店ひゃっかてん）が分割ぶんかつ されると、さくら野の東北とうほくへ経営けいえいが引ひき継つがれた。

1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）11月13日にちに以前いぜんから営業えいぎょうしていた地場じば資本しほんの百貨店ひゃっかてん丸美屋まるみやが閉店へいてんに追おい込こまれ、隣接りんせつして衣料いりょう品ひん店てんを経営けいえいしていた三春屋みはるやが買収ばいしゅうして 百貨店ひゃっかてんとしての営業えいぎょうに乗のり出だすなど当店とうてんの進出しんしゅつは大おおきな影響えいきょうを与あたえた。

1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）11月6日にちに開店かいてんした長崎屋ながさきや八戸はちのへ店てん や1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）10月がつ7日にちにニチイ八戸はちのへショッピングプラザ などと競争きょうそうしながら共ともに中心ちゅうしん街がいを代表だいひょうする大型おおがた店てんとして営業えいぎょうし、1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）には地場じば資本しほんの百貨店ひゃっかてんだった三春屋みはるやと共ともに大だい規模きぼな増ぞう床ゆかをし、1980年ねん（昭和しょうわ55年ねん）4月がつ19日にちに開店かいてんしたイトーヨーカドー八戸はちのへ店てん を含ふくむ大型おおがた店てん同士どうしで激はげしい競争きょうそうを繰くり広ひろげた。

近年きんねんはモータリゼーションの進展しんてんの影響えいきょうで1995年ねん（平成へいせい7年ねん）に約やく33.2万まん人にんだった中心ちゅうしん街がいの通行つうこう量りょうが2005年ねん（平成へいせい17年ねん）に約やく18.1万まん人にんに減少げんしょうして、1997年ねん（平成へいせい9年ねん）に合計ごうけい約やく730億おく円えんあった中心ちゅうしん街がいの売上うりあげ高だかが2002年ねん（平成へいせい14年ねん）に合計ごうけい約やく508億おく円えんと急激きゅうげきに落おち込こんでラピア、イオン下田しもだ、ピアドゥなどの郊外こうがい型がたショッピングセンターの売上うりあげが2002年ねん（平成へいせい14年ねん）に合計ごうけい約やく440億おく円えんと匹敵ひってきするレベルに達たっするなど急激きゅうげきに進すすんだ中心ちゅうしん街がいの空洞くうどう化かの影響えいきょうを受うけ、1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）に開店かいてんしたヴィアノヴァ と同おなじくファッションビルのチーノはちのへにおける債権さいけんが青森銀行あおもりぎんこうから外資がいし系けいファンド、さらに外資がいし系けいファンドから地元じもと資本しほんに売却ばいきゃくされ、2003年ねん（平成へいせい15年ねん）4月がつ に移転いてんを理由りゆうにイトーヨーカドー八戸はちのへ店てんが撤退てったいする など店舗てんぽ周辺しゅうへんの商業しょうぎょう環境かんきょうは厳きびしくなっているものの、八戸はちのへ市し中心ちゅうしん市街地しがいちにおける百貨店ひゃっかてんの営業えいぎょうを続つづけている。

現在げんざいも百貨店ひゃっかてんとして展覧てんらん会かいなどの各種かくしゅ催事さいじも行おこなわれている。

1996年ねん（平成へいせい8年ねん）10月がつに地権ちけん者しゃ25人にんが設立せつりつした三日町番町地区市街地再開発準備組合の核かく店舗てんぽとして当店とうてんが想定そうていされていたが、ダックビブレの経営けいえい破綻はたんで構想こうそうが宙ちゅうに浮ういて地権ちけん者しゃ全員ぜんいんの同意どういが得えられなくなり、2004年ねん（平成へいせい16年ねん）4月がつに組合くみあいが解散かいさんして再さい開発かいはつ構想こうそう自体じたいが挫折ざせつした。

その後ご2007年ねん（平成へいせい19年ねん）1月がつに活性かっせい化か策さくの一環いっかんとして当店とうてんと近隣きんりんの金入かねいれや類家るいけ大学だいがく堂どう薬局やっきょくを合あわせた敷地しきち面積めんせき7,750m²を一体いったい的てきに再さい開発かいはつする構想こうそうが浮上ふじょうして再ふたたび店舗てんぽの再さい開発かいはつ構想こうそうが進すすみ始はじめている。

施設しせつおよびビル内ないに同居どうきょする他た施設しせつ

• 八戸はちのへ店てんが建たつ前まえの当地とうちには三浦みうら哲郎てつろうの生家せいかがあった。
• さくら野のビルの正式せいしき名称めいしょうは「大学だいがく堂どうビル」である。入居にゅうきょする大学だいがく堂どう薬局やっきょくが名称めいしょうの由来ゆらいとなっている。
• 丸まる光ひかり時代じだいには地元じもと八戸はちのへ出身しゅっしんの菊地きくち陽子ようこが幼少ようしょう期きに描えがいた絵えがシャッターに描えがかれていた（集英社しゅうえいしゃ発行はっこうのアイドル雑誌ざっし『明星みょうじょう』にも写真しゃしんが掲載けいさいされた）。
• 地上ちじょう6階かい・地下ちか1階かいの構造こうぞうで、屋上おくじょう部ぶにはかつての展望てんぼう台だい（現在げんざいは閉鎖へいさ）も設置せっちされている。
• 4階かい - 6階かいと地下ちか1階かい部分ぶぶんについては、1階かい - 3階かいよりも天井てんじょうが低ひくくなっている。
• エスカレーターについても、1階かい - 3階かい方向ほうこうでは2人ふたり分ぶんのスペースであるが、3階かい - 6階かい方向ほうこうおよび1階かい - 地下ちか1階かい方向ほうこうについては1人ひとり分ぶんのスペースである。筐体きょうたいそのものは丸まる光ひかり時代じだいのからのものだが、上のぼりの全すべてと下くだりの一部いちぶの機構きこうが新あたらしいものに更新こうしんされている。
• ビル内ないのロッテリアの跡地あとちに貴金属ききんぞく買取かいとり専門せんもん店てんが入居にゅうきょしている。
• ビル内ないの入口いりくちと独立どくりつしたスペースに「街まちカフェみなと」が入居にゅうきょしている。
• 隣となりのさくら野の駐車ちゅうしゃ場じょうはさくら野の各階かくかいと連結れんけつしている。
• 隣となりの「カネイリビル」はさくら野のに直接ちょくせつ連結れんけつしており、相互そうご連絡れんらくが可能かのうである。
• 隣となりの「はっち」は老朽ろうきゅう化かが進すすんださくら野のの新築しんちく時じに連絡れんらく通路つうろを新設しんせつできる設計せっけいになっている。

弘前ひろさき店てん

さくら野の百貨店ひゃっかてん弘前ひろさき店てん
店舗てんぽ概要がいよう
所在地しょざいち	〒036-8092 青森あおもり県けん弘前ひろさき市し城東北じょうとうきた3丁目ちょうめ
座標ざひょう	北緯ほくい40度ど36分ふん24秒びょう 東経とうけい140度ど29分ふん45.1秒びょう
開業かいぎょう日び	1993年ねん（平成へいせい5年ねん）10月がつ1日にち カネ長ちょう武田たけだ百貨店ひゃっかてん弘前ひろさき店てん:1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）
正式せいしき名称めいしょう	さくら野の百貨店ひゃっかてん弘前ひろさき店てん
施設しせつ管理かんり者しゃ	さくら野の百貨店ひゃっかてん
商業しょうぎょう施設しせつ面積めんせき	24,491 m²
駐車ちゅうしゃ台数だいすう	2,200台だい
前身ぜんしん	カネ長ちょう武田たけだ百貨店ひゃっかてん弘前ひろさき店てん ダックシティカネ長ちょう武田たけだ弘ひろし前ぜん店みせ 弘前ひろさきビブレ
最寄駅もよりえき	弘前ひろさき駅えき
最さい寄よせIC	東北自動車道とうほくじどうしゃどう・大鰐おおわに弘ひろし前ぜんIC
Sakurano

弘前ひろさき市しの城東じょうとう地区ちく（JR・弘ひろ南みなみ鉄道てつどう弘前ひろさき駅えきからみて若干じゃっかん北東ほくとう側がわの位置いち）に所在しょざいする郊外こうがい型がた店舗てんぽ。地上ちじょう4階かい建だての本館ほんかんに加くわえ、車道しゃどうを挟はさんで斜ななめ向むかいに立体りったい駐車ちゅうしゃ場じょう併設へいせつの別館べっかん「ラフォルテ」、また「ラフォルテ」に隣接りんせつする形かたちでシネマコンプレックスのイオンシネマ弘前ひろさき（旧きゅうワーナー・マイカル・シネマズ）があり、これらを総称そうしょうして「弘前ひろさきさくら野のシティ」と呼よばれる場合ばあいがある。

沿革えんかく

1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）3月がつ6日にちに中三なかさん弘前ひろさき店てんと隣接りんせつして土手どて町まちに開店かいてんしたカネ長ちょう武田たけだ百貨店ひゃっかてん弘前ひろさき店てん が経営けいえい母体ぼたいの再編さいへんに伴ともなって百貨店ひゃっかてん連合れんごう、ダックシティ、ダックビブレに引継ひきつがれて店名てんめいもダックシティカネ長ちょう武田たけだ弘ひろし前ぜん店みせ へ変遷へんせんし営業えいぎょうを続つづけてきた。（ダックビブレ#ダックシティカネ長ちょう武田たけだ弘ひろし前ぜん店みせを参照さんしょう）

1993年ねん（平成へいせい5年ねん）10月がつ1日にち に土手どて町まちの旧きゅう店舗てんぽを閉店へいてんして弘前ひろさき市し郊外こうがい（城東北じょうとうきた）の現在地げんざいちに弘前ひろさきビブレとして移転いてん。

1994年ねん（平成へいせい6年ねん）9月がつに弘前ひろさきビブレと隣接りんせつする形かたちでシネマコンプレックスのワーナー・マイカル・シネマズ弘前ひろさきを開設かいせつ。

2002年ねん（平成へいせい14年ねん）10月がつに経営けいえい母体ぼたいのダックビブレの破綻はたんとその後ごの再建さいけんに伴ともなってさくら野の百貨店ひゃっかてん弘前ひろさき店てんとなり、その後ご運営うんえいする企業きぎょうは初代しょだいさくら野の百貨店ひゃっかてんからさくら野の東北とうほくそして3代目だいめさくら野の百貨店ひゃっかてんと変遷へんせんしている ものの店名てんめいはこの間あいだ同一どういつで営業えいぎょうしている。

2013年ねん（平成へいせい25年ねん）2月がつに食料しょくりょう品ひん売場うりばを約やく2,600m²から約やく2,000m²に縮小しゅくしょうして他たの品目ひんもくの売場うりばに転換てんかんするなど改装かいそうを行おこなう計画けいかくが進すすみ、 残のこった約やく600m²には現在げんざい、薬局やっきょく（ドラッグストア）が入はいっている。

施設しせつ構成こうせい

• 本館ほんかん
  • 1階かいから3階かいがメインの売場うりばであり、1階かいは食料しょくりょう品ひんと銘めい店てん・服飾ふくしょく雑貨ざっか・化粧けしょう品ひん・不二家ふじやショップ・都市とし型がたドラッグストアのスーパードラッグアサヒ、2階かいは紳士しんし服ふく・婦人ふじん服ふく、3階かいは呉服ごふく・子供こども服ふく・雑貨ざっか・生活せいかつ用品ようひんとメガネ（富士ふじメガネが運営うんえい）・文具ぶんぐ・ヴィレッジヴァンガード・CD（バンダレコードが運営うんえい）・書籍しょせき（宮脇みやわき書店しょてんが運営うんえい）・サンキューマート・セリアなどをそれぞれ主体しゅたいとしたフロアで構成こうせいされている。1階かいにはマクドナルド・北きたの綿雪わたゆき、2階かいにはカフェ、3階かいには和食わしょくレストランがあるほか、別館べっかん「ラフォルテ」内ないでも飲食いんしょく店てんが営業えいぎょうしている。ビブレ時代じだいから28年間ねんかん、熱帯魚ねったいぎょなどの観賞かんしょうができた「アクアリウム渡嘉敷とかしき水槽すいそう」という大型おおがたの水槽すいそうが存在そんざいしていたが、2021年ねん11月2日にちをもって展示てんじを終了しゅうりょうした。
  • 4階かいはゲームセンター（ソユーが運営うんえい）とレストラン・中華ちゅうかレストラン・ラーメン・そば・パキスタン料理りょうりのレストラン街がいのほか、天然てんねん温泉おんせん「岩木いわき 天望てんぼうの湯ゆ」や展示てんじ・イベントで使用しよう可能かのうな文化ぶんかホールで構成こうせいされている。かつては弘前ひろさきねぷたの展示てんじコーナーと津軽つがる地方ちほう各地かくちの特産とくさん品ひん・名産めいさん品ひんを販売はんばいするスペース「津軽つがる遊学ゆうがく館かん」、ホテル「RICORSO HIROSAKI」も存在そんざいしていた。
  • 岩木いわき天望てんぼうの湯ゆ
    • 天然てんねん温泉おんせんホテル「RICORSO HIROSAKI」（リコルソ弘前ひろさき）の跡地あとちを改装かいそう、宿泊しゅくはく機能きのうを廃止はいしした温泉おんせん施設しせつ。新あらたに女性じょせい限定げんていで岩盤がんばん浴よく、男性だんせい限定げんていで高温こうおんサウナを備そなえる。2022年ねん4月がつ22日にちに開業かいぎょう予定よてい。
      • 利用りよう料金りょうきん
        • 450円えん / 併設へいせつフィットネスジム「StyleFit弘前ひろさき」会員かいいん：350円えん
      • 営業えいぎょう時間じかん
        • 温泉おんせん入浴にゅうよく　10:00 - 23:00
    • 弘前ひろさきビブレ時代じだいから本館ほんかん4階かいにプール付つきホテルの「RISONARE MELA」（リゾナーレ メラ）→「EXCCELENT MELA」（エクセラン メラ）が営業えいぎょうしていたが、2004年ねん2月がつごろに閉鎖へいさされ、同年どうねん12月がつには「ホテルさくら野の」 と「さくら野の温泉おんせん」が開業かいぎょうした。開業かいぎょう当初とうしょ「さくら野の温泉おんせん」は24時じ間あいだ営業えいぎょうであったが、2005年ねん秋あきより営業えいぎょう時間じかんが10時じから深夜しんや1時じ、2006年ねん（詳細しょうさい時期じき不ふ詳しょう）には深夜しんや0時じまでに短縮たんしゅくされ、その後ご6時じから9時じまでは早朝そうちょう営業えいぎょうもしていた（早朝そうちょう営業えいぎょうでは岩盤がんばん浴よくの利用りよう不可ふか）。2006年ねんごろまでは利用りよう料金りょうきん1500円えんで岩盤がんばん浴よくも利用りよう出来できたが、1000円えんに値下ねさげしてからは岩盤がんばん浴よく利用りよう料金りょうきんとして700円えんが別途べっと必要ひつようとなっていた。その後ご、2009年ねん3月がつをもって「ホテルさくら野の」と「さくら野の温泉おんせん」は閉店へいてんした。
    • 2009年ねん4月がつ、前月ぜんげつに閉店へいてんした「ホテルさくら野の」と「さくら野の温泉おんせん」に代かわり、天然てんねん温泉おんせんホテル「RICORSO HIROSAKI」が開業かいぎょうしたが、2021年ねん8月がつ31日にちをもって営業えいぎょうを終了しゅうりょうした。その後ご温泉おんせん部分ぶぶんは改装かいそうを経へて「岩木いわき天望てんぼうの湯ゆ」として存続そんぞくしたが、宿泊しゅくはく機能きのうは失うしなわれた。「さくら野の温泉おんせん」時代じだいは入口いりくちで靴くつを脱ぬぐ方式ほうしきであったが、「RICORSO HIROSAKI」では温泉おんせん入口いりくち（休憩きゅうけい室しつ入口いりくち）で靴くつを脱ぬぐ方式ほうしきに変更へんこうされた。岩盤がんばん浴よくは安全あんぜん性せいのため中学生ちゅうがくせい以上いじょうの利用りようとなっている。
• ラフォルテ
  • 1階かいはかつて「ホビー館かん」の名称めいしょうで主おもに雑貨ざっかなどを取とり扱あつかう店舗てんぽであったが、現在げんざいはカジュアル衣料いりょう品ひんを扱あつかうRight-onやモンベル・SPC・ドトールコーヒーなどが入居にゅうきょ。また2階かいでは、当初とうしょ「一いち兆ちょうVボウル」（ボウリング場じょう）が入居にゅうきょしており、その後ご「エスタディオVボウル弘前ひろさき」→「マスターズVボウル弘前ひろさき」→「Vボウルカフェ弘前ひろさき」と名称めいしょうが変かわり、現在げんざいは「弘前ひろさきファミリーボウル」とソユーが運営うんえいしていたゲームセンター（2017年ねん8月がつ31日にち閉店へいてん）跡地あとちには2018年ねん5月1日にちに「カラオケスタジアム」（カラオケボックス）がオープンし営業えいぎょう中ちゅう。
• イオンシネマ弘前ひろさき
  • 「ワーナー・マイカル・シネマズ弘前ひろさき」として1994年ねん9月がつ23日にち開館かいかん（6スクリーン、1297席せき）。2013年ねん7月がつ1日にちに「イオンシネマ弘前ひろさき」へ改称かいしょうした。
  • ワーナー・マイカル・シネマズとしては全国ぜんこく5番目ばんめかつ東北とうほく初はつの劇場げきじょうかつ東北とうほく初はつのシネマコンプレックスであり、現存げんそんするイオンシネマの中なかでは海老名えびな（ワーナー・マイカル・シネマズ第だい1号館ごうかん）に次ついで古ふるい。
  • ワーナー・マイカル・シネマズが初期しょきに展開てんかいした劇場げきじょう（海老名えびな・東岸とうがん和田わだ・高岡たかおか・宇多津うたづ）はすべて駅前えきまえ型がたの立地りっちであったが、当館とうかんは完全かんぜんなる郊外こうがい型がたの劇場げきじょうであり、郊外こうがい型がたシネマコンプレックスの先駆さきがけとなった。

交通こうつうアクセス

• 国道こくどう7号ごう弘前ひろさきバイパスにも近接きんせつし、2,200台だい収容しゅうようの平面へいめん・立体りったい駐車ちゅうしゃ場じょうが併設へいせつされていることから、マイカーでのアクセスも比較的ひかくてき容易よういであり、地元じもとの弘前ひろさき市し・黒石くろいし市し・平川ひらかわ市しなど津軽つがる地方ちほう一いち円えんの各かく市町村しちょうそんのみならず、秋田あきた県けん北部ほくぶの大館おおだて市し・北秋田きたあきた市しなどからの買かい物もの客きゃくがいるほか、弘前ひろさきバスターミナルや弘前ひろさき駅えき城東じょうとう口こうから城東じょうとう環状かんじょう100円えんバスも乗のり入いれているため、列車れっしゃを利用りようしてくる買かい物もの客きゃくも少すくなくない。

北上ほくじょう店てん

TMさくら野の Twin Maill Sakurano Kitakami
店舗てんぽ概要がいよう
所在地しょざいち	〒024-0094 岩手いわて県けん北上ほくじょう市し本通ほんどおりツインモールプラザ東館ひがしたて
座標ざひょう	北緯ほくい39度ど17分ふん17.8秒びょう 東経とうけい141度ど6分ふん56.5秒びょう
開業かいぎょう日び	2000年ねん（平成へいせい12年ねん）3月3日にち
正式せいしき名称めいしょう	さくら野の百貨店ひゃっかてん北上ほくじょう店てん→ツインモールさくら野の
施設しせつ所有しょゆう者しゃ	北上ほくじょう都心としん開発かいはつ
施設しせつ管理かんり者しゃ	いわて北上ほくじょうリテールマネジメント 北上ほくじょう都心としん開発かいはつ
商業しょうぎょう施設しせつ面積めんせき	約やく28,000 m2
駐車ちゅうしゃ台数だいすう	1,600台だい
前身ぜんしん	北上ほくじょうビブレ
最寄駅もよりえき	北上ほくじょう駅えき
最さい寄よせIC	東北自動車道とうほくじどうしゃどう・北上きたかみ江釣子えづりこIC
Sakurano

2000年ねん（平成へいせい12年ねん）3月がつに岩手いわて県けん北上ほくじょう市し本通ほんどおりの市街地しがいち再さい開発かいはつ事業じぎょうで竣工しゅんこうした「ツインモールプラザ東館ひがしたて」にダックビブレが経営けいえいする北上ほくじょうビブレとして開業かいぎょうし、経営けいえい母体ぼたいのダックビブレの破綻はたんとその後ごの再建さいけんに伴ともなって2002年ねん（平成へいせい14年ねん）10月がつにさくら野の百貨店ひゃっかてん北上ほくじょう店てんとなり、その後ご運営うんえいする企業きぎょうは、初代しょだいさくら野の百貨店ひゃっかてんからさくら野の東北とうほく、そして3代目だいめさくら野の百貨店ひゃっかてんと変遷へんせんしている ものの、店名てんめいは2023年ねん8月がつまで同一どういつだった。なお、東北とうほく地方ちほうでは新規しんき出店しゅってん最後さいご発はつの百貨店ひゃっかてんである。

従来じゅうらい1 - 4階かいを賃借ちんしゃくして売場うりばとしてきたうちの3階かいの40%と4階かいの売場うりばでの営業えいぎょうを終了しゅうりょうさせて2010年ねん（平成へいせい22年ねん）9月がつから衣料いりょうや雑貨ざっか、飲食いんしょくなどの外部がいぶテナントを導入どうにゅうするという北上ほくじょう店てんの大幅おおはばな規模きぼ縮小しゅくしょうを伴ともなう大だい改装かいそうを行おこない 経営けいえい効率こうりつの改善かいぜんを目指めざした。

この改装かいそうに伴ともなってビルを所有しょゆう・管理かんりしている北上ほくじょう都心としん開発かいはつは賃貸ちんたいが返上へんじょうされた約やく3,000m²の新あらたなテナントを募集ぼしゅうを行おこなう など対応たいおうに追おわれると共ともに、国くにから借かりている市街地しがいち再さい開発かいはつ事業じぎょう資金しきんの返済へんさいを5年間ねんかん先さき延のばしたため、その間あいだ北上ほくじょう市しが肩代かたがわりを余儀よぎなくされるなどの影響えいきょうが生しょうじている。

2023年ねん（令れい和わ5年ねん）に賃料ちんりょう負担ふたんの重荷おもにを理由りゆうに本社ほんしゃが家主やぬしの北上ほくじょう都心としん開発かいはつへ2024年ねん3月がつの出店しゅってん終了しゅうりょうを申もうし入いれたが、家主やぬしが店舗てんぽ運営うんえいを引ひき取とり、本社ほんしゃへロイヤリティを支払しはらうフランチャイズ方式ほうしきで継続けいぞくすることで合意ごういしたことが報ほうじられた。同年どうねん8月がつにかつての仙台せんだい店てんと同様どうように新設しんせつ分割ぶんかつ会社かいしゃ「株式会社かぶしきがいしゃいわて北上ほくじょうリテールマネジメント」へ店舗てんぽの権利けんりや従業じゅうぎょう員いんの承継しょうけいとともに新しん会社かいしゃの株式かぶしきが家主やぬしに売却ばいきゃくされ、北上ほくじょう店てんから『TM（ツインモール）さくら野の』の店名てんめい称しょうに変更へんこうした。これにより日本にっぽん百貨店ひゃっかてん協会きょうかい非ひ加盟かめいとなったが、全国ぜんこく百貨店ひゃっかてん共通きょうつう商品しょうひん券けんの利用りよう（販売はんばいは終了しゅうりょう）や、「さくら野のカード《セゾン》」の共通きょうつう利用りようは変更へんこうない。

施設しせつ構成こうせいなど

• 岩手いわて県けん北上ほくじょう市しの中心ちゅうしん部ぶに位置いちする都市とし型がたショッピングモール「ツインモールプラザ」の東ひがし館かんとして営業えいぎょうしている（北緯ほくい39度ど17分ふん17.8秒びょう 東経とうけい141度ど6分ふん56.5秒びょう）。
  • さくら野の百貨店ひゃっかてんの売場うりばは東ひがし館かんの1階かいから4階かいで、1階かいが食料しょくりょう品ひん（生鮮せいせん・一般いっぱん食品しょくひん部門ぶもん及およびインストアベーカリーコーナーはいわて生活せいかつ協同きょうどう組合くみあいのスーパーマーケット『ベルフ北上ほくじょう』が運営うんえい）とファッショングッズ・婦人ふじん靴くつ・化粧けしょう品ひん・フラワーショップ・薬局やっきょく（弘前ひろさき店てんと同様どうよう都市とし型がたドラッグストアのスーパードラッグアサヒが運営うんえい）・催事さいじ場じょう、2階かいが婦人ふじん服ふく・紳士しんし服ふく・子供こども服ふく・下着したぎ・呉服ごふく・時計とけい・宝石ほうせきと軽食けいしょく喫茶きっさ、3階かいがインテリア・生活せいかつ用品ようひんとカジュアルウェア（ライトオンがテナントとして入居にゅうきょの上うえ運営うんえい）・靴くつ（紳士しんし靴くつ・スポーツシューズ・カジュアルシューズ。シュープラザが運営うんえい）・メガネ・100円えんショップ（セリアが運営うんえい）・手芸しゅげい用品ようひん（クラフトハートトーカイが運営うんえい）、4階かいは書籍しょせき・文具ぶんぐ・雑貨ざっかとゲームコーナー（ソユーの運営うんえい）・レストラン街がいの各かくフロアで構成こうせいされている。
  • 1階かいのフラワーショップ、2階かいの呉服ごふく・時計とけい・宝石ほうせき売場うりば、3階かいのメガネコーナー、4階かいの書籍しょせき売場うりばはそれぞれ地元じもと資本しほんの専門せんもん店てんが入居にゅうきょし営業えいぎょうしている。
  • 1階かい食料しょくりょう品ひん売場うりばには休憩きゅうけい・イートインスペースを兼かねたフードコートも併設へいせつされ、サブウェイ・ドトールコーヒー・一口ひとくち茶屋ちゃやなどの各種かくしゅファストフード店みせが入居にゅうきょしている。
  • 5階かいには弘前ひろさき・福島ふくしまと同様どうようにシネマコンプレックスのイオンシネマ北上ほくじょう（旧きゅう：ワーナー・マイカル・シネマズ）が入居にゅうきょしている。
• 東ひがし館かん2階かいと西にし館かん2階かいとは『りぼん橋きょう』の愛称あいしょうを持もつ連絡れんらく通路つうろで繋つながっており、東ひがし館かんは北上ほくじょう市し本通ほんどおり二に丁目ちょうめ・西館にしだては新穀しんこく町まち一いち丁目ちょうめのため番地ばんちが異ことなる。
• 道路どうろを挟はさんだツインモールプラザ西にし館かんはさくら野のではなく北上ほくじょう都心としん開発かいはつの管轄かんかつであり、1, 2階かいは2021年ねん3月がつに北上ほくじょう市し保健ほけん子育こそだて複ふく合あい施設しせつhoKkoが開設かいせつ。7，8階かいは北上ほくじょう都心としん開発かいはつがフランチャイズ経営けいえいするコナミスポーツクラブが入居にゅうきょしている。3階かいから6階かいは市営しえい立体りったい駐車ちゅうしゃ場じょうとなっている。
• 1,600台だい収容しゅうようの駐車ちゅうしゃ場じょう（収容しゅうよう台数だいすうは上述じょうじゅつの市営しえい/西館にしだて両りょう立体りったい駐車ちゅうしゃ場じょうの合計ごうけい）を備そなえ、国道こくどう4号ごう北上ほくじょうバイパスと国道こくどう107号ごうとの交差点こうさてんや東北自動車道とうほくじどうしゃどう北上きたかみ江釣子えづりこICにも近ちかい位置いちにあることから、中心ちゅうしん市街地しがいちの都市とし型がた店舗てんぽながらマイカーでも比較的ひかくてきスムーズにアクセスできる。このこともあって地元じもとの岩手いわて県内けんないのみならず、隣接りんせつする秋田あきた県けん南部なんぶからの買かい物もの客きゃくの利用りようもある。百貨店ひゃっかてんとしての機能きのうだけでなく、郊外こうがい型がたショッピング・モールとしての要素ようそもあり、休日きゅうじつになると家族かぞく連づれなどで賑にぎわい、周辺しゅうへん道路どうろが混雑こんざつする。
• 2012年ねんに2ヶ所かしょのバス停ばすていが「まちなかターミナル」(本通ほんどおり二に、本石もといし町まち一いち)として再さい整備せいびされ、基本きほん的てきに道路どうろの反対はんたい側がわへ渡わたる必要ひつようが無なくなり、北上ほくじょう駅えき行いきとそれ以外いがいの各かく路線ろせんが隣接りんせつするバス停ばすていに停とままるようになった。

かつて存在そんざいした店舗てんぽ

かつて同どうグループに所属しょぞくしたさくら野の百貨店ひゃっかてん仙台せんだい店てん（仙台せんだい市し）についてはエマルシェを参照さんしょう。

福島ふくしま店てん

さくら野の百貨店ひゃっかてん福島ふくしま店てん
さくら野の百貨店ひゃっかてん福島ふくしま店てんが入居にゅうきょしていた建物たてもの （現在げんざいの曽根田そねだショッピングセンター（MAXふくしま））
店舗てんぽ概要がいよう
所在地しょざいち	〒960-8051 福島ふくしま県けん福島ふくしま市し曾根田そねだ町まち（現げん：曽根田そねだ町まち）
座標ざひょう	北緯ほくい37度ど45分ふん31.8秒びょう 東経とうけい140度ど27分ふん36.3秒びょう
開業かいぎょう日び	初代しょだい店舗てんぽ:1948年ねん（昭和しょうわ23年ねん） 2代目だいめ店舗てんぽ:1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）11月13日にち 3代目だいめ店舗てんぽ：1998年ねん（平成へいせい10年ねん）3月がつ1日にち
閉業へいぎょう日び	2005年ねん（平成へいせい17年ねん）3月がつ21日にち
施設しせつ所有しょゆう者しゃ	三井みつい住友すみとも銀ぎんリース
商業しょうぎょう施設しせつ面積めんせき	16,261 m²
店舗てんぽ数すう	32店てん
駐車ちゅうしゃ台数だいすう	1,000台だい
前身ぜんしん	山田やまだ呉服ごふく店てん 山田やまだ百貨店ひゃっかてん ダックシティ山田やまだ福島ふくしま店てん 福島ふくしまビブレ
後身こうしん	曽根田そねだショッピングセンターMAXふくしま
最寄駅もよりえき	曾根田そねだ駅えき 福島ふくしま駅えき
Sakurano

1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）に山田やまだ呉服ごふく店てんとして創業そうぎょうし、1948年ねん（昭和しょうわ23年ねん）に福島ふくしま県けん福島ふくしま市しの本町通ほんちょうどおりに百貨店ひゃっかてんを開業かいぎょうし、1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）11月13日にちにJR福島ふくしま駅前えきまえの平和へいわビルに移転いてん・増ぞう床ゆかした山田やまだ百貨店ひゃっかてん が、経営けいえい母体ぼたいの再編さいへんに伴ともなって百貨店ひゃっかてん連合れんごう、ダックシティ、ダックビブレに引ひき継つがれて、店名てんめいもダックシティ山田やまだ福島ふくしま店てん、福島ふくしまビブレ と変遷へんせんしながら営業えいぎょうを続つづけた。

1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）6月19日にちには同おなじ平和へいわビル内ないにあったハトヤストアの売うり場ばを引継ひきついで売場うりば面積めんせき12,251m²を増ふえ床ゆか して、東北新幹線とうほくしんかんせん開業かいぎょうに合あわせて福島ふくしま駅えき西口にしぐちの昭栄しょうえい製糸せいし工場こうじょう跡あとに進出しんしゅつしたイトいとーヨよーカ堂かどう などに対抗たいこうし続つづけた。

1993年ねん（平成へいせい5年ねん）3月がつにマイカルの経営けいえい方針ほうしんで同社どうしゃの店舗てんぽブランドであるビブレを用もちいることになって福島ふくしまビブレと改称かいしょうし、山田やまだ百貨店ひゃっかてんの名称めいしょうは完全かんぜんに姿すがたを消けすこととなった。

1998年ねん（平成へいせい10年ねん）3月がつに山田やまだ百貨店ひゃっかてんから引ひき継ついだJR福島ふくしま駅えき東口ひがしぐちの平和へいわビルの旧きゅう店舗てんぽを閉店へいてんし、1000台だい収容しゅうようの立体りったい駐車ちゅうしゃ場じょうや7館かんからなるシネマコンプレックスを持もつJR福島ふくしま駅えき北側きたがわの福島ふくしま市し曾根田そねだ町まち（現げん：曽根田そねだ町まち）の新しん店舗てんぽへ移転いてんして 営業えいぎょうを引ひき継つぎ、若わかい女性じょせいを主要しゅよう顧客こきゃくとして2001年ねん（平成へいせい13年ねん）2月がつ期きには売上うりあげ高だか約やく90億おく円えん を上あげた。

翌年よくねん2002年ねん（平成へいせい14年ねん）2004年ねん（平成へいせい16年ねん）2月がつ期きには売上うりあげ高だか55億おく8300万まん円えん に落おち込こみ、2002年ねん（平成へいせい14年ねん）3月がつから賃料ちんりょうの3割わり減免げんめんを受うけて年間ねんかん3億おく～4億おく円えんの負担ふたん軽減けいげんがされていた にもかかわらず2億おく円えん弱じゃくの赤字あかじ に陥おちいった。

しかし同年どうねん9月14日にち、親会社おやがいしゃのマイカルと同時どうじにダックビブレも経営けいえい破綻はたん。経営けいえい母体ぼたいの破綻はたんの影響えいきょうで、信用しんよう不安ふあんから売うれ筋すじ商品しょうひんが1年ねん近ちかく入はいらなくなって一気いっきに客足きゃくあしが遠とおのいた。その後ごの再建さいけん策さくにより、2002年ねん（平成へいせい14年ねん）3月がつから賃料ちんりょうの3割わり減免げんめんを受うけて年間ねんかん3億おく円えんから4億おく円えんの負担ふたん軽減けいげんがなされ、9月にさくら野の百貨店ひゃっかてん福島ふくしま店てんに名称めいしょう変更へんこう して再さいスタートを切きったが、2001年ねん（平成へいせい13年ねん）2月がつの高速こうそくバスにおける規制きせい緩和かんわによって仙台せんだい - 福島ふくしま線せんにて増便ぞうびん・運賃うんちん値下ねさげ競争きょうそうが年々ねんねん激はげしさを増まし、仙台せんだい市しに買物かいもの客きゃくが流出りゅうしゅつ。2004年ねん（平成へいせい16年ねん）2月がつ期きには売上うりあげ高だか55億おく8300万まん円えん に落おち込こみ、2億おく円えん弱じゃくの赤字あかじ に陥おちいった。

賃料ちんりょうの減免げんめんは当初とうしょ2年間ねんかんとされていたため、2003年ねん（平成へいせい15年ねん）7月がつから三井みつい住友すみとも銀ぎんリースと減免げんめん延長えんちょうの交渉こうしょうを行おこなったが決裂けつれつして、2004年ねん（平成へいせい16年ねん）10月28日にちに契約けいやく解除かいじょが決きまった。初代しょだいさくら野の百貨店ひゃっかてんは2005年ねん（平成へいせい17年ねん）3月21日にちに福島ふくしま店てんを閉店へいてんし、山田やまだ呉服ごふく店てんとして創業そうぎょうして以来いらい75年ねんの歴史れきしに終止符しゅうしふを打うった。

閉店へいてん後ごは、JR福島ふくしま駅前えきまえの福島ふくしま駅前通えきまえどおりのニュー福ぶくビルに贈答ぞうとう品ひんや制服せいふくなどを扱あつかうサテライト店てんを開設かいせつして、一部いちぶ業務ぎょうむを引ひき継ついだが、こちらも後のちに閉店へいてんした。

跡地あとちには、閉店へいてん直前ちょくぜんに福島ふくしま商工しょうこう会議かいぎ所しょなどの提案ていあんで福島ふくしま市役所しやくしょ移転いてんが検討けんとうされた が実現じつげんせず、2010年ねん（平成へいせい22年ねん）にビルを所有しょゆうしていた積水せきすいハウスから、福島ふくしま市しの第だい三さんセクター福島ふくしままちづくりセンターが約やく9億おく円えんで土地とちと建物たてものを取得しゅとくし、同年どうねん11月がつ25日にちに同社どうしゃが運営うんえいするダイユーエイトを核かく店舗てんぽとする曽根田そねだショッピングセンターMAXふくしまが開業かいぎょうしている。

山田やまだ百貨店ひゃっかてんから福島ふくしまビブレ時代じだいまで入居にゅうきょしていた平和へいわビルは、福島ふくしまビブレが曾根田そねだ町まちへ移転いてん後ご、旧きゅう福島ふくしまビブレに隣接りんせつしていた中合なかごうが1998年ねんに出店しゅってんし、「中合なかごう福島ふくしま店てん・2番ばん館かん」として紳士しんし服ふくや食品しょくひんなどの売うり場ばを開設かいせつした が、後のちに耐震たいしん補強ほきょうなどの兼かね合あいから2017年ねん8月がつ31日にちに閉店へいてんしている（中合なかごうを参照さんしょう）。

石巻いしのまき店てん

前身ぜんしんである丸まる光ひかり石巻いしのまき店てん（1955年ねん - 1967年ねん、初代しょだい）、丸まる光ひかり石巻いしのまき店てん（2代目だいめ）及およびダックシティ丸まる光ひかり石巻いしのまき店てん（1967年ねん - 1996年ねん）についてはダックビブレ#ダックシティ丸まる光ひかり石巻いしのまき店てんを参照さんしょう。

さくら野の百貨店ひゃっかてん石巻いしのまき店てん
さくら野の百貨店ひゃっかてん石巻いしのまき店てんが入居にゅうきょしていたビル 現在げんざいの 石巻いしのまき市役所しやくしょ（2010年ねん4月がつ撮影さつえい)
店舗てんぽ概要がいよう
所在地しょざいち	〒986-0825 宮城みやぎ県けん石巻いしのまき市し穀こく町まち
座標ざひょう	北緯ほくい38度ど26分ふん3.3秒びょう 東経とうけい141度ど18分ふん9.5秒びょう
開業かいぎょう日び	1996年ねん（平成へいせい8年ねん）3月がつ
閉業へいぎょう日び	2008年ねん（平成へいせい20年ねん）4月がつ27日にち
延のべ床ゆか面積めんせき	約やく24,000 m2
商業しょうぎょう施設しせつ面積めんせき	14,592 m²
前身ぜんしん	石巻いしのまきビブレ
後身こうしん	エスタ→イオン石巻いしのまき駅前えきまえ店てん 石巻いしのまき市役所しやくしょ
最寄駅もよりえき	石巻いしのまき駅えき
最さい寄よせIC	三陸さんりく沿岸えんがん道路どうろ・石巻いしのまき河南かなんIC
Sakurano

1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）に宮城みやぎ県けん石巻いしのまき市しの橋はし通どおりに丸まる光ひかりが開店かいてんした丸まる光ひかり石巻いしのまき店てん を前身ぜんしんとする店舗てんぽ。丸まる光ひかり石巻いしのまき店てん（初代しょだい）から数かぞえて石巻いしのまき店てんとしては3代目だいめにあたり、1996年ねん3月がつにJR石巻いしのまき駅前えきまえに新しん店舗てんぽが完成かんせいすると、2代目だいめ店舗てんぽであるダックシティ丸まる光ひかり石巻いしのまき店てんから移転いてんし、ダックビブレ運営うんえいの石巻いしのまきビブレとして開店かいてんした。

マイカル及およびダックビブレの経営けいえい破綻はたんとその再建さいけんにより、ダックビブレがマイカルグループを離脱りだつし、商号しょうごうをさくら野の百貨店ひゃっかてん（初代しょだい）と改称かいしょうした2002年ねん10月がつにさくら野の百貨店ひゃっかてん石巻いしのまき店てんと店名てんめいを変更へんこうした。2005年ねん4月がつにさくら野の百貨店ひゃっかてんが民事みんじ再生さいせい計画けいかくに沿そってさくら野の東北とうほくを分割ぶんかつした 際さいには、さくら野の東北とうほく運営うんえいとなった。

開店かいてん当初とうしょ、シネマコンプレックス（ワーナー・マイカル・シネマズ）が入居にゅうきょしていた が、2007年ねん1月がつに郊外こうがいの蛇田へびた地区ちくに開業かいぎょうしたイオン石巻いしのまきショッピングセンター（後ごのイオンモール石巻いしのまき）へ移転いてんする形かたちで閉店へいてん、前後ぜんごして周辺しゅうへんに郊外こうがい型がた店てんの出店しゅってんが相次あいつぐなどして顧客こきゃくを奪うばわれて、売上うりあげ高だかがピーク時じの1998年ねんの約やく89億おく円えんから2007年ねん（平成へいせい19年ねん）に約やく36億おく円えんに減少げんしょうして2億おく円えんを超こえる赤字あかじとなった。2004年ねんから続つづく赤字あかじが拡大かくだいする恐おそれがあるとして 2008年ねん4月がつ27日にちに閉店へいてんして、1955年ねんの丸まる光ひかり以来いらい、石巻いしのまきでの同店どうてんの歴史れきしに終止符しゅうしふを打うった。

閉店へいてん後ご、さくら野の百貨店ひゃっかてんは石巻いしのまき店てん跡あととなる土地とち・建物たてもの及および現金げんきん2億おく円えんを石巻いしのまき市しに寄付きふし、閉店へいてんから約やく2ヵ月かげつ後ごの2008年ねん6月がつ28日にちに1階かい部分ぶぶんがスーパーを含ふくむ複ふく合あい商業しょうぎょう施設しせつエスタとして開業かいぎょうし、2010年ねん3月がつから石巻いしのまき市役所しやくしょが移転いてんした。旧きゅう庁舎ちょうしゃより市内しない各地かくちからのバスが便びんが良よく、高齢こうれい化か時代じだいにふさわしい立地りっちと評価ひょうかされている。

エスタは2011年ねん3月がつ11日にちに発生はっせいした東日本ひがしにっぽん大震災だいしんさいにより1階かい部分ぶぶんが浸水しんすいした為ため長期ちょうき休業きゅうぎょうとなった。その後ご、営業えいぎょう再開さいかいをしたものの震災しんさい後ごの中心ちゅうしん市街地しがいちの人口じんこう減げんなどの影響えいきょうで経営けいえい不振ふしんとなり、2017年ねん5月がつに閉店へいてん。閉店へいてん後ごも営業えいぎょうを続つづけていたテナントゾーンも2018年ねん中ちゅうに全すべて閉店へいてんとなった。2020年ねん4月がつ23日にちにイオン東北とうほく が1階かいの跡地あとちに居抜いぬき出店しゅってんし、イオン石巻いしのまき駅前えきまえ店てんをソフトオープン。エスタに出店しゅってんしていた食品しょくひんスーパーのように直営ちょくえい売場うりばを食料しょくりょう品ひんや日にち用品ようひんなどに特とく化かしたスーパーマーケット業態ぎょうたいとなり、100円えんショップ・かまぼこ・婦人ふじん服ふく・化粧けしょう品ひん・美容びよう室しつ・整骨せいこつ院いん・印章いんしょうといった専門せんもん店てんも出店しゅってんし、100円えんショップ以外いがいは以前いぜんエスタにも出店しゅってんしていた地元じもと店てんが中心ちゅうしんとなる。なお、本ほん店舗てんぽがイオン東北とうほく発足ほっそく後ご初はつの新規しんき店舗てんぽとなった。

プロ野球やきゅうの優勝ゆうしょう・応援おうえんセールの扱あつかい

さくら野の百貨店ひゃっかてんの前身ぜんしんの一ひとつであるカネ長ちょう武田たけだ百貨店ひゃっかてんの創業そうぎょう者しゃが、青森あおもり県内けんないのヤクルトの営業えいぎょう拠点きょてんである青森あおもりヤクルト販売はんばいを創業そうぎょうした経緯けいいから、東京とうきょうヤクルトスワローズの優勝ゆうしょう翌日よくじつや、クライマックスシリーズ・日本にっぽんシリーズ終了しゅうりょうの翌日よくじつから数すう日間にちかん青森あおもり県内けんない3店舗てんぽと北上ほくじょう店てんでセールを実施じっししている。

一方いっぽうでさくら野の百貨店ひゃっかてんは東北とうほく楽天らくてんゴールデンイーグルスのオフィシャルスポンサーであるため、2013年ねんに球団きゅうだんが優勝ゆうしょう・日本にっぽんシリーズ制覇せいはした際さいには優勝ゆうしょうセールが実施じっしされた。

このため、ヤクルトと楽天らくてんがどちらも優勝ゆうしょうするか、いずれかまたは両方りょうほうが2位い・3位いでもクライマックスシリーズを突破とっぱして日本にっぽんシリーズで対戦たいせんした場合ばあい、どのような形かたちでセールを行おこなうかは実例じつれいがないため未定みてい。

なお、百貨店ひゃっかてん連合れんごう→ダックシティ→ダックビブレ時代じだいに参加さんかしていたマイカルグループは1990年代ねんだいから経営けいえい破綻はたん直前ちょくぜんまで読売よみうりジャイアンツの応援おうえん活動かつどうを行おこなっていたが、この間あいだも青森あおもり県けんでは独自どくじにヤクルトの応援おうえん活動かつどうを行おこなっていた。

関連かんれん事業じぎょう

• クレジットカード事業じぎょう
  • さくら野のセゾンカード

    2008年ねん5月がつ1日にちから発行はっこうが開始かいしされた、クレディセゾン発行はっこう・提携ていけいによるクレジットカード。

  • さくら野のカード

    マイカルグループ時代じだいに系列けいれつ企業きぎょうであったマイカルカード（現在げんざいのポケットカード）との提携ていけいによるカード。2008年ねんにさくら野のセゾンカードの募集ぼしゅうを開始かいししたことに伴ともない、新規しんき加入かにゅうを停止ていししている。

関連かんれん項目こうもく

• 髙島屋や - かつての提携ていけい先さき

外部がいぶリンク

• さくら野の百貨店ひゃっかてん

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