アンナ・ボレーナ
『アンナ・ボレーナ』(Anna Bolena)は、ガエターノ・ドニゼッティが
原作 :イッポリト・ピンデモンテの小説 『エンリーコ8世 、またはアンナ・ボレーナ(Enrico VIII ossia Anna Bolena )』及 びアレサンドロ・ペーポリ『アンナ・ボレーナ』台本 :フェリーチェ・ロマーニ
「ドニゼッティ
役柄 及 び上演 史
[イングランド |
ソプラノ | ジュディッタ・パスタ |
イングランド |
バス | フィリッポ・ガッリ |
ジョヴァンナ・セイモー (ジェーン・シーモア), アンナの |
メゾソプラノ | エリザ・オルランディ |
ロシュフォール |
バス | ロレンツォ・ビオンディ |
リッカルド・ペルシー |
テノール | ジョヴァンニ・バティスタ=ルビーニ |
スメトン (マーク・スミートン), |
コントラルト | ヘンリエッテ・ラロシュ |
エルヴェイ, |
テノール | アントニオ・クリッパ |
1830
初演 から19世紀 後半 にかけての状況
1830
- 1950
年代 まで
20
- 1960
年代 以降
1960
- 21
世紀 以降
第 1幕
- 1
導入 :「王 は来 られたのか?」 Né venne il Re? (合唱 ) - 2 ジョヴァンナの
登場 :「王妃 が私 をお呼 びになった」 Ella di me sollecita (ジョヴァンナ) - 3 シェーナとロマンツァ - アンナのカヴァティーナ:「ああ、
取繕 わないで」 Deh non voler costringere (スメトン) - 「ああ、この純真 な若者 は」Come, innocente giovane (アンナ、合唱 ) - 4 シェーナと
二重唱 :「余 の持 つすべての光 は」Tutta in voi la luce mia (エンリーコ、ジョヴァンナ) - 5 シェーナとカヴァティーナ:「
彼女 を失 ったあの日 から」 Da quel dì che, lei perduta (ペルシー、ロシュフォール、合唱 ) - 6 シェーナと
五 重唱 :「私 は感 じた、この手 の上 を」 Io sentii sulla mia mano (アンナ、エンリーコ、エンリーコ、ペルシー、ロシュフォール、合唱 ) - 7 シェーナとカヴァティーナ:「ああ、
恍惚 の余 り」Ah, parea che per incanto (スメトン) - 8 シェーナと
二重唱 :「国王 が君 を憎 んでも、私 は君 を今 でも愛 している」 S'ei t'abborre, io t'amo ancora (ペルシー、アンナ) - 9
第 1幕 フィナーレ:「皆 、黙 っておるのか、震 えているのか」Tace ognuno, è ognun tremante (エンリーコ、スメトン、 ペルシー、アンナ、ロシュフォール、ジョヴァンナ、合唱 )
第 2幕
- 10
導入 :「ああ、どこに行 ってしまったのか」 Oh, dove mai ne andarono (合唱 ) - 11 シェーナと
二重唱 :「神 がその者 の頭上 に」 Sul suo capo aggravi un Dio (アンナ、ジョヴァンナ) - 12
合唱 、シェーナと三重唱 :「どうなった?裁判官 の前 に」 Ebben? Dinanzi ai giudici -「2人 とも死 ぬがよい、不実 な者 どもめ」Ambo morrete, o perfidi (エンリーコ、アンナ、ペルシー) - 13 シェーナとアリア:「このような
手 に負 えぬ炎 は」 Per questa fiamma indomita (ジョヴァンナと合唱 ) - 14 レチタティーヴォ、シェーナとアリア :「
君 は生 きるのだ、私 はそれを望 む」Vivi tu, te ne scongiuro (ペルシー) - 15
合唱 :「一体 誰 が直視 できよう」 Chi può vederla a ciglio asciutto - 16
狂乱 の場 及 び第 2幕 フィナーレ: 「あなたたちは、泣 いているの?」Piangete voi? -「あの場所 に連 れて行 って」 Al dolce guidami (アンナ) -「邪悪 な夫婦 よ」 Coppia iniqua
あらすじ
[時 :1536年 場所 [9]:ロンドン及 びウィンザー城 、そしてロンドン塔 第 1幕 第 1場 :夜 、ウィンザー城 の王妃 の居室 宮廷 の人々 が、国王 エンリーコがすでに王妃 アンナを見捨 て、新 たな女性 に夢中 になっていることを噂 をしている(「王 は来 られたのか?」 Né venne il Re?)。そこへ、王妃 が信頼 する侍女 であるジョヴァンナがやってくる。しかし、彼女 こそ国王 の新 しい愛人 である。自分 を信頼 する王妃 を裏切 っていくことに罪 の意識 をいだくジョヴァンナ(「王妃 が私 をお呼 びになった」Ella di me sollecita)。そこへアンナが現 れる。沈 む気持 ちを慰 めるために、小姓 であるスメトンに歌 を所望 する。ひそかに王妃 を愛 するスメトンは、その気持 ちを託 して歌 う(「ああ、取繕 わないで」 Deh non voler costringere)。しかし、王妃 は耐 えきれなくなりそれを止 める。王 の心変 わりと王妃 としての栄華 のはかなさを悲 しむアンナ(「ああ、この純真 な若者 は」Come, innocente giovane )。夜明 け近 くなり、もはや国王 が来 ないと悟 った彼女 は、眠 りに就 くために退場 する。ジョヴァンナ以外 の人々 も王妃 に付 き添 う。1人 残 るジョヴァンナの元 に国王 エンリーコがやってくる。王 は、アンナと離婚 しジョヴァンナを王妃 に迎 えようとしている。王妃 になれば、この世 の栄華 を共 に分 かち合 えると囁 く国王 (「余 の持 つすべての光 は」Tutta in voi la luce mia)。それに対 して、ジョヴァンナは、このような神 に祝福 されない関係 を断 ち切 りたいと懇願 する。王妃 の元 に戻 るよう願 うジョヴァンナに対 しエンリーコは「アンナは余 を裏切 っていた」として、暗 に婚姻 の解消 をほのめかす。王 のたくらみを恐 れるジョヴァンナだが、王 を止 めることはできない。
第 1幕 第 2場 :昼 。ウィンザー城内 の庭園 別々 の方向 から、ペルシーとアンナの弟 ロシュフォールが登場 する。ペルシーは、アンナのかつての恋人 であったために、国王 より追放 され、亡命 生活 を送 っていた。しかし、今度 赦免 されることになり、ウィンザー城 へやってきたのだ。王 がアンナから心変 わりをしたことを噂 で聞 いたペルシーは、かつての恋人 の身 を案 じる。彼 は、まだアンナを愛 し続 けていることをロシュフォールに告白 する(「彼女 を失 ったあの日 から」Da quel dì che, lei perduta)。ロシュフォールは、そんな親友 の身 を案 じる。狩 りが始 まる音 が聞 こえ、国王 、そして王妃 がやってくる。国王 は、ペルシーに今度 の赦免 は王妃 のとりなしであると囁 く。喜 ぶペルシーだが、国王 の表情 を見 たアンナや宮廷 の人々 は国王 が一体 何 を企 んでいるのかと、不安 がる(「私 は感 じた、この手 の上 を」Io sentii sulla mia mano)。国王 は、武官 のエルヴェイに王妃 やペルシー達 を監視 するよう、命 じて狩 りへ出発 する。
第 1幕 第 3場 :ウィンザー城内 のアンナの私室 へ通 じる控 えの間 - アンナの
小姓 スメトンは、密 かに盗 み出 したアンナの肖像 画 を見 つめ、アンナへの思 いを歌 う(「ああ、恍惚 の余 り Ah, parea che per incanto」 )。スメトンは、盗 んだ肖像 画 を返 すつもりで、ここへ来 ていた。しかし、人 が来 る気配 がするので、カーテンの後 ろに隠 れる。そこへ、アンナとロシュフォールがやってくる。ロシュフォールは、アンナにペルシーに会 うよう頼 み込 む。最初 拒否 したアンナだが、弟 の頼 みを断 れず会 うことにする。ペルシーは、アンナへの愛 を告白 する(「国王 が君 を憎 んでも、私 は君 を今 でも愛 している」S'ei t'abborre, io t'amo ancora)。二度 と会 わないと拒 むアンナに、ペルシーは剣 を抜 いて自殺 しようとする。驚 いたスメトンがカーテンから現 れる。あまりのことに気絶 するアンナ。そこへ、国王 の登場 が告 げられ一同 は恐怖 する。エンリーコがエルヴェイと廷臣 たちを連 れて現 れる(「皆 、黙 っておるのか、震 えているのかTace ognuno, è ognun tremante」) 。無実 を訴 えるアンナだったが、国王 は「言 いたいことは判事 の前 でするがよい」と冷酷 に語 り、衝撃 を受 けるアンナやほかの人々 の逮捕 を命 じる。
- アンナの
第 2幕 第 1場 :ロンドン。アンナが軟禁 されている部屋 へと続 く控 えの間 - アンナの
女官 たちが、嘆 いている(「ああ、どこに行 ってしまったのか」Oh! dove mai ne andarono le tsurbe adulatrici)。裁判 を控 え、神 に祈 るアンナの所 へジョヴァンナが現 れる。ジョヴァンナは、アンナに罪 を自白 すれば、王 はアンナと離婚 し命 は助 かります、と言 う。しかし、アンナは名誉 を失 ってまで助 かりたくはないという。ジョヴァンナは、「エンリーコの愛 で玉座 が約束 されている哀 れな女 のためにも、それを薦 める」と語 る。怒 るアンナは、その女 に天罰 をと呪 いの言葉 を浴 びせる(「神 がその者 の頭上 に」 Sul suo capo aggravi un Dio )。アンナの激 しい怒 りに、ついにジョヴァンナは自分 こそ、その女 であると告白 する。信頼 していたジョヴァンナに裏切 られたと知 ったアンナは、怒 りをぶつける。しかし、ジョヴァンナの「国王 を愛 したことを今 や恥 じている。私 の愛 は拷問 です」と告白 するのを聞 き、「お前 に罪 は無 い。悪 いのはお前 にそのような愛 の炎 を燃 やした人 にある」と語 り、慈悲 を与 え、退出 する。
- アンナの
第 2幕 第 2場 :アンナへの裁判 が行 われている法廷 へと続 く控 えの間 裁判 の成 り行 きを宮廷 の人々 が見守 っている(「「どうなった?裁判官 の前 に」Ebben? Dinanzi ai giudici)。人々 は、スメトンが王妃 との姦通 を告白 させられたと語 り、この事件 は国王 の企 みであり、結論 はすでに用意 されているのだと歌 う。国王 とエルヴェイが現 れ、スメトンが上手 く自白 したと語 る。そこへアンナとペルシーが衛兵 に囲 まれ、やってくる。アンナは、国王 へ「王族 としての名誉 のために、法廷 でさらし者 にしないでくれ」と懇願 する。しかし、エンリーコはき入 れない。それどころか、スメトンと姦通 を行 ったではないかと侮辱 する。あまりのことに怒 る彼女 は、「陛下 こそ、スメトンを甘言 に乗 せて偽証 をさせたのではないか」と反論 する。ペルシーは、アンナを救 うためにアンナと自分 はすでに結婚 しており、王 との結婚 は無効 であると訴 える。むろん、国王 は聞 く耳 を持 たず2人 を引 き立 てるよう衛兵 に命 じる。ジョヴァンナが現 れ、国王 にアンナの赦免 を願 う(「このような手 に負 えぬ炎 はPer questa fiamma indomita」)。王 は、ジョヴァンナに「王妃 の座 はお前 のもの」と求婚 するが、ジョヴァンナは拒 む。そこへエルヴェイが判決 を持 ってやってくる。アンナは死罪 、そして関係 した人間 もすべて連座 することになる。アンナの赦免 を求 めるジョヴァンナだが、国王 はき入 れず退場 する。
第 2幕 第 3場 :ロンドン塔 衛兵 に付 き添 われ、ペルシーとロシュフォールがやってくる。そこへエルヴェイが現 れ、国王 が2人 を赦免 すると伝 える。しかし、アンナが処刑 されると知 ったペルシーは、「罪 のない彼女 が死 に、罪 ある私 が生 きることを望 むほど卑劣 な男 だと思 うのか!」と叫 び、赦免 を拒否 する。ペルシーは、君 だけでも助 かるべきだとロシュフォールにすすめる(「君 は生 きるのだ、私 はそれを望 む Vivi tu, te ne scongiuro」)。しかし、ロシュフォールも死 を選 び、2人 は衛兵 に連行 される。一方 、アンナの牢獄 では侍女 たちがアンナがショックのあまり錯乱 してしまったことを嘆 いている(「一体 誰 が直視 できよう」Chi può vederla a ciglio asciutto」)。そこへ錯乱 したアンナが現 れる。錯乱 した状態 で過去 を振 り返 り、歌 う(狂乱 の場 「あなたたちは、泣 いているの?」Piangete voi? -「あの場所 に連 れて行 って」Al dolce guidami)。人々 が嘆 き悲 しんでいると、エルヴェイと衛兵 たちがやってくる。アンナは正気 を取 り戻 し、「何 という時 に正気 に戻 ったのだ!」と嘆 く。エルヴェイ達 によって、ロシュフォールとペルシー、そしてスメトンが連行 されてくる。スメトンは、自分 が国王 の甘言 に乗 り、王妃 と姦通 したことを告白 する。ペルシーとロシュフォールは怒 る。しかし、アンナは「スメトン、ハープを引 かないの?」と支離滅裂 なことを語 り、再 び狂気 に陥 る。そこへ、祝砲 や鐘 の打 ち鳴 らす音 が聞 こえる。それを聞 いて、正気 に戻 ったアンナは「あの音 は何 のためか」と聞 く。それは、ジョヴァンナの戴冠 を祝福 するためのものである。それを聞 いたアンナは、エンリーコとジョヴァンナを呪 い(「邪悪 な夫婦 よ」 Coppia iniqua)、卒倒 する。スメトン、ペルシー、ロシュフォールらを獄吏 たちが刑場 に引 き出 そうとする中 、幕 が降 りる。
録音 及 び映像
[キャスト | レーベル[10] | ||
---|---|---|---|
1957 | マリア・カラス, ニコラ・ロッシ=レメーニ, ジュリエッタ・シミオナート, ジャンニ・ライモンディ |
ジャナンドレア・ガヴァッゼーニ, (1957 |
CD: EMI Cat: CDMB 5 66474-2 |
1958 | レイラ・ジェンチェル, プリニオ・クラバッシ, ジュリエッタ・シミオナート, アルド・ベルトッチ |
ジャナンドレア・ガヴァッゼーニ, ミラノ・イタリア |
CD: Andromeda Cat: ANDRCD 5114 |
1965 | レイラ・ジェンチェル, カルロ・カーヴァ, パトリシア・ジョンソン, ファン・オンチナ |
ジャナンドレア・ガヴァッゼーニ, グラインドボーン ロンドン・フィルハーモニー Glyndebourne グラインドボーン (1965 |
CD: Hunt Cat: CD 554 |
1967 | テレサ・ツィリス=ガラ, カール・リッダーブッシュ, ヴェラ・リトル ジーン・ファーガスン |
アルベルト・エレーデ, ケルン・ |
CD: Opera Depot Cat: OD 10388-2 |
1968/69 | エレナ・スリオティス, ニコライ・ギャウロフ, マリリン・ホーン, ジョン・アレクサンダー |
シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ, ウィーン |
CD: DECCA Cat: 455 069-2 |
1972 | ビヴァリー・シルズ, パウル・プリシュカ, シャーリー・ヴァレット, ステュアート・バロウズ |
ジュリアス・ルーデル, ロンドン ジョン・オールディス |
CD: DG Westminster Legacy Cat: 471 217-2 |
1984 | ジョーン・サザーランド, ジェームズ・モリス, ジュディス・フォースト, マイケル・マイヤーズ |
リチャード・ボニング, カナディアン・オペラ・カンパニー |
DVD: VAI Cat: 4203 |
1994 | エディタ・グルベローヴァ, ステファノ・パラッチ, ドロレス・ジーグラー, ホセ・ブロス |
エリオ・ボンコンパーニ, ハンガリー |
CD: Nightingale Classics Cat: NCO 070565-2 |
2006 | ディミトラ・テオドシウ, リッカルド・ザネラート, ソフィア・ソロヴィ, ジャンルカ・パゾリーニ |
ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ, ベルガモ、ドニゼッティ (ドニゼッティ |
DVD: Dynamic Cat: 33534 |
2011 | アンナ・ネトレプコ, イルデブランド・ダルカンジェロ エリーナ・ガランチャ フランチェスコ・メーリ |
エヴェリーノ・ピド ウィーン |
DVD: Deutsche Gramophon DDD 0440 073 4725 6 GH2 |
参考 文献
[- Weinstock, Herbert (1963), Donizetti and the World of Opera in Italy, Paris, and Vienna in the First Half of the Nineteenth Century, New York: Pantheon Books. LCCN 63-13703
- Scott, Eleanor (1976), The First Twenty Years of the Santa Fe Opera, Santa Fe, New Mexico: Sunstone Press
- Osborne, Charles, (1994), The Bel Canto Operas of Rossini, Donizetti, and Bellini, Portland, Oregon: Amadeus Press. ISBN 0-931340-71-3
河原 廣之 『アンナ・ボレーナ オペラ読本 対訳 シリーズ40』オペラ読本 出版 (2006年 )- ユルゲン・ケスティング、
鳴海 史生 訳 『マリア・カラス没後 30年 新装 版 』アルファベータ(2003年 )
脚注
[- ^
河原 (2006)、目次 - ^
河原 (2006年 )では「兄 」と表記 。ただし、実際 のジョージ・ブーリンはアンより遅 く生 まれている可能 性 が濃厚 であるため、兄 ではなく弟 と表記 した。 - ^ a b Weinstock 1963, pp. 73 - 75
- ^ Osborne 1994, pp. 194 - 197
- ^ ケスティング【2003】p362 L.9~12
- ^ Scott 1976, p. 21
- ^ http://operabase.com/oplist.cgi?id=none&lang=en&is=Anna+Bolena&by=&loc=&stype=abs&sd=1&sm=1&sy=2009&etype=abs&ed=&em=&ey= Performances on operabase.com
- ^
楽曲 の日本語 訳 は、河原 廣之 (2006)p1~34を参照 - ^ Osborne 1994, pp. 194 - 197
- ^ Source for recording information: Recording(s) of Anna Bolena on operadis-opera-discography.org.uk
関連 項目
[外部 リンク
[- アンナ・ボレーナの
楽譜 -国際 楽譜 ライブラリープロジェクト