カール・ムンチンガー

カール・ムンチンガー（Carl Munzinger, 1864年ねん7月がつ11日にち - 1937年ねん10月21日にち）は、ドイツ出身しゅっしんのドイツ普及ふきゅう福音ふくいん教会きょうかいの宣教師せんきょうしである。姓せいはムンツィンガーとも表記ひょうきされる。

1864年ねんにプファルツ地方ちほう西部せいぶのクヴィルンバッハ (Quirnbach) で生うまれた。1887年ねんにハイデルベルク大学だいがくを卒業そつぎょうし、改革かいかく派は教会きょうかいの牧師ぼくしになった。

1889年ねんに来日らいにちし、新教しんきょう神学校しんがっこうで哲学てつがくと教義きょうぎ史しを教おしえた。1895年ねんにドイツに帰国きこくし、ザウゼンハイムで牧師ぼくしを務つとめた。1898年ねんに著書ちょしょ『日本人にっぽんじん』Die Japaner を出版しゅっぱん。1901年ねんにザールブリュッケンで牧師ぼくしとなったのち、1910年ねんより1917年ねんまでドイツ普及ふきゅう福音ふくいん教会きょうかいの会長かいちょうを務つとめた。

その後ごクーゼルやランダウの教きょう区長くちょうを1932年ねんまで務つとめ、1937年ねんにハイデルベルクで死去しきょ。

参考さんこう文献ぶんけん

• 高橋たかはし昌郎まさお『明治めいじのキリスト教きりすときょう』吉川弘文館よしかわこうぶんかん、2003年ねん
• 尾藤びとう俊一しゅんいち「ムンチガー、カール」『日本にっぽんキリスト教きりすときょう歴史れきし大だい事典じてん』教きょう文ぶん館かん、2003年ねん