クリスティアン・モルゲンシュテルン(Christian Morgenstern、1871年ねん5月6日にち - 1914年ねん3月31日にち)は、ドイツの詩人しじん、著作ちょさく家か。ミュンヘンの画家がかの家系かけいに生うまれる。1894年ねんころより文筆ぶんぴつ業ぎょうをはじめ、しばらくベルリンでジャーナリストとして活動かつどうしていたが、その後ご結核けっかくの療養りょうようの目的もくてきでドイツ各地かくち、スイス、イタリアを旅行りょこうして回まわった。特とくにイギリスのナンセンス文学ぶんがくの影響えいきょうを受うけた滑稽こっけい詩しによって知しられている。代表だいひょう作さくに「絞首こうしゅ台だいの歌うた」など。また鼻はなで歩行ほこうする奇妙きみょうな生物せいぶつを書かいた「ナゾベーム」はハラルト・シュテュンプケ『鼻はな行ぎょう類るい』に着想ちゃくそうを与あたえている。ショーペンハウアー、ニーチェ、仏教ぶっきょうなどに親したしみ、後のちにはシュタイナーと交流こうりゅうをもち彼かれの神智しんち学がくの影響えいきょうも受うけた。療養りょうようの努力どりょくもむなしく、持病じびょうの結核けっかくによりメラーノで死去しきょしている。
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