ゴッド・ヘイツ・アス・オール
『ゴッド・ヘイツ・アス・オール』 | ||||
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スレイヤー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
1999 | ||||
ジャンル | スラッシュメタル | |||
レーベル | アメリカン・レコーディングス | |||
プロデュース |
Matt Hyde, リック・ルービン(エグゼクティブ・プロデューサーとして) | |||
スレイヤー アルバム | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「God Send Death (Live/From Shit You've Never Seen)」 - YouTube |
『ゴッド・ヘイツ・アス・オール』 (God Hates Us All) は、アメリカのスラッシュメタルバンド・スレイヤーの8
概要
[1999
またMatt Hydeは
アルバムのテーマは、スレイヤーの
- Threshold -
今 にも爆発 してしまいそうな限界 に達 した人 について - Cast Down - ドラッグ
中毒 になってしまった天使 について - God Send Death -
過去 に殺人 を犯 してしまった生 き物 について - Deviance -
殺人 に快楽 を感 じてしまう人々 について
などとなっている。
アルバム
アルバム収録 時 のメンバー
[スレイヤー
プロデューサー・エンジニア
- リック・ルービン – Executive producer
- Matt Hyde - Producer
収録 曲
[- ダークネス・オブ・クライスト - "Darkness of Christ" - 1:30
作詞 :ケリー・キング/作曲 :ジェフ・ハンネマン
- ディサイプル - "Disciple" - 3:35
作詞 :ケリー・キング/作曲 :ジェフ・ハンネマン
- ゴッド・センド・デス - "God Send Death" - 3:45
作詞 :トム・アラヤ、ジェフ・ハンネマン/作曲 :ジェフ・ハンネマン
- ニュー・フェイス - "New Faith" - 3:05
作詞 ・作曲 :ケリー・キング
- キャスト・ダウン - "Cast Down" - 3:26
作詞 ・作曲 :ケリー・キング
- スレッショルド - "Threshold" - 2:29
作詞 :ケリー・キング/作曲 :ジェフ・ハンネマン
- エグザイル - "Exile" - 3:55
作詞 ・作曲 :ケリー・キング
- セヴン・フェイセズ - "Seven Faces" - 3:41
作詞 ・作曲 :ケリー・キング
- ブラッドライン - "Bloodline" - 3:36
作詞 :トム・アラヤ、ジェフ・ハンネマン/作曲 :ジェフ・ハンネマン、ケリー・キング
- ディヴァイアンス - "Deviance" - 3:08
作詞 :トム・アラヤ、ジェフ・ハンネマン/作曲 :ジェフ・ハンネマン
- ウォー・ゾーン - "War Zone" - 2:45
作詞 ・作曲 :ケリー・キング
- ヒア・カムズ・ザ・ペイン - "Here Comes the Pain" - 4:32
作詞 ・作曲 :ケリー・キング
- ペイバック - "Payback" - 3:03
作詞 ・作曲 :ケリー・キング
その他
[収録 曲 の「Bloodline」は映画 「ドラキュリア」および「完全 なる報復 」に使用 され、「Here Comes the Pain」はアルバム発売 の2年 前 に単体 曲 としてレコーディングされており、アメリカのプロレス団体 WCWの1999年 のコンピレーションアルバム「WCW Mayhem: The Music」に収録 され、WCWサンダー((en:WCW Thunder))のオープニングテーマにも使用 された。- アルバムがレコーディングされた「The Warehouse Studio」はカナダ
出身 のロック歌手 ブライアン・アダムス所有 のスタジオであり、メンバーにとっては「とてもアットホーム」で「いかにもカナダのポップロックシンガーのスタジオ(ケリー・キング談 )」だったため、壁 中 に中指 を立 てたポスターやポルノ画像 などを張 り出 したり、スピーカーの上 に悪魔 の頭 を飾 ったりと普段 スレイヤーが使 っているスタジオの雰囲気 を再現 した。 - 7
弦 ギターを使用 した曲 を制作 するに当 たり、ケリー・キングがエンドース契約 しているB.C.リッチに7弦 ギターを借 りに行 ったが、1曲 作 った後 に7弦 ギターが気 に入 りB.C.リッチにオーダーする事 になった。その際 にキングが「わざわざオーダーしたのに1曲 だけに使 うのはもったいない」と考 え、急 きょもう1曲 7弦 ギターを使用 した曲 を作 ったため、最終 的 に2曲 (「Warzone」 と「Here Comes the Pain」)が収録 された。 当時 ジェフ・ハンネマンはシリアルキラーに関 する本 を幾 つか読 んでおりその精神 状態 に興味 をもっていたため、その内容 を曲 に反映 した。またトム・アラヤもレコーディング中 の合間 に同 じような内容 の本 を読 んでおり、特 に「God Send Death」と「Deviance」の歌詞 はハンネマンとアラヤの合作 となっている。- まだアルバムタイトルが
決 まっていない時 にレコーディングスタジオにパンテラのメンバーが立 ち寄 り、当時 出来 ていた「Disciple」をパンテラに披露 した。聞 き終 わった後 にパンテラのメンバーが「歌詞 にある"God Hates Us All"と書 いたT シャツを作 ったら良 いじゃないか?」と提案 した際 にケリー・キングが「それをアルバムタイトルにすればいいじゃないか」と思 い付 いたとの事 。 - このアルバムを
最後 にドラムのポール・ボスタフがスレイヤーを肘 の故障 により脱退 した。このアルバムの後 に発売 されたDVD「War at the Warfield」が最後 の仕事 となった(ちなみに当時 ポール・ボスタフはこのDVDを見 ていないと語 っていた。理由 は「脱退 はガールフレンドと別 れるかのような感傷 的 な気分 で、次 のステップに行 くためにスレイヤーと距離 を置 きたかった」との事 )。その後 、2013年 にポールは復帰 することになる。 - 2001
年 のクリスマス前 にポール・ボスタフが脱退 したが、このアルバムのツアーがまだ終 わっていなかったため、急 きょ前 ドラマーのデイヴ・ロンバードにコンタクトを取 りロンバードをサポートドラマーとしてツアーを続 けた。ツアー終了 後 に新 しいドラマー探 しを行 ったが数 百 のデモテープやデモCDが送 られてきたため「良 いドラマーのデモの塊 」「悪 いドラマーのデモの塊 」を積 み上 げ(メンバー曰 く「悪 いドラマーのデモの塊 が大 きく積 み上 げられた」との事 )、そこから選定 されたドラマーをアメリカ各地 でオーディションを行 おうとしたが、お金 の問題 などで現地 まで来 られないドラマーも多 くオーディションは難航 。ロンバードから紹介 されたドラマーなどを含 め2~3名 をオーディションを行 ったが、最終 的 にロンバードが復帰 する事 で落 ち着 いた。