シヴ・セーナー

シヴ・セーナー (Shiv Sena , शिव सेना) は、インドのマハーラーシュトラ州しゅうを中心ちゅうしんとして、主おもにインド西部せいぶに支持しじ基盤きばんを持もつ強硬きょうこう右派うは政党せいとう。芸能げいのう界かいにも影響えいきょう力りょくが強つよく、現在げんざいのムンバイの市政しせいを握にぎっており、南みなみインドから移住いじゅうしてくる住民じゅうみんを攻撃こうげきしたりしている。

名称めいしょう

シヴァージー（マラーターを率ひきい、マラーター王国おうこくを建国けんこくした中世ちゅうせいインドの王おう）の軍隊ぐんたい（セーナー）の意い。日本にっぽんのメディアでは シブ・セナ または シブセナ と表記ひょうきされる場合ばあいが多おおい。

歴史れきし

バール・タークレー

1966年ねん6月19日にち、バール・タークレーによって設立せつりつ。当初とうしょからタークレーは漫画まんがMarmikで移民いみん排斥はいせきを訴うったえており、ムンバイ（旧きゅうボンベイ）の労働ろうどう運動うんどうに強つよい影響えいきょう力りょくを持もっていたインド共産党きょうさんとう排除はいじょを掲かかげることで財界ざいかいや移民いみんに不満ふまんを持もつ失業しつぎょう者ものから支援しえんされた。

2008年ねん11月26日にち、デカン・ムジャーヒディーンによるムンバイ同時どうじ多発たはつテロで死者ししゃ172人にん、負傷ふしょう者しゃ239人にんが出でた結果けっか、2009年ねんのローク・サバー（インド下院かいん）総そう選挙せんきょでは、政党せいとう連合れんごう・国民こくみん民主みんしゅ同盟どうめいの一員いちいんとして、11議席ぎせきを獲得かくとくした。

今日きょうはインド人民じんみん党とうなどのヒンドゥー至上しじょう主義しゅぎに近ちかいものの、北部ほくぶや西海岸にしかいがんに多おおいイスラム教徒きょうとの排斥はいせきばかりでなく、南部なんぶから移住いじゅうしてきた住民じゅうみんも排斥はいせきする傾向けいこうにあり、現在げんざいもマラーティー語ごを話はなす地元民じもとみんを優遇ゆうぐうし、「マラーティー至上しじょう主義しゅぎ」と言いわれるなど人種じんしゅ主義しゅぎ的てき傾向けいこうが濃こく、極右きょくう視しされることもある。

2006年ねんにはバール・タークレーの甥おい、ラージ・タークレーがより強硬きょうこうなマハラシュトラ・ナヴニルマン・セーナーを旗揚はたあげした。

ウダフ・タークレー

2012年ねん11月16日にち、創設そうせつ者しゃのバール・タークレーは86歳さいで亡なくなった。後継こうけい者しゃは息子むすこのウダフ・タークレー。

外部がいぶリンク

• 党とう公式こうしきサイト （マラーティー語ご）