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ジェリーの宇宙うちゅう飛行ひこう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェリーの宇宙うちゅう飛行ひこう
Mouse into Space
監督かんとく ジーン・ダイッチ
作画さくが監督かんとく:
ヴァーツラフ・ベドジフ
原案げんあん トド・ドックステーダー
製作せいさく ウィリアム・L・スナイダー
出演しゅつえんしゃ アレン・スウィフト (クレジットなし)
音楽おんがく シュチェパン・コニーチェク (クレジットなし)
製作せいさく会社かいしゃ レンブラント・フィルム
配給はいきゅう メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開こうかい
  • 1962ねん4がつ13にち (1962-04-13)
上映じょうえい時間じかん 6:48
製作せいさくこく アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
チェコスロバキア
言語げんご 英語えいご
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ジェリーの宇宙うちゅう飛行ひこう』(ジェリーのうちゅうひこうし、原題げんだいMouse into Space)はトムとジェリー作品さくひんひとつ。1962ねん2がつ1にち公開こうかい演出えんしゅつジーン・ダイッチ

作品さくひん内容ないよう

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ある、ジェリーは「アストロマウス」といういちさつほんんでいた。トムはジェリーに拳銃けんじゅうばくだん使つかってジェリーをおどしたが、まったてこない。ジェリーはあるところにがついた。それは(宇宙うちゅうには)「NO CATS(ねこはいない)」だった。ついにジェリーは決心けっしんし、宇宙うちゅうにいく準備じゅんびをした。トムはどんなにジェリーにかまっても相手あいてにしてくれないので、自分じぶんのことをきらいになってしまったのかと勘違かんちがいし、かおハンマーけたりしたが、ききめはなく、ついにジェリーは宇宙うちゅうセンターってしまう。宇宙うちゅうセンターの審査しんさしつにて、ジェリーは見事みごと合格ごうかく判定はんていをもらう。

一方いっぽうトムはジェリーをさがして放浪ほうろうしていた。しかしジェリーはつからず、つかてて、たまたまつけた土管どかんなかねむんでしまう。しかし、その土管どかんロケット燃料ねんりょうれるホースだった。らずらずのうちにトムはロケットのなかはいってしまった。ついにロケットは発射はっしゃしてしまい、トムはしたからほのおから必死ひっしげた。ロケットは無事ぶじ宇宙うちゅうき、トムはロケットのなかにジェリーがいることをり、なかあばれ、あしでなんらかのスイッチ[よう曖昧あいまい回避かいひ]してしまった。るうちにロケットはあばれだし、トムもされてしまった。トムは他国たこくのロケットにつかまってなかたが、なかにいたのはブルドッグだった。トムはだいあわてでしたが、うんわる宇宙うちゅうゴミにぶつかり、トムはあたまから着地ちゃくちしたのだった。帰宅きたくしたジェリーは満足まんぞくにトムにロケットがたバッジせた。そしてトムはライターでそのバッジにてんけるとあら不思議ふしぎ、ロケットが発射はっしゃしたのだった。トムはあわててたび準備じゅんびをし、家出いえでしてしまった。

登場とうじょうキャラクター

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トム
ジェリーが宇宙うちゅう準備じゅんびをし・自身じしんがジェリーへ仕掛しかける攻撃こうげきをことごとく無視むしされたのをさびしがり、ジェリーをさがして放浪ほうろう。やがて偶然ぐうぜんつけた土管どかんるも・それがロケット燃料ねんりょう充填じゅうてんようホースであることにづかなかった。このためタンクローリーから充填じゅうてんされた燃料ねんりょう共々ともどもロケットのエンジンへめられ、発射はっしゃ直後ちょくご爆発ばくはつ燃焼ねんしょうとブースターロケットはなしから必死ひっしのがれる。エンジンから脱出だっしゅつ宇宙船うちゅうせんない侵入しんにゅうしジェリーをつけるも、みずからの誤操作ごそうさによりジェリーの宇宙船うちゅうせんあば自身じしん宇宙うちゅう空間くうかんほうされてしまう。のちにべつ宇宙船うちゅうせんつけしがみつくが、っていたのはあか他人たにんのブルドッグ宇宙うちゅう飛行ひこうだった。その宇宙うちゅう空間くうかん迷子まいごになり・宇宙うちゅうゴミとジェリーの宇宙船うちゅうせんにぶつかってはだかのまま大気圏たいきけん突入とつにゅうし、のこりととも地球ちきゅう帰還きかん最後さいご宇宙うちゅう飛行ひこう称号しょうごうたジェリーを降参こうさんていった。
ジェリー
宇宙うちゅうねこはいない」むね宇宙うちゅう関連かんれん雑誌ざっしり、早速さっそく宇宙うちゅう飛行ひこうになることを決意けつい。トムが仕掛しかける攻撃こうげき一切いっさい無視むしして荷物にもつをまとめ、センターでの事前じぜん審査しんさ無重力むじゅうりょく空間くうかんへの適合てきごう可否かひ見極みきわめるレントゲン検査けんさ体力たいりょく測定そくてい)に見事みごとかりロケットへむ。やがてトムがロケット燃料ねんりょうからのがれて自身じしん宇宙船うちゅうせんない侵入しんにゅうするが、トムは操船そうせんミスによりあばれた自身じしん宇宙船うちゅうせんからされ・宇宙うちゅう空間くうかんほうされてしまう。迷子まいご宇宙うちゅう宇宙うちゅうゴミにぶつかりはだか大気圏たいきけん突入とつにゅうしようとするトムの姿すがたると、宇宙船うちゅうせんない大笑おおわらいし自身じしん勝利しょうり確信かくしん。パラシュートで地球ちきゅう帰還きかんはロケットがたバッジをトムに自慢じまんし、トムがっていたライターで点火てんかしてバッジのミニロケットを発射はっしゃさせる。最後さいごはミニロケットをホバリング(空中くうちゅう停止ていし)させつつ、荷物にもつをまとめていえていくトムを見送みおくった。
ブルドッグ宇宙うちゅう飛行ひこう
突如とつじょなかのぞいてきたアメリカ国籍こくせきのトムにおどろくも、冷静れいせいにふるまった。
ロケット燃料ねんりょう積載せきさいタンクローリーの運転うんてんしゅ
おくあぶら管内かんないでトムがていることにづかないまま、指令しれいしつからの発射はっしゃ秒読びょうよ放送ほうそうしたがってロケット燃料ねんりょう充填じゅうてんようホースをつなぎバルブをけた。
宇宙うちゅうセンターの職員しょくいんたち
センターへやってきたジェリーへ身体しんたい検査けんさおこなうとともに、ジェリーがったロケットの発射はっしゃ秒読びょうよみ(カウントダウン)放送ほうそう&エンジン点火てんか・ブースターロケットはなしを地上ちじょう指令しれいしつおこなった。センターには「ネズミ専用せんよう入口いりくち」がもうけられている。

備考びこう

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他国たこく宇宙うちゅう飛行ひこうけんあかほしのついたヘルメットをかぶり登場とうじょうカチューシャ一節いっせつながれており、当時とうじアメリカと冷戦れいせんをしていたソ連それんおもわせる。

日本にっぽんでのテレビ放映ほうえい

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TBSけいおよび系列けいれつ1964ねんから1990ねんころまで時折ときおり放映ほうえいされた。

関連かんれん項目こうもく

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