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セント (通貨つうか)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
1アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくセント硬貨こうか

セント (cent) は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくユーロけんなどおおくのくに使つかわれている補助ほじょ通貨つうか

ラテン語らてんごで「100」を意味いみする centumケントゥム語源ごげんで、基本きほん通貨つうか名称めいしょうことなっていてもどのくにでも基本きほん通貨つうかの100ぶんの1である。

記号きごう

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通貨つうか記号きごう¢、またはc基本きほんてきにどちらも使つかえるが、どちらがおおいかはくにによってちがい、たとえばアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくカナダでは¢、ユーロけんオーストラリアニュージーランドではcがおおい。なお、¢はセント以外いがいセンターボなどでも使つかう。

基本きほん通貨つうか通貨つうか記号きごうを「$10」のように数字すうじまえくかのちくかはくにによってちがうが、¢やcは原則げんそくとして「10¢」のように数字すうじのちく。

¢やcを使つかわず、「$0.10」のように基本きほん通貨つうかと2けた小数しょうすうあらわすこともある。とくにユーロけんでは「€0.10」のようにすることがおおい。€と¢ともに形状けいじょうがCにているため、セントを記号きごう表記ひょうきするとかえって判読はんどくしにくくなるため

セント記号きごう記号きごう

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1ユーロの1/100をあらわ補助ほじょ単位たんいとしてのセントをべつ通貨つうか補助ほじょ単位たんいとしてのセントと区別くべつするときにはユーロセントとび、ユーロセントの硬貨こうかにも「EURO CENT」と表記ひょうきされているが、その名称めいしょう言語げんごによってことなる。おおくの言語げんごではcentとつづられるが、そのみは言語げんごによってことなり、ドイツではツェントのように発音はつおんする。また、ギリシアではλεπτόレプト[注釈ちゅうしゃく 1]フィンランドではsenttiセンッティになる[1]

フランスではcentサンが「100」を意味いみする日常にちじょう用語ようごまぎらわしいため、centではなく従来じゅうらいcentimeサンチーム使つかうと公式こうしきめられている[2]。ただし、EUの公式こうしき文書ぶんしょないではcentを使用しようすることが推奨すいしょうされる[3]同様どうようスペインでもcentではなくcéntimoセンティモが、イタリアではcentesimoチェンテジモ使用しようされる。

各国かっこくのセント

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エストニアセント以外いがいはつづりはcent。

類似るいじ補助ほじょ通貨つうか

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名称めいしょう基本きほん通貨つうかの1/100の補助ほじょ通貨つうかげる。

おおくはセントとおなじくラテン語らてんごのcentumもしくはおな語源ごげんの100を意味いみする言葉ことばか、あるいは直接ちょくせつにはセントに由来ゆらいする。

符号ふごう位置いち

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記号きごう Unicode JIS X 0213 文字もじ参照さんしょう 名称めいしょう
¢ U+00A2 1-1-81 ¢
¢
¢
CENT SIGN
U+FFE0 - ¢
¢
FULLWIDTH CENT SIGN
U+3323 1-13-44 ㌣
㌣
くみ文字もじ・セント

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ キプロスではギリシャであってもσしぐまεいぷしろんνにゅーτたうセントもちいる。

出典しゅってん

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