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バイバイン (文字もじ)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
バイバイン(アリバタ)
類型るいけい: アブギダ
言語げんご: イロカノパンパンガパンガシナンタガログビコールヴィサヤ諸語しょご
そのフィリピンの言語げんご
時期じき: 1300ねん-20世紀せいき、21世紀せいき
おや文字もじ体系たいけい:
姉妹しまい文字もじ体系たいけい: バリ文字もじバタク文字もじブヒド文字もじハヌノオ文字もじジャワ文字もじロンタラ文字もじスンダ文字もじルジャン文字もじタグバンワ文字もじ
Unicode範囲はんい: U+1700–U+171F
ISO 15924 コード: Tglg
注意ちゅうい: このページはUnicodeかれた国際こくさい音声おんせい記号きごう (IPA) をふく場合ばあいがあります。
テンプレートを表示ひょうじ
1593ねん出版しゅっぱんされた『Doctrina Christiana』(フィリピン最古さいこ出版しゅっぱんぶつ)にえるバイバイン文字もじかれたタガログおもいの

バイバイン(アリバタ)ブラーフミー文字もじ先祖せんぞ文字もじ過去かこフィリピンタガログなど様々さまざま言語げんご表記ひょうきするために使つかわれていた。

表記ひょうきほう

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伝統的な文字配列。赤が母音字、黄色が母音記号、緑が子音字
伝統でんとうてき文字もじ配列はいれつあかはは音字おんじ黄色おうしょく母音ぼいん記号きごうみどり子音しいん

文字もじ体系たいけいとしてはアブギダぞくし、文章ぶんしょうひだりからみぎうえからした順番じゅんばんいていく。バイバイン[1]には母音ぼいんあらわはは音字おんじ子音しいん母音ぼいん変化へんかさせる母音ぼいん記号きごう子音しいん+母音ぼいん a のおとあらわ子音しいんがある。

bi, be など、特定とくてい子音しいんに a 以外いがい母音ぼいんともなおと表記ひょうきしたい場合ばあい、ba () をあらわ子音しいんに i, e をあらわ母音ぼいん記号きごう付加ふかし、ba の a の母音ぼいんを i, e に変化へんかさせることで bi, be () のおとあらわすことが出来できる。

子音しいんのみのおと表記ひょうきしたい場合ばあいもそれとおなじで、ba をあらわ子音しいん母音ぼいん打消うちけ記号きごう付加ふかさせることで、b () のおとあらわすことが出来できる。

bia とう、“子音しいん+重母音じゅうぼいん”をあらわ場合ばあいは、ba に i と a の両方りょうほう母音ぼいん記号きごう付加ふかさせるのではなく、ba に i の母音ぼいん記号きごう付加ふかし、そのうしろに a のはは音字おんじくわえる。()

Ba Be Bo B (in Baybayin)
Wi-Ki-Pe-Di-A (in Baybayin)

Unicode収録しゅうろく

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Unicode 3.2 にて以下いか文字もじ収録しゅうろくされた。

U+ 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F
1700
1710  ᜒ  ᜓ  ᜔

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ タガログ発音はつおんではバイバイインが原音げんおん忠実ちゅうじつ表記ひょうき最後さいご母音ぼいんである "i" にストレスがる。

外部がいぶリンク

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バイバインフォントのダウンロード

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