ビル・ワット
ビル・ワット | |
---|---|
1968 | |
プロフィール | |
リングネーム | カウボーイ・ビル・ワット |
ウィリアム・ワッツ | |
ニックネーム |
|
193cm | |
135kg( | |
1939 | |
オクラホマ オクラホマ | |
スポーツ | アメリカンフットボール |
デビュー |
1962 |
1986 |
"カウボーイ" ビル・ワット("Cowboy" Bill Watts、
1960
来歴
[1960年代
[オクラホマ
1964
その
1967
NWAトライステート
[1960
フラッグシップ・タイトルであるNWA
その
MSWA
[マクガークはタルサを
1984
1985
UWF
[しかし、テリトリーを
WCW以降
[その
しかし、
1995
追記
[人種 差別 主義 者 として知 られ、それがWCWからの失脚 の要因 ともなったが[29]、ミッドサウス地区 でのブッカー / プロモーター時代 は黒人 ファンの動員 を見込 んでアーニー・ラッドやブッチ・リードなどの黒人 選手 を積極 的 に重用 した(同年代 のラッドとはプライベートでも親友 であったという[31][32])。ビッグ・ダディ・リッターをジャンクヤード・ドッグに変身 させ、1980年代 を代表 する黒人 スターに仕立 てたのもワットの才覚 によるものであり[33]、WCW時代 にロン・シモンズを黒人 初 のWCW(NWA)世界 ヘビー級 王者 にしたのもワットの発案 だった[32]。また、徹底 した共和党 支持 者 でもある。父親 を太平洋戦争 で亡 くしており、そのために日本人 を嫌悪 するようになったといわれる。1967年 の日本 プロレス来日 時 、黒板 にチョークで自 ら "Yankee, Go home!" と書 き、それを日本人 記者 による嫌 がらせだとして悪態 をついたという[34]。ジャイアント馬場 は、当初 はワットもそれほど露骨 に日本人 を蔑視 しておらず、同 時期 に来日 したアート・ネルソンにいろいろと吹 き込 まれたことが原因 ではないかと発言 している[35]。- こうした
背景 があったからではないにせよ、一時 は「次期 NWA世界 王者 候補 」と目 され再 来日 が望 まれたものの[1]、2度目 の来日 は1974年 の国際 プロレス参戦 まで実現 しなかった。当時 はアメリカでレスラーとブッカーの二 足 の草鞋 を履 いて多忙 だったこともあり、これが選手 としては最後 の来日 となっている。 国際 プロレスとは、ブッカーのグリズリー・スミスを通 してMSWA設立 後 にも接点 を持 ち、ジェイク・ロバーツ、マイク・ジョージ、レイ・キャンディなどがMSWAから国際 に来日 している。阿修羅 ・原 も1981年 のアメリカ再 修行 でMSWAをサーキットしていた[36]。UWF時代 は、当時 WWFとの提携 を解消 した新 日本 プロレスの外国 人 供給 ルートのひとつとして、ジム・ドゥガンの再 来日 やスティーブ・ウィリアムスの初 来日 を実現 させている。しかし、いずれも完全 な業務 提携 を結 んでいたわけではない。日本人 選手 では、キラー・カーン、ザ・グレート・カブキ、ケンドー・ナガサキもMSWAに参戦 している[37]。1982年 にはスーパードームでアンドレ・ザ・ジャイアント対 カーンの遺恨 試合 が行 われた[38]。
得意 技
[獲得 タイトル
[- NWAトライステート / ミッドサウス・レスリング・アソシエーション
- サウスウエスト・スポーツ
-
- NWAテキサス・ヘビー
級 王座 :1回 [3]
- NWAテキサス・ヘビー
- ミッドサウス・スポーツ
-
- NWAジョージア・ヘビー
級 王座 :2回 [15]
- NWAジョージア・ヘビー
- ガルフ・コースト・チャンピオンシップ・レスリング
-
- NWAガルフ・コースト・ヘビー
級 王座 :1回
- NWAガルフ・コースト・ヘビー
- チャンピオンシップ・レスリング・フロム・フロリダ
-
- NWAフロリダ・ヘビー
級 王座 :3回 [16]
- NWAフロリダ・ヘビー
- アメリカン・レスリング・アライアンス
-
- AWA USヘビー
級 王座 (サンフランシスコ版 ):2回 [8]
- AWA USヘビー
MSWA / UWF参戦 人物
[- テッド・デビアス
- ポール・オーンドーフ
- ディック・マードック
- キラー・カール・コックス
- ボブ・スウィータン
- バック・ロブレイ
- ワイルド・サモアンズ
- アーニー・ラッド
- レロイ・ブラウン
- ジャンクヤード・ドッグ
- マイク・ジョージ
- ボブ・ループ
- ボブ・オートン・ジュニア
- レイ・キャンディ
- ジェイク・ロバーツ
- マイク・シャープ・ジュニア
- ザ・グラップラー
- キラー・カーン
- ミスター・オリンピア
- ビッグ・ジョン・スタッド
- スーパー・デストロイヤー
- チャボ・ゲレロ
- ヘクター・ゲレロ
- ホセ・ロザリオ
- ダッチ・マンテル
- ジム・ドゥガン
- ブッチ・リード
- ジョージ・ウェルズ
- マグナムTA
- スティーブ・ウィリアムス
- カブキ
- エイドリアン・ストリート
- ディック・スレーター
- ミスター・レスリング2
号 - タイガー・コンウェイ・ジュニア
- キングコング・バンディ
- ワンマン・ギャング
- カマラ
- ミッシング・リンク
- ケンドー・ナガサキ
- ビル・アーウィン
- ジム・ナイドハート
- ハーキュリーズ
- ジョン・ノード
- ボリス・ズーコフ
- ニコライ・ボルコフ
- クラッシャー・クルスチェフ
- マスクド・スーパースター
- マスクド・スーパースター2
号 - バズ・ソイヤー
- マット・ボーン
- クリス・アダムス
- テリー・テイラー
- キング・パーソンズ
- ブリックハウス・ブラウン
- エディ・ギルバート
- スティング
- リック・スタイナー
- ジョン・テータム
- ジャック・ビクトリー
- ビッグ・ババ・ロジャース
- ファビュラス・フリーバーズ
(マイケル・ヘイズ、テリー・ゴディ、バディ・ロバーツ) - ロックンロール・エクスプレス
(リッキー・モートン、ロバート・ギブソン) - ミッドナイト・エクスプレス
(ボビー・イートン、デニス・コンドリー) - ファンタスティックス
(トミー・ロジャース、ボビー・フルトン) - シープハーダーズ
(ブッチ・ミラー、ルーク・ウィリアムス) - プリティ・ヤング・シングス
(ココ・B・ウェア、ノーベル・オースチン) - アンドレ・ザ・ジャイアント
- リック・フレアー
- ブルーザー・ブロディ
- ジム・ロス(アナウンサー)
- ジム・コルネット(マネージャー)
- スカンドル・アクバ(マネージャー)
- ミッシー・ハイアット(マネージャー)
脚注
[- ^ a b c d e f g 『THE WRESTLER BEST 1000』P288(1996
年 、日本 スポーツ出版 社 ) - ^ a b c d “Bill Watts”. Online World of Wrestling. 2009
年 8月 24日 閲覧 。 - ^ a b “NWA Texas Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2010
年 5月 16日 閲覧 。 - ^ “WWE Yearly Results 1964”. The History of WWE. 2010
年 5月 16日 閲覧 。 - ^ 『Gスピリッツ Vol.40』P81(2016
年 、辰巳 出版 、ISBN 4777817075) - ^ “WWE Specific Arena Results: MSG 1963-1969”. The History of WWE. 2010
年 2月 10日 閲覧 。 - ^ a b “WWWF United States Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2009
年 8月 24日 閲覧 。 - ^ a b c “AWA/NWA United States Heavyweight Title [San Francisco]”. Wrestling-Titles.com. 2014
年 12月26日 閲覧 。 - ^ “JWA 1967 Diamond Series”. Puroresu.com. 2016
年 3月 22日 閲覧 。 - ^ a b “NWA International Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2010
年 4月 28日 閲覧 。 - ^ “【
猪木 さん死去 】坂口 征 二 戦 “黄金 コンビ”初 のシングル対決 ほか/名 勝負 ベスト30&番外 編 ”.日刊 スポーツ (2022年 10月 1日 ). 2022年 12月21日 閲覧 。 - ^ 『プロレスアルバム55 スーパー・タッグ Now!』P56(1985
年 、恒文社 ) - ^ a b c “North American Heavyweight Title [Tri-State/Mid-South]”. Wrestling-Titles.com. 2010
年 2月 10日 閲覧 。 - ^ “Bill Watts”. Wrestlingdata.com. 2016
年 3月 22日 閲覧 。 - ^ a b “NWA Georgia Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2014
年 12月26日 閲覧 。 - ^ a b “NWA Florida Heavyweight Title”. Wrestling-Titles.com. 2014
年 12月26日 閲覧 。 - ^ “The Records of NWA World Heavyweight Championship Matches 1974”. Wrestling-Titles.com. 2014
年 12月26日 閲覧 。 - ^ “IWE 1974 New Year Pioneer Series”. Puroresu.com. 2016
年 3月 22日 閲覧 。 - ^ 『
忘 れじの国際 プロレス』P97(2014年 、ベ ースボ ール・マガジン社 、ISBN 4583620802) - ^ 『デラックス・プロレス 1983
年 4月 号 』P72-73(1983年 、ベ ースボ ール・マガジン社 ) - ^ 『WWEの
独裁 者 -ビンス・マクマホンとアメリカン・プロレスの真実 』P89 - ^ 『WWEの
独裁 者 -ビンス・マクマホンとアメリカン・プロレスの真実 』P91-96 - ^ 『ロード・ウォリアーズ
破滅 と絶頂 』P121 - ^ “WCCW Milestones”. World Class Memories. 2022
年 2月 22日 閲覧 。 - ^ 『WWEの
独裁 者 -ビンス・マクマホンとアメリカン・プロレスの真実 』P96 - ^ a b c 『WWEの
独裁 者 -ビンス・マクマホンとアメリカン・プロレスの真実 』P97-98 - ^ 『WWEの
独裁 者 -ビンス・マクマホンとアメリカン・プロレスの真実 』P145 - ^ 『WWEの
独裁 者 -ビンス・マクマホンとアメリカン・プロレスの真実 』P146-149 - ^ a b 『WWEの
独裁 者 -ビンス・マクマホンとアメリカン・プロレスの真実 』P149-151 - ^ “Cowboy Bill Watts talks”. J.R.'s Family Bar-B-Q. 2010
年 2月 10日 閲覧 。 - ^ “Football, wrestling star Ernie "Big Cat" Ladd dies of cancer”. Mid-South Wrestling.com (March 13, 2007). 2010
年 5月 16日 閲覧 。 - ^ a b 『リック・フレアー
自伝 トゥー・ビー・ザ・マン』P347-348 - ^ 『WWEの
独裁 者 -ビンス・マクマホンとアメリカン・プロレスの真実 』P89-90 - ^ 『THE WRESTLER BEST100』P174(1981
年 、日本 スポーツ出版 社 ) - ^ 『16
文 が行 く プロレス界 の巨人 100戦記 』P167(1999年 、ダイナミックセラーズ出版 、ISBN 488493279X) - ^ “The UWF matches fought by Ashura Hara in 1981”. Wrestlingdata.com. 2023
年 1月 11日 閲覧 。 - ^ “The UWF matches fought by Kazuo Sakurada in 1983”. Wrestlingdata.com. 2023
年 1月 11日 閲覧 。 - ^ 『Gスピリッツ Vol.40』P37(2016
年 、辰巳 出版 、ISBN 4777817075) - ^ “NWA Brass Knuckles Title [Mid-South/Tri-State]”. Wrestling-Titles.com. 2014
年 12月26日 閲覧 。 - ^ “NWA United States Tag Team Title [Mid-South/Tri-State]”. Wrestling-Titles.com. 2014
年 12月26日 閲覧 。 - ^ “NWA Louisiana Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2014
年 12月26日 閲覧 。 - ^ “Mid-South Tag Team Title”. Wrestling-Titles.com. 2014
年 12月26日 閲覧 。
参考 文献
[- ショーン・アセール、マイク・ムーニハム『WWEの
独裁 者 -ビンス・マクマホンとアメリカン・プロレスの真実 』ベ ースボ ール・マガジン社 、2004年 。ISBN 4583037880。 - リック・フレアー、キース・エリオット・グリーンバーグ『リック・フレアー
自伝 トゥー・ビー・ザ・マン』エンターブレイン、2004年 。ISBN 4757721536。 - アニマル・ウォリアー、アンドリュー・ウィリアム・ライト『ロード・ウォリアーズ
破滅 と絶頂 』東邦 出版 、2011年 。ISBN 4809409511。