フィリップ・ド・サヴォワ＝ヌムール

フィリップ・ド・サヴォワ＝ヌムール Philippe de Savoie-Nemours
ヌムール公こう
在位ざいい	1528年ねん - 1533年ねん
出生しゅっしょう	1490年ねん サヴォイア公こう領りょう ブール＝カン＝ブレス
死去しきょ	1533年ねん11月25日にち フランス王国おうこく マルセイユ
配偶はいぐう者しゃ	シャルロット・ドルレアン＝ロングヴィル
家名かめい	サヴォイア家か
父親ちちおや	サヴォイア公こうフィリッポ2世せい
母親ははおや	クロディーヌ・ド・ブロス

フィリップ・ド・サヴォワ＝ヌムール（フランス語ふらんすご：Philippe de Savoie-Nemours, 1490年ねん - 1533年ねん11月25日にち）は、ヌムール公こう（在位ざいい：1528年ねん - 1533年ねん）。

生涯しょうがい

サヴォイア公こうフィリッポ2世せいとその2番目ばんめの妃ひクロディーヌ・ド・ブロスの息子むすこである。フランス王おうフランソワ1世せいの母ははルイーズ・ド・サヴォワの異母弟いぼていにあたる。フィリップはサヴォイア家かの分家ぶんけヌムール公家くげの祖そとなり、最終さいしゅう的てきにフランスに居きょを構かまえた。

本来ほんらいは聖職せいしょく者しゃになる予定よていで、5歳さいの時ときにジュネーヴ司教しきょう位いを与あたえられたが、1510年ねんに辞任じにんしジュネーヴ伯はくとなった。フィリップはフランス王おうルイ12世せいに仕つかえ、1509年ねんに共ともにアニャデッロの戦たたかいに参加さんかした。1520年ねんには神聖しんせいローマ皇帝こうていカール5世せいに仕つかえたが、最終さいしゅう的てきに甥おいフランス王おうフランソワ1世せいに仕つかえた。

1528年ねん、フィリップはヌムール公こう位いを与あたえられ、ロングヴィル公こうルイ1世せい・ドルレアンの娘むすめシャルロットと結婚けっこんした。2人ふたりの間あいだには以下いかの子女しじょが生うまれた。

• ジャック（1531年ねん - 1585年ねん） - ヌムール公こう
• ジャンヌ（1532年ねん - 1568年ねん） - メルクール公こうニコラ・ド・ロレーヌと結婚けっこんし、6人にんの子女しじょをもうけた。

参考さんこう文献ぶんけん

• Potter, David (1995). A History of France, 1460-1560: The Emergence of a Nation State. St. Martin's Press 

先代せんだい シャルル3世せい

ジュネーヴ伯はく 1514年ねん - 1533年ねん

次代じだい ジャック