モーゼル・フランケン方言ほうげん

モーゼル・フランケン方言ほうげん; ルクセンブルク語ご
話はなされる国くに	ドイツ、フランス、ルクセンブルク、ベルギー、ルーマニア
地域ちいき	ノルトライン＝ヴェストファーレン州しゅう、ラインラント＝プファルツ州しゅう、ザールラント州しゅう、ロレーヌ地方ちほう、リエージュ州しゅう
話者わしゃ数すう	?
言語げんご系統けいとう	インド・ヨーロッパ語族ごぞくゲルマン語ご派は西にしゲルマン語ご群ぐんエルベ・ゲルマン語ご（英語えいご版ばん）高地たかちドイツ語ご西にし中部ちゅうぶドイツ語ご（英語えいご版ばん）中部ちゅうぶフランケン語ご（英語えいご版ばん）モーゼル・フランケン方言ほうげん; ; ; ; ; ; ;
標準ひょうじゅん語ご	ルクセンブルク語ご
公的こうてき地位ちい
公用こうよう語ご	ルクセンブルク
少数しょうすう言語げんごとして; 承認しょうにん	ベルギー (フランス語ふらんすご共同きょうどう体たいとして認識にんしきされている)
言語げんごコード
ISO 639-1	lb
ISO 639-2	ltz
ISO 639-3	ltz
Glottolog	luxe1241
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モーゼル・フランケン方言ほうげん（モーゼル・フランケンほうげん、独どく: Moselfränkisch）は、西にし中部ちゅうぶドイツ語ご（英語えいご版ばん）の一種いっしゅで、中部ちゅうぶフランケン語ご（英語えいご版ばん）の一部いちぶ、ルクセンブルク語ごに含ふくまれる。

ラインラント南部なんぶとモーゼル川かわの川かわ沿ぞい、ノルトライン＝ヴェストファーレン州しゅうのジーガーラント（英語えいご版ばん）、ラインラント＝プファルツ州しゅう西部せいぶ全体ぜんたい、ザールラント州しゅう、ルクセンブルク、ベルギーのドイツ語ご共同きょうどう体たい南部なんぶ、フランスのモゼル県けん（ブレ＝モゼル区く（英語えいご版ばん））近隣きんりんで話はなされている。

ルーマニアのトランシルヴァニア地方ちほうで話はなされるトランシルヴァニア・ザクセン方言ほうげん（英語えいご版ばん）は、1100年ねんから1300年ねんの間あいだ、トランシルヴァニア・ザクセン人じんが、主おもにモーゼル・フランケン方言ほうげんが話はなされた地域ちいきから多数たすう移民いみんしたことがきっかけで、この方言ほうげんから派生はせいした。

PODCAST: Peter von der Mosel's poem Mei Peef un eech (My pipe and I)

品種ひんしゅ

「方言ほうげん」と「別べつの言語げんご」の間あいだの移行いこうは流動的りゅうどうてきであるが「The Linguasphere Register」^[2]は、-dcaから-dceまでのコードでモーゼル・フランケン方言ほうげん（コード 52-ACB-dc）の5つの方言ほうげんを一覧いちらんにしている。

de:Trierisch（ラインラント＝プファルツ州しゅう、ルクセンブルク、ザールラント州しゅう北西ほくせい部ぶ）
アイフェル方言ほうげん（英語えいご版ばん）（ラインラント＝プファルツ州しゅう、東ひがしベルギー、ルクセンブルク、ノルトライン＝ヴェストファーレン州しゅう南部なんぶ）
de:Untermosellanisch（ラインラント＝プファルツ州しゅう）
de:West-Westerwäldisch（ラインラント＝プファルツ州しゅう）
en:Siegerländisch（ノルトライン＝ヴェストファーレン州しゅう）

また、モーゼル・フランケン方言ほうげんの一部いちぶと見みなされているのは、ロートリンゲン・フランケン語ご（英語えいご版ばん）、ルクセンブルク語ご^[3]^[4]、およびトランシルヴァニア・ザクセン方言ほうげんの変種へんしゅである。

一部いちぶのモーゼル・フランケン方言ほうげんの方言ほうげんには、特とくに純粋じゅんすいな標準ひょうじゅんドイツ語ごの話者わしゃの理解りかい度どが限かぎられているがゆえに、別べつの言語げんごと見みなされ得えるほどに標準ひょうじゅん化かした種類しゅるいに発展はってんしたものがある。

ルクセンブルク語ご
ロートリンゲン・フランケン語ご
トランシルヴァニア・ザクセン方言ほうげん
フンスリュック方言ほうげん（英語えいご版ばん）（ブラジルで話はなされている言語げんご）

参考さんこう文献ぶんけん

ヴェルナー・ケーニッヒ：DTV-アトラスドイツSprache。 dtv-Verlag 、München（ミュンヘン）2005;ISBN 3-423-03025-9 （ドイツ語ご）。

注釈ちゅうしゃく

^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Moselle Franconian”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History
^ Linguasphere Register, 1999/2000 edition, p. 430
^ http://www.luxembourg.public.lu/catalogue/fr-generalites/ap_histoire/ap_histoire_2008_DE.pdf^{[リンク切きれ]} „Im Alltag sprechen die Luxemburger ihren Dialekt, eine moselfränkische Mundart, die sie selbst noch bis Ende des 19. Jahrhunderts als "Lëtzebuerger Däitsch" ("Luxemburger Deutsch") bezeichneten.“
^ “The rise of the national sentiment (19th century)” (英語えいご). The Official Portal of the Grand Duchy of Luxembourg. 2021年ねん2月がつ23日にち閲覧えつらん。

品種ひんしゅ

参考さんこう文献ぶんけん

注釈ちゅうしゃく

関連かんれん項目こうもく