ルイ・ポーラン

ルイ・ポーラン

ルイ・ポーラン（Louis Paulhan 、1883年ねん - 1963年ねん2月がつ10日とおか）はフランスのパイロットである。1910年ねんに水上すいじょう機きで離水りすいした飛行ひこうなどで知しられる。

主おもな業績ぎょうせき

Pezenasで生うまれた。初はじめ、模型もけい飛行機ひこうきの設計せっけいのコンクールで優勝ゆうしょうし、実機じっきを製作せいさくする賞金しょうきんを得えた。ポーランの設計せっけいでは高価こうかになるので、ヴォワザンの機体きたいを購入こうにゅうし、エンジンを取とり付つけ､飛行ひこうを学まなび、1908年ねん、10番目ばんめの飛行ひこう免状めんじょうを得えた。1909年ねんにDouaiなどの飛行ひこう競技きょうぎ会かいに参加さんかし、いくつかの競技きょうぎで優勝ゆうしょうし、高度こうどや飛行ひこう距離きょりなどの記録きろくを作つくった。

ファルマン機きで離陸りりくするルイ・ポーラン

1910年ねんにはファルマン機きに乗のり、アメリカ、ロサンゼルスの国際こくさい飛行ひこう競技きょうぎ会かいに参加さんかした。高度こうど1269m、飛行ひこう時間じかん1時じ間あいだ49分ぶんの記録きろくを立たてた。4月にはOrleansからTrois近ちかくまでの189kmの飛行ひこうを行おこなった。4月がつ末まつには1910年ねんのロンドン・マンチェスター間あいだエアレースで、ロンドン､マンチェスター間あいだを2回かい以内いないの着陸ちゃくりくで24時間じかん以内いないに飛行ひこうしたパイロットに与あたえられる賞金しょうきんを、296.1kmを12時じ間あいだで飛とんで獲得かくとくした。

また1910年ねんにはアンリ・ファーブルの設計せっけいによる水上すいじょう機き、カナード号ごうで飛行ひこうしたパイロットの一人ひとりとなった。