与田よだ仁志ひとし

よだひとし 与田よだ 仁志ひとし
生誕せいたん	(1956-04-03) 1956年ねん4月がつ3日にち（68歳さい） 日本にっぽん 兵庫ひょうご県けん城崎きのさき郡ぐん竹野たかの村むら(現げん：豊岡とよおか市し)
出身しゅっしん校こう	日本医科大学にほんいかだいがく
職業しょくぎょう	医師いし、東邦大学とうほうだいがく医学部いがくぶ教授きょうじゅ
テレビ番組ばんぐみ	NEWS23X 他た
肩書かたがき	医学いがく博士はかせ、大学だいがく教授きょうじゅ

与田よだ 仁志ひとし（よだ ひとし、1956年ねん4月がつ3日にち - ）は、日本にっぽんの医学いがく者しゃ・医師いし。博士はかせ（医学いがく）。東邦大学とうほうだいがく医学部いがくぶ教授きょうじゅ。兵庫ひょうご県けん城崎きのさき郡ぐん竹野たかの村むら（現げん：豊岡とよおか市し）出身しゅっしん。

人物じんぶつ・来歴らいれき

1956年ねん4月がつ、兵庫ひょうご県けん城崎きのさき郡ぐん竹野たかの村むら（現げん：豊岡とよおか市し）に生うまれる。出生しゅっしょう時じ、分娩ぶんべん子癇しかんで母子ぼしともに生命せいめいの危機ききにさらされたが、京都大学きょうとだいがくの産婦人科さんふじんか医いの懸命けんめいの治療ちりょうにより親子おやことも一命いちめいをとりとめる。父親ちちおやが「仁術じんじゅつに依より生命せいめいを得えたと云うんへる子供こどもであれば、医學いがくに感謝かんしゃすると同時どうじに仁義じんぎに厚あつき人間にんげんにならねばならぬ」という想おもいから「仁志にし」と名付なづけた。物心ぶっしんが付つき、出生しゅっしょう時じの顛末てんまつを知しってから、医師いしになる事ことを志こころざすようになる。

1983年ねんに日本医科大学にほんいかだいがくを卒業そつぎょう後ご、同年どうねん、日本赤十字社にほんせきじゅうじしゃ医療いりょうセンター小児科しょうにかに入局にゅうきょく。川崎病かわさきびょうの発見はっけんで知しられる川崎かわさき富とみ作さくに師事しじする。1987年ねん、大阪おおさか府立ふりつ母子ぼし保健ほけん総合医療そうごういりょうセンター小児しょうに循環じゅんかん器き科か、1989年ねん、日本赤十字社にほんせきじゅうじしゃ医療いりょうセンター新生児しんせいじ科か、1998年ねん、同どう副ふく部長ぶちょう、2002年ねん、東京女子医科大学とうきょうじょしいかだいがく第だい一いち病理びょうり学がく講座こうざ研究生けんきゅうせい、2009年ねん、日本赤十字社にほんせきじゅうじしゃ医療いりょうセンター新生児しんせいじ科か部長ぶちょうを経へて、2010年ねんに東邦大学とうほうだいがく医学部いがくぶ新生児しんせいじ学がく講座こうざ主任しゅにん教授きょうじゅとなる。2014年ねん、東邦大学とうほうだいがく医療いりょうセンター大森おおもり病院びょういん総合そうごう周しゅう産さん期き母子ぼし医療いりょうセンター長ちょうに就任しゅうにん。専門せんもん領域りょういきは新生児しんせいじ科か・小児しょうに循環じゅんかん器き学がく・胎児たいじ超ちょう音波おんぱ学がく。

大学だいがく時代じだいは剣道けんどう部ぶの主将しゅしょうを務つとめた。当時とうじ、顧問こもんであった産婦人科さんふじんか教授きょうじゅ、室岡むろおか一はじめから受うけた「小児科しょうにかをやるならまず産婦人科さんふじんかをやって胎児たいじを学まなんでからにしなさい」とのアドバイスから「新生児しんせいじ科か医いなら出生しゅっしょう前まえの胎児たいじの段階だんかいから介入かいにゅうできるような技術ぎじゅつ・知見ちけんを備そなえておくことが不可欠ふかけつ」という信念しんねんを持もち、今日きょうまで診療しんりょう・研究けんきゅう・教育きょういくに携たずさわってきた。

著書ちょしょ

• 『小児しょうにの心肺しんぱい蘇生そせいマニュアル―心肺しんぱい停とま祉の予防よぼうとIntact Survivalに向むけて』(共著きょうちょ) (1998年ねん・日本にっぽん小児しょうに医事いじ出版しゅっぱん社しゃ)
• 『新生児しんせいじ循環じゅんかん管理かんりなるほどQ&A: 図解ずかいでどんどんステップアップ』(2012年ねん・メディカ出版しゅっぱん)
• 『ステップアップ新生児しんせいじ循環じゅんかん管理かんり: 図解ずかいとQ&Aでここまで分わかる』(2016年ねん・メディカ出版しゅっぱん)
• 『お母かあさんと赤あかちゃんの生理せいりとフィジカルアセスメント』(編著へんちょ) (2017年ねん・メディカ出版しゅっぱん) 他た

メディア

テレビ

• TBS『Nスタ』(2012年ねん)
• TBS『NEWS23』(2012年ねん) 他た

ラジオ

• ラジオNIKKEI『小児科しょうにか医療いりょうUP-to-D』(2015年ねん) 他た

雑誌ざっし

• 『Fetal & Neonatal Medicine』

「私わたしのモチベーション：周しゅう産さん期き医療いりょうのさらなる発展はってんのために新あたらしいタイプの周しゅう産さん期き関連かんれん医師いしの育成いくせい目指めざす」(2014年ねん4月がつ号ごう・メディカルレビュー社しゃ)

• 『Neonatal Care』

「For Baby：東邦大学とうほうだいがく医療いりょうセンター 大森おおもり病院びょういん NICU・GCU」(2014年ねん vol.27 no.12・メディカ出版しゅっぱん)

• 河合塾かわいじゅく『医学いがく科かデータブック2012 VOL2』「周しゅう産さん期き医療いりょうの充実じゅうじつに向むけて」(2012年ねん) 他た

WEB

• リクルート進学しんがくネット「生うまれる前後ぜんこうの赤あかちゃんをあらゆる病気びょうきから救すくう先生せんせい」他た

関連かんれん項目こうもく

• 川崎かわさき富とみ作さく
• 日本医科大学にほんいかだいがく
• 日本赤十字社にほんせきじゅうじしゃ医療いりょうセンター
• 東邦大学とうほうだいがく

外部がいぶリンク

• リクルート 進学しんがくネット
• 東邦大学とうほうだいがく医療いりょうセンター スタッフ紹介しょうかい
• 第だい63回かい 日本にっぽん新生児しんせいじ成育せいいく医い学会がっかい・学術がくじゅつ集会しゅうかい、会長かいちょう 与田よだ仁志ひとし
• 東京とうきょう都と新生児しんせいじ医療いりょう協議きょうぎ会かい、会長かいちょう 与田よだ仁志ひとし