吉田よしだ政雄まさお

吉田よしだ 政雄まさお（よしだ まさお、1904年ねん〈明治めいじ37年ねん〉1月がつ8日にち - 1988年ねん〈昭和しょうわ63年ねん〉11月12日にち）は、日本にっぽんの政治せいじ家か。北海道ほっかいどう亀田かめだ市し（現げん・函館はこだて市し）長ちょう。

来歴らいれき

現在げんざいの北海道ほっかいどう十勝とかち郡ぐん浦幌うらほろ町まち出身しゅっしん。1927年ねん、北海道ほっかいどう函館はこだて師範しはん学校がっこう（現げん・北海道教育大学ほっかいどうきょういくだいがく函館はこだて校こう）専攻せんこう科か卒そつ。卒業そつぎょう後ごは函館はこだてなど道内どうない各地かくちの小学校しょうがっこうで教職きょうしょくに就つく。戦後せんごは函館はこだて市し視学しがく、同どう教育きょういく長ちょう、中学校ちゅうがっこう校長こうちょうを最後さいごに1963年ねんに退職たいしょくした。同年どうねんの亀田かめだ町長ちょうちょう選挙せんきょに立候補りっこうほしたが137票ひょう差さで落選らくせんした。1967年ねん、現職げんしょくを破やぶり亀田かめだ町長ちょうちょうに初はつ当選とうせん。町長ちょうちょう就任しゅうにん後ごは教育きょういくと住民じゅうみん福祉ふくしに力ちからを入いれた。一方いっぽうで長年ながねんの懸案けんあんであった函館はこだて市しとの合併がっぺいを推進すいしんした。1971年ねんに再選さいせん。同年どうねん、亀田かめだ町まちは市制しせい施行しこうし、亀田かめだ市しとなり、市長しちょうに就任しゅうにんした。市長しちょう就任しゅうにん後ごは市しの木きをねむの木きに決定けってい、市民しみん憲章けんしょうを制定せいていした。亀田かめだ市しは1973年ねんに函館はこだて市しと合併がっぺいし、合併がっぺい後ごは函館はこだて市し顧問こもんとなり、1975年ねんの函館はこだて市長しちょう選挙せんきょに立候補りっこうほしたが現職げんしょくの矢野やの康やすしに敗やぶれて落選らくせんした。同年どうねん、市し公民こうみん学会がっかい会長かいちょうとなった。

参考さんこう文献ぶんけん

• 『函館はこだて市し史し 別巻べっかん 亀田かめだ市し編へん』函館はこだて市し、1978年ねん。
• 『現代げんだい物故ぶっこ者しゃ事典じてん 1988～1990』日外にちがいアソシエーツ株式会社かぶしきがいしゃ、1991年ねん。