圧あつ受容じゅよう器き

圧あつ受容じゅよう器き（あつじゅようき、英えい:baroreceptor又またはbaroceptor）とは圧力あつりょく変化へんかに反応はんのうする受容じゅよう器きの総称そうしょう。皮膚ひふの圧あつ変化へんかを感知かんちする受容じゅよう器き、細胞さいぼう外がい液えき量りょうを感知かんちする受容じゅよう器き、血圧けつあつ変化へんかを感知かんちする受容じゅよう器きが存在そんざいするが、特とくに血圧けつあつ変化へんかを感知かんちする受容じゅよう器きを指さすことがある。血圧けつあつ変化へんかを感知かんちする受容じゅよう器きは頚動脈けいどうみゃく洞ほら、大動脈だいどうみゃく弓ゆみ、心房しんぼう、心室しんしつに存在そんざいする。血圧けつあつ変化へんかを感知かんちする受容じゅよう器きは短期たんきにおける変化へんかには応答おうとうするが、慢性まんせい的てきな変化へんかにはほとんど反応はんのうしない。これは長期ちょうき的てきな変化へんかでは反応はんのうレベルが再さい設定せっていされるためである。

参考さんこう文献ぶんけん

獣医じゅうい学がく大だい辞典じてん編集へんしゅう委員いいん会かい編集へんしゅう『明解めいかい獣じゅう医学いがく辞典じてん』チクサン出版しゅっぱん社しゃ 1991年ねん ISBN 4885006104
高橋たかはし迪すすむ雄お監訳かんやく『獣医じゅうい生理学せいりがく第だい2版はん』文ぶん永えい堂どう出版しゅっぱん 2000年ねん ISBN 4830031824

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表ひょう話はなし編へん歴れき感覚かんかく受容じゅよう器き
触覚しょっかく	機械きかい受容じゅよう器き振動しんどう覚さとしパチニ小体こてい触覚しょっかくマイスナー小体こてい圧覚あっかくメルケル神経しんけい終末しゅうまつ（英語えいご版ばん）伸展しんてんルフィニ小体こてい
痛いたみ	自由じゆう神経しんけい終末しゅうまつ（英語えいご版ばん）侵害しんがい受容じゅよう器き（英語えいご版ばん）
温度おんど	温度おんど受容じゅよう器き（英語えいご版ばん）
深部しんぶ感覚かんかく	ゴルジ腱けん器官きかん筋すじ紡錘ぼうすい錘おもり内ない筋繊維きんせんい（英語えいご版ばん）核かく鎖くさり繊維せんい（英語えいご版ばん）核かく袋ぶくろ繊維せんい（英語えいご版ばん）
その他た	有毛ありげ細胞さいぼう（英語えいご版ばん）圧あつ受容じゅよう器き

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