安やす河内かわうち央ひさし之これ

安やす河内かわうち 央ひさし之これ （やすこうち ひろゆき、1946年ねん 10月24日にち - ） は日本にっぽんの照明しょうめい技師ぎし・照明しょうめい監督かんとく。

人物じんぶつ・来歴らいれき

• 1967年ねん、フリーの照明しょうめい助手じょしゅとなり「映画えいが照明しょうめいの神様かみさま」と畏敬いけいされる熊谷くまがい秀夫ひでおに師事しじ。1976年ねんの『妻つまたちの午後ごご』より1981年ねん『セせーラらー服ふくと機関きかん銃じゅう』まで助手じょしゅを務つとめる。1983年ねん『居酒屋いざかや兆ちょう治ち』にて照明しょうめい監督かんとくを任まかされる。
• 1988年ねんの『1999年ねんの夏休なつやすみ』では、本格ほんかく的てきな蛍光けいこう灯とう照明しょうめいを東芝とうしばの技術ぎじゅつ部ぶと共ともに開発かいはつした。1985年ねん『夜叉やしゃ』、1994年ねん『RAMPO』、1997年ねん『東京とうきょう日和びより』において3度どの日本にっぽんアカデミー賞しょう優秀ゆうしゅう照明しょうめい賞しょうを受賞じゅしょうする。数々かずかずの作品さくひんを共ともにしたカメラマンの佐々木ささき原はら保志やすしとは名めいコンビと謳うたわれ、竹中たけなか直人なおと監督かんとく作品さくひんの全すべてを手掛てがけている。竹中たけなか監督かんとくからの人望じんぼうも厚あつく、6作品さくひん中ちゅう4作品さくひんで印象いんしょう的てきなカメオ出演しゅつえんをしている。

田中たなか要かなめ次じは、安あん河内かわうちが参加さんかしていた『無能むのうの人ひと』にて照明しょうめい助手じょしゅとして参加さんかしていたが、竹中たけなか監督かんとくの目めに留とまり同どう作品さくひんにエキストラとして出演しゅつえんも果はたした。

アキルフィルム

映画えいが制作せいさくを志こころざすクリエイターや俳優はいゆう志望しぼう者しゃを支援しえんする団体だんたい「アキルフィルム」を設立せつりつ。2000年ねんに1作さく目めを制作せいさくしてから現在げんざいに至いたるまで約やく30本ほん近ちかくのショートフィルムを発表はっぴょうしている。「伝統でんとう的てきな映画えいが制作せいさく方法ほうほうを次世代じせだいへ継承けいしょうしたい」という思おもいから全すべてをデジタルではなく35mmフィルムで撮影さつえいする事ことにこだわっていたが、フィルムではコストが掛かかりすぎ自由じゆうな映像えいぞう制作せいさくが出来できないという意見いけんを受うけデジタルカメラも導入どうにゅうした。長野ながの県けん上田うえだ市しの敷地しきち内ないに私設しせつのスタジオを設もうけ、オープンセット、編集へんしゅう室しつ、ダビング室しつ、試写ししゃ室しつを有ゆうする撮影さつえいから完成かんせいまで一括いっかつで行おこなえる設備せつびを有ゆうしている。「映画えいがの里さと」と称しょうしてショートフィルムを次々つぎつぎと世よに送おくり出だしたいと活動かつどうを始はじめている。