山端やまはた祥さち玉だま

山端やまはた祥さち玉だま（やまはたしょうぎょく、1887年ねん 4月がつ4日にち - 1963年ねん 2月がつ24日にち）は、日本にっぽんの写真しゃしん家か、実業じつぎょう家か。本名ほんみょうは啓之ひろゆき助すけ。

人物じんぶつ

1877年ねん、福井ふくい県けん勝山かちやま市しに生うまれる。小学校しょうがっこうを卒業そつぎょう後ご、1904年ねんより東京とうきょう・本郷ほんごうの望月もちづき東涯とうがいに写真しゃしんを学まなぶ。その後ご、近衛このえ歩あゆみ兵へい第だい1連隊れんたいに入営にゅうえいし、除隊じょたい後ご出張しゅっちょう写真しゃしん師しとなり、1910年ねん、蘭らん領りょうスマトラ島すまとらとうメダン市しの朝日あさひ写真しゃしん館かん技師ぎし長ちょうに就任しゅうにんする。1914年ねん、英えい領りょうシンガポールに写真しゃしん材料ざいりょう商しょうサン商会しょうかいと写真しゃしん館かんを設立せつりつする。帰国きこく後ご、1927年ねんに東京とうきょう・築地つきじにG.T.サン商会しょうかい（1943年ねんに山端やまはた写真しゃしん科学かがく研究所けんきゅうじょと改称かいしょう）を創設そうせつし、1933年ねんに写真しゃしん印画いんが用ようの高速こうそく輪転りんてん機きで特許とっきょを取得しゅとくする。1937年ねんより終戦しゅうせんまで内閣ないかく情報じょうほう部ぶ、海軍かいぐん省しょう、陸軍りくぐん省しょうの嘱託しょくたくとなり、1938年ねんより陸軍りくぐんの上海しゃんはい写真しゃしん製作所せいさくしょであるプレス・ユニオンを名取なとり洋之助ようのすけと共ともに担当たんとうする。

1945年ねん10月に写真しゃしん通信つうしん社しゃサン・ニュース・フォトスを設立せつりつし、宮みや内省ないせい嘱託しょくたくとなって天皇てんのう家いえを撮影さつえい。1946年ねんに戦後せんご間あいだもなく解散かいさんしたG.T.サンを再興さいこう、同年どうねんに毎日新聞社まいにちしんぶんしゃの出資しゅっしを得えてサン写真しゃしん新聞しんぶん社しゃを創設そうせつするが、1947年ねんに公職こうしょく追放ついほうとなり各社かくしゃ代表だいひょうを退しりぞく。1963年ねん2月がつ24日にち没ぼつ、75歳さい。

長崎ながさきの原爆げんばく投下とうか直後ちょくごを撮影さつえいした山端やまはた庸介ようすけは長男ちょうなん。

参照さんしょう

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