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朝鮮人民軍(ちょうせんじんみんぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日刊新聞、国防省の機関紙。
「朝鮮人民軍」は、北朝鮮の国防省の機関紙であり、主に北朝鮮の正規軍である朝鮮人民軍の軍人によって購読されている。
1997年に金正日が朝鮮労働党の党総書記に就任して以来、北朝鮮では「先軍政治」(軍事優先政策)が強調されるようになり軍部の影響力が強まっており、朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」に提唱された軍事、国防に関する政策や政治思想教育を軍部に浸透される記事が掲載されている。
1995年[1]から2012年までは毎年1月1日に朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」、金日成社会主義青年同盟の機関紙「青年前衛」とともに「新年共同社説」が掲載されていた[2]。
- ^ 「偉大な党の領導を高くかかげ新年の進軍を力強く進めよう――『労働新聞』、新聞『朝鮮人民軍』、『労働青年』の共同社説(1995年1月1日)」『月刊朝鮮資料』第35巻第2号、朝鮮問題研究所、1995年2月1日、2 - 11頁、NDLJP:2677025/3。
- ^ 現在は党総書記・国務委員会委員長である金正恩による新年の辞が行われている。
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