半音
(短 二 度 から転送 )
- ≒ 1 : 1.059463
となる。その
半音 にまつわる事項
[- 12
平均 律 では全音 は半音 ちょうどふたつ分 である。よって全音 の周波数 比 は半音 の周波数 比 の2乗 となり、
- ≒ 1 : 1.122462
- である。その
他 の音律 では、8:9、9:10などの周波数 比 となる。
- 12
平均 律 の半音 の100分 の1をセントといい、微細 な音程 の違 いを表 すときの単位 として用 いられる。つまり、1オクターヴ=6全音 =12半音 =1200セントであるから、1セントの周波数 比 は半音 の周波数 比 の100乗 根 、オクターヴの周波数 比 の1200乗 根 となり、
- ≒ 1 : 1.00057779
- である。
平均 律 の半音 はその定義 から100セントである。
- ピタゴラス
音律 の全 音階 的 半音 は256/243(90セント)で、平均 律 より狭 く、半音 2つは全音 より狭 い。 純正 律 の全 音階 的 半音 は16/15(112セント)である。その他 に、半音 階 的 小半 音 25/24(71セント)、半音 階 的 大半 音 135/128(92セント)及 び大 リンマ27/25(134セント)という三種 の半音 が存在 する。中 全 音律 の全 音階 的 半音 は117セントで、平均 律 より広 い。純正 律 とミーントーンでは全 音階 的 半音 2つは全音 より広 い。増 一 度 、短 二 度 、重 減 三 度 の音程 は半音 である。現代 音楽 や民族 音楽 では、半音 よりさらに音 の高 さの違 いが小 さい音 を扱 う場合 がある。そのような音程 は微分 音 と呼 ぶ場合 がある。微分 音 の概念 をさらに発展 させたゼンハーモニック音楽 においては、半音 と全音 の比率 や系列 自体 を書 き換 えて新 たな調律 を構築 する「MOSスケール」という技法 が存在 する。