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石いしノ森もり章太郎しょうたろう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
いしのもり しょうたろう
石いしノ森もり 章太郎しょうたろう
本名ほんみょう 小野寺おのでら 章太郎しょうたろう（おのでら しょうたろう）
生誕せいたん (1938-01-25) 1938年ねん1月がつ25日にち
宮城みやぎ県けん登米とよね郡ぐん石森いしのもり町まち（後ごの旧きゅう中田なかだ町まち、現在げんざいの登米とよね市し）
死没しぼつ (1998-01-28) 1998年ねん1月がつ28日にち（60歳さい没ぼつ）
東京とうきょう都と文京ぶんきょう区く（順天堂大学じゅんてんどうだいがく医学部いがくぶ附属ふぞく順天堂医院じゅんてんどういいん）[1]
国籍こくせき 日本の旗 日本にっぽん
職業しょくぎょう 漫画まんが家か
称号しょうごう 勲くん四よん等とう旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょう
活動かつどう期間きかん 1954年ねん - 1998年ねん
代表だいひょう作さく
受賞じゅしょう
公式こうしきサイト https://ishimoripro.com/
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石いしノ森もり 章太郎しょうたろう[注釈ちゅうしゃく 1]（いしのもり しょうたろう、1938年ねん〈昭和しょうわ13年ねん〉1月がつ25日にち[2][3] - 1998年ねん〈平成へいせい10年ねん〉1月がつ28日にち[3]）は、日本にっぽんの漫画まんが家か。本名ほんみょうは小野寺おのでら 章太郎しょうたろう（おのでら しょうたろう）[3]。1984年ねんまでは「石森いしもり 章太郎しょうたろう」の表記ひょうきを使用しようしていたが、この時期じきには「いしもり しょうたろう」と呼よばれるのが通例つうれいだった。

概要がいよう

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SF漫画まんが、ギャグ漫画まんがから学習がくしゅう漫画まんがまで幅広はばひろいジャンルの作品さくひんを量産りょうさんし、“漫画まんがの神様かみさま”手塚てづか治虫おさむとの対比たいひで「漫画まんがの王様おうさま」[4][5]、「漫画まんがの帝王ていおう」[6] と評ひょうされた。

代表だいひょう作さくは『サイボーグ009』『佐武さたけと市し捕物とりもの控ひかえ』『009ノ1』『さるとびエッちゃん』『人造じんぞう人間にんげんキカイダー』『マンガ日本にっぽん経済けいざい入門にゅうもん』『HOTEL』など[3]。仮面かめんライダーシリーズやがんばれ!!ロボコンを始はじめ、特撮とくさつ作品さくひんの原作げんさく者しゃとしても活躍かつやくした。

昭和しょうわ30年代ねんだいから昭和しょうわ40年代ねんだいの高度こうど経済けいざい成長せいちょうのアニメなどテレビ放送ほうそう網あみの開始かいし時期じきに、漫画まんがの世界せかいで新あたらしい手法しゅほうの開発かいはつ者しゃとして目立めだった存在そんざいの漫画まんが家かであった。多様たような分野ぶんやと作風さくふうの中なかでも特とくにSF漫画まんがで他たへの影響えいきょうが手塚てづかと並ならんで大おおきく、いわゆる手塚てづか風ふう漫画まんがの中なかで最もっともスタイリッシュな作風さくふうで、各かく時点じてんでの新鮮しんせんな画面がめんコマ表現ひょうげんと少女しょうじょ漫画まんがにも通用つうようする滑なめらかな線せんをもち、昭和しょうわ40年代ねんだい始はじめごろには漫画まんがの王様おうさまと呼よばれていた。この時期じきの作風さくふうは、SF（S&F）性せい・詩的してき叙情じょじょう・アクションを含ふくむことが多おおかった。それらの要素ようそは1971年ねんに放送ほうそう開始かいしされた『仮面かめんライダー』以降いこう、徐々じょじょに特撮とくさつ作品さくひんへと移うつっていき、執筆しっぴつする漫画まんがの傾向けいこうは青年せいねん漫画まんがや学習がくしゅう漫画まんがなど幅広はばひろいものとなっていった。

1989年ねん（平成へいせい元年がんねん）、漫画まんがには「面白おもしろい、おかしい」だけではない多数たすうの表現ひょうげんが可能かのうになったとして、漫画まんがの新あたらしい呼よび名な「萬まん画かく」を提唱ていしょうし「萬まん画かく宣言せんげん」を発表はっぴょうした[注釈ちゅうしゃく 2]。以降いこうは自みずからの職業しょくぎょうを「漫画まんが家か」ではなく「萬まん画家がか」と称しょうした。没後ぼつごの2007年ねん末すえには、500巻かん770作品さくひんにおよぶ個人こじん全集ぜんしゅう『石いしノ森もり章太郎しょうたろう萬まん画かく大全たいぜん集しゅう』（角川書店かどかわしょてん）が、一人ひとりの著者ちょしゃによる最もっとも多おおい漫画まんがの出版しゅっぱんの記録きろくとしてギネス・ワールド・レコーズに認定にんていされている[注釈ちゅうしゃく 3]。テレビ原作げんさく者しゃ（アニメ・実写じっしゃ）としてのクレジットは放映ほうえい期間きかんのべ六ろく十じゅう数すう年ねん分ぶんに及および、野村のむら胡堂こどう、長谷川はせがわ町子まちこらを凌駕りょうがして国内こくない最高さいこうで、2020年ねん現在げんざいも更新こうしんし続つづけている。

妻つまの小野寺おのでら利子としこは石森いしもりグループ会長かいちょう。息子むすこに俳優はいゆうの小野寺おのでら丈たけ（長男ちょうなん）と石森いしもりプロ社長しゃちょうの小野寺おのでら章あきら（次男じなん）がいる。脚本きゃくほん家かの石森いしもり史郎しろうは従兄弟いとこ[7]。小説しょうせつ家かの今野こんの敏さとしははとこ[8]。

経歴けいれき

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生おい立たち

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登米とよね市し中田なかだ町まち石森いしのもりの石いしノ森もり章太郎しょうたろう生家せいか。一般いっぱん公開こうかいされている。

1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）1月がつ25日にち[注釈ちゅうしゃく 4]、宮城みやぎ県けん登米とよね郡ぐん石森いしのもり町まち（中田なかだ町まち石森いしもりを経へて現げん・登米とよね市し中田なかだ町まち石森いしのもり[3]）[注釈ちゅうしゃく 5]に、父ちち・康太郎やすたろう、母はは・カシクの長男ちょうなんとして生うまれる。姉あね、弟おとうと2人にん、妹いもうとの5人にん兄弟きょうだい。下記かきにもあるように当初とうしょは映画えいが監督かんとくを志こころざしていたが、3歳さい上じょうの姉あねである小野寺おのでら由恵よしえは生来せいらい病弱びょうじゃくで外出がいしゅつもままならないため、学校がっこうでの出来事できごとや外そとでの見聞けんぶんなどを絵えに描えがいて見みせていたのが、漫画まんがの原点げんてんであったという。

登米とよね市立しりつ石森いしのもり小学校しょうがっこうに通かよっていたころは単行本たんこうぼんや雑誌ざっしを読よむのが好すきで、あるとき手塚てづか治虫おさむの『新しん宝島たからじま』に出会であい衝撃しょうげきを受うけ、以後いご手塚てづか治虫おさむの大だいファンとなる[11]。

1950年ねん（昭和しょうわ25年ねん）、中学生ちゅうがくせいになり手塚てづか治虫おさむにファンレターを出だしたところ返事へんじが戻もどってきたことでますます漫画まんがに夢中むちゅうになり、2年生ねんせいのとき初はじめて4コマ漫画まんがを「毎日まいにち中学生ちゅうがくせい新聞しんぶん」に投稿とうこうしたところ入選にゅうせん、以後いご投稿とうこうマニアとなる。近所きんじょの子供こどもを集あつめて研究けんきゅう会かいをつくり会誌かいし『墨汁ぼくじゅう一いち滴てき』を作成さくせい（このときは2号ごうで廃刊はいかん）、投稿とうこう漫画まんがを募集ぼしゅうしていた『漫画まんが少年しょうねん』で批評ひひょうを担当たんとうしていた手塚てづか治虫おさむの元もとに送おくったりした[11][12]。

1953年ねん（昭和しょうわ28年ねん）、宮城みやぎ県けん佐沼さぬま高等こうとう学校がっこう[注釈ちゅうしゃく 6]に入学にゅうがく。『漫画まんが少年しょうねん』への投稿とうこう仲間なかまを集あつめて「東日本ひがしにっぽん漫画まんが研究けんきゅう会かい」を設立せつりつ、肉筆にくひつ回覧かいらん誌し『墨汁ぼくじゅう一いち滴てき』を制作せいさくする[11]。第だい一いち期きの会員かいいんには赤塚あかつか不二夫ふじお、横田よこた徳男のりお、長谷ながたに邦夫くにお、横山よこやま孝雄たかお、高井たかい研一郎けんいちろう、徳とく南みなみ晴はれ一郎いちろうなどがいた[11]。このころ既すでに漫画まんが業界ぎょうかいで「宮城みやぎ県けんに天才てんさいがいる」と評判ひょうばんになっている。このころのあだ名なは「じゃがいも」。高校こうこう2年生ねんせいの春はる（5月がつ）、手塚てづか治虫おさむより仕事しごとを手伝てつだって欲ほしいとの電報でんぽうが届とどき、『鉄腕てつわんアトム』のアシスタントを務つとめる[11][12]。

高校こうこう在学ざいがく中ちゅうの1954年ねん（昭和しょうわ29年ねん）[3][注釈ちゅうしゃく 7]、手塚てづか治虫おさむの仲介ちゅうかいで、石いしノ森もりは『漫画まんが少年しょうねん』でデビューすることになる[15]。デビュー作さくは、1954年ねん12月発売はつばいの『漫画まんが少年しょうねん』1955年ねん新年しんねん号ごう[16]に掲載けいさいされた『二に級きゅう天使てんし』[3]。

デビュー以後いご

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1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）、厳格げんかくな公務員こうむいんであった父ちちからは漫画まんが家かになることを反対はんたいされていたが、喘息ぜんそく持もちの由恵よしえが両親りょうしんを説得せっとくするなど熱心ねっしんに応援おうえんしてくれたこともあり、高校こうこう卒業そつぎょうと同時どうじに上京じょうきょう、下落合しもおちあいに下宿げしゅくする。5月からトキワ荘そうに移うつり、15日にちには病気びょうき治療ちりょうも兼かねて由恵よしえも上京じょうきょうする。手塚てづかをはじめ多おおくの漫画まんが家かたちが住すんでいたトキワ荘そうに住すみ、作家さっか活動かつどうを始はじめた。トキワ荘そうグループの男性だんせい陣じんの中なかでは最年少さいねんしょうではあったが、最もっとも早はやく頭角とうかくを現あらわし、赤塚あかつか不二夫ふじお[注釈ちゅうしゃく 8]などは、自分じぶんの漫画まんがを描えがくよりも、石いしノ森もりのアシスタントをする時間じかんの方ほうが多おおいほどだった。

しかし1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）4月がつ4日にち、トキワ荘そうで石いしノ森もりと同居どうきょし、トキワ荘そうグループのマドンナ的てき存在そんざいとなっていた由恵よしえが急逝きゅうせいした[注釈ちゅうしゃく 9]。最大さいだいの理解りかい者しゃであった姉あねを失うしなったことは、後ごの石いしノ森もりの作風さくふうにも大おおきな影響えいきょうをもたらした。

1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）、手塚てづかのアシスタントだった月岡つきおか貞夫さだおとともに、手塚てづかの身代みがわりとして東映動画とうえいどうが（現げん・東映とうえいアニメーション）の劇場げきじょうアニメ『西遊せいゆう記き』の制作せいさく現場げんばに派遣はけんされた。石いしノ森もりは月岡つきおかとともに「このまま東映動画とうえいどうがに入はいってアニメーションをやりたい」と訴うったえたが、当時とうじ東映動画とうえいどうがの若手わかてスタッフだった白川しらかわ大作だいさく（後のちに東映動画とうえいどうが専務せんむ）から「（絵えが個性こせい的てきでアニメに向むかないから）ちゃんと漫画まんがをやれ。そのかわり漫画まんがが売うれたらそれを原作げんさくとして買かいに行いく」と説得せっとくされて断念だんねんした[17][注釈ちゅうしゃく 10]。後のちにこのときの約束やくそく通どおり東映動画とうえいどうがで作品さくひんがアニメ化かされた。さらに東映とうえい本体ほんたいでの特撮とくさつ番組ばんぐみ企画きかくへとつながる東映とうえいグループとの接点せってんのきっかけとなる。

藤子とうこ、赤塚あかつからと共ともにトキワ荘そうに長ながく住すみ、国民こくみん的てき売うれっ子こ作家さっかに上のぼり詰つめた中なかでも、もっとも遅おそい時期じきまで石いしノ森もりはトキワ荘そうに住すみ続つづけた。

1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）8月がつ24日にちより70日間にちかんの海外かいがい旅行りょこうに出掛でかける[18]。当時とうじは海外かいがい旅行りょこうが自由じゆう化かされる前まえで、単たんなる「観光かんこう」では旅行りょこう許可きょかが下おりなかったため、集英社しゅうえいしゃに依頼いらいしシアトルで開ひらかれるSF大会たいかいの取材しゅざいという名目めいもくで臨時りんじに「取材しゅざい記者きしゃ」の肩書かたがきを入手にゅうしゅしている[19]。貯金ちょきんがなかったため、旅費りょひも各かく出版しゅっぱん社しゃから前借まえがりした[19]。SF大会たいかいでは、矢野やの徹とおるの紹介しょうかい状じょうをSFファンダムで有名ゆうめいなフォレスト・J・アッカーマンに渡わたし、ロバート・A・ハインライン、ポール・アンダースンらを紹介しょうかいしてもらう[20][注釈ちゅうしゃく 11]。なおこの旅行りょこうは、『少女しょうじょクラブ』などの雑誌ざっしの廃刊はいかんが続つづいたことのショックや、姉あねの死しからの逃避行とうひこうという面めんも持もっていた[22]。

1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）、トキワ荘そうを転出てんしゅつする[12]。1963年ねん（昭和しょうわ38年ねん）5月がつ、鈴木すずき伸一しんいちらとアニメーション制作せいさく会社かいしゃ「スタジオ・ゼロ」を設立せつりつ[12]。

スター作家さっかとして

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石いしノ森もり萬まん画かく館かんの最寄駅もよりえきであるJR石巻いしのまき駅えきに飾かざられた人気にんき作品さくひんの人形にんぎょう（左側ひだりがわ：仮面かめんライダー、右側みぎがわ：サイボーグ009）。
009が描えがかれた松島まつしま救難きゅうなん隊たい創設そうせつ50周年しゅうねん記念きねん塗装とそう機き。所属しょぞくは石巻いしのまきに隣接りんせつする東松島ひがしまつしま市しの松島まつしま基地きち。

1964年ねん、手塚てづか治虫おさむの仲人なこうどにより結婚けっこん[12]。また12月に発足ほっそくした日本にっぽん漫画まんが家か協会きょうかいに入会にゅうかいする[12]。

1964年ねん（昭和しょうわ39年ねん）7月がつ19日にちより『少年しょうねんキング』にて代表だいひょう作さくとなる『サイボーグ009』の連載れんさいを開始かいしする。この頃ころにはすでにスター作家さっかとなっており、この時期じきに描えがかれた石いしノ森もりのマンガ入門にゅうもん書しょ『マンガ家か入門にゅうもん』（1965年ねん）、『続ぞく・マンガ家か入門にゅうもん』（1966年ねん）は当時とうじから広ひろく読よまれた。これは漫画まんがの技術ぎじゅつ論ろんから、具体ぐたい的てきなストーリー構想こうそう術じゅつまでが書かかれた画期的かっきてきな漫画まんが家か入門にゅうもん書しょで、長年ながねんの間あいだ漫画まんが家か志望しぼう者しゃのバイブルとなった。また、『サイボーグ009』を連載れんさいしていた当時とうじ、ファンレターの宛先あてさきが漫画まんが家かの住所じゅうしょとなっていたため多数たすうの読者どくしゃが訪問ほうもんしていた[23]。すがやみつるが『サイボーグ009』の連載れんさい終了しゅうりょう直後ちょくごに訪問ほうもんしたときは、サインを貰もらいにきた別べつの訪問ほうもん者しゃに対たいして、訪問ほうもん者しゃに見みえないところで当時とうじチーフアシスタントであった永井豪ながいごうが絵えだけではなくサインまで書かき上あげて渡わたしていたという[23]。このような対応たいおうを行おこなわないと仕事しごとにならないほど訪問ほうもん者しゃがきていたことが原因げんいんである[23]。

1966年ねん（昭和しょうわ41年ねん）、『ミュータント・サブ』『サイボーグ009』により第だい7回かい講談社こうだんしゃ児童じどうまんが賞しょうを受賞じゅしょう[12]。

1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）、石森いしもり章太郎しょうたろうプロを設立せつりつ。『ジュン』『佐武さたけと市し捕物とりもの控ひかえ』により第だい13回かい小学館しょうがくかん漫画まんが賞しょうを受賞じゅしょう[12]。

1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）より、東映とうえい特撮とくさつ作品さくひん『仮面かめんライダー』の原作げんさくとその漫画まんが化か（仮面かめんライダー）を担当たんとうした[3]。この成功せいこうをきっかけに同社どうしゃにおける数すう多おおくの特撮とくさつ・変身へんしんヒーロー番組ばんぐみの原作げんさくを手てがけることになった。もともと映画えいが監督かんとく志望しぼうだったこともあり、一部いちぶの作品さくひん（『仮面かめんライダー』や『イナズマン』）では監督かんとくも務つとめている。

1981年ねん（昭和しょうわ56年ねん）より日本にっぽん漫画まんが家か協会きょうかい理事りじを務つとめる[12]。

1985年ねん（昭和しょうわ60年ねん）[注釈ちゅうしゃく 12]、画業がぎょう30年ねんを機きに「石森いしもり章太郎しょうたろう」から「石いしノ森もり章太郎しょうたろう」に改名かいめいした[3]。もともと彼かれのペンネームは故郷こきょうの石森いしのもり町まちに由来ゆらいするもので、「石森いしもり」と書かいて「いしのもり」と読よませるつもりだったが、誰だれも「いしのもり」と読よんでくれず、「いしもり」としか呼よばれなかったため、初心しょしんに戻もどる意味いみをこめて改名かいめいを行おこなったという。しかし、山田やまだゴロが自身じしんのサイトで語かたるところによると、改名かいめいする前まえは打うち合あわせ・旅行りょこう・忘年会ぼうねんかいなどの季き節ぶし行事ぎょうじで関係かんけい者しゃ一同いちどうに頻繁ひんぱんに会あっていたのが、改名かいめいしたころからはそれがなくなり、石森いしもりプロに連絡れんらくしても会あわせて貰もらえなくなった[25]。ほどなく関係かんけい者しゃ一同いちどうの間あいだで「先生せんせいは御ご病気びょうきらしい」という話はなしが広ひろまったという。

1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）、『HOTEL』などにより第だい33回かい小学館しょうがくかん漫画まんが賞しょうを、『マンガ日本にっぽん経済けいざい入門にゅうもん』により第だい17回かい日本にっぽん漫画まんが家か協会きょうかい賞しょう大賞たいしょうを受賞じゅしょう[12]。

1989年ねん（昭和しょうわ64年ねん/平成へいせい元年がんねん）、『マンガ日本にっぽんの歴史れきし』の描えがき下おろしを始はじめるにあたり「萬まん画かく宣言せんげん」を発表はっぴょう[26]。

1992年ねん（平成へいせい4年ねん）4月がつ、突然とつぜん高熱こうねつを出だし入院にゅういんする。風邪かぜによく似にた症状しょうじょうだったが、検査けんさの結果けっか悪性あくせいリンパ腫りんぱしゅと診断しんだんされた。その後ごも闘病とうびょう生活せいかつの傍かたわら執筆しっぴつ活動かつどうを続つづけたが、1997年ねん秋あきに病状びょうじょうが悪化あっかし再さい入院にゅういん。1998年ねん（平成へいせい10年ねん）1月がつ28日にち、東京とうきょう都と文京ぶんきょう区くの順天堂大学じゅんてんどうだいがく医学部いがくぶ附属ふぞく順天堂医院じゅんてんどういいんでリンパ腫りんぱしゅによる心不全しんふぜんのため死去しきょ、60歳さい没ぼつ[1][3]。還暦かんれきを病院びょういんで迎むかえてから僅わずか3日にち後ごのことであった。戒名かいみょうは「石森いしのもり院いん漫徳章あきら現げん居士こじ」。墓はかは東京とうきょう都と豊島としま区く池袋いけぶくろ三さん丁目ちょうめの祥雲寺しょううんじにある。

没後ぼつご

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1998年ねん（平成へいせい10年ねん）、没後ぼつご、勲くん四よん等とう旭日きょくじつ小しょう綬章じゅしょう、全ぜん作品さくひんに対たいして第だい27回かい日本にっぽん漫画まんが家か協会きょうかい賞しょう文部もんぶ大臣だいじん賞しょう、漫画まんがと漫画まんが界かいへの長年ながねんの貢献こうけんに対たいして第だい2回かい手塚てづか治虫おさむ文化ぶんか賞しょうマンガ特別とくべつ賞しょうが贈おくられる。

2000年ねん（平成へいせい12年ねん）7月がつ20日はつか、故郷こきょうである宮城みやぎ県けん登米とよね市し中田なかだ町まちに「石いしノ森もり章太郎しょうたろうふるさと記念きねん館かん」が設立せつりつ[27]。

2001年ねん（平成へいせい13年ねん）7月がつ、宮城みやぎ県けん石巻いしのまき市しに「石いしノ森もり萬まん画かく館かん」設立せつりつ[28]。

2006年ねん（平成へいせい18年ねん）、『石いしノ森もり萬まん画かく大全たいぜん集しゅう』刊行かんこう開始かいし。

2008年ねん（平成へいせい20年ねん）、ギネス・ワールド・レコーズにおいて手塚てづか治虫おさむの「講談社こうだんしゃ手塚てづか全集ぜんしゅう」全ぜん400巻かんの記録きろくを「石いしノ森もり萬まん画かく大全たいぜん集しゅう」全ぜん500冊さつによって更新こうしん、「世界一せかいいち多作たさくな漫画まんが家か」に認定にんてい。ギネス世界せかい記録きろく博物館はくぶつかんの名誉めいよ館長かんちょうに就任しゅうにん。

年表ねんぴょう

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人物じんぶつ・作風さくふう

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トキワ荘そう時代じだい、病気びょうき療養りょうようを兼かねて上京じょうきょうし同居どうきょしていた姉あねの由恵よしえは美人びじんで有名ゆうめいであり、トキワ荘そうのマドンナ的てき存在そんざいであった。ある晩ばん、寝床ねどこで由恵よしえが石ノ森いしのもりに好すきな人ひとができたと告つげたという。由恵よしえの死後しご、石ノ森いしのもりはこのことを相手あいての名前なまえを伏ふせた上うえで公表こうひょうしたが、複数ふくすうの関係かんけい者しゃによると、相手あいては藤子とうこ不二雄ふじおⒶだという。

アシスタント経験けいけん者しゃかつ弟子でしでもある永井豪ながいごうは、石いしノ森もりのことを「常人じょうじんの5倍ばいのスピードで描えがける天才てんさい」と評ひょうしている[30]。

藤子とうこ不二雄ふじお[注釈ちゅうしゃく 13]やのちに石いしノ森もりのアシスタントを務つとめた永井豪ながいごうなど、石いしノ森もりを知しる人間にんげんは口くちを揃そろえて制作せいさくの速はやさを証言しょうげんしている。藤子とうこの『まんが道どう』では、藤子とうこが2人ふたりで1日にちに5、6枚まい描えがければよいところを、石いしノ森もりは1人ひとりで15-20枚まいを描えがいていたという話はなしが出でてくる。また石いしノ森もりのエッセイ漫画まんが『サンジェルマン伯爵はくしゃく』（サイボーグ009「海底かいていピラミッド編へん」のエピローグに相当そうとう）には、「昔むかし（赤塚あかつか不二夫ふじおと2人ふたりで描えがいていた時代じだい）は月つき650枚まいという無茶むちゃもやったが、最近さいきんでは歳としだから300枚まいでフウフウいう」とある。

島本しまもと和彦かずひこは文庫ぶんこ版ばん『石いしノ森もり章太郎しょうたろうのマンガ家か入門にゅうもん』の解説かいせつで、「石いしノ森もり章太郎しょうたろうは考かんがえずに、考かんがえたあとの結果けっかを惹ひきだせる作家さっかということになる。（中略ちゅうりゃく）その後ご、石いしノ森もり章太郎しょうたろう本人ほんにんにたずねたことがあるが、この私わたしの理解りかいは正ただしかった。描えがくときは「感覚かんかく」で描えがくのだ。しかも「考かんがえながら描えがくと良よいものが出でない」ということなのだ」と書かいている[31]。

ヘビースモーカーで灰皿はいざらをすぐ一いち杯はいにするため、トキワ荘そう時代じだいは赤塚あかつか不二夫ふじおが気きを利きかせてこまめに交換こうかんしていたという[32]。

手塚てづか治虫おさむの衣鉢いはつを継つぐSF漫画まんがの第一人者だいいちにんしゃであったが、熱心ねっしんなSFの読者どくしゃとしても知しられ、海外かいがいSF小説しょうせつから作品さくひんのヒントを得えていたことも指摘してきされている[23]し、本人ほんにんも作中さくちゅうでよく紹介しょうかいしている。

映画えいがから受うけた影響えいきょう

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子供こどものころから熱狂ねっきょう的てきな映画えいがファンとして知しられ、古今ここん東西とうざいの映画えいがに通つうじており、日本にっぽん映画えいがからハリウッド映画えいが、フランス映画えいが、イタリア映画えいが、イギリス映画えいがに、『ヴェラクルス』やジョン・フォード『駅えき馬車ばしゃ』『荒野あらのの決闘けっとう』などの西部せいぶ劇げきや時代じだい劇げきに恋愛れんあい・サスペンス・アクション・SF・コメディ・B級きゅう映画えいがの秀作しゅうさく、007シリーズなど、監督かんとくは日本にっぽんの黒澤くろさわ明あきらやアメリカのフォードやチャーリー・チャップリン、アルフレッド・ヒッチコック、フランスのルイ・マルやアンリ＝ジョルジュ・クルーゾーに俳優はいゆうは三船みふね敏郎としおやジャン・ギャバン、ジョン・ウェイン、イングリッド・バーグマン、ジャンヌ・モロー、マリリン・モンロー、オーソン・ウェルズなど。評判ひょうばんの名画めいがは何なにでも見みる語かたる部類ぶるいの映画えいが好すきであり、同おなじく大だいの映画えいがファンであった手塚てづかや赤塚あかつか、藤子とうこらと映画えいがを見みて語かたり映画えいがに狂くるった青春せいしゅんを過すごし、自身じしんの漫画まんが作品さくひんに絶大ぜつだいな影響えいきょうを受うけたことは彼かれら自身じしんの発言はつげんや作品さくひん（特とくに藤子とうこのまんが道どう[33])、著書ちょしょ,でも多おおく見みられる[34]。

内田吐夢うちだとむ時代じだい劇げきに深ふかい影響えいきょうを受うけており、特とくに原作げんさく版ばん仮面かめんライダーになどに影響えいきょうを与あたえた[35]。またライダーにはジョン・ウェイン西部せいぶ劇げきの影響えいきょうも強つよく受うけている[36]。

特撮とくさつ原作げんさく者しゃとして

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石ノ森いしのもりが原作げんさくを手掛てがけた特撮とくさつテレビドラマは、既すでにある漫画まんがの実写じっしゃ映像えいぞう化かではなく、製作せいさく会社かいしゃである東映とうえいの企画きかくに設定せっていとキャラクターデザインを提供ていきょうし、出来上できあがったものを元もとに漫画まんがも執筆しっぴつするというものであった。

『仮面かめんライダー』以後いご、自身じしんが原作げんさくを手てがける特撮とくさつテレビ番組ばんぐみの漫画まんが連載れんさいも多おおく担当たんとうしたが、これらはパブリシティ展開てんかいとして義務付ぎむづけられていたものであり、テレビ作品さくひんの雑誌ざっし連載れんさいはやりたくないというのが本音ほんねであったと述のべている[2]。特とくに作中さくちゅうへテレビ用ようのキャラクターを登場とうじょうさせると物語ものがたりに無理むりが生しょうじることにジレンマを抱かかえており、後発こうはつの『秘密ひみつ戦隊せんたいゴレンジャー』などではテレビ版ばんとは異ことなる内容ないようで執筆しっぴつしている[2]。小学生しょうがくせい時代じだいにこれらの作品さくひんを読よんでいた東映とうえいの白倉しらくら伸しん一郎いちろうは、石いしノ森もりのコミカライズは深ふかいテーマを内包ないほうしているが、連載れんさい期間きかん内ないでは処理しょりしきれないことが多おおいと評ひょうしている[37]。

原作げんさく者しゃとして参加さんかしたテレビ作品さくひんに対たいしては技術ぎじゅつ的てきな部分ぶぶん以外いがいに不満ふまんはないとしているが、自身じしんの既存きそんの作品さくひんを映像えいぞう化かする際さいは身みを切きられるような想おもいであったといい、『サイボーグ009』や『好すき! すき!! 魔女まじょ先生せんせい（千せんの目め先生せんせい）』などの設定せってい変更へんこうには抵抗ていこうがあったことを語かたっている[2]。

これらの実写じっしゃ作品さくひんでは、主役しゅやくなどのレギュラーのキャラクターデザインを石いしノ森もりが手てがけるのが通例つうれいだったが、『仮面かめんライダーストロンガー』以降いこうの仮面かめんライダーシリーズや『アクマイザー3』『秘密ひみつ戦隊せんたいゴレンジャー』『ジャッカー電撃でんげき隊たい』などの1970年代ねんだい中期ちゅうき以降いこうの作品さくひんでは、毎回まいかい登場とうじょうするゲストのキャラクター（敵てきの怪人かいじん）のデザインも数多かずおおくおこなっている。ゲストのキャラクターのデザインの多おおくは簡単かんたんな設定せってい込こみで石いしノ森もりがラフスケッチを起おこすという形かたちで行おこなわれ、このラフスケッチをもとに番組ばんぐみスタッフ側がわでシナリオや着きぐるみがつくられた[38][注釈ちゅうしゃく 14]。ただし、必かならずしも石いしノ森もりのラフが尊重そんちょうされたわけではなく、造形ぞうけいスタッフ側がわで大幅おおはばにアレンジされることもあった[38][注釈ちゅうしゃく 15]。

主要しゅよう作品さくひんリスト

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※五十音ごじゅうおん順じゅん

外部がいぶ原作げんさく者しゃ作品さくひん

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特撮とくさつ原作げんさく

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この欄らんで紹介しょうかいする作品さくひんは、テレビ番組ばんぐみの企画きかくのブレーンとしての参加さんかであり、テレビの企画きかくが先行せんこうし漫画まんがが原作げんさくというわけではない（詳細しょうさいは上記じょうきの「経歴けいれき」を参照さんしょう）。また、自みずからは漫画まんがを描えがいていない作品さくひんも多おおい。

以下いかは没後ぼつご製作せいさくされたが、著作ちょさく権けん管理かんりを一括いっかつする配慮はいりょからテロップでは原作げんさく者しゃとされている。

共とも作さく扱あつかい

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「スーパー戦隊せんたいシリーズ」の原作げんさくは、第だい1作さく『秘密ひみつ戦隊せんたいゴレンジャー』と第だい2作さく『ジャッカー電撃でんげき隊たい』のみ石いしノ森もり（当時とうじは「石森いしもり」）が担当たんとうし、第だい3作さく『バトルフィーバーJ』以降いこうは八はち手て三郎さぶろうに交代こうたいした。ただし、秘密ひみつ戦隊せんたいゴレンジャーとジャッカー電撃でんげき隊たいも登場とうじょうする場合ばあいや「仮面かめんライダーシリーズ」とのクロスオーバーでは、石いしノ森もりも連名れんめいでクレジットされている。

  • 暴太郎ろう戦隊せんたいドンブラザーズ meets 仮面かめんライダー電でん王おう 目指めざせ!ドン王おう デン1話わ-デン3話わ
  • 暴太郎ろう戦隊せんたいドンブラザーズ - スペシャルサンクスとしてクレジット

なお、『仮面かめんライダーディケイド』第だい24話わ・第だい25話わと第だい33作さく『侍さむらい戦隊せんたいシンケンジャー』第だい20話わ・第だい21話わ（両りょう作品さくひんのクロスオーバー）においては、『ディケイド』では石いしノ森もりのみが、『シンケンジャー』では八はち手てのみがそれぞれ原作げんさく者しゃとしてクレジットされた。第だい39作さく『手裏剣しゅりけん戦隊せんたいニンニンジャー』第だい7話わにはアカレンジャーが登場とうじょうしているが、石いしノ森もりのクレジットはなかった。

一方いっぽう、石いしノ森もり（石森いしもり）が単独たんどく原作げんさく者しゃとされる東映とうえい作品さくひん（『宇宙うちゅう鉄人てつじんキョーダイン』『快かい傑すぐるズバット』『氷河ひょうが戦士せんしガイスラッガー』など）において、八手やつでが作詞さくし者しゃとしてクレジットされている楽曲がっきょくが多おおい。

アニメ 原作げんさく

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以下いかは没後ぼつごの製作せいさく。

テレビドラマ原作げんさく

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以下いかは没後ぼつごの製作せいさく。

  • おみやさん - 石いしノ森もりの漫画まんが「草壁くさかべ署しょ迷宮めいきゅう課かおみやさん」が原作げんさくになっている。

この他ほか、『新しん・おみやさん』2012年版ねんばん第だい1話わと『京都きょうと地検ちけんの女おんな』2012年版ねんばん第だい1話わでは両りょう作品さくひん同士どうしのクロスオーバーが行おこなわれたが、『京都きょうと地検ちけんの女おんな』では石いしノ森もりは原作げんさく者しゃとしてクレジットされていない。

映画えいが原作げんさく一覧いちらん

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アニメ映画えいが

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実写じっしゃ映画えいが

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他た作家さっかが執筆しっぴつした作品さくひんの原作げんさく

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映像えいぞう作品さくひんのコミカライズ、ノベライズは除のぞく。

漫画まんが

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仮面かめんライダーシリーズの漫画まんが作品さくひんは、仮面かめんライダーシリーズ#他たの作家さっかによる漫画まんが作品さくひんを参照さんしょう。

小説しょうせつ

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作詞さくし

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  • 戦たたかいおわって - 『サイボーグ009』（テレビ版ばん第だい1作さく）ED
  • 原始げんし少年しょうねんリュウが行いく - 『原始げんし少年しょうねんリュウ』OP
  • ランのうた - 同どうED
  • がんばれロボコン - 『がんばれ!!ロボコン』OP
  • ゴーゴー・キカイダー - 『人造じんぞう人間にんげんキカイダー』OP
  • キカイダー01 - 『キカイダー01』OP
  • 月光げっこうの子守こもり唄うた - 『好すき!すき!!魔女まじょ先生せんせい』ED
  • 地獄じごくのズバット - 『快かい傑すぐるズバット』OP
  • 戦たたかえイナズマン - 『イナズマン』OP
  • イナズマン・アクション - 『イナズマンF』ED
  • 勝利しょうりだ!アクマイザー3 - 『アクマイザー3』OP
  • 斗とえ!!超ちょう神かみビビューン - 『超ちょう神かみビビューン』OP
  • 宇宙うちゅう鉄人てつじんキョーダイン - 『宇宙うちゅう鉄人てつじんキョーダイン』OP
  • オー!!大だい鉄人てつじんワンセブン - 『大だい鉄人てつじん17』OP
  • 透明とうめいドリちゃん - 『透明とうめいドリちゃん』OP
  • やがて青春せいしゅん - 『それゆけ!レッドビッキーズ』OP
  • 勇者ゆうしゃよ銀河ぎんがを渡わたれ - 『宇宙うちゅうからのメッセージ銀河ぎんが大戦たいせん』OP
  • 星雲せいうん仮面かめんマシンマン - 『星雲せいうん仮面かめんマシンマン』OP
  • たたかえ!バイクロッサー - 『兄弟きょうだい拳けんバイクロッサー』OP
  • ロボット8ちゃん - 『ロボット8ちゃん』前期ぜんきOP
  • 8ちゃんのえかき唄うた - 同どう後期こうきED
  • ロボットガンちゃん110番ばん - 『ロボット110番ばん』OP
  • 誰だれがために - 『サイボーグ009』（テレビ版ばん第だい2作さく）OP
  • 星ほしの子こチョビン - 『星ほしの子こチョビン』OP
  • 星ほしのしずくの子守こもり唄うた - 同どうED
  • 氷河ひょうが戦士せんしガイスラッガー - 『氷河ひょうが戦士せんしガイスラッガー』OP

など。

仮面かめんライダーシリーズ 関連かんれん楽曲がっきょく

など。

スーパー戦隊せんたいシリーズ 関連かんれん楽曲がっきょく

著書ちょしょ

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  • 『世界せかいまんがる記き : 外貨がいかムダづかい旅行りょこう』〈三さん一いち新書しんしょ〉、三さん一いち書房しょぼう、1963年ねん5月がつ4日にち。NDLJP:2983789。
    • 『世界せかいまんがる記き』〈中公ちゅうこう文庫ぶんこ〉、中央公論社ちゅうおうこうろんしゃ、1984年ねん5月がつ10日とおか。NDLJP:12164602。
    • 『世界せかいまんがる記き - 50年ねん前まえの世界せかい一周いっしゅう』清流せいりゅう出版しゅっぱん、2008年ねん
  • 『少年しょうねんのためのマンガ家か入門にゅうもん』秋田あきた書店しょてん、1965年ねん
  • 『続ぞく マンガ家か入門にゅうもん』秋田あきた書店しょてん、1966年ねん
  • 『石森いしもりマンガ教室きょうしつ』黒崎くろさき出版しゅっぱん、1969年ねん
  • 『石森いしもり章太郎しょうたろう・落書らくがきノート - 体験たいけん的てき創作そうさく論ろん』小学館しょうがくかん、1980年ねん
  • 『章あきら説せつ・トキワ荘そう・春はる』スコラ、1981年ねん
    • 『トキワ荘そうの青春せいしゅん - ぼくらの漫画まんが修業しゅうぎょう時代じだい』講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ、1986年ねん
    • 『章あきら説せつ トキワ荘そうの青春せいしゅん』中公ちゅうこう文庫ぶんこ、2018年ねん ISBN 978-4122066472
  • 『レオナルド・ダ・ビンチになりたかった』ポプラ社ぽぷらしゃ、1983年ねん
    • 『石いしノ森もり章太郎しょうたろうの青春せいしゅん』小学館しょうがくかん文庫ぶんこ、1998年ねん
    • 『ボクはダ・ヴィンチになりたかった』清流せいりゅう出版しゅっぱん、2008年ねん ISBN 978-4860292522
  • 『石いしノ森もり章太郎しょうたろうのマンガ家か入門にゅうもん』秋田あきた書店しょてん、1988年ねん（『少年しょうねんのためのマンガ家か入門にゅうもん』と『続ぞく マンガ家か入門にゅうもん』を合あわせて再さい編集へんしゅうしたもの）
    • 『石いしノ森もり章太郎しょうたろうのマンガ家か入門にゅうもん』秋田あきた文庫ぶんこ、1998年ねん ISBN 978-4253172509
  • 『絆きずな - 不肖ふしょうの息子むすこから不肖ふしょうの息子むすこたちへ』鳥とり影かげ社しゃ、2003年ねん ISBN 978-4886297952

石いしノ森もり章太郎しょうたろう萬まん画かく大全たいぜん集しゅう

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角川かどかわグループ創立そうりつ60周年しゅうねんの記念きねん企画きかく。2006年ねん2月がつ22日にち第だい1期き発売はつばい開始かいし。全ぜん12期き500冊さつ。770タイトルにもなる。2008年ねん現在げんざい全ぜん12期き発行はっこう完了かんりょう。

ネットでの予よ約やく販売はんばいのみ（一般いっぱん書店しょてんでは購入こうにゅう不可能ふかのう）、各かく期きごとのセット販売はんばいのみ（1冊さつずつの購入こうにゅうは不可能ふかのう）、限定げんてい生産せいさんという、入手にゅうしゅを難むずかしくする条件じょうけんが重かさなったため、復刊ふっかんドットコムで販売はんばい形式けいしきが発表はっぴょうされた当初とうしょは、掲示板けいじばんに批判ひはん的てきな意見いけんが多数たすう寄よせられた。

2008年ねん1月がつ24日にちにギネス・ワールド・レコーズから「1人ひとりの著者ちょしゃによって出版しゅっぱんされた最多さいたコミックの記録きろく」として世界せかい記録きろくの認定にんていを受うけた[58]。

2014年ねん〜2015年ねんには、同様どうようの企画きかくとして電子でんし書籍しょせき『石いしノ森もり章太郎しょうたろう　デジタル大全たいぜん』（石森いしもりプロ・講談社こうだんしゃ）の配信はいしんが開始かいしされている。（全ぜん15期き500冊さつ）[59] こちらは1冊さつから購入こうにゅう可能かのうになっている。

キャラクターデザイン

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上うえのアニメや特撮とくさつの原作げんさくとなった作品さくひんのキャラクターは省はぶいている。

その他た

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  • 鉄腕てつわんアトム ミドロが沼ぬまの巻まき - 原画げんがマンのうちのひとりとして。※　スタジオ・ゼロが虫むしプロダクションから制作せいさくを受うけたもの。アトムなどの絵柄えがらが各人かくじんごとにバラバラであったために、虫むしプロは大幅おおはばに手直てなおし作業さぎょうをしたとされる。
  • オバケのQ太郎たろう - 作画さくが協力きょうりょく
  • 石いしノ森もり章太郎しょうたろうのマンガ超電導ちょうでんどう講座こうざ（講談社こうだんしゃQuark編へん） - 漫画まんが作品さくひん（高温こうおん超電導ちょうでんどう体たいの発見はっけん、フィーバーの様子ようすを独特どくとくの表現ひょうげんで描えがいた）
  • シージェッター海うみ斗と
  • デューン 砂すなの惑星わくせい/砂すなの救世主きゅうせいしゅ/砂すなの子供こどもたち（長編ちょうへんSF小説しょうせつ、早川書房はやかわしょぼう） - 日本語にほんご初期しょき版ばんの表紙ひょうしイラストと挿絵さしえ
  • ルパン三さん世せい DEAD OR ALIVE - モンキー・パンチ応援おうえん団だんの参加さんか者しゃ。
  • コズミックゲリラ - ユニバーサルのアーケードゲーム、石森いしもりプロとしてコンセプトデザインを担当たんとう
  • あしたの朝あさは星ほしの上じょう
  • 絆きずな　不肖ふしょうの息子むすこから 不肖ふしょうの息子むすこたちへ（鳥とり影かげ社しゃ） - 石いしノ森もりの話はなしを書かき下おろしにしたエッセイ
  • 2012 009 conclusion GOD'S WAR（サイボーグ009完結かんけつ編へん） - 小説しょうせつ作品さくひん、小野寺おのでら丈たけとの共著きょうちょ（膨大ぼうだいな量りょうのプロットを作成さくせいしたが実際じっさいの作品さくひんは一部いちぶの原稿げんこうを執筆しっぴつしたのみで未完みかん、後のちに小野寺おのでらが引ひき継ついだ）
  • 有害ゆうがいコミック騒動そうどうに対たいして - 「コミック表現ひょうげんの自由じゆうを守まもる会かい」を結成けっせい、表現ひょうげんの規制きせいを抑止よくし
  • ゆうばり国際こくさいファンタスティック映画えいが祭さい - シネガーのキャラクターデザイン
  • 2008年ねんは石いしノ森もり章太郎しょうたろう生誕せいたん70周年しゅうねんや没後ぼつご10年ねんでもあり、同年どうねん3月がつ23日にちから29日にちにかけてNHK-BS2にて石いしノ森もりの漫画まんが作品さくひんや映像えいぞう原作げんさく作品さくひんを特集とくしゅうする「とことん！石いしノ森もり章太郎しょうたろう」が31時じ間あいだ超ちょうの異例いれいの特別とくべつ番組ばんぐみとして放送ほうそうされ、また、「70周年しゅうねん記念きねんDVDボックス」が発売はつばいされるなど記念きねん行事ぎょうじ的てきなイベントが続つづいた。
  • 猫ねこが通とおれば道理どうり引ひっ込こむ - エッセイ集しゅう

主おもな出演しゅつえん作品さくひん

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原作げんさく者しゃという立場たちばではあるが、いくつかの作品さくひんでは、石いしノ森もり章太郎しょうたろう本人ほんにんがテレビ番組ばんぐみや映画えいが作品さくひん中ちゅうに出演しゅつえんしている。

出演しゅつえん時期じきによっては「石森いしもり章太郎しょうたろう」名義めいぎになっている。

テレビ

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映画えいが

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ビデオ

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ラジオ

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関連かんれん人物じんぶつ

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手塚てづか治虫おさむ

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手塚てづか治虫おさむと石いしノ森もり章太郎しょうたろうは単たんに知名度ちめいどのみならず、漫画まんが作品さくひんの質しつ・量りょうとも随一ずいいちであり、共通きょうつうするエピソードも多おおいため、節ふしを分わけて解説かいせつする。

デビュー前まえ
石森いしもり章太郎しょうたろうは幼少ようしょうの頃ころ、手塚てづか治虫おさむ・酒井さかい七なな馬うまの「新しん宝島たからじま」に衝撃しょうげきを受うけて漫画まんが家かを志こころざし、手塚てづかの連載れんさいしていた学童がくどう社しゃの漫画まんが少年しょうねん誌しの読者どくしゃ投稿とうこう欄らんに毎回まいかい送おくっていた。手塚てづかは石森いしもりを「ズバ抜ぬけたデッサン」「天才てんさい的てきな少年しょうねんの絵え」と評価ひょうかし、それは次第しだいに仕事しごとを手伝てつだって欲ほしいと思おもわせるようになる[61]。
高校こうこう2年生ねんせいの春はる、『鉄腕てつわんアトム』の「電光でんこう人間にんげんの巻まき」執筆しっぴつ中ちゅうの手塚てづかに「シゴトヲテツダツテホシイ」との電報でんぽうを受うけ、学校がっこうを休やすんで上京じょうきょうし、中間ちゅうかんテストを挟はさんで彼かれのアシスタントを務つとめた。このとき、背景はいけいや脇役わきやくだけを描かけば充分じゅうぶんであったにもかかわらず、アトムやヒゲオヤジなどのメインキャラクターまですべてを手塚てづかタッチで描えがいてみせたため、手塚てづかも度肝どぎもを抜ぬかれたという。
手塚てづかの仲介ちゅうかいが入はいり、石森いしもりは漫画まんが少年しょうねん誌しで漫画まんが家かとしてデビューすることになる[15]。デビュー作さく「二に級きゅう天使てんし」の原稿げんこうを見みた手塚てづかは「かれもディズニーにいかれているな」と評ひょうしたという[61]。
デビュー後ご
高校こうこう卒業そつぎょうと同時どうじに上京じょうきょうし、その1か月げつ後ごには手塚てづかの住すんでいたトキワ荘そうに住すむ。
1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）、手塚てづかが制作せいさくスタッフとして加くわわっていた東映動画とうえいどうが（現げん・東映とうえいアニメーション）の劇場げきじょうアニメ『西遊せいゆう記き』の制作せいさく現場げんばに、手塚てづかから依頼いらいされて助手じょしゅとして派遣はけんされた。漫画まんがの執筆しっぴつなどにより、多忙たぼうで制作せいさくに参加さんかできなくなった手塚てづかが、自分じぶんの代かわりとして当時とうじ手塚てづかのアシスタントであった月岡つきおか貞夫さだおとともに送おくり込こんだのであった。
1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）より虫むしプロ商事しょうじ発行はっこうの『COM』に石森いしもりが連載れんさいした『ジュン』は、姉あねへの愛情あいじょうとその喪失そうしつを主題しゅだいに、明確めいかくなストーリーを描えがかずに絵えとコマの流ながれだけで叙情じょじょう的てきな世界せかいを表現ひょうげんした実験じっけん的てきな作品さくひんであり、当時とうじの漫画まんが読者どくしゃに熱狂ねっきょう的てきに迎むかえられた。しかし、この時ときに手塚てづかと石森いしもりの両方りょうほうのファンであるという某ぼう読者どくしゃが手塚てづかに『ジュン』についての感想かんそうを求もとめた手紙てがみに対たいし、手塚てづかは「あれは漫画まんがではない」と『ジュン』への批判ひはんととれる内容ないようを返信へんしんした。その読者どくしゃは、それを「手塚てづか治虫おさむはこのように評ひょうしています」と石森いしもりに送おくった。それを読よんで衝撃しょうげきを受うけた石森いしもりは『ジュン』の打うち切きりを宣言せんげんしたが、直後ちょくごに彼かれの住すむアパートを手塚てづかが一人ひとりで訪おとずれ、「なぜあんなことを言いったのか分わからない」と謝罪しゃざいしたというエピソードがある[62]。結局けっきょく、『ジュン』はそれ以降いこうも描えがき継つがれ、『佐武さたけと市し捕物とりもの控ひかえ』とともに1968年ねんの小学館しょうがくかん漫画まんが賞しょう受賞じゅしょう作品さくひんとなった。
その後ごに手塚てづかと石森いしもりの関係かんけいは修復しゅうふくし、手塚てづかは何なん度どか石森いしもりを自身じしんの漫画まんがに登場とうじょうさせている。手塚てづかが亡なくなる少すこし前まえには、対談たいだんも行おこなっている[63]。
手塚てづか治虫おさむの没後ぼつご
1990年ねん「手塚てづか治虫おさむ展てん フィルムは生いきている」で、タイトル題字だいじを藤子とうこ不二雄ふじお、鈴木すずき伸一しんいち、馬場ばばのぼるなどとの共同きょうどうで担当たんとう。
没後ぼつご、第だい2回かい手塚てづか治虫おさむ文化ぶんか賞しょうマンガ特別とくべつ賞しょうが贈おくられる。

アシスタント

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山田やまだ及およびすがやのサイトによると、正確せいかくには「石いしノ森もりの作画さくが作業さぎょうを補助ほじょする、本来ほんらいの意味いみのアシスタント」（こちらは石森いしもりスタジオと呼よばれていた）と、「石森いしもりプロ関連かんれん作品さくひんの漫画まんが化かやキャラクター商品しょうひんなどの絵描えかき」の二に種類しゅるいがあり、両者りょうしゃは仕事場しごとばも別々べつべつで、どちらかしか担当たんとうしたことがない者ものも多おおいという。例れいとして永井ながいは前者ぜんしゃ、すがやは後者こうしゃである。石森いしもりが亡なくなった際さい、葬儀そうぎは密葬みっそうにて行おこなわれたが、『ライダー』ブームから始はじまるテレビまんが誌し黎明れいめい期きに活躍かつやくしていた門下生もんかせいたちは直訴じきそした結果けっか、石森いしもりの家いえまでの集団しゅうだん訪問ほうもんを許ゆるされている。

石いしノ森もりはすがやに対たいし「アシスタントは多おおかったが、弟子でしはすがやだけである」と述のべている[64]。

芸名げいめいを命名めいめいした俳優はいゆう

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石いしノ森もり章太郎しょうたろうを演えんじた人物じんぶつ

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ドラマ
映画えいが
テレビアニメ

関連かんれん施設しせつ

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石いしノ森もり萬まん画かく館かん（2012年ねん4月撮影さつえい）
石いしノ森もり章太郎しょうたろうふるさと記念きねん館かん
石いしノ森もりの人物じんぶつと歴史れきしに焦点しょうてんを当あてた展示てんじ施設しせつ[67][68]。宮城みやぎ県けん登米とよね市しの石いしノ森もりの生家せいかに近ちかくに所在しょざいする。2000年ねん7月がつ開館かいかん。
石いしノ森もり個人こじんの愛用あいよう品ひんや収集しゅうしゅう物ぶつ、記念きねん品ひんなどを中心ちゅうしんに展示てんじしている。
石いしノ森もり萬まん画かく館かん
石いしノ森もり作品さくひんを題材だいざいとした展示てんじ施設しせつ。石いしノ森もりが第だい2の故郷こきょうとしていた宮城みやぎ県けん石巻いしのまき市しに所在しょざいする。2001年ねん7月がつ開館かいかん。
2011年ねん3月がつ11日にちに東北とうほく地方ちほう太平洋たいへいよう沖おき地震じしんの大だい津波つなみで被害ひがいを受うけたが、2012年ねん11月17日にち再開さいかい館かん[29]。
詳細しょうさいは「石ノ森いしのもり萬まん画かく館かん」を参照さんしょう

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 「ノ」の字じの表記ひょうきについては、石いしノ森もりが存命ぞんめい時じ、出版しゅっぱん物ぶつや映像えいぞう原作げんさく表示ひょうじの際さいには、他たの字じに比ひして縦横じゅうおう2/3から1/2のサイズに表記ひょうきする（「半角はんかく文字もじではない」と言いわれる）ことが求もとめられた。
  2. ^ この時期じきは青年せいねん以上いじょう向むけのストーリー漫画まんがは劇画げきがと呼よばれる傾向けいこうがあった。
  3. ^ それまでのギネスレコードは手塚てづか治虫おさむ。
  4. ^ 松本まつもと零れい士しと同おなじ生年月日せいねんがっぴである[9]。
  5. ^ これが石いしノ森もりのペンネームの由来ゆらいである。当時とうじ「軍隊ぐんたい生活せいかつ 兵営へいえい便たより」など軍隊ぐんたい漫画まんが絵葉書えはがきで活躍かつやくしていたイラストレーター・小野寺おのでら秋風あきかぜの絵柄えがらを嫌きらい、同おなじ苗字みょうじを避さけて石森いしもりを名乗なのった[10]。
  6. ^ 同校どうこう出身しゅっしんの漫画まんが家かに大友おおとも克洋かつひろがいる。
  7. ^ 書籍しょせきによっては1955年ねんと記載きさいしている[13][14]。
  8. ^ 初期しょきの『少女しょうじょクラブ』に掲載けいさいされた作品さくひんには、赤塚あかつか不二夫ふじおとの共同きょうどうペンネームいずみあすか名義めいぎ、赤塚あかつかおよび水野みずの英子えいことの共同きょうどうペンネームU.マイア名義めいぎのものなどがある。
  9. ^ 石森いしもり章太郎しょうたろう 『トキワ荘そうの青春せいしゅん ぼくの漫画まんが修行しゅぎょう時代じだい』ISBN 978-4-06-183752-2 講談社こうだんしゃ〈講談社こうだんしゃ文庫ぶんこ〉、1986年ねん、208頁ぺーじによれば、死因しいんは持病じびょうだった喘息ぜんそくの発作ほっさを抑おさえるための「モルヒネの打うちすぎによる心臓しんぞう発作ほっさ」。石いしノ森もりは、「姉あねが倒たおれて救急きゅうきゅう車しゃを呼よび、入院にゅういんして注射ちゅうしゃを打うったところ、容態ようだいが安定あんていした」ように見みえたため、一旦いったんトキワ荘そうに帰かえり、その後ご、赤塚あかつか、水野みずの英子えいこと共ともに映画えいがを見みるために外出がいしゅつ。帰かえったところに「病院びょういんに来くる」よう、電報でんぽうが届とどいた、と記述きじゅつしている。また、石いしノ森もりの姉あねが亡なくなった当日とうじつ、石いしノ森もり、赤塚あかつかと終日しゅうじつ行動こうどうを共ともにしていた水野みずのも自著じちょ『トキワ荘そう日記にっき』（自費じひ出版しゅっぱん、2009年ねん）の中なかで、石いしノ森もりの言動げんどうを含ふくめて事態じたいを詳細しょうさいに記述きじゅつしている。さらに、この出来事できごとは、石いしノ森もり、水野みずのの証言しょうげんと比くらべると、細部さいぶがかなり異ことなってはいるが、藤子とうこ不二雄ふじおAの著作ちょさく『愛あい…しりそめし頃ころに…―満まん賀が道雄みちおの青春せいしゅん』にも描えがかれている。
  10. ^ 『トキワ荘そうの青春せいしゅん ぼくの漫画まんが修行しゅぎょう時代じだい』、96頁ぺーじによれば、「漫画まんが（自分じぶんの仕事しごと）と東映動画とうえいどうがとの両立りょうりつが厳きびしい事ことが判わかったから」、となっている。
  11. ^ この時ときに訪問ほうもんした国くに・都市とし・名所めいしょは、アメリカに3週間しゅうかん（ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ラスベガス、ディズニーランド、グランド・キャニオン、シアトル）の他ほか、イギリス（ロンドン）、フランス（パリ）、オーストリア（ウィーン）、ドイツ（東ひがしベルリン、西にしベルリン）、オランダ、スペイン（マドリード）、イタリア（ローマ、ミラノ）、ギリシャ（パルテノン神殿しんでん）、エジプト（カイロ、ピラミッド、スフィンクス）、香港ほんこん、マカオなど[21]。太字ふとじはサイボーグ戦士せんし〈002、003、004、005、007〉の出身しゅっしん国こく。また、ギリシャはミュートスサイボーグのモチーフとなっている。後年こうねんにはピラミッドも登場とうじょうした
  12. ^ 資料しりょうによっては1986年ねんと記載きさいしている[24][3]。
  13. ^ 藤子とうこの『オバケのQ太郎たろう』の主人公しゅじんこう「大原おおはら正太しょうた」は石いしノ森もりの名前なまえを元もとにしている。また「藤子とうこ不二雄ふじお」の共同きょうどうペンネームをやめて藤子とうこ不二雄ふじおFとなった藤本ふじもと弘ひろしに藤子とうこ・F・不二雄ふじおにするよう助言じょげんをしたのも石いしノ森もりである。
  14. ^ これらのラフスケッチで現存げんそんするものは、ジェネオンエンタテインメント『石いしノ森もり章太郎しょうたろう 変身へんしんヒーロー画集がしゅう ―Before 1975―』および『石いしノ森もり章太郎しょうたろう 変身へんしんヒーロー画集がしゅう (After1975)』に収録しゅうろくされている。
  15. ^ 『宇宙うちゅうからのメッセージ・銀河ぎんが大戦たいせん』『仮面かめんライダー (スカイライダー)』などの造形ぞうけいを担当たんとうしたコスモプロダクションに所属しょぞくしていた若狭わかさ新一しんいちは、出来上できあがりは同社どうしゃ任まかせになっていたので良よし悪あしを自分じぶんたちで判断はんだんするしかなく、必然ひつぜん的てきに石ノ森いしのもりのデザインとは変かわっていったと証言しょうげんしている[38]。
  16. ^ エンディングではキャラクターデザインに雨宮あまみや慶太けいたと野口のぐち竜りゅうの名前なまえがクレジットされているが、主役しゅやくのRXのラフ（頭部とうぶのみ）や、番組ばんぐみ中期ちゅうき以降いこうの多おおくの怪人かいじんのラフは石いしノ森もりによっておこなわれている。
  17. ^ 敵てき側がわのキャラクターのみ、キャラクターデザインを担当たんとう。
  18. ^ 八はち手て三郎さぶろう、山川やまかわ啓介けいすけ、小池こいけ一夫かずおとの共同きょうどう作詞さくし扱あつかい。詞し・曲きょくは、スーパー戦隊せんたい以外いがいの作品さくひんの主題歌しゅだいか（渡辺わたなべ宙ちゅう明あきら作曲さっきょく）からも引用いんようされている。
  19. ^ このときに撮影さつえいされたスナップ写真しゃしんは、石いしノ森もりの生家せいかの玄関げんかん付近ふきんに飾かざられている。

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
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  5. ^ 中島なかじま健けん人じん、“漫画まんがの王様おうさま”石ノ森いしのもり章太郎しょうたろうさんになる「プレッシャー」 - サンケイスポーツ
  6. ^ 【銀座ぎんざ 蔦つた屋や書店しょてん】「漫画まんがの帝王ていおう」石ノ森いしのもり章太郎しょうたろう 生誕せいたん80周年しゅうねん記念きねんフェア開催かいさい！ - 日刊にっかん工業こうぎょう新聞しんぶん
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参考さんこう文献ぶんけん

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  • 山田やまだ夏樹なつき：「石ノ森いしのもり章太郎しょうたろう論ろん」、青あお弓ゆみ社しゃ、ISBN 978-4-7872-9239-1（2016年ねん11月19日にち）。

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