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もみ

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種籾たねもみから転送てんそう
もみ品種ひんしゅヒノヒカリ

もみ(もみ)は、籾殻もみがらる(だつまえイネ果実かじつ相当そうとうする部分ぶぶんのこと。籾米もみごめ(もみごめ)ともいう。種子しゅしとしてまくためのもみ種籾たねもみ(たねもみ)ともいう。また、籾殻もみがらのみをしてもみということもある。

概要がいよう

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イネは、植物しょくぶつとして順調じゅんちょう成長せいちょうすると、やがてそのくき先端せんたん部分ぶぶんもみ形成けいせいされる。もみ一般いっぱんにイネの種子しゅしかんがえられているが、実際じっさいには果実かじつたるものである。

もみ組織そしき構造こうぞうおおまかにると、玄米げんまい籾殻もみがらけることができる。玄米げんまいには胚芽はいがふくまれており、これを適当てきとう温度おんど湿度しつど条件下じょうけんか播種はしゅすると発芽はつがする。籾殻もみがら玄米げんまい外部がいぶ環境かんきょう変化へんかから常時じょうじ保護ほごする役割やくわりたしている。

したがって、収穫しゅうかくされたこめ長期ちょうき保存ほぞんする目的もくてきでは、玄米げんまいよりももみ状態じょうたい保存ほぞんすることがのぞましいが、収穫しゅうかくぶつ玄米げんまい保存ほぞんされるかもみ保存ほぞんされるかはそのくに地域ちいき慣習かんしゅうしたがうところがおおきい。日本にっぽん場合ばあいほう制度せいどじょう理由りゆうからすべ玄米げんまいもしくは精米せいまい取引とりひききされるのが通例つうれいである。

収穫しゅうかくされたばかりのもみ水分すいぶんおおいので、保存ほぞんせいたかめるために乾燥かんそうさせる。

関連かんれん項目こうもく

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