純潔じゅんけつパラドックス

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「純潔じゅんけつパラドックス」
水樹みずき奈々なな の シングル
初出しょしゅつアルバム『THE MUSEUM II』
B面めん	7COLORS Stay Gold
リリース	2011年ねん8月がつ3日にち
規格きかく	マキシシングル
ジャンル	J-POP、アニメソング
時間じかん	4分ふん5秒びょう
レーベル	キングレコード
作詞さくし・作曲さっきょく	水樹みずき奈々なな（作詞さくし） 吉木よしき絵里子えりこ（作曲さっきょく）
プロデュース	三嶋みしま章夫あきお
チャート最高さいこう順位じゅんい
週間しゅうかん3位い（オリコン） 2011年ねん8月がつ度ど月間げっかん10位い（オリコン） 2011年度ねんど年間ねんかん105位い（オリコン） 登場とうじょう回数かいすう13回かい（オリコン） 3位い（Billboard Japan Hot 100） 2位い（Billboard Hot Singles Sales） 1位い（Billboard Hot Animation） 2011年度ねんど年間ねんかん8位い（着ちゃくうたフル・超ちょう!アニメロ） 2011年度ねんど年間ねんかん2位い（着ちゃくうた・アニメロミックス） 2011年度ねんど年間ねんかん5位い（着ちゃくうた・アニメロ★うた） 3位い（CDTV） 登場とうじょう回数かいすう4回かい（CDTV） 2位い（サウンドスキャン） 24位い（RIAJ有料ゆうりょう音楽おんがく配信はいしんチャート）
水樹みずき奈々なな シングル 年表ねんぴょう
POP MASTER （2011年ねん） 純潔じゅんけつパラドックス （2011年ねん） Synchrogazer （2012年ねん）
『THE MUSEUM II』 収録しゅうろく曲きょく POP MASTER （10） 純潔じゅんけつパラドックス （11） Pray （12）

「純潔じゅんけつパラドックス」（じゅんけつパラドックス）は、水樹みずき奈々ななの25枚まい目めのシングル。2011年ねん8月がつ3日にちにキングレコードから発売はつばいされた。

概要がいよう

前作ぜんさく『POP MASTER』から約やく4ヶ月かげつぶりのリリース。2011年ねん3作さく目めの作品さくひんであり、水樹みずき自身じしん、同おなじ年ねんにシングルを3作さく以上いじょう発表はっぴょうするのは2002年ねん以来いらい9年ねんぶりとなる。収録しゅうろく曲きょく数すうは19作さく目めのシングル『深ふか愛あい』以来いらいの3曲きょくである。また、初回しょかい製造せいぞう盤ばんとして特製とくせいカラーケースが同どう梱こりされている。

表題ひょうだい曲きょく「純潔じゅんけつパラドックス」は、テレビアニメ『BLOOD-C』のエンディングテーマ、カップリングの「7COLORS」は『日立ひたち 世界せかい・ふしぎ発見はっけん!』の7月がつから9月がつまでのエンディングテーマとして起用きようされた。自身じしんのシングル表題ひょうだい曲きょくがテレビアニメの主題歌しゅだいかとして起用きようされるのは前々まえまえ作さく『SCARLET KNIGHT』以来いらい2作さくぶり。

本ほん作さくの製作せいさくは、水樹みずきが『BLOOD-C』の更衣ころもがえ小夜さよ役やくに決定けっていした後のちにアニメ製作せいさく側がわから頼たのまれたので、楽曲がっきょく製作せいさくのスケジュールはギリギリであったと語かたっている。

ディスクジャケットのジャケットデザインのテーマは「二面ふたおもて性せい」であり、衣装いしょうは着物きものをワンピース風ふうに加工かこうした「和わ」と「洋よう」が混まざった物ものになったという。なお、水樹みずきのジャケットデザインが「和わ」のスタイルであったのは初はつ。

PVは、能のうの舞台ぶたいを組くんだ巨大きょだいなセットになった。衣装いしょうはデザイナーの竹田たけだ団だん吾われが手掛てがけたものであり「女性じょせい的てきで格好かっこういい衣装いしょうになった」と語かたっている。PVのコンセプトは「能のう」であったが実際じっさいの能のう舞台ぶたいでは土足どそくで上あがれる所ところがない為ため、薪能たきぎのうのイメージでステージを製作せいさくしたと語かたっている。

発売はつばい日びの2011年ねん8月がつ3日にちにニコニコ生放送なまほうそうで『「純潔じゅんけつパラドックス」発売はつばい記念きねん特番とくばん「水樹みずき奈々ななの純潔じゅんけつ生放送なまほうそう」』が放映ほうえいされ、新曲しんきょくの楽曲がっきょく解説かいせつ、近況きんきょう報告ほうこくが行おこなわれた。

チャート成績せいせき

2011年ねん8月がつ15日にち付づけオリコン週間しゅうかんシングルチャートでは第だい3位いとなり、同どうチャートにおけるTOP3入いりは18作さく目めのシングル『Trickster』以来いらい8作さく連続れんぞく、TOP10入いりは14作さく連続れんぞく通算つうさん15度目どめとなった。なお、声優せいゆう個人こじんのシングルによる15度目どめのTOP10入いりは林原はやしばらめぐみ（Plenty of grit）以来いらい史上しじょう2人にん目めであり、最速さいそくでの到達とうたつとなっている。また、オリコンデイリーチャートでは2011年ねん8月がつ2日にち、3日にちでは3位いであり発売はつばい日付ひづけのチャートで3万まん枚まい越こえを記録きろくしていた。8月4日にち、5日にち付づけでは2位いに浮上ふじょうし、本ほん作さくのデイリー最高さいこう位いを更新こうしんした。

2011年ねん8月がつ度どのオリコン月間げっかんシングルチャートで10位いを獲得かくとく。推定すいてい売上うりあげ枚数まいすうは6.7万まん枚まいを記録きろくした。なお、水樹みずきのシングル作品さくひんが月間げっかんチャートTOP10入いりを果はたすのは18枚まい目めのシングル『Trickster』から8作さく連続れんぞく。

2011年度ねんどオリコン年間ねんかんシングルチャートで105位いを獲得かくとく。推定すいてい売上うりあげ枚数まいすうは7.3万まん枚まいを記録きろくし、2011年ねんにリリースされた水樹みずきのシングル全ぜん3作品さくひんが年間ねんかんチャートTOP200入いりを果はたした。

2011年ねん8月がつ15日にち付づけのBillboard Japan Hot 100で3位い、Billboard Hot Singles Salesで2位い、Billboard Hot Animationで首位しゅいを獲得かくとくした。Billboard Hot Animationでの首位しゅい獲得かくとくは前作ぜんさく「POP MASTER」以来いらい2作さく目め。

2011年ねん8月がつ1日にちから8月がつ7日にち調査ちょうさ分ぶんのサウンドスキャンの週間しゅうかんシングルCDソフトTOP20で2位い、2011年ねん8月がつ13日にち放送ほうそう分ぶんのCOUNT DOWN TV内うちのThis Week's TOP 100で3位い、2011年ねん7月がつ27日にちから8月がつ2日にち調査ちょうさ分ぶんのRIAJ有料ゆうりょう音楽おんがく配信はいしんチャートで24位いを獲得かくとくした。

ドワンゴが運営うんえいしている2011年度ねんどの年間ねんかんランキングでは、「超ちょう!アニメロ 着ちゃくうたフル」で8位い、「アニメロ★うた 着ちゃくうた」ので5位い、「アニメロミックス 着ちゃくうた」で2位いを獲得かくとくした。

批評ひひょう

CDジャーナルは、「表題ひょうだい曲きょくはドラマティックかつ疾走しっそう感かん溢あふれるロックソングである。」と批評ひひょうした。

収録しゅうろく曲きょく

1. 純潔じゅんけつパラドックス [4:05]

   作詞さくし：水樹みずき奈々なな / 作曲さっきょく：吉木よしき絵里子えりこ / 編曲へんきょく：陶山すやま隼はやぶさ / 弦つる編曲へんきょく：前嶋まえじま康明やすあき

   TBS・MBS系列けいれつ放送ほうそうテレビアニメ『BLOOD-C』エンディングテーマ

   『Trickster』から8作さく連続れんぞくで表題ひょうだい曲きょくの作詞さくしを水樹みずきが手掛てがけていたが、作詞さくしを行おこなう時期じきにコンサートツアー『NANA MIZUKI LIVE JOURNEY 2011』を行おこなっていたため、かなりの難産なんざんになりレコーディング直前ちょくぜんまで歌詞かしが完成かんせいしていなかったと語かたっている。また、詞しが難産なんざんに陥おちいった理由りゆうとして浮うかんだ言葉ことばの昔むかしの使用しよう法ほうを1つ1つ辞書じしょで調しらべていたことを挙あげている。水樹みずきは本ほん曲きょくの作詞さくしは既存きそんの自身じしんが手掛てがけた作詞さくしの中なかでもトップ3に入はいる難むずかしさであったと語かたっている。

   「和わ」、「ロック」、「歌謡かよう曲きょく」という曲調きょくちょうの要素ようそが融合ゆうごうしたものになり、起用きようされた『BLOOD-C』は「二面ふたおもて性せい」をテーマにしていた。また、水樹みずきが演えんじている更衣ころもがえ小夜さよが巫女ふじょであるので巫女ふじょのイメージである「純潔じゅんけつ」、小夜さよは普段ふだんの生活せいかつでは天然てんねんでおっとりした性格せいかくであるが、剣けんを握にぎると超人ちょうじん的てきな力ちからを発揮はっきするのでその正せい反対はんたいの性格せいかくから「逆説ぎゃくせつ」の英訳えいやくである「パラドックス」を付つけたという。また、「純潔じゅんけつ」は「BLOOD」から連想れんそうされる「純血じゅんけつ」という意味いみも込こめられている。

   詞しの中なかで出でてくる「結むすび場じょう」という言葉ことばが鷲崎わしざき健けんに指摘してきされ、水樹みずきは「言いいづらいが、メロディーに乗のると気持きもち良よくなり、大好だいすきな人ひとと寄より添そうという意味いみが気きに入いったので詞しの中なかに入いれた。」と語かたっている。

2. 7COLORS [3:22]

   作詞さくし・作曲さっきょく：サイトウヨシヒロ / 編曲へんきょく：古川ふるかわ貴浩たかひろ

   TBS系けいテレビ全国ぜんこくネット『日立ひたち 世界せかい・ふしぎ発見はっけん!』エンディングテーマ

   サビが「水樹みずき」にちなんだ歌詞かしが使つかわれているので、ずっと温あたためていた曲きょくであり自身じしんのシンプルな気持きもちが込こめられており、「原点げんてん回帰かいき」というテーマを挙あげていたのでレコーディングではリラックスして唄うた入いれを行おこなったという。

   自身じしんの8作さく目めのオリジナルアルバム『IMPACT EXCITER』に収録しゅうろくされる予定よていの曲きょくであったが、「七なな色しょく」という自身じしんの名前なまえが入はいっているので、想おもい入いれがある曲きょくになり、時ときが来くるまで取とっておいたと語かたっている。

3. Stay Gold [4:13]

   作詞さくし・作曲さっきょく：KOUTAPAI / 編曲へんきょく：藤田ふじた淳あつし平たいら（Elements Garden）

   TOKYO FM『水樹みずき奈々ななのMの世界せかい』エンディングテーマ（2011年ねん8月がつ - ）

   初はじめて楽曲がっきょくを聴きいた印象いんしょうは「レーザービームのような熱あつい曲きょく」であり、「夏なつ」をイメージさせる爽さわやかな攻せめ曲きょくである。

   作詞さくし、作曲さっきょくを手掛てがけているKOUTAPAIは水樹みずきの楽曲がっきょくでは初はじめて手掛てがけているので、今いままでにない新あたらしいタイプの楽曲がっきょくになったと語かたっている。

収録しゅうろく作品さくひん

アルバム

曲名きょくめい	アルバム	発売はつばい日び	備考びこう
純潔じゅんけつパラドックス	『THE MUSEUM II』	2011年ねん11月23日にち	2ndベストアルバム

映像えいぞう作品さくひん

発売はつばい日び	タイトル	備考びこう
純潔じゅんけつパラドックス
2012年ねん5月がつ2日にち	NANA MIZUKI LIVE CASTLE×JOURNEY	11作さく目めのライブ・ビデオ
2012年ねん12月12日にち	ROCKBOUND NEIGHBORS	水樹みずき奈々なな 平安へいあん神宮じんぐう奉納ほうのう公演こうえん〜蒼あお月がつ之の宴うたげ〜
2013年ねん12月11日にち	NANA CLIPS 6	6作さく目めのミュージッククリップ
2014年ねん5月がつ28日にち	NANA MIZUKI LIVE CIRCUS×CIRCUS+×WINTER FESTA	13作さく目めのライブ・ビデオ
2016年ねん4月がつ3日にち	NANA CLIPS 7	国立こくりつ代々木よよぎ競技きょうぎ場じょう第だい一いち体育館たいいくかん座長ざちょう公演こうえん“水樹みずき奈々なな大おおいに唄うたう 四よん”
2017年ねん3月がつ8日にち	NANA MIZUKI LIVE PARK×MTV Unplugged: Nana Mizuki	18作さく目めのライブ・ビデオ
2017年ねん11月15日にち	NANA MIZUKI LIVE ZIPANGU×出雲いずも大社たいしゃ御ご奉納ほうのう公演こうえん〜月つき花はな之の宴うたげ〜	19作さく目めのライブ・ビデオ
7COLORS
2012年ねん5月がつ2日にち	NANA MIZUKI LIVE CASTLE×JOURNEY	11作さく目めのライブ・ビデオ
Stay Gold
2012年ねん5月がつ2日にち	NANA MIZUKI LIVE CASTLE×JOURNEY	11作さく目めのライブ・ビデオ

カバー

• コタニキンヤ.『ソラ、カゼ』

外部がいぶリンク

• 公式こうしきサイトによる紹介しょうかいページ
• キングレコードによる紹介しょうかいページ