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ござ

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茣蓙ござから転送てんそう

ござ茣蓙ござござ)は、くさくきることによってつくられた敷物しきもの[1]一般いっぱんにはイグサったものをす。構造こうぞう畳表たたみおもてとほぼおなじ。

概要がいよう

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今日きょうでは材料ざいりょう藺草いぐさ(いぐさ)は狭義きょうぎのイグサであるイグサおお栽培さいばいされ、おももちいられるが、かつては大型おおがたカヤツリグサ野生やせい植物しょくぶつであるシチトウイカンエンガヤツリフトイなどもよくもちいられた。アイヌは、キナ(ゴザ)の原料げんりょうガマもちいた。そのためアイヌで「キナ」のかたりは、「くさ」「ガマ」「ゴザ」それぞれをす。

むしろ(むしろ)の一種いっしゅであるが、こちらはわら(わら)を材料ざいりょうとするものをすことがおおい(ただしイグサ製品せいひんのものもある)。たたみ普及ふきゅうする以前いぜん庶民しょみんいえでは一般いっぱんてき敷物しきものであった。語源ごげんは「御座ぎょざ」(貴人きじんせき)で、御座ぎょざもの意味いみであった。

使つかいかたとしては室内しつない絨毯じゅうたんのように常時じょうじくこともあれば、まるめて携帯けいたいし、屋外おくがい一時いちじてきくこともある(運動会うんどうかい花見はなみなど)。ただ現代げんだいでは、屋外おくがい場合ばあいはより耐久たいきゅうせいたかビニールシートとくブルーシート)などの代替だいたいひん使つかわれることもおおい。

ござには、はななどの模様もようんだものもあり、これをはなござという。また、夏場なつば就寝しゅうしんりょうをとるため布団ふとんうえなどにいて使つかうものをござという。

上敷うわしき

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家屋かおくにおいてたたみうえ場合ばあいには上敷うわしき(うわしき、うわじき)とぶ。しゅとしてえんきのしでつくられ、たたみうえいてえん部分ぶぶん上敷うわしきびょうめてもちいられる。えんきが一方いっぽう方向ほうこういているため、部屋へやひろかんじさせる視覚しかく効果こうかがある。畳替たたみがえの頻度ひんどすくなくさせ、両面りょうめん使つかうことができる。

ぐさカーペット

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フローリングなどのうえくためのものにぐさカーペットがある。補強ほきょうのために裏面りめんフェルトウレタンなどで裏打うらうちしたものもおおく、部屋へや全体ぜんたいめられるように部屋へや間取まどりにあわせてカットできるものもある(カットしたせんわせてえん部分ぶぶんからけられるようにテープじょうにしたものもある)。

出典しゅってん

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関連かんれん項目こうもく

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