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鈴木すずき日出男ひでお

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鈴木すずき 日出男ひでお(すずき ひでお、1938ねん昭和しょうわ13ねん4がつ7にち - 2013ねん平成へいせい25ねん10月3にち)は、日本にっぽん国文学こくぶんがくしゃ東京大学とうきょうだいがく名誉めいよ教授きょうじゅ[1]せんもん古代こだい日本にっぽん文学ぶんがく[1]

来歴らいれき

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青森あおもりけん青森あおもりまれ。東京学芸大学とうきょうがくげいだいがく国語こくご学科がっか卒業そつぎょう東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん国文こくぶん博士はかせ課程かてい修了しゅうりょう[1]東京学芸大学とうきょうがくげいだいがく助教授じょきょうじゅ[1]成城大学せいじょうだいがく教授きょうじゅ[1]東京大学とうきょうだいがく教授きょうじゅ[1]成蹊大学せいけいだいがく教授きょうじゅ歴任れきにんした[1]。1991ねん古代こだい和歌わか史論しろん』で角川かどかわ源義げんよししょう受賞じゅしょう[1]翌年よくねん同書どうしょ東大とうだい文学ぶんがく博士はかせ。1999ねん定年ていねん退官たいかん成蹊大学せいけいだいがく教授きょうじゅどう図書館としょかんちょうて、2007ねん退職たいしょく二松学舎大学にしょうがくしゃだいがく特別とくべつ任用にんよう教授きょうじゅ法政大学ほうせいだいがく大学院だいがくいん非常勤ひじょうきん講師こうしつとめた[2][3]角川かどかわ源義げんよししょう選考せんこう委員いいん

源氏物語げんじものがたり権威けんいとしてられ、物語ものがたりという虚構きょこうつうじて真実しんじつえがくとする「物語ものがたり虚構きょこうろん」など考察こうさつ数々かずかず東大とうだい退官たいかんぜん54しょうからなる大著たいちょ源氏物語げんじものがたり虚構きょこうろん』にまとめられた。

2013ねん10がつ3にち腹膜炎ふくまくえんのため死去しきょ享年きょうねん75[4] [5]

著書ちょしょ

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  • 源氏物語げんじものがたり歳時記さいじき筑摩書房ちくましょぼう、1989ねんのちにちくま学芸がくげい文庫ぶんこ
  • 古代こだい和歌わか史論しろん東京大学とうきょうだいがく出版しゅっぱんかい、1990ねん
  • 百人一首ひゃくにんいっしゅ』ちくま文庫ぶんこ、1990ねん
  • 『はじめての源氏物語げんじものがたり講談社こうだんしゃ現代新書げんだいしんしょ、1991ねん
  • 光源氏ひかるげんじ世界せかい放送大学ほうそうだいがく、1994ねん
  • 源氏物語げんじものがたり文章ぶんしょう表現ひょうげん至文しぶんどう、1997ねん
  • 源氏物語げんじものがたりへのみち小学館しょうがくかん、1998ねん
  • 清少納言せいしょうなごん紫式部むらさきしきぶ 王朝おうちょう女流じょりゅう文学ぶんがく世界せかい放送大学ほうそうだいがく、1998ねん
  • 古代こだい和歌わか世界せかい』ちくま新書しんしょ、1999ねん
  • おううた 古代こだい歌謡かようろん筑摩書房ちくましょぼう、1999ねん
  • 万葉集まんようしゅう入門にゅうもん岩波ジュニア新書いわなみじゅにあしんしょ、2002ねん
  • 源氏物語げんじものがたり虚構きょこうろん東京大学とうきょうだいがく出版しゅっぱんかい、2003ねん
  • 高校生こうこうせいのための古文こぶんキーワード100』ちくま新書しんしょ、2006ねん
  • 『えんぴつでのうきたえる源氏物語げんじものがたり宝島社たからじましゃ、2006ねん
  • いてあじわう百人一首ひゃくにんいっしゅみやびの世界せかいたびする』PHP研究所けんきゅうじょ、2007ねん
  • 知識ちしきゼロからの源氏物語げんじものがたり幻冬舎げんとうしゃ、2008ねん
  • 連想れんそう文体ぶんたい 王朝おうちょう文学ぶんがく序説じょせつ岩波書店いわなみしょてん、2012ねん 

編著へんちょ

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  • 源氏物語げんじものがたり時空じくう 王朝おうちょう文学ぶんがくしんこう笠間かさま書院しょいん、1997ねん
  • 源氏物語げんじものがたりハンドブック』三省堂さんせいどう、1998ねん
  • 文学ぶんがく史上しじょうの「源氏物語げんじものがたり」』至文しぶんどう、1998ねん
  • 人物じんぶつ造型ぞうけいからみた「源氏物語げんじものがたり」』至文しぶんどう、1998ねん
  • 『ことばがひら古代こだい文学ぶんがく笠間かさま書院しょいん、1999ねん
  • 平安朝へいあんちょう文学ぶんがくしょう町谷まちや照彦てるひこ共編きょうへんちょ放送大学ほうそうだいがく、2001ねん3がつ
  • 全訳ぜんやくぜんかい古語こご辞典じてん山口やまぐちたかし共編きょうへんぶんえいどう、2004ねん10がつ
  • 日本にっぽん古典こてん 古代こだいへん多田ただ一臣かずおみ藤原ふじわら克己かつみ共著きょうちょ放送大学ほうそうだいがく、2005ねん3がつ
  • 王朝おうちょう文化ぶんか辞典じてん まんようから江戸えどまで』山口やまぐち明穂あきほ共編きょうへん朝倉書店あさくらしょてん、2008ねん11月

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d e f g h ちくまの教科書きょうかしょ > 鈴木すずき日出男ひでお先生せんせいいた”. www.chikumashobo.co.jp. 筑摩書房ちくましょぼう. 2022ねん8がつ24にち閲覧えつらん
  2. ^ “Hosei University, Graduate School of Humanities, Major in Japanese Literature”. 法政大学ほうせいだいがく. https://www.hosei.ac.jp/documents/gs/kenkyuka/jinbun/nichibun/pamph.pdf 
  3. ^ 総長そうちょうからみなさんへ だい18しん(10がつ19にち) もと教員きょういん益田ますだ勝実かつみむ”. 法政大学ほうせいだいがく. (2020ねん10がつ19にち). https://www.hosei.ac.jp/info/article-20201019103529/ 
  4. ^ 国文学こくぶんがくしゃ鈴木すずき日出男ひでおさん死去しきょ”. 朝日新聞あさひしんぶん. 2015ねん1がつ2にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2023ねん3がつ31にち閲覧えつらん
  5. ^ 鈴木すずき日出男ひでお、ご逝去せいきょ”. 笠間かさま書院しょいん. 2014ねん1がつ18にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2023ねん3がつ31にち閲覧えつらん