1925年ねんの相撲すもう

1925年ねんの相撲すもう（1925ねんのすもう）は、1925年ねんの相撲すもう関係かんけいのできごとについて述のべる。

1924年ねん-1925年ねん-1926年ねん

できごと

この年としの台覧たいらん相撲すもうの際さいの下賜かし金きんで天皇てんのう杯はいを作成さくせいし、幕内まくうち最高さいこう優勝ゆうしょう力士りきしに授与じゅよされることとなった。これを機きに、東京とうきょう・大阪おおさかの両りょう相撲すもう協会きょうかいの合同ごうどうの計画けいかくが進展しんてんし、7月がつに両りょう協会きょうかい間あいだで合併がっぺいの調印ちょういんが行おこなわれ、日本にっぽん大相撲おおずもう連盟れんめいが成立せいりつした。12月28日にち、財団ざいだん法人ほうじん化かの認可にんかが下おりた。

台覧たいらん相撲すもう

• 4月がつ29日にち - 東宮御所とうぐうごしょにおいて、摂政せっしょう皇太子こうたいし裕仁ひろひと親王しんのう（後ごの昭和しょうわ天皇てんのう）が誕辰たんしん祝賀しゅくが余興よきょう相撲すもうを台覧たいらん。

本場所ほんばしょなど

• 1月がつ場所ばしょ（大阪おおさか相撲すもう）
  • 興行こうぎょう場所ばしょ:新しん世界せかい国技こくぎ館かん
  • 1月がつ2日にちより10日間にちかん興行こうぎょう
• 1月がつ場所ばしょ（東京とうきょう相撲すもう）
  • 興行こうぎょう場所ばしょ:両国りょうこく国技こくぎ館かん
  • 1月がつ9日にちより11日間にちかん興行こうぎょう
  • 100対たい96で西方せいほう勝利しょうり。旗手きしゅは若葉わかば山さん鐘かね。個人こじん優勝ゆうしょうは栃とち木山きやま守也もりや。
• 5月場所ばしょ（東京とうきょう相撲すもう）
  • 興行こうぎょう場所ばしょ:両国りょうこく国技こくぎ館かん
  • 5月14日にちより11日間にちかん興行こうぎょう
  • 101対たい88で東方とうほう勝利しょうり。旗手きしゅは能代のしろ潟かた錦にしき作さく。個人こじん優勝ゆうしょうは西にしノ海うみ嘉治よしはる郎ろう。
• 6月がつ場所ばしょ（大阪おおさか相撲すもう）
  • 興行こうぎょう場所ばしょ:新しん世界せかい国技こくぎ館かん
  • 6月7日にちより10日間にちかん興行こうぎょう
• 第だい1回かい東西とうざい連盟れんめい大相撲おおずもう（前半ぜんはん）
  • 興行こうぎょう場所ばしょ:京都きょうと八坂はっさか新道しんどう
  • 11月14日にちより10日間にちかん興行こうぎょう

その他た相撲すもう披露ひろう

• 11月2日にち-3日にち - 明治めいじ神宮じんぐう競技きょうぎ大会たいかい。勝かち抜ぬきトーナメントを開催かいさい。優勝ゆうしょうは栃とち木山きやま守也もりや。

誕生たんじょう

• 1月がつ17日にち - 福井ふくい山さん常つね志こころざし（最高さいこう位い：十じゅう両りょう5枚まい目め、所属しょぞく：出羽海でわのうみ部屋へや）
• 2月がつ9日にち - 常つねノ山やま勝正かつまさ（最高さいこう位い：前頭まえがしら2枚まい目め、所属しょぞく：出羽海でわのうみ部屋へや、+ 1987年ねん【昭和しょうわ62年ねん】）
• 2月がつ13日にち - 2代だい式しき守もり伊三郎いさぶろう（元もと・三さん役やく格かく行司ぎょうじ、所属しょぞく：時津風ときつかぜ部屋へや、+ 1987年ねん【昭和しょうわ62年ねん】）
• 2月がつ20日はつか - 栃とち錦にしき清隆きよたか（第だい44代だい横綱よこづな、所属しょぞく：春日野かすがの部屋へや、第だい5代だい日本にっぽん相撲すもう協会きょうかい理事りじ長ちょう、+ 1990年ねん【平成へいせい2年ねん】）
• 3月31日にち - 信夫山しのぶやま治貞はるさだ（最高さいこう位い：関脇せきわけ、所属しょぞく：小野川おのがわ部屋へや→陣じん幕まく部屋へや→小野川おのがわ部屋へや、+ 1977年ねん【昭和しょうわ52年ねん】）
• 4月がつ13日にち - 時津とぎつ山さん仁一ひとかず（最高さいこう位い：関脇せきわけ、所属しょぞく：立浪たつなみ部屋へや、+ 1968年ねん【昭和しょうわ43年ねん】）
• 4月がつ18日にち - 國くに登とう國生こくしょう（最高さいこう位い：小結こむすび、所属しょぞく：高砂たかさご部屋へや、+ 1995年ねん【平成へいせい7年ねん】）
• 7月がつ15日にち - 出羽でわ錦にしき忠雄ただお（最高さいこう位い：関脇せきわけ、所属しょぞく：出羽海でわのうみ部屋へや、+ 2005年ねん【平成へいせい17年ねん】）
• 7月がつ20日はつか - 美び楯だて山海さんかい一郎いちろう（最高さいこう位い：十両じゅうりょう2枚まい目め、所属しょぞく：立浪たつなみ部屋へや→双葉ふたば山道さんどう場じょう→時津風ときつかぜ部屋へや）
• 8月がつ1日にち - 大だい昇のぼり充宏みつひろ（最高さいこう位い：前頭まえがしら筆頭ひっとう、所属しょぞく：春日山かすがやま部屋へや→立浪たつなみ部屋へや→春日山かすがやま部屋へや、+ 2009年ねん【平成へいせい21年ねん】）
• 8月がつ13日にち - 清きよし水川みずかわ明あきら於（最高さいこう位い：小結こむすび、所属しょぞく：追手おって風ふう部屋へや、+ 1979年ねん【昭和しょうわ54年ねん】）
• 8月がつ28日にち - 神かみ錦にしき國康くにやす（最高さいこう位い：前頭まえがしら5枚まい目め、所属しょぞく：高嶋たかしま部屋へや、+ 2005年ねん【平成へいせい17年ねん】）
• 9月28日にち - 豊光とよみつ重信しげのぶ（最高さいこう位い：十両じゅうりょう18枚まい目め、所属しょぞく：立浪たつなみ部屋へや→双葉ふたば山道さんどう場じょう→時津風ときつかぜ部屋へや、+ 1962年ねん【昭和しょうわ37年ねん】）
• 9月29日にち - 豊山とよやま鬼おに吉きち（最高さいこう位い：前頭まえがしら17枚まい目め、所属しょぞく：錦にしき島とう部屋へや→伊勢いせノ海部かいふ屋や、+ 2011年ねん【平成へいせい23年ねん】）
• 10月21日にち - 大だいノ浦うら一廣かずひろ（最高さいこう位い：前頭まえがしら16枚まい目め、所属しょぞく：二に所しょノ関せき部屋へや→芝しば田山たやま部屋へや→花はな籠かご部屋へや、+ 1987年ねん【昭和しょうわ62年ねん】）
• 12月3日にち - 27代だい木村きむら庄しょう之の助すけ（元もと・立たて行司ぎょうじ、所属しょぞく：立浪たつなみ部屋へや、+ 2023年ねん【令れい和わ5年ねん】）
• 12月4日にち - 10代式しき守もり与太よた夫おっと（元もと・三さん役やく格かく行司ぎょうじ、所属しょぞく：春日山かすがやま部屋へや→立浪たつなみ部屋へや、+ 1983年ねん【昭和しょうわ58年ねん】）

死去しきょ

• 4月がつ3日にち - 五ご所しょ車しゃ菊太郎きくたろう（最高さいこう位い：前頭まえがしら8枚まい目め、所属しょぞく：宮城野みやぎの部屋へや→勝かちノ浦うら部屋へや、* 1870年ねん【明治めいじ3年ねん】）
• 6月11日にち - 18代だい木村きむら庄しょう之の助すけ（立たて行司ぎょうじ（現役げんえき没ぼつ）、* 1860年ねん【万延まんえん元年がんねん】）
• 11月9日にち - 平たいらノ石いし辰治郎たつじろう（最高さいこう位い：前頭まえがしら4枚まい目め、所属しょぞく：玉垣たまがき部屋へや→尾車おぐるま部屋へや→峰みね崎さき部屋へや、年寄としより：玉垣たまがき、* 1880年ねん【明治めいじ13年ねん】）
• 12月8日にち - 鉞り鉄五郎てつごろう（最高さいこう位い：前頭まえがしら13枚まい目め、所属しょぞく：浦うら風ふう部屋へや→高砂たかさご部屋へや、* 1867年ねん【慶応けいおう3年ねん】）
• 12月26日にち - 14代だい式しき守もり伊之助いのすけ（立たて行司ぎょうじ（現役げんえき没ぼつ）、* 1870年ねん【明治めいじ3年ねん】）

参考さんこう文献ぶんけん

• 酒井さかい忠正ただまさ『日本にっぽん相撲すもう史し 中ちゅう巻まき』ベべースボすぼール・マガジン社るまがじんしゃ、1964年ねん6月がつ1日にち。