2018 VG₁₈

2018 VG18
	2018 VG18の軌道きどう
仮かり符号ふごう・別名べつめい	ファーアウト（Farout）
見みかけの等級とうきゅう (mv)	24.6
分類ぶんるい	太陽系たいようけい外縁がいえん天体てんたい（TNO）; 散乱さんらん円盤えんばん天体てんたい（SDO）
発見はっけん
発見はっけん日び	2018年ねん11月10日にち
発見はっけん者しゃ	スコット・S・シェパード; チャドウィック・トルヒージョ; David J. Tholen
発見はっけん場所ばしょ	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくマウナ・ケア山さん; すばる望遠鏡ぼうえんきょう
発見はっけん方法ほうほう	直接ちょくせつ観測かんそく
軌道きどう要素ようそと性質せいしつ; 元もと期き:TDB 2458447.5（2018年ねん11月25日にち）
軌道きどうの種類しゅるい	周回しゅうかい軌道きどう
軌道きどう長ちょう半径はんけい (a)	95.237 au
近日きんじつ点てん距離きょり (q)	21.738 au
遠日点えんじつてん距離きょり (Q)	168.736 au
離はなれ心しん率りつ (e)	0.772
公転こうてん周期しゅうき (P)	929.43 年とし; （339,475.058 日ひ）
軌道きどう傾斜けいしゃ角かく (i)	31.714°
近日きんじつ点てん引数ひきすう (ωおめが)	32.888°
昇のぼり交点こうてん黄き経けい (Ωおめが)	247.443°
平均へいきん近きん点てん角かく (M)	73.766°
前回ぜんかい近日きんじつ点てん通過つうか	TDB 2388887.345475182301; （1828年ねん6月13日にち20時じ17分ふん29.1秒びょう）
次回じかい近日きんじつ点てん通過つうか	2757年ねん頃ころ
物理ぶつり的てき性質せいしつ
直径ちょっけい	~500 km
表面積ひょうめんせき	~7.854×105 km2
体積たいせき	~6.545×107 km3
絶対ぜったい等級とうきゅう (H)	3.2498
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2018 VG₁₈は、太陽系たいようけいの外縁がいえん部ぶを公転こうてんしている太陽系たいようけい外縁がいえん天体てんたい（TNO）の1つである^[4]。2018年ねんにすばる望遠鏡ぼうえんきょうを用もちいて観測かんそくを行おこなったカーネギー研究所けんきゅうじょの観測かんそくチームによって発見はっけんされた^[1]。2018 VG₁₈という名称めいしょうは仮かり符号ふごうだが、発見はっけんした観測かんそくチームはファーアウト（Farout）という愛称あいしょうを用もちいている^[1]^[5]。

特徴とくちょう

2018年ねん11月がつ10日とおかにハワイのマウナ・ケア山さんにあるすばる望遠鏡ぼうえんきょうによる観測かんそくで初はじめて発見はっけんされ^[1]、同年どうねん12月がつ17日にちに観測かんそく結果けっかが発表はっぴょうされた^[5]。軌道きどう長ちょう半径はんけいは95.2 auで太陽たいようの周まわりを929年ねん半はんかけて公転こうてんしている。軌道きどう離はなれ心しん率りつ0.77の偏かたよった楕円だえん軌道きどうを公転こうてんしているため、近日きんじつ点てんでは天王星てんのうせい軌道きどうのやや外側そとがわに相当そうとうする、太陽たいようから22 auの距離きょりにまで接近せっきんするが、遠日点えんじつてんでは168 auまで遠とおざかる^[4]。しかし、発見はっけんチームの1人ひとりスコット・S・シェパードは2018 VG₁₈の公転こうてん速度そくどがあまりにも遅おそいため、正確せいかくな軌道きどう要素ようそを決定けっていするにはまだ数すう年ねんを要ようするだろうとしている^[5]。

小惑星しょうわくせいセンター（Minor Planet Center）によると、発見はっけんされた時点じてんで2018 VG₁₈は太陽たいようから125～130 au離はなれており、これはそれまでに知しられていた中なかで最もっとも遠とおい距離きょりに位置いちにあった準じゅん惑星わくせいのエリス（約やく96 au）より離はなれており、2018 VG₁₈は当時とうじ知しられていた中なかでは最もっとも太陽たいようから離はなれた位置いちにある天体てんたいとなった^[1]^[5]。ちなみにこの距離きょりは太陽系たいようけい外縁がいえん部ぶを飛行ひこうしているボイジャー2号ごう（2018年ねん12月18日にち時点じてんで約やく119.4 au^[6]）やパイオニア10号ごう（122.5 au）よりも遠とおい。しかし、その約やく2ヶ月かげつ後ごの2019年ねん2月がつに太陽たいようから約やく140 au離はなれているとされる天体てんたいの発見はっけんが発表はっぴょうされたことにより、現在げんざいでは既知きちの最さい遠どお天体てんたいではなくなっている。この天体てんたいは2018 VG₁₈（Farout）よりもさらに遠とおくにあることから「FarFarOut」と呼よばれている^[7]^[8]。その後ご、「FarfarOut」は2018 AG₃₇と命名めいめいされた。

2018 VG₁₈を発見はっけんした観測かんそくチームは、これまで発見はっけんされている中なかでは最もっとも近日きんじつ点てん距離きょりが遠とおい2012 VP₁₁₃や、理論りろん上じょうにおいて存在そんざいが予言よげんされているプラネット・ナインによって軌道きどうが影響えいきょうされている可能かのう性せいが示しめされている2015 TG₃₈₇（Leleākūhonua、通称つうしょうゴブリン）といった、太陽たいようから遠とおく離はなれた太陽系たいようけい外縁がいえん天体てんたいをいくつも発見はっけんしており、観測かんそくチームは「このような極端きょくたんに太陽たいようから離はなれた天体てんたいの発見はっけんは太陽系たいようけい外縁がいえん部ぶで何なにが起おきているかを調しらべることを意味いみしている」と述のべている^[5]。

11月のすばる望遠鏡ぼうえんきょうによる観測かんそくの後のち、チリのラスカンパナス天文台てんもんだいで2度目どめの観測かんそくが行おこなわれ、2018 VG₁₈の明あかるさや色いろといった物理ぶつり的てき特性とくせいが求もとめられた^[5]。2018 VG₁₈の形状けいじょうは球体きゅうたいで、直径ちょっけいは約やく500 kmと推定すいていされており、これは2015年ねんに発見はっけんされたV774104に匹敵ひってきする大おおきさである^[1]^[5]。ピンクがかった色いろをしているとされ、これは一般いっぱん的てきに氷こおりを多おおく含ふくむ天体てんたいに見みられる特徴とくちょうである^[5]。

太陽系たいようけい内うちで最もっとも遠とおい既知きちの天体てんたい（2021年ねん2月がつ24日にち (2021-02-24)現在げんざい^[update]）
天体てんたい名めい	太陽たいようからの距離きょり（au）				見みかけの等級とうきゅう	絶対ぜったい等級とうきゅう（H）	発見はっけん日び（初はつ観測かんそく日び）	外部がいぶリンク
天体てんたい名めい	現在げんざい^[9]^[10]	近日きんじつ点てん	遠日点えんじつてん	軌道きどう長ちょう半径はんけい	見みかけの等級とうきゅう	絶対ぜったい等級とうきゅう（H）	発見はっけん日び（初はつ観測かんそく日び）	外部がいぶリンク
キルヒ彗星すいせい（比較ひかく）	257	0.006	889	444	不明ふめい	不明ふめい	1680-11-14	MPC · JPL
ボイジャー1号ごう（比較ひかく）	152.0^[11]	8.90	∞	-3.2^[12]	~50	~28	-	-
2018 AG₃₇ （FarFarOut）	132.9^※	27.1	145.0	86.0	25.3	4.2	2018-01-15	MPC · JPL
パイオニア10号ごう（比較ひかく）	127.9	4.94	∞	-6.9^[10]	~49	~29	-	-
ボイジャー2号ごう（比較ひかく）	126.3^[11]	21.2	∞	-4.0^[12]	~48	~28	-	-
2018 VG₁₈ （FarOut）	123.6	37.8	124.9	81.3	24.6	3.7	2018-11-10	MPC · JPL
パイオニア11号ごう（比較ひかく）	104.9	9.45	∞	-8.1^[10]	~48	~29	-	-
2020 FY₃₀	98.9	35.6	107.7	71.6	24.8	4.7	2020-03-24	MPC · JPL
2020 FA₃₁	97.3	39.5	102.4	71.0	25.4	5.4	2020-03-24	MPC · JPL
(136199) エリス	95.9	38.3	97.5	67.9	18.8	-1.1	2003-10-21	MPC · JPL
2015 TH₃₆₇	90.3	28.9	136.4	82.6	26.3	6.6	2015-10-13	MPC · JPL
2014 UZ₂₂₄	89.6	38.3	177.0	107.6	23.2	3.4	2014-10-21	MPC · JPL
(225088) Gonggong	88.7	33.7	101.2	67.5	21.5	1.6	2007-07-17	MPC · JPL
2015 FG₄₁₅	87.2	36.2	92.1	64.1	25.5	6.0	2015-03-17	MPC · JPL
2014 FC₆₉	85.5	40.4	104.4	72.4	24.2	4.6	2014-03-25	MPC · JPL
2006 QH₁₈₁	84.6	37.5	96.7	67.1	23.7	4.3	2006-08-21	MPC · JPL
(90377) セドナ	84.3	76.3	892.6	484.4	21.0	1.3	2003-11-14	MPC · JPL
2015 VO₁₆₆	84.2	38.3	113.2	75.8	25.5	5.9	2015-11-06	MPC · JPL
2012 VP₁₁₃	84.1	80.4	442.6	261.5	23.5	4.0	2012-11-05	MPC · JPL
2013 FS₂₈	83.5	34.2	358.2	196.2	24.3	4.9	2013-03-16	MPC · JPL
2017 SN₁₃₂	82.7	42.0	110.0	76.0	25.2	5.8	2017-09-16	MPC · JPL
2015 UH₈₇	81.3	34.3	90.0	62.2	25.2	6.0	2015-10-16	MPC · JPL
(532037) 2013 FY₂₇	79.8	35.2	82.1	58.7	22.2	3.2	2013-03-17	MPC · JPL
2015 TJ₃₆₇	79.3	33.6	128.1	80.9	25.8	6.7	2015-10-13	MPC · JPL
2017 FO₁₆₁	78.1	34.1	85.5	59.8	23.3	4.3	2017-03-23	MPC · JPL
(541132) Leleākūhonua	77.7	65.2	2,105.8	1,085.4	24.6	5.5	2015-10-13	MPC · JPL
2018 AD₃₉	77.2	38.4	287.9	163.2	25.0	6.2	2018-01-15	MPC · JPL
2020 FB₃₁	75.8	34.4	83.3	59.1	24.5	5.6	2020-03-24	MPC · JPL
2018 AK₃₉	75.3	27.3	75.4	51.4	25.3	6.5	2018-01-18	MPC · JPL
2010 GB₁₇₄	73.6	48.7	630.7	339.7	25.3	6.5	2010-04-12	MPC · JPL
2015 VJ₁₆₈	73.4	37.6	81.5	59.5	24.8	5.8	2015-11-06	MPC · JPL
2014 FJ₇₂	72.5	38.4	148.2	93.3	24.4	5.6	2014-03-24	MPC · JPL
2016 TS₉₇	71.2	36.2	71.7	54.0	24.9	6.1	2016-10-06	MPC · JPL
2015 GN₅₅	71.0	32.5	78.4	55.5	24.6	5.8	2015-04-13	MPC · JPL
2015 VL₁₆₈	69.7	37.7	136.0	86.8	24.7	6.1	2015-11-07	MPC · JPL
2015 RZ₂₇₇	69.2	34.7	90.5	62.6	25.6	6.8	2015-09-08	MPC · JPL
2011 GM₈₉	69.1	36.5	68.8	52.7	25.7	7.1	2011-04-04	MPC · JPL
2012 FH₈₄	69.1	41.9	70.1	56.0	25.8	7.2	2012-03-25	MPC · JPL
2019 AC₇₇	68.7	35.0	79.0	57.0	25.0	6.6	2019-01-11	MPC · JPL
2015 GR₅₀	68.6	38.2	69.7	54.0	25.2	6.6	2015-04-13	MPC · JPL
2013 FQ₂₈	68.3	45.6	80.0	62.7	24.5	6.0	2013-03-17	MPC · JPL
2015 GP₅₀	67.6	40.4	70.0	55.2	25.0	6.5	2015-04-14	MPC · JPL
2018 VJ₁₃₇	67.2	37.8	139.3	88.5	25.2	6.9	2018-01-15	MPC · JPL
2016 CD₂₈₉	67.1	37.5	74.0	55.8	25.7	7.3	2016-02-05	MPC · JPL
2014 UD₂₂₈	66.7	36.7	73.3	55.0	24.5	6.1	2014-10-22	MPC · JPL
2016 GB₂₇₇	66.2	40.0	119.4	79.7	25.6	7.3	2016-04-10	MPC · JPL
2016 GZ₂₇₆	66.1	38.6	253.6	146.1	25.3	7.0	2016-04-10	MPC · JPL
2014 FL₇₂	66.0	38.0	167.1	102.5	25.1	6.8	2014-03-26	MPC · JPL
2016 TQ₁₂₀	65.8	42.3	114.3	78.3	25.0	6.7	2016-10-06	MPC · JPL
2015 RQ₂₈₁	65.7	36.9	210.6	123.8	25.1	6.8	2015-09-05	MPC · JPL
2020 BS₆₀	65.7	31.0	104.1	67.6	24.6	6.5	2020-01-26	MPC · JPL
2013 UJ₁₅	65.3	37.2	67.4	52.3	25.4	7.0	2013-10-28	MPC · JPL
2014 FD₇₀	65.1	35.9	78.6	57.3	25.1	6.9	2014-03-25	MPC · JPL
2015 KV₁₆₇	65.1	38.0	65.3	51.6	25.6	7.2	2015-05-18	MPC · JPL
2018 AZ₁₈	65.1	39.1	70.5	54.8	26.0	7.7	2018-01-15	MPC · JPL
2014 SU₃₄₉	65.0	28.5	157.0	92.8	25.4	7.2	2014-09-18	MPC · JPL
2018 VO₃₅	64.7	33.5	218.2	125.9	24.8	6.6	2018-11-10	MPC · JPL
2014 FE₇₂	64.5	36.3	2,682.3	1,359.3	24.4	6.1	2014-03-26	MPC · JPL
2015 KG₁₇₂	64.5	41.2	70.1	55.7	24.4	6.1	2015-05-20	MPC · JPL
2013 AT₁₈₃	63.6	35.5	87.7	61.6	23.0	4.9	2013-01-10	MPC · JPL
(148209) 2000 CR₁₀₅	63.3	44.1	388.1	216.1	24.1	6.3	2000-02-06	MPC · JPL
2015 RL₂₅₈	63.0	34.4	67.5	50.9	24.6	6.5	2015-09-07	MPC · JPL
2018 AH₃₉	62.9	44.6	65.9	55.2	25.2	7.2	2018-01-15	MPC · JPL
2015 KF₁₇₂	62.4	38.1	101.4	69.8	23.7	5.5	2015-05-20	MPC · JPL
2020 BR₆₀	62.4	36.6	64.2	50.4	24.9	7.0	2020-01-26	MPC · JPL
2019 EA₅	62.3	38.3	100.8	69.6	24.7	6.7	2019-03-06	MPC · JPL
2015 VG₁₅₇	62.2	39.0	68.9	54.0	25.5	7.5	2015-11-07	MPC · JPL
2018 VO₁₃₇	62.2	44.6	65.9	55.2	25.4	7.3	2018-11-08	MPC · JPL
(528381) 2008 ST₂₉₁	62.0	42.4	158.8	100.6	22.4	4.4	2008-09-24	MPC · JPL
2018 AX₁₈	62.0	36.8	67.4	52.1	24.7	6.6	2018-01-15	MPC · JPL
2017 VO₃₄	61.9	35.2	68.8	52.0	25.4	7.2	2017-11-15	MPC · JPL
2017 DP₁₂₁	61.8	40.6	60.4	50.5	25.2	7.2	2017-02-24	MPC · JPL
(523794) 2015 RR₂₄₅	61.8	34.1	129.4	81.7	22.2	3.8	2015-09-09	MPC · JPL
2015 RH₂₇₈	61.8	34.3	76.7	55.5	25.4	7.2	2015-09-08	MPC · JPL
2017 FD₁₆₃	61.7	30.1	65.0	47.5	24.9	6.9	2017-03-25	MPC · JPL
2014 FM₇₂	61.3	34.1	76.8	55.5	24.2	6.2	2014-03-25	MPC · JPL
2015 GW₅₅	60.9	34.0	136.7	85.3	24.6	6.7	2015-04-13	MPC · JPL
2016 TO₁₂₀	60.8	40.1	80.5	60.3	25.3	7.3	2016-10-06	MPC · JPL
2014 SV₃₄₉	60.7	34.0	90.0	62.0	23.1	5.2	2014-09-19	MPC · JPL
2016 TP₁₂₀	60.7	39.9	307.0	173.4	25.1	7.1	2016-10-07	MPC · JPL
2015 FU₄₀₃	60.6	35.2	80.8	58.0	25.6	7.5	2015-03-17	MPC · JPL
2014 FF₇₂	60.6	36.7	64.0	50.4	24.8	6.9	2014-03-24	MPC · JPL
2018 JT₆	60.5	42.8	63.8	53.3	24.6	6.8	2018-05-10	MPC · JPL
2015 KH₁₆₂	60.4	41.6	82.5	62.1	22.1	4.1	2015-05-18	MPC · JPL
2003 QX₁₁₃	60.4	37.5	62.3	49.9	22.9	5.1	2003-08-31	MPC · JPL
2017 OK₆₉	60.3	36.3	65.1	50.7	23.8	5.8	2017-07-26	MPC · JPL
2013 JQ₆₄	60.3	22.5	75.6	49.1	24.3	6.2	2013-05-08	MPC · JPL
2016 TN₁₂₀	60.2	43.7	61.8	52.8	24.4	6.4	2016-10-06	MPC · JPL
2017 DO₁₂₁	60.1	26.9	330.2	178.5	25.8	7.6	2017-02-24	MPC · JPL
2015 RK₂₅₈	60.1	36.2	111.3	73.7	25.1	7.1	2015-09-05	MPC · JPL
2018 VP₁₃₇	60.0	33.0	81.1	57.2	25.6	7.7	2018-11-08	MPC · JPL
海王星かいおうせい軌道きどうより2倍ばい以上いじょう遠とおい場所ばしょ（60 au以遠いえん）に位置いちする全すべての天体てんたいを記載きさいしている。現在げんざいの距離きょりと見みかけの等級とうきゅう以外いがいは JPL Small-Body Database の各かくページより引用いんよう。全すべてのパラメーターは小数しょうすう第だい2位いを四捨五入ししゃごにゅうしている。太陽たいようからの距離きょりが青あお字じになっている天体てんたいは現在げんざい太陽たいようから遠とおざかっている、赤字あかじになっている天体てんたいは近ちかづいていることを示しめす。 ※ ここでは2018 AG₃₇は太陽たいようから遠とおざかっていると扱あつかっているが、軌道きどう要素ようその誤差ごさが非常ひじょうに大おおきいため、現在げんざいは太陽たいように近ちかづいているという予測よそくもある。太陽系たいようけい外縁がいえん天体てんたいの一覧いちらん（英語えいご版ばん）も参照さんしょう表示ひょうじノート編集へんしゅう履歴りれき

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

^ $4\pi r^{2}$ （ $r$ は半径はんけい）より計算けいさん。半径はんけいは250 kmとした。
^ ${\frac {4}{3}}\pi r^{3}$ （ $r$ は半径はんけい）より計算けいさん。半径はんけいは250 kmとした。

出典しゅってん

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^ “AstDyS-2, Asteroids - Dynamic Site” (2016年ねん2月がつ26日にち). 2021年ねん2月がつ24日にち閲覧えつらん。 “Objects with distance from Sun over 60 AUえーゆー”
^ ^a ^b ^c “JPL Horizons On-Line Ephemeris Web-Interface”. JPL Horizons On-Line Ephemeris System. Jet Propulsion Laboratory. 2021年ねん2月がつ24日にち閲覧えつらん。
「Observer Location: @sun」「Time Span: Start=2021-02-23」に設定せっていして「Target Body」に任意にんいの天体てんたい・探査たんさ機きを入力にゅうりょくして出力しゅつりょく
^ ^a ^b “Voyger - Mission Status”. Jet Propulsion Laboratory. 2019年ねん3月がつ8日にち閲覧えつらん。
^ ^a ^b “Voyger - Hyperbolic Orbital Elements”. Jet Propulsion Laboratory. 2019年ねん3月がつ8日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

2018 VG18 - JPL Small-Body Database
- 接近せっきんアプローチ · 発見はっけん · 天体てんたい暦れき · 軌道きどう図ず · 軌道きどう要素ようそ · 物理ぶつりパラメータ

[注1-6] $4\pi r^{2}$ （ $r$ は半径はんけい）より計算けいさん。半径はんけいは250 kmとした。

[注2-7] ${\frac {4}{3}}\pi r^{3}$ （ $r$ は半径はんけい）より計算けいさん。半径はんけいは250 kmとした。

[cnn-1] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ “太陽系たいようけいの最果さいはての天体てんたい「ファーアウト」発見はっけん、すばる望遠鏡ぼうえんきょうで観測かんそく”. CNN.co.jp (2018年ねん12月18日にち). 2018年ねん12月18日にち閲覧えつらん。

[mpec-2] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g “MPEC 2018-Y14 : 2018 VG18”. Minor Planet Center. The International Astronomical Union. 2018年ねん12月18日にち閲覧えつらん。

[MPC-CEN-SDO-list-3] “List Of Centaurs and Scattered-Disk Objects”. Minor Planet Center. 2019年ねん3月がつ8日にち閲覧えつらん。

[JPL-4] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l “2018 VG18”. JPL Small-Body Database. Jet Propulsion Laboratory. 2018年ねん12月18日にち閲覧えつらん。

[Carnegie-5] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ “Discovered: The Most-Distant Solar System Object Ever Observed”. Carnegie Science (2018年ねん12月17日にち). 2018年ねん12月18日にち閲覧えつらん。

[8] “Mission Status”. California Institute of Technology. Jet Propulsion Laboratory. 2018年ねん12月18日にち閲覧えつらん。

[9] “FarFarOut displaces FarOut as the most distant object in our solar system”. CNN.com (2019年ねん2月がつ28日にち). 2019年ねん3月がつ8日にち閲覧えつらん。

[10] “New "FarFarOut" World Is the Most Distant Solar System Object Known”. Scientifical American (2019年ねん3月がつ7日にち). 2019年ねん3月がつ8日にち閲覧えつらん。

[11] “AstDyS-2, Asteroids - Dynamic Site” (2016年ねん2月がつ26日にち). 2021年ねん2月がつ24日にち閲覧えつらん。 “Objects with distance from Sun over 60 AUえーゆー”

[jpl-horizons-12] “JPL Horizons On-Line Ephemeris Web-Interface”. JPL Horizons On-Line Ephemeris System. Jet Propulsion Laboratory. 2021年ねん2月がつ24日にち閲覧えつらん。
「Observer Location: @sun」「Time Span: Start=2021-02-23」に設定せっていして「Target Body」に任意にんいの天体てんたい・探査たんさ機きを入力にゅうりょくして出力しゅつりょく

[status-13] “Voyger - Mission Status”. Jet Propulsion Laboratory. 2019年ねん3月がつ8日にち閲覧えつらん。

[voy-14] “Voyger - Hyperbolic Orbital Elements”. Jet Propulsion Laboratory. 2019年ねん3月がつ8日にち閲覧えつらん。

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[注ちゅう 1]

[注ちゅう 2]

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表ひょう話はなし編へん歴れき 2018年ねんに発見はっけんされた天体てんたい
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太陽系たいようけい外がい惑星わくせい	CoRoT-20c EPIC 211945201 b HD 89345 b K2-141b K2-146b K2-148b K2-155d K2-229b KELT-21b LHS 3844 b NGTS-3Ab NGTS-4b TRAPPIST-1i グリーゼ15Ac バーナード星ぼしb
小惑星しょうわくせい	2018 AH 2018 BD 2018 BF₃ 2018 CB 2018 CC 2018 CF₂ 2018 CL 2018 CN₂ 2018 CY₂ 2018 DV₁ 2018 GE₃ 2018 LA 2018 LF₁₆ 2018 PD₂₀ 2018 RY₇ 2018 UA 2018 VG₁₈ 2018 VM₃₅ 2018 VP₁ 2018 WV₁ 2018 XB₄
衛星えいせい	S/2018 J 1
彗星すいせい	Lemmon彗星すいせい (C/2018 C2) PANSTARRS彗星すいせい (C/2018 F4) 岩本いわもと彗星すいせい (C/2018 Y1) マックホルツ・藤川ふじかわ・岩本いわもと彗星すいせい (C/2018 V1)
その他た	2MASS J18082002−5104378 AT2018cow Bedin I Hyperion proto-supercluster LSPM J0207+3331 Nova Persei 2018 はえ座ざV357星ほしりゅうこつ座ざV906星ほし

特徴とくちょう

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

出典しゅってん

関連かんれん項目こうもく

外部がいぶリンク