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3D-Coat

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
3D-Coat
開発元かいはつもと PILGWAY
最新さいしんばん
4.8
対応たいおうOS Windows, macOS
種別しゅべつ 3DCGソフトウェア
公式こうしきサイト http://www.3d-coat.com/
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3D-Coatは、ウクライナのPILGWAYによって開発かいはつされているスカルプト・ペイントソフト。

特徴とくちょう

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開発かいはつはAndrew Shpaginほぼ個人こじんおこなわれている。

てい価格かかくでありながら柔軟じゅうなんかつ理解りかい容易よういなインターフェイスを高機能こうきのうスカルプトソフトである。 おおきな特徴とくちょうはポリゴンのトポロジに依存いぞんしないボクセルスカルプト機能きのうである。これは、空間くうかんこまかなはこ集合しゅうごうなして立体りったい表現ひょうげんするもので、たとえばポリゴンベースの場合ばあいほそばした部分ぶぶんのポリゴン密度みつどがるため、その部分ぶぶんのスカルプトが困難こんなんになるが、ボクセルスカルプトではそのような問題もんだい発生はっせいしない。ただしディテールの有無うむにかかわらず空間くうかんのすべてを均一きんいつ分解ぶんかいするためおおくのメモリを必要ひつようとする。そのため精緻せいち造形ぞうけいをするためには大量たいりょうのメモリと高速こうそくなCPUが要求ようきゅうされる。 また、ほかのスカルプトソフト同様どうようにポリゴンベースのスカルプトも可能かのうであり、最近さいきんのバージョンではボクセルスカルプトよりも機能きのう強化きょうかちかられている。 ver4以降いこうでは、live clay機能きのう搭載とうさいし、ポリゴンベースのスカルプトでもトポロジに依存いぞんせずにスカルプトが可能かのうになった。これはスカルプトする部分ぶぶんのポリゴンを動的どうてき分割ぶんかつをかけることで、どのような場所ばしょであってもディテールを任意にんい密度みつど追加ついかするための機能きのうである。

また、ほか特徴とくちょうとしてきわめて高機能こうきのうなリトポロジーツールぐんとUV展開てんかい機能きのうゆうしている。これらの機能きのう同様どうよう機能きのうほかのツールよりもとく強力きょうりょくであり、リトポロジー、UV展開てんかい専用せんようのソフトとして使つかうユーザーもおおい。autopoと表記ひょうきされる自動じどうリトポロジー機能きのうもあり、適切てきせつなガイドラインをつくればこう品位ひんいなリトポロジーをほぼ自動じどうおこなうことが出来できる。

ペイント機能きのうもあるため、スカルプトからリトポロジー、UV展開てんかい、テクスチャ作成さくせいまでが出来できるので、法線ほうせんマップ、ディフューズ、スペキュラマップをふくめたリギングまえまでのポリゴンモデルが3D-Coatのみで作成さくせいすることが出来できる。なお、3D-CoatはUVに依存いぞんしないテクスチャペイントが出来できるPtexをあつかえる数少かずすくないソフトである。

頻繁ひんぱんにベータばん更新こうしんされ、日々ひびバグフィックスと機能きのう追加ついか強化きょうかがなされている。

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 出力しゅつりょく番長ばんちょう (2008ねん7がつ1にち). “しん製品せいひんレビュー:3D-Coat 2.09”. 月刊げっかんCGWORLD 2008ねん8がつごう. ワークスコーポレーション. 2012ねん10がつ25にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2011ねん7がつ9にち閲覧えつらん日本語にほんご
  • Xen Wildman (2009ねん6がつ27にち). “CGenie review 3D-Coat V3”. CGenie.com. CGenie. 2009ねん8がつ22にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2011ねん7がつ9にち閲覧えつらん英語えいご
  • Scott Spencer (2011ねん3がつ3にち). “Review: 3D-Coat 3.5”. 3D World Magazine.com. Future Publishing Limited. 2011ねん10がつ10日とおか時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2011ねん7がつ9にち閲覧えつらん英語えいご

外部がいぶリンク

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