免責 めんせき 事項 じこう は、公共 こうきょう の安全 あんぜん やビジネス関係 かんけい に関 かか わることが多 おお く、ここに示 しめ すように、個人 こじん 的 てき な性質 せいしつ のものである場合 ばあい もある。免責 めんせき 事項 じこう の公表 こうひょう は、潜在 せんざい 的 てき な請求 せいきゅう 権 けん 者 しゃ に建設 けんせつ 的 てき な通知 つうち を提供 ていきょう する試 こころ みである。
免責 めんせき 事項 じこう (めんせきじこう、英 えい : Disclaimer)は、一般 いっぱん に、法的 ほうてき に認 みと められた関係 かんけい において当事 とうじ 者 しゃ が行使 こうし し、実施 じっし することができる権利 けんり と義務 ぎむ の範囲 はんい を特定 とくてい または制限 せいげん することを意図 いと したあらゆる文言 もんごん のことである。法的 ほうてき に有効 ゆうこう な言葉 ことば を表 あらわ す他 ほか の用語 ようご とは対照 たいしょう 的 てき に、免責 めんせき 事項 じこう という用語 ようご は通常 つうじょう 、ある程度 ていど の不 ふ 確実 かくじつ 性 せい 、権利 けんり 放棄 ほうき 、リスク を伴 ともな う状況 じょうきょう を意味 いみ する。
免責 めんせき 条項 じょうこう は、契約 けいやく の一部 いちぶ として相互 そうご に合意 ごうい し、個人 こじん 的 てき に取 と り決 き めた条件 じょうけん を明記 めいき することもあれば、不当 ふとう な危険 きけん や傷害 しょうがい を防 ふせ ぐために負 お う注意 ちゅうい 義務 ぎむ を果 は たすために、一般 いっぱん 大衆 たいしゅう (あるいは他 た のクラスの人々 ひとびと )に対 たい して警告 けいこく や期待 きたい を明記 めいき することもある。免責 めんせき 事項 じこう の中 なか には、損害 そんがい や負傷 ふしょう が既 すで に発生 はっせい した後 のち に、損害 そんがい 賠償 ばいしょう にさらされることを制限 せいげん することを意図 いと しているものもある。さらに、免責 めんせき 事項 じこう の種類 しゅるい によっては、免責 めんせき 者 しゃ に課 か される可能 かのう 性 せい のある権利 けんり や義務 ぎむ を自発 じはつ 的 てき に放棄 ほうき することを意味 いみ する場合 ばあい もある。
免責 めんせき 条項 じょうこう は、その統一 とういつ 性 せい という点 てん で様々 さまざま である。あるものは、特定 とくてい の文脈 ぶんみゃく や関係 かんけい 者 しゃ によって異 こと なるかもしれず、他 た のタイプの免責 めんせき 条項 じょうこう は、公的 こうてき な権限 けんげん による場合 ばあい を除 のぞ き、ほとんどあるいは全 まった く修正 しゅうせい されない、統一 とういつ され確立 かくりつ された一連 いちれん の形式 けいしき を厳格 げんかく に遵守 じゅんしゅ しているのかもしれない。これらの正式 せいしき な免責 めんせき 事項 じこう の中 なか には、業界 ぎょうかい の規制 きせい 、セーフハーバーによる保護 ほご のための資格 しかく 、および特定 とくてい の条項 じょうこう や文書 ぶんしょ の正確 せいかく な文言 もんごん が法的 ほうてき 紛争 ふんそう の際 さい に決定的 けっていてき となりうるその他 た の状況 じょうきょう に従 したが って必要 ひつよう とされるものがある。(例 れい :製造 せいぞう 物 ぶつ 責任 せきにん 法 ほう 、毒性 どくせい クラス、永続 えいぞく 性 せい 禁止 きんし 規則 きそく 、公衆 こうしゅう 衛生 えいせい タバコ喫煙 きつえん 法 ほう )
法的 ほうてき 拘束 こうそく 力 りょく のある契約 けいやく 書 しょ に免責 めんせき 事項 じこう が記載 きさい されていても、法的 ほうてき 紛争 ふんそう において免責 めんせき 事項 じこう の条項 じょうこう が承認 しょうにん され執行 しっこう されることを必 かなら ずしも保証 ほしょう するものではない。消費 しょうひ 者 しゃ 契約 けいやく 法 ほう などのように、免責 めんせき 事項 じこう の全部 ぜんぶ または一部 いちぶ が無効 むこう となるような他 ほか の法的 ほうてき 考慮 こうりょ 事項 じこう が存在 そんざい する場合 ばあい もある[ 1] [ 2] 。
橋 はし の上 うえ に「自己 じこ 責任 せきにん でご使用 しよう ください」と書 か かれた看板 かんばん が設置 せっち されている
法律 ほうりつ 上 じょう 、免責 めんせき 事項 じこう とは、特定 とくてい の行為 こうい や不 ふ 作為 さくい に対 たい して民事 みんじ 責任 せきにん が生 しょう じることを防 ふせ ぐために意図 いと された、責任 せきにん を否定 ひてい する声明 せいめい 文 ぶん のことである。免責 めんせき 条項 じょうこう は、過失 かしつ の不法 ふほう 行為 こうい や訪問 ほうもん 者 しゃ に対 たい する占有 せんゆう 者 しゃ の責任 せきにん の影響 えいきょう から逃 のが れるためによく作 つく られる。裁判所 さいばんしょ は、法律 ほうりつ が特定 とくてい の状況 じょうきょう における責任 せきにん の排除 はいじょ を認 みと めているかどうか、そして訴 うった えられた行為 こうい や不 ふ 作為 さくい が免責 めんせき 条項 じょうこう の文言 もんごん に該当 がいとう するかどうかによって、免責 めんせき 条項 じょうこう を有効 ゆうこう とするか否 ひ かを決定 けってい することができる。
免責 めんせき 条項 じょうこう は、免責 めんせき を行 おこな う者 もの とそれによって訴 うった えを起 お こさなくなった者 もの との間 あいだ の契約 けいやく の条件 じょうけん として効力 こうりょく を持 も つことがある。この種 たね の免責 めんせき 条項 じょうこう は、例 たと えば、ソフトウェア のユーザーが最初 さいしょ にソフトウェアをインストール するときに直面 ちょくめん する「利用 りよう 規約 きやく 」に必 かなら ず記載 きさい されている。ソフトウェアがユーザーの他 ほか のソフトウェアやハードウェアに与 あた える損害 そんがい について、いかなる責任 せきにん も負 お わないという条項 じょうこう がしばしばある。ダイアログボックスの「同意 どうい する」をクリックすると、ユーザーは自分 じぶん とソフトウェア会社 かいしゃ の間 あいだ の契約 けいやく として、この免責 めんせき 事項 じこう に同意 どうい することになる。
「馬術 ばじゅつ 専門 せんもん 家 か 」 の免責 めんせき 事項 じこう (インディアナ州 しゅう )
コモン・ロー では、免責 めんせき 条項 じょうこう は土地 とち に入 はい るためのライセンス(すなわち許可 きょか )の条件 じょうけん として効力 こうりょく を持 も つこともある。土地 とち の占有 せんゆう 者 しゃ は、敷地 しきち 内 ない に入 い れる人 ひと の身 み の安全 あんぜん に気 き を配 くば る一定 いってい の義務 ぎむ を負 お う。敷地 しきち への入 い り口 くち に「訪問 ほうもん 者 しゃ は自己 じこ 責任 せきにん で入場 にゅうじょう すること」といった標識 ひょうしき を設置 せっち することで、占有 せんゆう 者 しゃ は、敷地 しきち の危険 きけん な性質 せいしつ に起因 きいん する損害 そんがい や負傷 ふしょう について、入場 にゅうじょう 者 しゃ が不法 ふほう 行為 こうい で訴 うった えるのを阻止 そし できる場合 ばあい がある。標識 ひょうしき に含 ふく まれる警告 けいこく や免責 めんせき 事項 じこう は、同 おな じ結果 けっか を導 みちび く少 すこ し異 こと なった法的 ほうてき 分析 ぶんせき によって、そうでなければ責任 せきにん を負 お うべき者 もの が同意 どうい の抗弁 こうべん に頼 たよ ることを可能 かのう にする場合 ばあい がある。
イギリスの法律 ほうりつ では、1977年 ねん の不 ふ 公正 こうせい 契約 けいやく 条件 じょうけん 法 ほう によって、免責 めんせき 事項 じこう の有効 ゆうこう 性 せい が大幅 おおはば に制限 せいげん されている。この法律 ほうりつ により、企業 きぎょう は契約 けいやく 条件 じょうけん や通知 つうち を使 つか って、死亡 しぼう や人身 じんしん 傷害 しょうがい を引 ひ き起 お こす過失 かしつ に対 たい する責任 せきにん を除外 じょがい したり制限 せいげん したりすることができない。その他 た の損失 そんしつ や損害 そんがい の場合 ばあい 、免責 めんせき 条項 じょうこう は、それがすべての状況 じょうきょう において合理 ごうり 的 てき である限 かぎ りにおいてのみ有効 ゆうこう である。例 たと えば、オーストラリア競争 きょうそう ・消費 しょうひ 者 しゃ 委員 いいん 会 かい は、Target Australia社 しゃ が広告 こうこく にアクセスできない免責 めんせき 事項 じこう を使用 しよう したとして起訴 きそ した(問題 もんだい のテレビ広告 こうこく は、1.50秒間 びょうかん しか画面 がめん に表示 ひょうじ されない免責 めんせき 事項 じこう を含 ふく んでいた)。
米国 べいこく では、商品 しょうひん の販売 はんばい に関 かん する免責 めんせき 条項 じょうこう は、統一 とういつ 商事 しょうじ 法典 ほうてん の第 だい 2条 じょう でカバーされているが、詳細 しょうさい は州 しゅう によって異 こと なる。非 ひ 良心 りょうしん 的 てき と見 み なされない限 かぎ り、免責 めんせき 条項 じょうこう は一般 いっぱん に、同等 どうとう の交渉 こうしょう 力 りょく を持 も つ知識 ちしき ある当事 とうじ 者 しゃ 間 あいだ の契約 けいやく の一部 いちぶ として強制 きょうせい 力 りょく を持 も つが、ほとんどの州 しゅう では、当事 とうじ 者 しゃ が重過失 じゅうかしつ の責任 せきにん を制限 せいげん することを認 みと めていない。
特許 とっきょ 法 ほう では、クレームの中 なか で、クレームされていない主題 しゅだい を特定 とくてい することを免責 めんせき という。つまり、「否定 ひてい 的 てき な」技術 ぎじゅつ 的 てき 特徴 とくちょう 、典型 てんけい 的 てき には特定 とくてい の実施 じっし 形態 けいたい や領域 りょういき を一般 いっぱん 的 てき な特徴 とくちょう から除外 じょがい することをそこに組 く み込 こ む結果 けっか となるクレームの補正 ほせい 」を意味 いみ することもある。免責 めんせき 事項 じこう の許容 きょよう 性 せい は、特定 とくてい の条件 じょうけん に従 したが うものであり、法域 ほういき によって大 おお きく異 こと なる可能 かのう 性 せい がある。
審査 しんさ 免責 めんせき は、特許 とっきょ 法 ほう における免責 めんせき のもう一 ひと つのタイプである。米国 べいこく の特許 とっきょ 法 ほう では、審査 しんさ 免責 めんせき とは、特許 とっきょ 出願 しゅつがん 人 じん が特許 とっきょ 出願 しゅつがん の審査 しんさ 中 ちゅう に行 い った陳述 ちんじゅつ で、結果 けっか として得 え られる特許 とっきょ が提供 ていきょう する保護 ほご の範囲 はんい を制限 せいげん することができるものである。これはファイルラッパー禁 きん 反 はん 言 げん の一種 いっしゅ であり、もう一 ひと つは審査 しんさ 履歴 りれき 禁 きん 反 はん 言 げん である。
相続 そうぞく 法 ほう において、相続 そうぞく 放棄 ほうき 申述 もうしのべ 書 しょ (英 えい : disclaimer of interest)とは、相続 そうぞく 人 じん が、亡 な くなった人 ひと の遺産 いさん のうち、その相続 そうぞく 人 じん が受 う け取 と るべき部分 ぶぶん を受 う け取 と らないこと、すなわち相続 そうぞく 放棄 ほうき をすることを、任意 にんい に署名 しょめい した書面 しょめん をいう。相続 そうぞく 放棄 ほうき された遺産 いさん は、相続 そうぞく 放棄 ほうき した相続 そうぞく 人 じん が選 えら んだ人物 じんぶつ に相続 そうぞく されるとは限 かぎ らず、遺言 ゆいごん 、受益 じゅえき 者 しゃ 指定 してい 、または遺留分 いりゅうぶん 法 ほう に従 したが って、相続 そうぞく 放棄 ほうき した相続 そうぞく 人 じん も死亡 しぼう しているかのように、その遺産 いさん を受 う け取 と る次 つぎ の相続 そうぞく 人 じん が相続 そうぞく することになる。政府 せいふ の税務 ぜいむ 当局 とうきょく は、このような相続 そうぞく 放棄 ほうき について、さらなる規則 きそく を設 もう けている。このような相続 そうぞく 放棄 ほうき の理由 りゆう には、相続 そうぞく 放棄 ほうき 者 しゃ の死 し が差 さ し迫 せま っていることや、相続 そうぞく 放棄 ほうき 者 しゃ がすでに十分 じゅうぶん な財産 ざいさん を持 も っていることなどが考 かんが えられる。
全 ぜん 人格 じんかく 的 てき な免責 めんせき 事項 じこう は、フィクション作品 さくひん において、名誉 めいよ 毀損 きそん の責任 せきにん を回避 かいひ するために用 もち いられる標準 ひょうじゅん 的 てき な免責 めんせき 事項 じこう である。
ファンフィクションの場合 ばあい 、通常 つうじょう 、作者 さくしゃ はその物語 ものがたり からいかなる利益 りえき も得 え ておらず、キャラクターに関 かん するすべての創作 そうさく 権 けん は原作 げんさく 者 しゃ に帰属 きぞく するという免責 めんせき 事項 じこう が記載 きさい される。
^ “免責 めんせき の定 さだ めは無効 むこう になる場合 ばあい があるそうですが、それはどのような場合 ばあい ですか。 ”. AZX. 2024年 ねん 7月 がつ 26日 にち 閲覧 えつらん 。
^ “「一切 いっさい の責任 せきにん を負 お わない」という文言 もんごん は有効 ゆうこう ?適切 てきせつ な免責 めんせき 事項 じこう の例文 れいぶん をご紹介 しょうかい ”. GMOサイン. 2024年 ねん 7月 がつ 26日 にち 閲覧 えつらん 。