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SEA BREEZE 2016

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
『SEA BREEZE 2016』
角松かどまつ敏生としおスタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん
  • 1981ねん2がつ23にち – 4がつ7にち (1981-02-23 – 1981-04-07)
  • 2015ねん12月21にち – 2016ねん2がつ10日とおか (2015-12-21 – 2016-02-10)
  • SOUND INN(1981ねん (1981)
  • NICHION STUDIO(1981ねん (1981)
  • HITOKUCHIZAKA STUDIO(1981ねん (1981)
  • RVC STUDIO(1981ねん (1981)
  • Laboratori di Musica Nene(2016ねん (2016)
ジャンル J-POP
時間じかん
レーベル IDEAK ⁄ ARIOLA JAPANSony Music Labels Inc.
プロデュース 角松かどまつ敏生としお
角松かどまつ敏生としお アルバム 年表ねんぴょう
  • SEA BREEZE 2016
  • (2016ねん (2016)
EANコード
  • EAN 4988017696200初回しょかい生産せいさん限定げんていばん
  • EAN 4988017696217
  • EAN 4988017697528完全かんぜん生産せいさん数量すうりょう限定げんていばん
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SEA BREEZE 2016』(シー・ブリーズ 2016)は、2016ねん3がつ16にち (2016-03-16)発売はつばいされた角松かどまつ敏生としおのデビュー・アルバム『SEA BREEZE』のリテイク・アルバム。

解説かいせつ

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デビュー35周年しゅうねん記念きねんだいいちだんリリース作品さくひん。1981ねん (1981)リリースのデビュー・アルバム『SEA BREEZE[注釈ちゅうしゃく 1]のアナログ・マルチ・テープをデジタルにアーカイブし[注釈ちゅうしゃく 2]当時とうじ演奏えんそうトラックをそのままに、2016ねん時点じてん角松かどまつうたやコーラスをさいレコーディングしたリテイク&リミックス・アルバム。ブックレットには、角松かどまつ自身じしんによるセルフ・ライナー・ノーツを収載しゅうさい

アートワーク

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ジャケットはデビュー当時とうじ写真しゃしんをベースに、角松かどまつが「とうこう表現ひょうげんしたかった」という色合いろあいに修正しゅうせいした写真しゃしん使用しようされている[3]。ブックレットちゅうめんおよびアーティスト写真しゃしんはデビュー当時とうじ撮影さつえいした場所ばしょである神奈川かながわけん葉山はやままち洋菓子ようがしてん“パティスリー・ラ・マーレ・ド・チャヤ”のオープン・テラスにて撮影さつえい。この店舗てんぽでは2001ねん (2001)リリースのデビュー20周年しゅうねん記念きねんシングル「心配しんぱい / YOKOHAMA Twilight Time[注釈ちゅうしゃく 3]でも撮影さつえい使つかわれた。

収録しゅうろくきょく

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SEA BREEZE 2016

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  1. Dancing Shower  – (4:57)[1][2]
    オリジナル原盤げんばんでは、エレベーターでディスコにくという設定せっていのオープニングがSEで追加ついかされていたが、今回こんかいのリテイクにさいし、SEはすべてはいされた。このきょくではうたなおしのほか、あらたにコーラスが追加ついかされている。
  2. Elena  – (5:36)[1][2]
    デビュー直前ちょくぜん自身じしんのバンドようかれたきょく女性じょせいファッション雑誌ざっしJJ』のトップ・モデルだった小川おがわエレナへのあこがれでつくられたきょく。デモ・テープの段階だんかいではテンポのおそいバラッドだったが、軽快けいかいなものにえられたという。今回こんかいうたなおしのほか、コーラスやスキャットが追加ついかされて角松かどまつ自身じしん“このきょくつスウィートさを際立きわだたせられた”という。また、エンディングにどうしてもソプラノ・サックスをれたくなったとの理由りゆうで、本田ほんだ雅人まさとによるソロがあらたにダビングされた。その最初さいしょのイントロ部分ぶぶんあらたにピアノのおとくわえられている。
  3. Summer Babe  – (7:10)[1][2]
    フェードアウトにつづけて収録しゅうろくされていたインストパートが、オリジナル原盤げんばんよりながくなっている。
  4. Surf Break  – (4:46)[1][2]
    角松かどまつによれば、メーカー・サイドはこのきょく話題わだいせいのある女性じょせいシンガーとのデュエットをかんがえていたことから、EPO参加さんかすることになった。今回こんかいうたなおしでEPOとの歌唱かしょうりょくちがいをめることが出来できたという。
  5. YOKOHAMA Twilight Time  – (5:25)[1][2]
    角松かどまつによれば、シングルを意識いしきしてつくったきょくで、見事みごとにシングルに採用さいようされたのがうれしかったと記憶きおくしているという。20周年しゅうねんときにリリースされたシングル「心配しんぱい / YOKOHAMA Twilight Time[注釈ちゅうしゃく 3]でオリジナルとほぼおなじミュージシャンでさいレコーディングされたが、今回こんかい当時とうじのトラックにかいって、当時とうじ空気くうきかんいながら、いま歌唱かしょうりょくがあったらどんなだったろうかということを想像そうぞうしながらうたったという。また当時とうじ、このきょく間奏かんそうをアコースティック・ギターでやるとサウンド・プロデューサーのこころざしぐまけんさんがいいだしたので、所属しょぞく事務所じむしょ社長しゃちょうだった藤田ふじた浩一こういち懇願こんがんして、トップダウンでサックス・ソロにしてもらい、自分じぶん意見いけんとおったのがうれしかったという。
  6. City Nights  – (4:53)[1][2]
    うたなおしのほか、コーラスがろくなおされている。角松かどまつによれば、当時とうじ表現ひょうげんできなかったつやせたことで、このきょく本当ほんとう魅力みりょくせたのではないだろうかという。
  7. Still I'm In Love With You  – (6:23)[1][2]
    このきょくはデビューをめたおもきょくでもあるのですうかいのリテイクおよび、リメイクをおこなってきたが、オリジナル・トラックを使用しようしたうたなおしは、1985ねん (1985)のバラード・ベスト『T's BALLAD[注釈ちゅうしゃく 4]以来いらいなので新鮮しんせんだったという。また、ずっとそうしたかったとの理由りゆうで、鈴木すずきしげるのバッキング・ギターが秀逸しゅういつだったことから、今回こんかいはバランスがかなりげられている。
  8. Wave  – (6:10)[1]
    オリジナル原盤げんばんではぜんきょくからつづけて収録しゅうろくされていたなみおんがカットされている。
    Bonus Track
  9. Last Summer Station(※初回しょかい生産せいさん限定げんていばんのみ)  – (4:47)[1]
    初回しょかい生産せいさん限定げんていばんボーナス・トラックとして収録しゅうろくされた、当時とうじ発表はっぴょう音源おんげん。この楽曲がっきょく角松かどまつが17さいだったころおぼえたてのジャズ・コードを使つかい、ボサノヴァふうきょく挑戦ちょうせんしようとこころみたというもの。ストリングスやホーンもはいり、レコーディングもすべて終了しゅうりょうしていたが、収録しゅうろくきょくがすべて演奏えんそう時間じかんながく、このきょくがアルバムにはいると収録しゅうろく時間じかんながくなりレコードの音質おんしつわるくなるとの理由りゆうはずされていた。今回こんかい収録しゅうろくさいし、あらたにボーカルがレコーディングされた。

SEA BREEZE -Laser Turntable Edition-

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初回しょかい生産せいさん限定げんていばんのみ、ひかり表面ひょうめん信号しんごう起伏きふくるマスターがたレーザー・ターンテーブルを使用しようして、角松かどまつのファンから募集ぼしゅうして借用しゃくようした使用しようアナログばんり、リマスタリングしたCDをどうこり。マスターがたレーザーターンテーブルを使用しようしたCDの発売はつばいはこれが世界せかいはつこころみとなる[3]

  1. Dancing Shower  – (4:43)[1]
  2. Elena  – (5:20)[1]
  3. Summer Babe  – (6:12)[1]
  4. Surf Break  – (5:18)[1]
  5. YOKOHAMA Twilight Time  – (5:14)[1]
  6. City Nights  – (4:51)[1]
  7. Still I'm In Love With You  – (6:20)[1]
  8. Wave  – (6:29)[1]

クレジット

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Musicians
 
スタッフ
Produced by TOSHIKI KADOMATSU
 
All songs written by TOSHIKI KADOMATSU
Vocal Arranged by TOSHIKI KADOMATSU
Arranged in 1981 by
  • KENZO SHIKUMA [1,3,5,8]
  • NOBUYUKI SHIMIZU [2,9]
  • TSUGUTOSHI GOTO [4,7]
  • MASAKI MATSUBARA [6]
 
“Elena” 2016 Additional Saxophone : MASATO HONDA
 
Mixed by EIJI UCHINUMA (MIXER'S LAB) & TOSHIKI KADOMATSU
Recorded by
  • KEIZO SUZUKI (1981)
  • EIJI UCHINUMA (MIXER'S LAB) (1981)
  • SHINICHI KAWASUMI (2016)
Directed by TETSUO KOKUBU (BEANS)
A&R : ETSUKO NOGUCHI (ARIOLA JAPAN)
 
Pro Tools Operator : SHINICHI KAWASUMI
Assistant Engineer :
  • SORA TAMIYA (MIXER'S LAB)
  • TAKUYA KATO (Warner Music Mastering)
Mastererd by ISAO KIKUCHI (Warner Music Mastering)
Mixed at LAB recorders
Recorded at
  • SOUND INN (1981)
  • NICHION STUDIO (1981)
  • HITOKUCHIZAKA STUDIO (1981)
  • RVC STUDIO (1981)
  • Laboratori di Musica Nene (2016)
Recording Date :
  • Feb 23rd - Apr 7th 1981
  • Dec 21st 2015 - Feb 10th 2016
Mastered at Warner Music Mastering
Engineers Management :
  • TOMOKO WATANABE (MIXER'S LAB)
  • MASUMI WATANABE (Warner Music Mastering)
Studio Management :
  • TOMOKO WATANABE (MIXER'S LAB)
  • JUNKO TAKAYAMA (MIXER'S LAB)
Production Desk :
  • AKIKO SUNADOI (BEANS)
  • KYOKO SUGIURA (BEANS)
  • AKI TAKAHASHI (BEANS)
Network Promotion : MITSUKI HIRABAYASHI (Sony Music Marketing)
Sales Promotion :
  • TAKAFUMI OZAWA (Sony Music Marketing)
  • YU KASHIWAGI (Sony Music Marketing)
Supervisor : RYUICHI KASHIWAGI (ARIOLA JAPAN)
Executive Supervisor :
  • SHUNSUKE MURAMATSU (Sony Music Labels)
  • DAISUKE KATSURADA (Sony Music Labels)
  • SHUNSUKE FUJIWARA (ARIOLA JAPAN)
Art Direction & Design : SWINGARM
Photography :
  • YOSHINIRI ONDA (1981)
  • TAKAYUKI OKADA (2016)
Photographic Coordinator : NAOYA MATSUKI (1981)
Stying : YOHKO TANAKA
Hair & Make-up : TOMOKO MIYAGAWA est un)
Creative Coordination :
 
MASATO HONDA
by the courtesy of Universal Jazz, a division of Universal Music LLC
 
NOBUYUKI SHIMIZU
Appears through the courtesy of KING RECORDS
 

リリース一覧いちらん

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地域ちいき リリース レーベル 規格きかく カタログ番号ばんごう 備考びこう
日本にっぽん 2016ねん3がつ16にち (2016-03-16) IDEAK ⁄ ARIOLA JAPANSony Music Labels Inc.
2CD
BVCL 707~8【初回しょかい生産せいさん限定げんていばん 発表はっぴょう音源おんげん「Last Summer Station」収録しゅうろく。マスターがたレーザーターンテーブルで当時とうじの『SEA BREEZE』のアナログLPをり、リマスタリングしたCDとの2まいぐみ
CD
BVCL 709【通常つうじょうばん  
2016ねん6がつ15にち (2016-06-15)
2LP
BVJL 19~20【完全かんぜん生産せいさん数量すうりょう限定げんていばん 『SEA BREEZE 2016』と『SEA BREEZE』のアナログ2まいぐみによる完全かんぜん生産せいさん数量すうりょう限定げんていばん
2016ねん3がつ16にち (2016-03-16) デジタル・ダウンロード
-
通常つうじょう音源おんげん
2016ねん7がつ13にち (2016-07-13)
-
ハイレゾ音源おんげん(flac形式けいしき(96kHzきろへるつ/24bit))

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ SEA BREEZE』 1981ねん6がつ21にち (1981-06-21)発売はつばい RCA ⁄ RVC LP:RHL-8508, CT:RHT-8508
  2. ^ ON THE CITY SHORE』までアーカイブをえているという。
  3. ^ a b 心配しんぱい / YOKOHAMA Twilight Time」 2001ねん6がつ21にち (2001-06-21)発売はつばい IDEAK ⁄ BMG FUNHOUSE CD:BVCR-19035
  4. ^ T's BALLAD』 1985ねん11月21にち (1985-11-21)発売はつばい AIR ⁄ RVC LP:RAL-8832

出典しゅってん

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r SEA BREEZE 2016<初回しょかい生産せいさん限定げんていばん” (日本語にほんご). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社かぶしきがいしゃ. 2017ねん1がつ14にち閲覧えつらん
  2. ^ a b c d e f g h SEA BREEZE 2016<通常つうじょうばん” (日本語にほんご). TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社かぶしきがいしゃ. 2017ねん1がつ14にち閲覧えつらん
  3. ^ a b 角松かどまつ敏生としお、35ねんまえのデビューアルバムをうたなおし「未熟みじゅくいや仕方しかたなかった」”. ナタリー. 株式会社かぶしきがいしゃナターシャ (2016ねん3がつ16にち). 2016ねん3がつ16にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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商品しょうひん詳細しょうさい

[編集へんしゅう]
SonyMusic
角松かどまつ敏生としお OFFICIAL SITE
iTunes
e-onkyo music

WEBインタビュー

[編集へんしゅう]
Music Voice
Tune Gate
Stereo Sound ONLINE

その

[編集へんしゅう]