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自治体ピッチ第2弾 Day1:文部科学省プレゼンテーション | Tech & Device TV

2024.05.31

自治体じちたいピッチだい2だん
Day1:文部もんぶ科学かがくしょうプレゼンテーション

GIGAスクール構想こうそうについて

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このビデオでは、文部もんぶ科学かがくしょう寺島てらしま史郎しろうが、GIGAスクール構想こうそうについて説明せつめいしています。かれは、教育きょういく環境かんきょう変化へんか、GIGAスクール構想こうそう目的もくてき進行しんこうちゅう成果せいか課題かだい、そしてこれからの教育きょういく方向ほうこうせいについてはなしています。
【このリードぶんはWindows Copilotの自動じどう生成せいせいにより作成さくせいされています】

文部もんぶ科学かがくしょう 初等しょとう中等ちゅうとう教育きょういくきょく 学校がっこう情報じょうほう基盤きばん教材きょうざい課長かちょう 学校がっこうデジタルプロジェクトチームリーダー 寺島てらしま 史朗しろう

人生じんせい100ねん以上いじょう時代じだいきるどもたちに必要ひつよう教育きょういく

寺島てらしまはGIGAスクール構想こうそう教育きょういく環境かんきょうについてかたるにあたって、まず教育きょういく環境かんきょう変化へんかしていることからかたはじめた。

社会しゃかい変化へんかかんするキーワードとしてられるものに人口じんこう減少げんしょう少子しょうし高齢こうれいがある。しょう人数にんずう高齢こうれいしゃそうささえるために生産せいさん労働ろうどうせい向上こうじょうねら必要ひつようがある、というくちかたられることがおおいが、学校がっこう教育きょういくにおいてはべつおおきなポイントがあるという。

「この20ねんさん世代せだい同居どうきょ割合わりあい半減はんげんし、かく家族かぞく一人ひとりおや世帯せたい増加ぞうかしている。地域ちいきコミュニティもふくめ、いろいろな世代せだいひと地域ちいきにいたが、これがどんどんなくなっている。我々われわれいま他者たしゃきょうはたらけするとか他人たにんちがかんがえをれるということをっているが、自然しぜん体験たいけんできるがどんどんなくなっているということになる。じつ子供こどもたち世代せだいにとって学校がっこうこそが相対そうたいてきにいろんなひと協同きょうどうできるになり、学校がっこう役割やくわり非常ひじょうおおきくなっているのです」と寺島てらしま

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インバウンド旅行りょこうしゃえ、在留ざいりゅう外国がいこくじんえ、グローバルすすんでいることも影響えいきょうがあるという。「新宿しんじゅくでは12-3%のひと外国がいこくせきで、130カ国かこくひとんでいます。地域ちいきによっては3わりから半分はんぶん外国がいこくじん当然とうぜん公立こうりつ小学校しょうがっこうおなじような比率ひりつになっています」と現場げんばおおきく変化へんかしていることも強調きょうちょうされた。

日本にっぽん競争きょうそうりょくよわいとされるなか、デジタル急速きゅうそくすすんでいる。今後こんごはICTを活用かつようしたノンルーティンの仕事しごとえるだろうとかたった寺島てらしまは「人生じんせい100ねん時代じだいであり、2007ねんまれた子供こどもは107さいまできるかくりつ50%。なんさいまで勉強べんきょうをし、1つの分野ぶんやはたらいて65さいくらいで定年ていねん退職たいしょくし、またべつ人生じんせい、というモデルはなくなっていくでしょう。つねにいろんな分野ぶんやまなび、はたらきながら、いろんなことをやり、ふくあいてき人生じんせいまわってくことになるとおもいます。こういうマルチステージの人生じんせいきる基礎きそをどうやって学校がっこう勉強べんきょうするか。これが大事だいじになってきます」とかたった。

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課題かだいのこしつつもICT活用かつようりょく成長せいちょう

GIGAスクール構想こうそう推進すいしんされている理由りゆう成果せいかについては、国際こくさい調査ちょうさである「PISA2022」の結果けっかいて解説かいせつされた。

義務ぎむ教育きょういく終了しゅうりょう段階だんかいの15さい生徒せいと対象たいしょうとした調査ちょうさであるため、日本にっぽんでは高校こうこう1年生ねんせいが1学期がっきけた調査ちょうさだ。回答かいとうにはコンピュータ使用しようがた調査ちょうさ(CBT)であるため、コンピュータ利用りよう能力のうりょくわれる調査ちょうさだが、参加さんか37カ国かこく中日ちゅうにちほんは1非常ひじょうたか結果けっかている。

「いろいろな要因よういん分析ぶんせきができますが、CBTであるためICT学習がくしゅう浸透しんとうしてきたことは間違まちがいなく背景はいけいにあるとおもいます。GIGA世代せだいでいうと中学ちゅうがく3年生ねんせいさわっている世代せだいなので、この方向ほうこうせい間違まちがっていないということだとおもいます」とGIGAスクール構想こうそう手応てごたえがかたられた。

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一方いっぽうでICT利用りようじょうきょうかんする生徒せいと回答かいとうでは、課題かだいえている。ICT環境かんきょうがある程度ていどととのっているという回答かいとうおおなか学校がっこうのインターネット速度そくどへの不満ふまんつよい。また授業じゅぎょうでのICT活用かつよう度合どあいについてもOECD平均へいきんより割合わりあいすくないという。さらに利用りよう場面ばめんでも探究たんきゅうがた学習がくしゅう割合わりあいひくいようだ。

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一連いちれん調査ちょうさ結果けっかからみると、目指めざしたちから着実ちゃくじつについているし、ICTを使つかったアウトプットもできているが、世界せかいくらべるとまだまだ授業じゅぎょう使つかっていない。そして使つかわれかたがまだおもうところにっていない。環境かんきょうめんではネットワークがおそい。世界せかい比較ひかくしたとき日本にっぽん課題かだいとして指摘してきされるところだとおもいます。もう一段いちだんげてかなければいけない」と寺島てらしま現状げんじょう解説かいせつした。

また「発達はったつ障害しょうがい可能かのうせいがあるども、日本語にほんご上手うまはなさないども、登校とうこう傾向けいこうのあるども、あるいは社会しゃかい経済けいざいてきめぐまれないどもがいて、非常ひじょう多様たようせいがあります。そこにはいらないどもたちも、みんなおなじではない。多様たようどもたちを本当ほんとうだれ一人ひとりのこさないことが本当ほんとういままでどおりにできるかということを、あらためてすこかんがえないといけない」とかたった寺島てらしまは、わかりづらいが非常ひじょうにいいことがいてあるとして学習がくしゅう指導しどう要領ようりょう前文ぜんぶん紹介しょうかいした。

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一人ひとりいちにん能力のうりょく開花かいかさせること、社会しゃかいのよきになにすることの2つの側面そくめんおおやけ教育きょういくにはある。これからの時代じだいきるどもたちには、一人ひとりいちにん自分じぶんのWellbeingをしっかり大事だいじにし、自分じぶんのよさや可能かのうせい認識にんしきしながら、他者たしゃみとめてきょうはたらけすることが大切たいせつだ。それによってさまざまな変化へんかえられるようになり、持続じぞく可能かのう社会しゃかいになる。

そのために、文部もんぶ科学かがくしょうは「れい日本にっぽんがた教育きょういく」の構築こうちく目指めざしている。個別こべつ最適さいてきまなびときょうはたらけてきまなびを一体いったいてきすすめるものだ。

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「これらはこう対立たいりつでも二律背反にりつはいはんでもありません。一体いったいてきに、学習がくしゅうしゃ目線めせんでいえば主体しゅたいてき対話たいわてきふかまなびが日々ひび授業じゅぎょうなかおこなわれる。これが目指めざ姿すがただとかんがえています。GIGAの批判ひはんとしてデジタルだけではダメだというものがありますが、おなじくこう対立たいりつではありません。体育たいいく授業じゅぎょうでプロ動画どうが比較ひかくするなどリアルとわせた使つかかたもあります」と寺島てらしまは、授業じゅぎょうないでの使つかわれかたから教員きょういんはたらかたへの影響えいきょうまで、現場げんばでどのようなことがこっているのかいくつかの事例じれい紹介しょうかいされた。

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