第171回　芥川賞・直木賞受賞作品

7/17更新こうしん！

第だい171回かい　芥川賞あくたがわしょう・直木賞なおきしょう受賞じゅしょう作品さくひんが発表はっぴょうされました！

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朝比奈あさひな秋あき

1870円えん(税込ぜいこみ)

周まわりからは一人ひとりに見みえる。でも私わたしのすぐ隣となりにいるのは別べつのわたし。不思議ふしぎなことはなにもない。けれど姉妹しまいは考かんがえる、隣となりのあなたは誰だれなのか？　そして今いまこれを考かんがえているのは誰だれなのか――三島みしま賞しょう受賞じゅしょう作さく『植物しょくぶつ少女しょうじょ』の衝撃しょうげき再ふたたび。最もっとも注目ちゅうもくされる作家さっかが医師いしとしての経験けいけんと驚異きょういの想像そうぞう力りょくで人生じんせいの普遍ふへんを描えがく、世界せかいが初はじめて出会であう物語ものがたり。

バリ山行さんこう

松永まつながＫ三蔵さんぞう

1672円えん(税込ぜいこみ)

古ふるくなった建けん外装がいそう修繕しゅうぜんを専門せんもんとする新田しんでんテック建たて装そうに、内装ないそうリフォーム会社かいしゃから転職てんしょくして２年ねん。会社かいしゃの付つき合あいを極力きょくりょく避さけてきた波多はたは同僚どうりょうに誘さそわれるまま六ろく甲山こうざん登山とざんに参加さんかする。その後ご、社内しゃない登山とざんグループは正式せいしきな登山とざん部ぶとなり、波多はたも親睦しんぼくを図はかる目的もくてきの気楽きらくな活動かつどうをするようになっていたが、職人しょくにん気質きしつで変人へんじん扱あつかいされ孤立こりつしているベテラン社員しゃいん妻つま鹿しかがあえて登山とざん路ろを外はずれる難易なんい度どの高たかい登山とざん「バリ山行さんこう」をしていることを知しると……。

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ツミデミック

一穂いちほミチ

1870円えん(税込ぜいこみ)

大学だいがくを中退ちゅうたいし、夜よるの街まちで客引きゃくひきのバイトをしている優ゆう斗と。ある日ひ、バイト中ちゅうに話はなしかけてきた大阪おおさか弁べんの女おんなは、中学ちゅうがく時代じだいに死しんだはずの同級生どうきゅうせいの名なを名乗なのったが――「違ちがう羽はねの鳥とり」　失業しつぎょう中ちゅうで家いえに籠こもりがちな恭一きょういち。ある日ひ小しょう一いちの息子むすこ・隼はやぶさが遊あそびから帰かえってくると、聖徳太子しょうとくたいしの描えがかれた旧きゅう一いち万まん円えん札さつを持もっていた。近隣きんりんの一軒家いっけんやに住すむ老人ろうじんにもらったというそれをたばこ代だいに使つかってしまった恭一きょういちだが――「特別とくべつ縁故えんこ者しゃ」　鮮烈せんれつなる“犯罪はんざい”小説しょうせつ全ぜん6話わ

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