「能登のと復興ふっこう祈願きがんキリコ大祭たいさい」が8月がつ17日にち、しいのき緑地りょくち（金沢かなざわ市し広坂ひろさか2）で開催かいさいされる。

金沢かなざわで「能登のと復興ふっこう祈願きがんキリコ大祭たいさい」

　能登のと地方ちほうの各かく地域ちいきで毎年まいとし夏なつに行おこなわれ、「キリコ」と呼よばれる高たかさ約やく10メートルの巨大きょだい燈籠どうろう（とうろう）を担かついで練ねり歩あるく「キリコ祭まつり」。2015（平成へいせい27）年ねんに日本にっぽん遺産いさんに認定にんていされた。今年ことしは1月がつに発生はっせいした能登半島のとはんとう地震じしんの被害ひがいで祭まつりが行おこなえない地域ちいきも多おおい。

　「能登のと復興ふっこう祈願きがんキリコ大祭たいさい」は輪島わじま市しの重蔵じゅうぞう神社じんじゃ（輪島わじま市し河井かわい町まち）が主体しゅたいとなり、復興ふっこう祈願きがんを目的もくてきに実行じっこう委員いいん会かいを立たち上あげた。同どう神社じんじゃは本殿ほんでんや拝殿はいでんなどが地震じしんで全壊ぜんかいしたため、ご神体しんたいは現在げんざい、石浦いしうら神社じんじゃ（金沢かなざわ市し本多ほんだ町まち3）に「仮かり遷座せんざ（かりせんざ）」している。

　重蔵じゅうぞう神社じんじゃ禰宜ねぎ（ねぎ）の能のう門もん亜あ由子ゆうこさんは「石浦いしうら神社じんじゃとの縁えんもあり、キリコ祭まつりを金沢かなざわで開催かいさいできることになった。能登のとから金沢かなざわへ二に次じ避難ひなんしている人ひとや、能登のと出身しゅっしんで金沢かなざわ在住ざいじゅうの人ひとも多おおい。祭まつりを通つうじて復興ふっこうへの決意けついを強つよめるとともに、ボランティアや支援しえんなど多方面たほうめんからの協力きょうりょくにも感謝かんしゃを伝つたえたい」と話はなす。　

　当日とうじつは輪島わじま市しと志賀しか町まちから、5基きのキリコが集あつまる予定よてい。実行じっこう委員いいん会かいでは現在げんざい、キリコの担かつぎ手しゅを募集ぼしゅうしている。応募おうぼ条件じょうけんは、18歳さい以上いじょうであれば性別せいべつや居住きょじゅう地ち、経験けいけんは問とわない。参加さんか費ひとして、オリジナル手てぬぐい（2,000円えん）またはTてぃーシャツ（5,000円えん）の購入こうにゅうが必要ひつよう。定員ていいんは300人にん。

　開催かいさい時間じかんは18時じ～20時じ30分ふん。