デジタル大辞泉だいじせん 「唾棄だき」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご だ‐き【唾棄だき】 [名な](スル)つばを吐はきすてること。転てんじて、非常ひじょうに軽蔑けいべつして嫌きらうこと。「唾棄だきすべき行為こうい」[類語るいご]憎にくむ・嫌きらう・忌いみ嫌きらう・恨うらむ・嫉そねむ・呪のろいのろう・嫌いやがる・厭いとう・憎悪ぞうおする・嫌悪けんおする・敵視てきしする・仇かたき視しきゅうしする・嫉視しっししっしする・呪詛じゅそじゅそする・目めの敵てきかたきにする・白しろい目めで見みる・まがまがしい・いまわしい・いとわしい・おぞましい・うとましい・忌いむ・嫌きらい・毛嫌けぎらい・大嫌だいきらい・食くわず嫌ぎらい・いけ好すかない・虫むしが好すかない・嫌いやいや・気きに食くわない・犬いぬも食くわぬ・憎にくい・憎にくらしい・憎にくたらしい・憎憎にくにくしい・苦苦にがにがしい・腹立はらだたしい・いまいましい・苦虫にがむしを噛かみ潰つぶしたよう・苦にがり切きる・眉まゆをひそめる・鼻持はなもちならない・うとむ・うとんずる・嫌気いやけ・忌避きひ・煙けむたがる・呪のろわしい・きしょい・気色けしきが悪わるい・気味きみが悪わるい・気味悪きみわるい・底そこ気味悪きみわるい・薄気味悪うすきみわるい・鳥肌とりはだが立たつ・気持きもち悪わるい・虫唾むしずむしずが走はしる・反吐へどへどが出でる・きもい・グロい・おどろおどろしい・不気味ぶきみ・不快ふかい・不愉快ふゆかい・鼻はなに付つく・うっとうしい・むかつく・むしゃくしゃ・くしゃくしゃ・不興ふきょう・不ふ機嫌きげん・薄うすら寒さむい・うそ寒さむい・胸むねが悪わるい・胸糞むなくそが悪わるい・心外しんがい・苛立いらだたしい・うらめしい・しかめっ面つら・渋面じゅうめん・しぶつら・しかめる・ひそめる・ひそみ・顰蹙ひんしゅくひんしゅく・苦にがる・辟易へきえき・うるさい・嫌気いやけが差さす・蛇蝎だかつ視しだかつし・倦厭けんえんけんえん・迷惑めいわく・身みの毛けがよだつ・総毛立そうけだつ・背筋せすじが寒さむくなる・背筋せすじが凍こおる・ぞっと・肌はだに粟あわあわを生しょうじる・冷汗ひやあせ三さん斗と 出典しゅってん 小学館しょうがくかんデジタル大辞泉だいじせんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん 「唾棄だき」の意味いみ・読よみ・例文れいぶん・類語るいご だ‐き【唾棄だき】 〘 名詞めいし 〙 つばをはきすてるように、すてて顧かえりみないこと。うとんじてかえりみないこと。さげすむこと。軽蔑けいべつすること。[初出しょしゅつの実例じつれい]「東洋とうようにて、男子だんしは酔よいを以もって豪ごうとし、婦人ふじんは烟けむりを以もって媚こび悦えつとし、淫いん慾よくを以もって風流ふうりゅうとするに至いたりては、西洋せいよう文明ぶんめい国こくの尤もっとも醜みにく穢けがれとし、唾棄だきする所ところなり」(出典しゅってん:米べい欧おう回覧かいらん実記じっき(1877)〈久米くめ邦武くにたけ〉二に)[その他たの文献ぶんけん]〔李り商しょう隠かくれ‐行くだり次じ西にし郊作詩さくし〕 出典しゅってん 精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてん精選せいせん版ばん 日本にっぽん国語こくご大だい辞典じてんについて 情報じょうほう | 凡例はんれい
普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり 「唾棄だき」の読よみ・字形じけい・画数かくすう・意味いみ 【唾棄だき】だき さげすむ。唐とう・李り商しょう隠かくれ〔行いきて西にし郊に次つぎ(やど)りて作つくる、一いち百ひゃく韻いん〕詩し 弦つる(こうげん)二に十じゅう 長ちょう臂ひじ皆みな猿ざるの如ごとし~五ご里さとに一いちたび馬ばを換かわへ 十じゅう里りに一いちたび(むしろ)を開ひらく~は(てうしつ)(あざけり、しかる)に辱はずかしめられ 唾つばせらるること、糞くそ丸まる(ふんぐわん)の如ごとし字じ通どおり「唾つば」の項目こうもくを見みる。 出典しゅってん 平凡社へいぼんしゃ「普及ふきゅう版ばん 字じ通どおり」普及ふきゅう版ばん 字じ通どおりについて 情報じょうほう