世田谷の家を、出た
暮らしというものは、
じっくりと染み込んでいるもので
過ごした時間だけ、
名残り惜しさがあるらしい。
よく野菜を買った店
たまに散歩をした路地
ひとり寝を仰いだ
いつかの公園とわき道
それら
ありふれた眺めが、
むしろ新鮮にみえる
人には、何度か
手放さないといけない時期がある
飽和と膨張が、弾けるみたいに
積み上げてきた痕跡や
沈殿した泥土すべてを
陽のもとに晒(さら)す
身勝手に逃げ出した
時代の残像も
過ぎた季節の
想い出も
すでに
空っぽの部屋が、ある
マスターキーには、
「GOAL」と彫ってあった。
目的地、目標。
たどり着いた場所。
かつては
僕の国だった。
必要なものだけ
持って出ていこう
ほんとうを、選ぶように
去るなれば、ふり返らずに
訪問ありがとうございます。
お久しぶりです。
お元気ですか?
客演した芝居が終わって、すぐに
世田谷からの引っ越しの慌ただしさと。
そして
劇団の新作の稽古が同時進行、
しかも主役という…
赤坂で、お芝居をしていますよ。涼
◎詳細◎
「12人の怒れる人々」という、
今も脈々と演じ続けられている名作な古典戯曲、
演劇人はしっているけど一般の人は
たぶん知られていないと思われる
この作品を「およそ、12人の怒れる人々」として新生させ公演します。
名作戯曲の素晴らしいところは物語の骨格がしっかりしているところ。
原作を知っている方にはニヤリとさせ、
もちろん知らなくても十分に楽しめる作品になっています。
今回の僕の役どころが、7月に客演したガラ玉の公演の影響か別の意味でリンクしているのも見どころかもしれません。
秋も深まりつつある9月末ぜひ赤坂REDシアターまで足をお運びください。
劇団S.W.A.T!第54回公演
「およそ12人の怒れる人々」
あの名作「12人の怒れる男」をモチーフに、でも全く違う、S.W.A.T!オリジナルの密室裁判劇に挑戦です。
前回に引き続き、ゲストにワタルームの柏進を迎え、華やかに賑やかに、お届けします。
乞うご期待!
★赤坂RED/THEATERにて
9/22(木祝)△18時〜☆
9/23(金)19時〜
9/24(土)14時〜/18時〜
9/25(日)△13時〜
9/26(月)19時〜
9/27(火)14時〜/19時〜
△ 補助席、残席わずか
★初日9/22(木祝)18:00のチケットは補助席ともに完売いたしました。
チケットのお求めは お早めに!
《キャスト》
清水清智、中友子、瀧下涼、渡辺有希、田村真美、貞広高志、望月敦、常松花穂、鈴木義英、原美由紀、守屋正太郎、知野三加子、長谷川夏海、中西雷人、井出陽菜、高崎宏樹、西大海
ゲスト:柏進
↑このキャスト表の名前にはビミョーな間違いがありました。正解は一番下。
注)関係者のみなさま ごめんなさい。
翌日劇場楽屋で大騒ぎ。
笑いにはなりましたが。
「よーく見ると見えないことがみえてくる」正太郎
《チケット代金》
☆初日割引¥4.000(税込み)
9/22のみ
・前売り ¥4.500(税込み)
・当日券 ¥4.800(税込み)
チケット・問い合わせ
◎正解のキャスト表◎
《キャスト》
清水浩智、中友子、瀧下涼、渡辺有希、田村真美、貞広高志、望月敦、常松花穂、鈴木義英、原美由紀、森屋正太郎、知野三加子、長谷川夏海、中西雷人、井出陽菜、万崎宏樹、四大海
ゲスト:柏進
ほんと面白い会話劇になっています。
小屋入り、もうすぐ開幕です。
ぜひ、どうぞ(^-^)/
では、劇場で。涼