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歯の浮くような台詞 | 女好き女の日記
くような台詞せりふ | 女好おんなずおんな日記にっき

女好おんなずおんな日記にっき

おんなひとでる日々ひび


ドライな現実げんじつ主義しゅぎしゃわたしもとカノがわなかった一因いちいんとして

ロマンチックな言動げんどう
わたしかられば“あしいていない言動げんどう”をげないわけにはいかない。




もとカノとはSNS(セクマイ女性じょせいけの出会であけいとかではなく一般いっぱん浸透しんとうしているぼうアプリ)で
たがいにフォローするところからはじまった。



だから
「この出会であいは運命うんめいだよ!奇跡きせきだよ!」
もとカノはよくっていた。


そんなとき、だいたいは
「そうだね、このSNSでってうなんて、すごいかくりつだよね」
返事へんじしていた。



でもたまに、いや、わり頻繁ひんぱんかんじたのが、
運命うんめい奇跡きせきだという言葉ことば

もとカノは自分じぶんけて
自分じぶんったように
ねつかされたように口走くちばしっているなぁ
ということだった。


本当ほんとう意味いみ
二人ふたり間柄あいだがら親密しんみつさにおもいをせているようには
あまりかんじられなかったのだ。




喧嘩けんかして、根本こんぽんてき解決かいけつもしていない状態じょうたい
「asaminちゃんのことをあいしているんだ!」
うときもおなじようにかんじた。



運命うんめい
奇跡きせき
あいしている

そんな言葉ことばはいいから
そんな言葉ことばでごまかさなくていいから
現実げんじつようよ。

そうおもった。



実際じっさい
たがいにている現実げんじつ
認識にんしきしている現実げんじつがそもそもちが
そのことがにん亀裂きれつをどんどんひろげていった。




ロマンチックな言葉ことば一切いっさいうなという意味いみではない。

状況じょうきょうにふさわしい使つかかたをすれば
新鮮味しんせんみもあるだろうし
べつにかまわないとおもっている。


ただし
その言葉ことば乱発らんぱつしすぎると
価値かちがって
説得せっとくりょくがなくなる

しかも自分じぶんっているようないいかたではなおさらだ。



こういう感覚かんかくにどちらかが無理むりしてわせたり
にしないように我慢がまんしなければいけないようでは

やはり相性あいしょうくなかった
かんがえるしかない。



もとカノはわたしよりロマンチックなひと
そういう言葉ことばにならないひとほううんだろうし

わたし現実げんじつ主義しゅぎ自分じぶんちかひとほう
おそらくうのだ。



ちなみに
どんな出会であかたであれ
必然ひつぜんとか
せとか
そういうるい言葉ことば使つかいたがるひとわたし苦手にがて

友人ゆうじんなかにも
そういうノリのひとはいない。


そういう言葉ことば使つかわなくても
みんなおだやかできしていて
他人たにんとの距離きょりかんくるっていない。



そんな
わたしにとっての人間にんげん関係かんけい延長線えんちょうせんじょう
つぎ出会であいがあれば安心あんしんなのかもしれないとおもう。