再さい開館かいかんが待まちきれない！　ソフィ・カルとロートレックなど、魅力みりょくたっぷりの三菱みつびし一いち号館ごうかん美術館びじゅつかん展覧てんらん会かいラインナップ

　みなさまこんにちは！　設備せつびメンテナンスのために長期ちょうき休館きゅうかん中ちゅうの三菱みつびし一いち号館ごうかん美術館びじゅつかんです。

　この度たび、2024年ねん11月23日にちの再さい開館かいかんに向むけて、「丸まるの内うちLOVEWalker」にて連載れんさいをスタートすることになりました。今後こんごの展覧てんらん会かいスケジュールや、休館きゅうかん中ちゅうの美術館びじゅつかん活動かつどう、4月がつに就任しゅうにんした池田いけだ館長かんちょうのコラム、学芸がくげい員いんによる展覧てんらん会かいの紹介しょうかいなど、ちょっとした「みみより」情報じょうほうを不定期ふていきにお知しらせしてまいります。当館とうかんからの「お便たより」とともに、再さい開館かいかんまでの日々ひびをお過すごしくださいますと幸さいわいです。

　初回しょかいは、ご挨拶あいさつがてら再さい開館かいかん後ごの展覧てんらん会かいのラインナップをご紹介しょうかいいたします。

　

　まずご紹介しょうかいするのは、再さい開館かいかん後ご最初さいしょに行おこなわれる展覧てんらん会かいです。

三菱みつびし一いち号館ごうかん美術館びじゅつかん　再さい開館かいかん記念きねん『不在ふざい』―ソフィ・カルとトゥールーズ=ロートレック
［会期かいき： 2024年ねん11月23日にち（土ど）〜2025年ねん1月がつ26日にち（日ひ）］
https://mimt.jp/exhibition/#sophie-calle

　本ほん展覧てんらん会かいでは、フランスを代表だいひょうする現代げんだいアーティストのソフィ・カル氏しが当館とうかんのコレクションの中なかからオディロン・ルドンの《グラン・ブーケ（大おおきな花束はなたば）》に着想ちゃくそうを得えて制作せいさく、当館とうかんに新あらたに寄贈きぞうされた作品さくひんを世界せかい初はつ公開こうかいいたします。

　また、19世紀せいき末まつのパリで活躍かつやくしたアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの多彩たさいな版画はんが・ポスターの表現ひょうげんにフォーカスし、当館とうかんのコレクションを中心ちゅうしんにフランス国立こくりつ図書館としょかん所蔵しょぞうのロートレック作品さくひんと併あわせて展覧てんらんします。

　二ふたつ目めの展覧てんらん会かいは、2025年ねん2月がつからスタートする、オーブリー・ビアズリーの回顧かいこ展てんです。

オーブリー・ビアズリー展てん（仮称かしょう）
［会期かいき： 2025年ねん2月がつ15日にち（土ど）〜5月11日にち（日ひ）］
https://mimt.jp/exhibition/#aubrey-beardsley

　25歳さいという若わかさで世よを去さった夭折ようせつの画家がか、オーブリー・ビアズリー（Aubrey Beardsley 1872-1898）。この英国えいこくの奇才きさいは、精緻せいちな線描せんびょうや大胆だいたんな白しろと黒くろの色いろ面めんからなる、きわめて洗練せんれんされた作品さくひんを生うみ出だしました。そして本展ほんてんは、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館はくぶつかん（V&A）との共同きょうどう企画きかくです。初期しょきから晩年ばんねんまでの挿絵さしえや希少きしょうな直筆じきひつの素描そびょうにくわえて、彩色さいしきされたポスターや同どう時代じだいの装飾そうしょくなど、約やく200点てんを通つうじてビアズリーの芸術げいじゅつをご紹介しょうかいします。

　そして、先日せんじつリリースとなった3つ目めの展覧てんらん会かいは、パリのオランジュリー美術館びじゅつかんとオルセー美術館びじゅつかんのコレクションから、印象派いんしょうはの巨匠きょしょうであるルノワールとセザンヌという二人ふたりの画家がかを取とり上あげる企画きかくです。

オランジュリー美術館びじゅつかん オルセー美術館びじゅつかん コレクションより
ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓ひらいた2人ふたりの巨匠きょしょう
［会期かいき：2025年ねん5月がつ29日にち（木き）～2025年ねん9月がつ7日にち（日ひ）］
https://mimt.jp/blog/museum/12703/

　二人ふたりの巨匠きょしょうによる肖像しょうぞう画が、静物せいぶつ画が、風景ふうけい画が、そして、二人ふたりから影響えいきょうを受うけたピカソを加くわえた約やく50 点てんの作品さくひんから、モダン・アートの原点げんてんを探さぐります。 本展ほんてんはミラノ、マルティニ（スイス）、香港ほんこんを巡めぐる世界せかい巡回じゅんかい展てんであり、当館とうかんが日本にっぽん唯一ゆいいつの会場かいじょうとなります。

　それぞれの展覧てんらん会かいについて、今後こんごも順次じゅんじ情報じょうほうを公開こうかいいたしますので、三菱みつびし一いち号館ごうかん美術館びじゅつかんのWEBサイト（https://mimt.jp/）や公式こうしきSNS（@ichigokan_PR /mitsubishi_ichigokan_museum） もご確認かくにんください。次回じかいは、休館きゅうかん中ちゅうの美術館びじゅつかんの様子ようすをお知しらせ予定よていです。お楽たのしみに！