Monthly Archives: June 2013

菅かん直人なおと （抜粋ばっすい） 安倍あべ氏しは、今回こんかいは反論はんろんだが、これまで一方いっぽう的てきに批判ひはんする時ときにネットを使つかってきた。その典型てんけいが福島ふくしま原発げんぱつ事故じこから70日にち後ごの2011年ねん5月がつ20日はつかの安倍あべ氏し のブログだ。安倍あべ氏しは、1号機ごうきに対たいする海水かいすい注入ちゅうにゅうについて次つぎのように自みずからのブログで発信はっしん。「やっと始はじまった海水かいすい注入ちゅうにゅうを止とめたのは、なんと菅かん総理そうりその人ひとだった のです。菅かん総理そうりは間違まちがった判断はんだんと嘘うそについて国民こくみんに謝罪しゃざいし直ただちに辞任じにんすべきです。」そしてこのことが6月がつ2日にちの内閣ないかく不信任ふしんにんの理由りゆうにもされた。 しかし私わたしは海水かいすい注水ちゅうすい注入ちゅうにゅうを止とめたことはないし、実際じっさい止とまってはいなかったことが判明はんめい。つまり、注水ちゅうすいを停止ていしさせようとしたのは東電とうでんの武たけ黒くろフェローで、 吉田よしだ所長しょちょうは海水かいすい注水ちゅうすいは必要ひつようと武たけ黒氏くろうじの指示しじを無視むしして注水ちゅうすいを続つづけていたことが東電とうでん自身じしんの調査ちょうさや各種かくしゅ調査ちょうさ報告ほうこくによって明あきらかになっている。 当時とうじ総理そうり経験けいけん者しゃの安倍あべ氏しが「嘘うそ」の情報じょうほうで総理そうりの辞任じにんまで求もとめたこのブログに対たいして、私わたしは私わたし自身じしんのブログで何なん度どか安倍あべ氏しに訂正ていせいと謝罪しゃざいを求もとめたが今日きょうま で何なんの反応はんのうもない。この私わたしのブログに対たいして反論はんろんがあるならばぜひ聞ききたい。間違まちがっていたと認みとめるのなら潔いさぎよく訂正ていせいし、私わたしに謝罪しゃざいすべきだ。 全文ぜんぶんは安倍あべ総理そうりへの訂正ていせいと謝罪しゃざいの要求ようきゅう

今回こんかいは、久ひさしぶりに医療いりょう被曝ひばくについて書かいてみたいと思おもいます。   ＜参考さんこう＞文科ぶんか省しょう「放射線ほうしゃせん審議しんぎ会かい」は原発げんぱつ利権りけんに塗ぬれていた証拠しょうこと、医療いりょう被曝ひばくのリスクを考かんがえる   以前いぜん、簡単かんたんに触ふれましたが、以下いかのグラフは「先進せんしん国こくの中なかで日本にっぽんは最もっとも医療いりょう被曝ひばくが多おおく、それが原因げんいんで癌がんの発症はっしょうが4.4%も高たかい」という事実じじつを示しめしたものです。 （略りゃく） このデータは、2004年ねん、LANCET誌しという医学いがく会かいでは最高さいこうランクの権威けんいある雑誌ざっしに掲載けいさいされた論文ろんぶんを元もとにしております。 当然とうぜんではありますが、日本にっぽんの医学いがく会かいにおいてもこのLANCET論文ろんぶんは極きわめて大おおきなインパクトを与あたえたようで、以下いかのサイトより、医学いがく者しゃ達たちの葛藤かっとうが垣間見かいまみえます。 ＜放射線医学総合研究所ほうしゃせんいがくそうごうけんきゅうじょ医学いがく物理ぶつり部ぶ　飯沼いいぬま 武たけし＞「医療いりょう被曝ひばくによる発癌はつがん問題もんだい」の波紋はもん−医学いがく物理ぶつり士しの視点してんから−  ※ 既すでにJCRのサイトからは削除さくじょされてしまっているため、キャッシュ・サーバのデータを紹介しょうかいしております。 上記じょうきの文章ぶんしょうを出稿しゅっこうした医学いがく者しゃは以下いかの論点ろんてんで、2004年ねんのLANCET論文ろんぶんに対たいして疑問ぎもんを呈ていしております。 ① ICRPの1990年ねん勧告かんこくを論拠ろんきょにすると低てい線量せんりょう被曝ひばくの影響えいきょうは少すくない筈はず  → データによる事実じじつよりも「権威けんい」を優先ゆうせんしている。 　  20年ねん以上いじょう前まえの知見ちけんを盾たてに、一切いっさい「現実げんじつ」を認みとめようとしていない。 ② ホルミシス効果こうかを始はじめとする「被曝ひばく安全あんぜん論ろん（健康けんこう論ろん）」もある  → 被曝ひばくが安全あんぜんだと言いう医学いがく者しゃも居いる事ことを理由りゆうに論文ろんぶんを否定ひてい。 　  所詮しょせん、放射線ほうしゃせん医療いりょうの利権りけんに関かかわる医学いがく者しゃの私見しけんに過すぎない。 ③ CTによるプロフィットを計算けいさんに入いれていない  → CTで癌がんを発見はっけんして治なおった人ひとも居いるのだからCTで癌がんが発症はっしょうした人ひとが居いたとしても仕方しかたが無ないという暴論ぼうろん。 最終さいしゅう的てきには、上記じょうきを述のべながらも、「医療いりょう被曝ひばくは減へらしていくべきでは無ないか」と現状げんじょうの日本にっぽんの過度かどな放射線ほうしゃせん医療いりょう（上限じょうげん値ち無なしの医療いりょう被曝ひばく）に対たいする疑問ぎもんも述のべております。 ここで、最新さいしんの医療いりょう被曝ひばくに関かんする論文ろんぶんを紹介しょうかいしたいと思おもいます。 ＜BMJ 5/22＞Cancer risk in 680 000 people exposed to computed … Continue reading →

　単独たんどく取材しゅざいが許ゆるされた福島ふくしま第だい１原発げんぱつでは、４号機ごうきの建屋たきのやカバーの建設けんせつが進すすむなど、廃はい炉ろに向むけた作業さぎょうが目めに見みえる形かたちで進すすんでいた。ただ、トラブルも相変あいかわらず発生はっせいしており、３０年ねん以上いじょうともされる廃はい炉ろへの道みちのりの遠とおさも見みせつけた。 内部ないぶは薄暗うすぐらく 「燃料ねんりょう取とり出だし用ようのカバーです」。担当たんとう者しゃの案内あんないで、４号機ごうき原子げんし炉ろ建屋たきのやカバーの内部ないぶに入はいった。 カバーといっても、厚あつさ約やく３メートルの鉄骨てっこつで組くまれた建造けんぞう物ぶつで原子げんし炉ろの約やく半分はんぶんを覆おおっている。高たかさは約やく５３メートルもある。巨大きょだいなクレーンを鉄骨てっこつに設置せっちし、 燃料ねんりょうを冷ひやしたままつり上あげて搬出はんしゅつするため、これだけの施設しせつが必要ひつようとなる。現在げんざいは外壁がいへきのパネルを張はる作業さぎょうが行おこなわれていた。 ４号機ごうきは３号機ごうきで発生はっせいした水素すいそが配管はいかんなどを通つうじて建屋たきのや内ないに入はいり水素すいそ爆発ばくはつしたとされている。原子げんし炉ろには燃料ねんりょうはないが、燃料ねんりょう貯蔵ちょぞうプールには事故じこのあった４基きで最多さいたの１５３３体たいの燃料ねんりょうが保管ほかんされている。 プール階下かいかの壁かべの一部いちぶは水素すいそ爆発ばくはつにより吹ふき飛とんでおり、プール崩壊ほうかいの危険きけん性せいを指摘してきする声こえも根強ねづよい。東電とうでんも４号機ごうきからの燃料ねんりょう取とり出だしを最さい優先ゆうせん課題かだいの一ひとつとしている。 燃料ねんりょうは今いまでも崩壊ほうかい熱ねつが発生はっせいしている。このため燃料ねんりょうはつねに水みずで冷ひやし続つづける必要ひつようがある。専用せんようの容器ようきに水みずと一緒いっしょに燃料ねんりょうを入いれ、カバーに設置せっちされたクレーンでプールから引ひき上あげ、地上ちじょうまで下おろすことになる。 （略りゃく） 地下水ちかすいも危険きけん ただし、懸念けねんもある。その最さいたるものは増ふえ続つづける汚染おせん水すいの問題もんだいだ。汚染おせん水すいは地下水ちかすいが原子げんし炉ろ建屋たきのやに入はいり込こむことで毎日まいにち４００トンずつ増ふえている。 汚染おせん水すいの増加ぞうかをくい止とめるため、建屋たきのやに入はいる前まえの地下水ちかすいをくみ上あげたり、建屋たきのやの周囲しゅういの土壌どじょうを凍こおらせたりして地下水ちかすいの流入りゅうにゅうを防ふせぐ計画けいかくも予定よていされているが、いずれも効果こうかは未知数みちすうだ。 最近さいきん最もっとも懸念けねんされているのが、２号機ごうきの海うみ側がわの観測かんそく用よう井戸いどから見みつかった地下水ちかすいの汚染おせんだ。 全文ぜんぶんは発熱はつねつ…増ふえる汚染おせん水すい　燃料ねんりょう取とり出だし　廃はい炉ろへ遠とおい道みちのり

　与野党よやとう９党とうの幹事かんじ長ちょうらによる討論とうろん会かい（関西かんさいプレスクラブ主催しゅさい）が２９日にち、大阪おおさか市内しないで行おこなわれ、参院さんいん選せん（７月がつ４日にち公示こうじ、２１日にち投開票とうかいひょう）の主要しゅような争点そうてんとなる憲法けんぽう改正かいせい、原子力げんしりょく政策せいさく、経済けいざい・景気けいき対策たいさくなどを巡めぐり、論戦ろんせんが交かわされた。 憲法けんぽう改正かいせいの発議はつぎ要件ようけんを定さだめた９６条じょうの先行せんこう改正かいせいでは、自民党じみんとうと日本にっぽん維新いしんの会かいが賛成さんせいの立場たちばを示しめし、他たの党とうは反対はんたい。原子力げんしりょく政策せいさくでは、自民党じみんとう以外いがいの８党とうが「原発げんぱつゼロ」を目標もくひょうとする考かんがえを示しめした。安倍あべ政権せいけんの経済けいざい政策せいさく「アベノミクス」に対たいしては、与野党よやとうで賛否さんぴがくっきりと分わかれた。 （略りゃく） 「原発げんぱつゼロ」を目指めざすことの是非ぜひでは、自民党じみんとうは反対はんたいしたが、それ以外いがいの８党とうは賛成さんせいした。民主党みんしゅとうは昨年さくねんの衆院しゅういん選せん公約こうやくに続つづき、参院さんいん選せん公約こうやくでも 「２０３０年代ねんだいの原発げんぱつ稼働かどうゼロ」を記しるしており、同どう党とうの細野ほその氏しは、安倍あべ首相しゅしょうが原発げんぱつの輸出ゆしゅつに前向まえむきに取とり組くんでいることについて、「福島ふくしま（第だい一いち原発げんぱつ）の問題もんだいを 抱かかえている中なかで、首相しゅしょうを筆頭ひっとうに、積極せっきょく的てきに推進すいしんすることには違和感いわかんがある」と疑問ぎもんを呈ていした。 唯一ゆいいつ、「原発げんぱつゼロ」に反対はんたいした石破いしば氏しは「原発げんぱつ依存いぞん度どは下さげるが、単たんに減へらすだけでは経済けいざいの活力かつりょくが出でない。（原発げんぱつの）ウエートを落おとすために、どう経済けいざいに力ちからを持もたせるかを説明せつめいしないと無責任むせきにんだ」と反論はんろんし、経済けいざい成長せいちょうを下した支ささえするためにも原発げんぱつは必要ひつようとの考かんがえを示しめした。 全文ぜんぶんは自民じみん以外いがい「原発げんぱつゼロ」…与野党よやとう９党とう幹事かんじ長ちょう討論とうろん会かい

「主権しゅけん在民ざいみん～女おんなたちのレジスタンス」（新装しんそう改訂かいてい版ばん） ドキュメンタリー（79分ふん／2013年ねん） 監督かんとく：西山にしやま正ただし啓けい 「脱だつ原発げんぱついのちの闘争とうそう」「主権しゅけん在民ざいみん～フクシマから東海とうかい村むらへ」 …に続つづくシリーズ第だい三さん弾だん！ 福島ふくしま原発げんぱつ告訴こくそ団だん団長だんちょう・武藤むとう類子るいこさん（上うえの写真しゃしんの人ひと） 被災ひさい者しゃ・子こども支援しえんに奔走ほんそうする母親ははおやたち 須賀川すかがわ市しで自然しぜん食しょくレストランを経営けいえいする有馬ありま克子かつこさん そして沖縄おきなわへ自主じしゅ避難ひなんしたミュージシャン 上映じょうえい日時にちじ：6月30日にち10:00～ （※上映じょうえい後ご、西山にしやま正ただし啓けい監督かんとくによるトークあり） 喜多見きたみと狛江こまえの小ちいさな映画えいが祭さい　オフィシャルサイト 西山にしやま監督かんとくによる映画えいが内容ないようの解説かいせつは　「主権しゅけん在民ざいみん～女おんなたちのレジスタンス」（新装しんそう改訂かいてい版ばん）

東京電力とうきょうでんりょくは２９日にち、福島ふくしま第だい１原発げんぱつで作業さぎょうしていた協力きょうりょく会社かいしゃの生なまコンクリート車しゃが、放射線ほうしゃせん基準きじゅんを超こえる汚染おせん状態じょうたいのまま、原発げんぱつ敷地しきち外がいへ出でて、走行そうこうしていた と発表はっぴょうした。運転うんてんしていた作業さぎょう員いんは除染じょせんするよう指示しじを受うけたにもかかわらず、敷地しきち外がいへ出でたといい、東電とうでんが当時とうじの状況じょうきょうを調しらべている。 東電とうでんによると、車くるまは同日どうじつ午後ごご１時じ２５分ふんごろ、敷地しきち外がいへ出でるため、放射線ほうしゃせん測定そくていを受うけた。後部こうぶバンパー上部じょうぶ付近ふきんで２万まん２千せんｃｐｍ（１分ふん当あたり放射線ほうしゃせん検出けんしゅつ回数かいすう）が検出けんしゅつされ、敷地しきち外がいへ出でることが可能かのうな基準きじゅん値ち１万まん３千せんｃｐｍを上回うわまわっていた。 その後ご、福島ふくしま県けん楢葉ならは町まちの工場こうじょうで生なまコンクリートを積つみ込こみ、約やく１時じ間あいだ１０分ふん後ごに戻もどった。再度さいど、測定そくていしたところ２万まんｃｐｍを検出けんしゅつし、除染じょせんを行おこなったという。 続つづきは汚染おせん車両しゃりょうが原発げんぱつ敷地しきち外がいを走行そうこう　東電とうでん協力きょうりょく会社かいしゃ