Monthly Archives: July 2014

小泉こいずみ純一郎じゅんいちろう元もと首相しゅしょうが３１日にち、安倍あべ政権せいけんが進すすめる原発げんぱつの再さい稼働かどうについて「原子力げんしりょく規制きせい委員いいん長ちょうが審査しんさには合格ごうかくしたが、安全あんぜんとは申もうし上あげられないと言いっている。どこに本当ほんとうの責任せきにんがあるかがあやふやで、国くにの責任せきにんが曖昧あいまい（あいまい）だ」と批判ひはんした。都内とないで記者きしゃ団だんに語かたった。 （略りゃく） 小泉こいずみ氏しは規制きせい委任いにんせの政権せいけんの姿勢しせいについて「政治せいじが責任せきにんを取とらなくてはいけない」と強調きょうちょう。原発げんぱつの今後こんごについては「諦あきらめるしかない。必かならず（原発げんぱつゼロに）なる。時間じかんの問題もんだいだ。政治せいじが原発げんぱつを導入どうにゅうしたんだから、政治せいじがゼロにする」と語かたった。 全文ぜんぶんは小泉こいずみ元もと首相しゅしょう「国くにの責任せきにんが曖昧あいまい」　原発げんぱつ再さい稼働かどうで政権せいけん批判ひはん

　福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつと同おなじ型がたでは世界せかいで最もっとも古ふるいインドのタラプール原発げんぱつ。その地元じもとの村むらで暮くらす人々ひとびとの健康けんこう被害ひがいや貧困ひんこんを描えがいた短編たんぺん映画えいが「ハイ・パワー　大だい いなる力ちから」が八はち月がつ一いち、二に日にち、東京とうきょう都内とないで上映じょうえいされる。来日らいにちした元もと原子力げんしりょくエンジニアのプラディープ・インドゥルカー監督かんとく（５０）は「フクシマを経験けいけんした日本にっぽんの 皆みなさんに、現実げんじつを知しってもらいたい」と訴うったえる。　（原はら尚子しょうこ） 　「国くにはわれわれをだました。仕事しごとをやる、施設しせつを造つくると言いったのに、何なにも実現じつげんしていない」。村むらの女性じょせいが険けわしい顔かおで訴うったえる。一いち九きゅう六ろく四よん年ねんの建設けんせつ当時とうじ、原発げんぱつは「大おおいなる力ちから」と熱狂ねっきょう的てきに迎むかえられた。しかし今いま、村人むらびとたちはカメラに向むかって不満ふまんをぶちまける。 　「約束やくそくのインフラが整備せいびされなかった」「村むらでは不漁ふりょうや不作ふさくが続つづく」「がんや流産りゅうざんも増加ぞうかしている」。インドゥルカー監督かんとくは「メディアは沈黙ちんもくし、インターネット環境かんきょうも整ととのわない村むらでは（放射線ほうしゃせん測定そくてい器きの）ガイガーカウンターも知しらない」と嘆なげく。 （略りゃく） 　タラプール原発げんぱつは、インド西部せいぶの大都市だいとしムンバイから北きたへ約やく百ひゃくキロの村むらに建設けんせつされた。１、２号機ごうきは福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつと同おなじ米まいゼネラル・エレクトリック社しゃ製せいで、同おなじ型がたでは世界せかい最古さいこ。インドにある原発げんぱつの中なかでも最もっとも古ふるく、現在げんざいも使つかわれている。 　監督かんとくは八はち三さん年ねんから十じゅう二に年間ねんかん、インド最大さいだいの原子力げんしりょく研究けんきゅう機関きかん「バーバ原子力げんしりょく研究けんきゅうセンター」に勤務きんむした。アレルギー症状しょうじょうや神経痛しんけいつうなどを感かんじて退職たいしょく。体調たいちょう 不良ふりょうや仲間なかまの自殺じさつなどが重かさなり、二に〇〇九きゅう年ねんから反はん原発げんぱつ運動うんどうに関かかわる。タラプール村むらには〇九きゅう年ねん末まつから通かよい始はじめ、一いち〇年ねん十二月じゅうにがつから三さんカ月かげつほどかけて撮影さつえいしたと いう。 　安倍あべ政権せいけんはインドへの原発げんぱつ輸出ゆしゅつに向むけ、日にち印しるし原子力げんしりょく協定きょうていの締結ていけつを目指めざしている。インドゥルカー監督かんとくは「それが意味いみすることを考かんがえ、世界せかい的てきな反核はんかくの動うごきにつなげたい」と話はなしている。 　映画えいがは二に十じゅう七なな分ふん。八月はちがつ一いち日にち午後ごご二に時じから渋谷しぶや区くの津田塾大つだじゅくだい千駄ケ谷せんだがやキャンパスと、二に日にち午後ごご五ご時じから台東たいとう区く谷中やなか三さんの一いち七ななの一いち一いちの「谷中たになかの家いえ」で。津田つだ 塾じゅく大たいは五ご百ひゃく円えん。谷中たになかの家いえは申もうし込こみが必要ひつようで上映じょうえいとトークが千せん円えん、交流こうりゅう会かいが五ご百ひゃく円えん。問とい合あわせは萩谷はぎたに海かいさん＝電でん０９０（４０２６）５９７４＝へ。 全文ぜんぶんは福島ふくしまの苦悩くのう　インドも　第だい一いちと同型どうけい　タラプール　元もと原発げんぱつ技官ぎかんが映画えいが化か

東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい１原発げんぱつ事故じこを巡めぐり、東京とうきょう第だい５検察けんさつ審査しんさ会かいが３１日にち、業務ぎょうむ上じょう過失かしつ致死傷ちししょうの疑うたがいなどで告発こくはつされ、東京とうきょう地検ちけんが不ふ起訴きそとした東京電力とうきょうでんりょくの勝俣かつまた恒久つねひさ元もと会長かいちょう （７４）ら元もと東電とうでん幹部かんぶ３人にんについて、「起訴きそ相当そうとう」とした議決ぎけつ。「市民しみんの常識じょうしきにかなった決定けっていで、感動かんどう的てきな内容ないよう。よくぞここまで踏ふみ込こんでくれた」。審査しんさを申さる し立だてた「福島ふくしま原発げんぱつ告訴こくそ団だん」の河合かわい弘之ひろゆき弁護士べんごしは３１日にち、東京とうきょう・霞かすみが関せきで会見かいけんし、議決ぎけつ内容ないようを持もち上あげた。 （略りゃく） ある検察けんさつ幹部かんぶは「審査しんさ会かいは通常つうじょう想定そうていされる予見よけん可能かのう性せいだけではなく、最悪さいあくのケースを想定そうていした対策たいさくを講こうじる義務ぎむがあると判断はんだんしたのだろう。再さい捜査そうさするしかないが、想定そうてい外がいの津波つなみの予見よけん可能かのう性せいを認みとめるのはやはり難むずかしいと感かんじる」と語かたった。 中原なかはら亮一りょういち東京とうきょう地検ちけん次席じせき検事けんじは「審査しんさ会かいの議決ぎけつ内容ないようを十分じゅうぶんに検討けんとうし、適切てきせつに対応たいおうしたい」とコメント。東電とうでんは「議決ぎけつへのコメントは差さし控ひかえるが、要請ようせいがあれば捜査そうさに真摯しんし（しんし）に対応たいおうします」としている。 「福島ふくしま原発げんぱつ告訴こくそ団だん」の武藤むとう類子るいこ団長だんちょう（６０）は「起訴きそ相当そうとうの議決ぎけつが全員ぜんいんでないのは残念ざんねんだが、原発げんぱつ事故じこは予測よそくできたはずで、３人にんについては妥当だとうだ。市民しみんの代表だいひょうの検察けんさつ審査しんさ会かいが決きめたことは意義いぎがある」と話はなした。【山下やました俊輔しゅんすけ、近松ちかまつ仁太郎にたろう、石山いしやま絵え歩ふ、深津ふかづ誠まこと】 全文ぜんぶんは検察けんさつ審査しんさ会かい:福島ふくしま原発げんぱつ告訴こくそ団だんが「市民しみん常識じょうしきにかなった決定けってい」 当とうサイト既出きしゅつ関連かんれん記事きじ： 【速報そくほう】 検察けんさつ審査しんさ会かい、「起訴きそ相当そうとう」の議決ぎけつ！ via 福島ふくしま原発げんぱつ告訴こくそ団だん 「東電とうでん旧きゅう経営けいえい陣じん 起訴きそすべき」検察けんさつ審査しんさ会かい via NHK

環境省かんきょうしょうは、 東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい１原発げんぱつ事故じこによる追加ついか被ひばく線量せんりょうを年間ねんかん１ミリシーベルト以下いかに抑おさえるための除染じょせんの目安めやすを見直みなおすことを決きめた。これまで掲かかげてきた推計すいけいの空間くうかん 線量せんりょう「毎時まいじ０．２３マイクロシーベルト」に代かわり、実測じっそく値ちに即そくした「毎時まいじ０．３〜０．６マイクロシーベルト」とする。除染じょせん作業さぎょうの効率こうりつ化かが期待きたいされる一方いっぽう で、従来じゅうらいの目安めやすを「安全あんぜん基準きじゅん」と受うけ止とめてきた住民じゅうみんの戸惑とまどいも予想よそうされる。 （略りゃく） 環境省かんきょうしょうは ２０１１年ねん、除染じょせんを行おこなう地域ちいきを指定していする際さい、「１日にちのうち屋外おくがいで８時じ間あいだ、屋内おくないで１６時間じかん過すごす」「家屋かおく（木造もくぞう）の遮蔽しゃへい（しゃへい）効果こうかで屋内おくないの線量せんりょうは屋外おくがいの ０．４倍ばい」を想定そうてい。「長期ちょうき目標もくひょうである年間ねんかん追加ついか被ひばく線量せんりょう１ミリシーベルトを空間くうかん線量せんりょうに換算かんさんすると毎時まいじ０．２３マイクロシーベルトに相当そうとうする」との目安めやすを示しめせ した。 これに従したがい、福島ふくしま市しや郡山こおりやま市しなどの自治体じちたいは、汚染おせん土どをはぎ取とるなどして空間くうかん線量せんりょうを毎時まいじ０．２３マイクロ シーベルト以下いかに減へらす目標もくひょうを計画けいかくに掲かかげた。しかし、低てい線量せんりょうの場所ばしょほど除染じょせんの効果こうかが少すくないことが明あきらかとなり、除染じょせん後ごも目標もくひょう値ちを下回したまわらない例れいが続出ぞくしゅつ。住民じゅうみん からは計画けいかく通どおり再さい除染じょせんを求もとめる声こえが上あがっていた。 一方いっぽう、伊達だて市しや相馬そうま市しは住民じゅうみんに個人こじん線量せんりょう計けいを配布はいふし、空間くうかん線量せんりょうと実際じっさいに浴あびた被ひばく線量せんりょうを比較ひかくした。環境省かんきょうしょうがこの数値すうちを分析ぶんせきしたところ、空間くうかん線量せんりょうが毎時まいじ０．３〜０．６マイクロシーベルトの場所ばしょでも住民じゅうみんの追加ついか被ひばく線量せんりょうの実測じっそく値ちはおおむね年間ねんかん１ミリシーベルトを下回したまわっていた。このため、環境省かんきょうしょうは「実態じったいに即そくした対応たいおうをする必要ひつようがある」と方針ほうしん転換てんかんに踏ふみ切きった。【阿部あべ周一しゅういち、岡田おかだ英すぐる、渡辺わたなべ諒りょう】 全文ぜんぶんは環境省かんきょうしょう:除染じょせん目安めやすの空間くうかん線量せんりょうを緩和かんわ

本日ほんじつ７月がつ31日にち、東京とうきょう第だい五ご検察けんさつ審査しんさ会かいは、福島ふくしま原発げんぱつ告訴こくそ団だんが不ふ起訴きそを不服ふふくとして申立もうしたてていた東電とうでん旧きゅう経営けいえい陣じん６人にんのうち、３人にんについて「起訴きそ相当そうとう」、１人ひとりについて「不ふ起訴きそ不当ふとう」、２人ふたりについて「不ふ起訴きそ相当そうとう」という議決ぎけつを出だしました。 「起訴きそ相当そうとう」と「不ふ起訴きそ不当ふとう」議決ぎけつの出でた４人にんについて、検察庁けんさつちょうは再さい捜査そうさを行おこない、改あらためて起訴きそをするかどうかの判断はんだんをします。 起訴きそ相当そうとう議決ぎけつ ・勝俣かつまた　恒久こうきゅう 東京電力とうきょうでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ取締役とりしまりやく会長かいちょう（肩書かたがきは告訴こくそ当時とうじ） ・武藤むとう　栄さかえ　　　東京電力とうきょうでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ　前まえ・取締役とりしまりやく副ふく社長しゃちょう原子力げんしりょく・立地りっち本部ほんぶ長ちょう（肩書かたがきは告訴こくそ当時とうじ） ・武たけ黒くろ　一郎いちろう　 東京電力とうきょうでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ　元もと・取締役とりしまりやく副ふく社長しゃちょう原子力げんしりょく・立地りっち本部ほんぶ長ちょう（肩書かたがきは告訴こくそ当時とうじ） 不ふ起訴きそ不当ふとう議決ぎけつ ・小森こもり　明生めいせい　 東京電力とうきょうでんりょく株式会社かぶしきがいしゃ　常務じょうむ取締役とりしまりやく　原子力げんしりょく・立地りっち本部ほんぶ副ふく本部ほんぶ長ちょう兼けん福島ふくしま第だい一いち安定あんてい化かセンター所長しょちょう（肩書かたがきは告訴こくそ当時とうじ） 申もうし立たてや、続報ぞくほうは福島ふくしま原発げんぱつ告訴こくそ団だんのブログをごらんください

東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょの事故じこを巡めぐって告訴こくそ・告発こくはつされ去年きょねん９月がつに不ふ起訴きそになっていた東京電力とうきょうでんりょくの勝俣かつまた元もと会長かいちょうら旧きゅう経営けいえい陣じんのうち３人にんについて、検察けんさつ審査しんさ会かいは「起訴きそすべきだ」という議決ぎけつをしました。 この議決ぎけつを受うけて検察けんさつは改あらためて起訴きそするかどうか判断はんだんすることになります。 福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつの事故じこでは福島ふくしま県けんの住民じゅうみんなどおよそ１４０００人にんのグループがおととし、東京電力とうきょうでんりょくの勝俣かつまた元もと会長かいちょうら旧きゅう経営けいえい陣じんなど３０人にん余あまりについて巨大きょだいな地震じしんや津波つなみへの対策たいさくを怠おこたったのが原因げんいんで業務ぎょうむ上じょう過失かしつ傷害しょうがいなどの疑うたがいがあるとして告訴こくそ・告発こくはつしました。 これについて検察けんさつは去年きょねん９月がつ、「今回こんかいの規模きぼの地震じしんや津波つなみを予測よそくするのは困難こんなんだった」と結論けつろんづけ、全員ぜんいんを不ふ起訴きそにしました。 これに納得なっとくできないとして住民じゅうみんグループは刑事けいじ責任せきにんを求もとめる対象たいしょう者しゃを東京電力とうきょうでんりょく社内しゃないで原発げんぱつ事業じぎょうを担になっていた勝俣かつまた元もと会長かいちょうら６人にんに絞しぼり込こんで検察けんさつ審査しんさ会かいに申もうし立たてていました。 これに対たいし、東京とうきょう第だい五ご検察けんさつ審査しんさ会かいは３１日にちまでに勝俣かつまた元もと会長かいちょうら３人にんについて、「検察けんさつの判断はんだんは正ただしくなく起訴きそして裁判さいばんを行おこなうべきだ」と議決ぎけつしました。 また、元もと常務じょうむ１人にんについては「不ふ起訴きそ不当ふとう」としました。 一方いっぽう、残のこりの２人ふたりについては「不ふ起訴きそは妥当だとう」だとする議決ぎけつを出だしました。 この議決ぎけつを受うけて「起訴きそすべき」とした勝俣かつまた元もと会長かいちょうら３人にんと、「不ふ起訴きそ不当ふとう」とした元もと常務じょうむの合あわせて４人にんについて検察けんさつは改あらためて捜査そうさしたうえで起訴きそするかどうか判断はんだんすることになります。 ただ再さい捜査そうさの結果けっか、検察けんさつが再ふたたび不ふ起訴きそにしても「起訴きそすべき」とした３人にんについてはその後ご、検察けんさつ審査しんさ会かいが「起訴きそすべきだ」という２回かい目めの議決ぎけつを出だした場合ばあいには強制きょうせい的てきに起訴きそされます。 一方いっぽう、この事故じこでは菅かん元もと総理そうり大臣だいじんら当時とうじの政府せいふの責任せきにん者しゃも別べつの市民しみん団体だんたいから告発こくはつされ不ふ起訴きそになりましたが、検察けんさつ審査しんさ会かいはすでに「不ふ起訴きそは妥当だとうだ」と議決ぎけつしています。 続つづき、動画どうがは　「東電とうでん旧きゅう経営けいえい陣じん 起訴きそすべき」検察けんさつ審査しんさ会かい