Monthly Archives: October 2015

東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょの事故じこに伴ともなう除染じょせんで出でた廃棄はいき物ぶつを一時いちじ的てきに保管ほかんしている「仮かり置おき場ば」の１ひとつで、福島ふくしま県けん南みなみ相馬そうま市しが廃棄はいき物ぶつの保管ほかんを続つづけられず地権ちけん者しゃの住民じゅうみんへの土地とちの返還へんかんを決きめたことが分わかりました。廃棄はいき物ぶつを運はこび込こむ「中間なかま貯蔵ちょぞう施設しせつ」建設けんせつのめどが立たたないなかで処理しょりの難むずかしさが浮うき彫ぼりになっています。 返還へんかんが決きまったのは、南みなみ相馬そうま市し原町はらまち区くの馬場ばば地区ちくにある仮かり置おき場ばです。この仮かり置おき場ばは、市しが２年ねん前まえに住民じゅうみんから借かりて整備せいびし、除染じょせんで出でた廃棄はいき物ぶつおよそ６万まん５０００立方りっぽうメートルを一時いちじ的てきに保管ほかんしていますが、来年らいねん３月がつに借地しゃくちの契約けいやく期限きげんを迎むかえることや当初とうしょから水田すいでんを整備せいびする計画けいかくがあったことなどから、保管ほかんを続つづけられなくなっていました。市しが廃棄はいき物ぶつを別べつの場所ばしょに移うつせないか調整ちょうせいした結果けっか、市内しないの小高おたか区くにある土地とちに移転いてんすることで同意どういが得えられ、仮かり置おき場ばの住民じゅうみんへの返還へんかんを決きめたことが市しの関係かんけい者しゃへの取材しゅざいで分わかりました。 […] 福島ふくしま県けんには１０００か所しょ以上いじょうの仮かり置おき場ばがありますが、廃棄はいき物ぶつを運はこび込こむ「中間なかま貯蔵ちょぞう施設しせつ」建設けんせつのめどは立たっておらず、廃棄はいき物ぶつの保管ほかんは長期ちょうき化かしています。こうしたなか、各地かくちで借地しゃくち契約けいやくの延長えんちょうが行おこなわれてきましたが、福島ふくしま県けんによりますと仮かり置おき場ばが返還へんかんされるのは初はじめてで、除染じょせん廃棄はいき物ぶつの処理しょりの難むずかしさが浮うき彫ぼりになっています。 もっと読よむ。

　爆発ばくはつ事故じこを起おこした東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい１原発げんぱつの視察しさつについて、泉田いずみだ裕彦ひろひこ知事ちじは30日にちの記者きしゃ会見かいけんで「１日にちで８ミリシーベルト被ひばくする。チェルノブイリ（原発げんぱつ）に行いっても千せん分ぶんの１だ。漠然ばくぜんと見みに行いくのがいいのかどうか」などと述のべ、慎重しんちょうな姿勢しせいを示しめした。 　泉田いずみだ知事ちじは19、20の両日りょうじつにウクライナのチェルノブイリ原発げんぱつを視察しさつし、その際さい、県議会けんぎかいから「福島ふくしま第だい１原発げんぱつに行いかないで、なぜ先さきにチェルノブイリなのか」といった疑問ぎもんの声こえが上あがっていた。 […] 　さらに福島ふくしま事故じこの収束しゅうそく作業さぎょうで15・７ミリシーベルトの被ひばくをした後のちに白血病はっけつびょうを発症はっしょうした男性だんせいが労災ろうさい認定にんていされた事例じれいを挙あげ、「リスクをどう考かんがえるのか。さまざまな要素ようそを含ふくめて判断はんだんが必要ひつようだ」と話はなした。 もっと読よむ。

2015年ねん10月がつ30日にち（金かね）、福島ふくしま原発げんぱつ告訴こくそ団だんの主催しゅさいによる「福島ふくしま原発げんぱつ告訴こくそ団だん 東京とうきょう第だい一いち検けん審しん激励げきれい行動こうどう＆院内いんない集会しゅうかい」が開ひらかれ、たんぽぽ舎しゃ副ふく代表だいひょうの山崎やまざき久隆ひさたか氏しが講演こうえんを行おこなった。 動画どうがを観みる。

東京電力とうきょうでんりょくは２９日にち、福島ふくしま第だい１原発げんぱつ２号機ごうきで格納かくのう容器ようきに通つうじる配管はいかんがある小しょう部屋へやを調査ちょうさした結果けっか、放射線ほうしゃせん量りょうが最大さいだいで毎時まいじ９．４シーベルトだったと発表はっぴょうした。４５分ふん程度ていどとどまれば人間にんげんが死亡しぼうする高こう線量せんりょうで、東電とうでんは除染じょせんに１カ月かげつ以上いじょうかかるとみている。 東電とうでんによると、小しょう部屋へやは格納かくのう容器ようきの外側そとがわにある。今年ことし８月がつに配管はいかんからロボットを投入とうにゅうし格納かくのう容器ようき内部ないぶの調査ちょうさを行おこなう予定よていだったが、線量せんりょうが高たかく実現じつげんの見通みとおしは立たっていない。 小しょう部屋へやの調査ちょうさは９月くがつ４～２５日にちに実施じっし。線量せんりょうは床ゆか面めんの溝みぞ部分ぶぶんが最もっとも高たかかった。事故じこによる高温こうおんで設備せつびの一部いちぶが溶とけ出だした影響えいきょうが考かんがえられるが、詳細しょうさいは不明ふめい。 続つづきは格納かくのう容器ようき外がいで９．４シーベルト＝２号機ごうき、除染じょせんに時間じかん－福島ふくしま第だい１

経済けいざい産業さんぎょう省しょうは３１日にちまでに、原発げんぱつが再さい稼働かどうした際さいの立地りっち自治体じちたいに 対たいする支援しえん策さくとして、最大さいだいで２５億おく円えんの交付こうふ金きんを支払しはらう新しん制度せいどを導入どうにゅうした。すでに官報かんぽうに掲載けいさいし、運用うんようを始はじめた。立地りっち自治体じちたいへの交付こうふ金きんを手厚てあつくすることで、原はら 発はつ再さい稼働かどうに対たいする地元じもとの同意どうい判断はんだんを促うながす狙ねらいがあるとみられる。 １０月がつ１６日にち付づけの官報かんぽうなどによると、国くには原発げんぱつがある道県どうけんと立地りっち市町村しちょうそんに、原発げんぱつ１基きの再さい稼働かどうにつき年間ねんかん最大さいだい５億おく円えんの交付こうふ金きんを５年間ねんかん支払しはらう。 続つづきは原発げんぱつ１基き再さい稼働かどうで最大さいだい２５億おく円えん　立地りっち自治体じちたいに新しん交付こうふ金きん、経けい産さん省しょう 関連かんれん記事きじ： 支援しえん金きんという名なのワナ via BLOGOS

（抜粋ばっすい） その中なかで、廃はい炉ろに至いたったのが2か所しょ、モラトリアムが1か所しょだ。 最初さいしょ廃はい炉ろが決きまったのは2年ねん前まえ、アメリカのカリフォルニア州しゅうのサンオノフレ原発げんぱつだ。当時とうじサンオノフレ原発げんぱつは放射能ほうしゃのう漏もれで停止ていししており、地元じもとの市し 民みん運動うんどうが再さい稼働かどうに反対はんたいしていた。福島ふくしま原発げんぱつ事故じこ当時とうじのアメリカのＮＲＣの委員いいん長ちょうであったヤツコ氏しや米国べいこくの原発げんぱつの専門せんもん家かとシンポジウムを行おこない、現地げんちでは大おおきく 報道ほうどうされた。その直後ちょくごに、サンオノフレ原発げんぱつを持もつエジソン社しゃが再さい稼働かどうをあきらめて廃はい炉ろにすることを発表はっぴょう。 もう一ひとつは昨年さくねん、韓国かんこくの釜山ぷさん近ちかくの古里ふるさと原発げんぱつの稼働かどう延長えんちょうに反対はんたいしていた市民しみん団体だんたいから招まねかれた。古里ふるさと原発げんぱつの稼働かどう延長えんちょうには韓国かんこくの野党やとうも強つよく反対はんたいしており、結局けっきょく韓国かんこく政府せいふは延長えんちょうをあきらめて廃はい炉ろにすることを決きめた。 3番目ばんめは台湾たいわんの第だい4原発げんぱつ。台北たいぺいに近ちかいこの原発げんぱつの稼働かどうに反対はんたいする市民しみん運動うんどうから招まねかれた。講演こうえんや集会しゅうかい、さらに現地げんち視察しさつなど現地げんちマスコミは大おおきく報むくい 道どう。反対はんたい運動うんどうの盛もり上あがりで、ほぼ完成かんせいしている第だい4原発げんぱつは、現げん政権せいけんでは稼働かどうさせず、次期じき総統そうとう選せんが終おわるまで稼働かどうを認みとめるかどうか、モラトリアムになった。 これら以外いがいにも、ポーランドやイギリスの原発げんぱつ建設けんせつ反対はんたい運動うんどうにも招まねかれ、ドイツとポーランドでは国会こっかいで福島ふくしま原発げんぱつ事故じこについて証言しょうげんした。また再生さいせい可か 能のうエネルギーに関かんしてもデンマーク、スペイン、ドイツなど多おおくの関係かんけいする場所ばしょや施設しせつを視察しさつし、再さいエネが原発げんぱつや化石かせき燃料ねんりょうに代替だいたいするエネルギーとなりうること を確信かくしんするに至いたった。 全文ぜんぶんは世界せかいの3か所しょで原発げんぱつの廃はい炉ろ、モラトリアムを実現じつげん