Monthly Archives: September 2017

　東京電力とうきょうでんりょく福島ふくしま第だい１原発げんぱつ事故じこで避難ひなん生活せいかつを余儀よぎなくされたとして、福島ふくしま県けんなどから府内ふないに避難ひなんした５７世帯せたい１７４人にんが国くにと東電とうでんを相手取あいてどり、計けい約やく８億おく５０００万まん円えんの損害そんがい賠償ばいしょうを求もとめた集団しゅうだん訴訟そしょうの口頭こうとう弁論べんろんが２９日にち、京都きょうと地裁ちさい（浅見あさみ宣義のぶよし裁判さいばん長ちょう）であった。原告げんこく側がわが「責任せきにんを認みとめて」と訴うったえて結審けっしんした。判決はんけつは来年らいねん３月がつ１５日にち。原告げんこく側がわ弁護べんご団だんによると、原発げんぱつ被災ひさい者しゃの集団しゅうだん訴訟そしょうの結審けっしんは前橋まえばし、千葉ちば、福島ふくしま地裁ちさいに続つづき全国ぜんこく４番目ばんめ。 ３月さんがつに前橋まえばし地裁ちさいが国くにと東電とうでんの責任せきにんを認みとめる判決はんけつをい渡いわたしたほか、今月こんげつ２２日にちには千葉ちば地裁ちさいが、事故じこ前まえの生活せいかつを壊こわされたことに対たいする「ふるさと喪失そうしつ」の慰謝いしゃ料りょうを認みとめ、東電とうでんに賠償ばいしょうを命めいじる判決はんけつを出だした。 京都きょうと訴訟そしょうの原告げんこくのほとんどは国くにの指示しじによらない自主じしゅ避難ひなん者しゃ。争点そうてんは国くにや東電とうでんが津波つなみを予見よけんできたかの「予見よけん可能かのう性せい」（２）対策たいさく次第しだいでは事故じこを回避かいひできたかの「結果けっか回避かいひ可能かのう性せい」（３）避難ひなんの正当せいとう性せい－などとなる。 続つづきは全国ぜんこくで４番目ばんめ、福島ふくしま原発げんぱつ避難ひなん者しゃ訴訟そしょうが結審けっしん　判決はんけつは来年らいねん３月がつ　京都きょうと地裁ちさい 

（抜粋ばっすい） しかし批判ひはん票ひょうの受うけ皿ざらとなるのが小池こいけ百合子ゆりこ・東京とうきょう都知事とちじが率ひきいる「希望きぼうの党とう」で本当ほんとうにいいのか。ネットでは、小池こいけ氏しの過去かこの発言はつげんが注目ちゅうもくを集あつめている。 現在げんざい、小池こいけ百合子ゆりこ氏しの公式こうしきサイトには、ほとんど何なんのコンテンツも掲載けいさいされていない。しかしリニューアル前まえのサイトには、保守ほしゅ系けい論壇ろんだん誌し「Voice」（PHP研究所けんきゅうじょ）2003年ねん3月がつ号ごうに収録しゅうろくされていた「日本にっぽん有事ゆうじ3つのシナリオ」という対談たいだんが掲載けいさいされていた。 この対談たいだんで小池こいけ氏しは、現代げんだいコリア研究所けんきゅうじょ主任しゅにん研究けんきゅう員いんの西岡にしおか力つとむ氏しと杏林大学きょうりんだいがく教授きょうじゅで保守ほしゅ系けい右派うは組織そしき「日本にっぽん会議かいぎ」の会長かいちょうを務つとめる田久保たくぼ忠ただし衛まもる氏しと安全あんぜん保障ほしょうについて語かたり合あっている。「東京とうきょうに米国べいこくの核かくミサイル」をという小見出こみだしが付つけられた箇所かしょで小池こいけ氏しは、日本にっぽんが核かく武装ぶそうすることはあり得えると断言だんげんしている。 「軍事ぐんじ上じょう、外交がいこう上じょうの判断はんだんにおいて、核かく武装ぶそうの選択肢せんたくしは十分じゅうぶんありうる」 「わずかでも核かく武装ぶそうのニュアンスが漂ただようような発言はつげんをしただけで、安部あべ晋すすむ三さん官房かんぼう副ふく長官ちょうかんも言論げんろん封殺ふうさつに遭あってしまった。このあたりで、現実げんじつ的てき議論ぎろんができるような国会こっかいにしないといけません」 また西岡にしおか氏しは、北朝鮮きたちょうせんが核かく開発かいはつを続つづけている間あいだは、「核かくミサイルを東京とうきょうに持もってきてもらうのがベスト」と述のべ、田久保たくぼ氏しも「（日本にっぽんの核かく武装ぶそうについての）議論ぎろんだけをタブー化かするのはおかしい」と語かたっている。小池こいけ氏しは両氏りょうしの発言はつげんを否定ひていしないどころか、「金きむ正日じょんいるは日本にっぽんの目覚めざまし時計とけいとして鳴なり響ひびく」と核かく武装ぶそうの議論ぎろんが活発かっぱつ化かすることを歓迎かんげいしているようだった。 「新しん基準きじゅんを満みたした原発げんぱつは再さい稼働かどうすべきだ」 希望きぼうの党とうは「原発げんぱつゼロ」を掲かかげている。しかし2012年ねんの衆議院しゅうぎいん議員ぎいん選挙せんきょの時とき、自民党じみんとうから立候補りっこうほしていた小池こいけ氏しは、毎日新聞まいにちしんぶんのアンケートに対たいして次つぎのように答こたえていた。 「新しん基準きじゅんを満みたした原発げんぱつは再さい稼働かどうすべきだ」 「（2030年代ねんだいの原発げんぱつ稼働かどうゼロを目指めざす政府せいふの目標もくひょうは）支持しじしない」 この時ときは、「原発げんぱつゼロ」とは相あいいれない考かんがえを持もっていたのだ。 （略りゃく） 小池こいけ氏しは日本にっぽん会議かいぎの国会こっかい議員ぎいん懇談こんだん会かい名簿めいぼにも名なを連つらねている。（※1）こうした発言はつげんをしていた時ときから考かんがえが変かわった可能かのう性せいもあるが、選挙せんきょのための本心ほんしんを隠かくしていると考かんがえる方ほうが自然しぜんだろう。 民主党みんしゅとう時代じだいには「原発げんぱつゼロ」を掲かかげていた民進党みんしんとう。党とうとしては憲法けんぽう9条じょうの改正かいせいにも反対はんたいしていた。同どう党とうに所属しょぞくしていた議員ぎいんの中なかには、小池こいけ氏しの政治せいじ信条しんじょうには賛同さんどうできないという人ひとも多おおいはずだが、一体いったい今いまどんな心境しんきょうなのだろうか。 全文ぜんぶんは小池こいけ百合子ゆりこ氏し「原発げんぱつは再さい稼働かどうすべき」「核かく武装ぶそうありうる」の持論じろんはどこへ　「過去かこも含ふくめてリセットしたいのか」という声こえも 

新潟にいがた県知事けんちじ時代じだいは、東京電力とうきょうでんりょく柏崎かしわざき刈羽かりわ原発げんぱつの再さい稼働かどうに慎重しんちょうな姿勢しせいを示しめしていたが、次期じき衆院しゅういん選せんでは、自民党じみんとう公認こうにんで新潟にいがた５区くから立候補りっこうほする泉田いずみだ裕彦ひろひこ氏しが２９日にち、県内けんないのホテルで記者きしゃ会見かいけんし、「（原子力げんしりょく防災ぼうさいの問題もんだい点てんなどは）外野がいやからでは直なおらない。政権せいけん与党よとうの中なかからでないと難むずかしい」と説明せつめいし、反はん原発げんぱつ運動うんどうの市民しみん団体だんたいなどから指摘してきされている“変節へんせつ”との見方みかたを否定ひていした。 （略りゃく） 同どう原発げんぱつの再さい稼働かどうについては、「（福島ふくしま第だい１原発げんぱつ事故じこの）検証けんしょうと総括そうかつが先行せんこうされるべきことは変かわらない」と知事ちじ時代じだいと考かんがえに変化へんかがない点てんを強調きょうちょうする一方いっぽう、原発げんぱつの存続そんぞくの是非ぜひについては「専門せんもん家かが知見ちけんを合あわせて決きめること」とかわした。 　泉田いずみだ氏しは長島ながしま忠美ただみ衆院しゅういん議員ぎいんの死去しきょに伴ともなう補選ほせんで、自民党じみんとうが擁立ようりつを検討けんとう。党とう県連けんれん内ないには異論いろんもあったが、最終さいしゅう的てきには党とう本部ほんぶが公認こうにんを決きめた。５区くでは前ぜん魚沼うおぬま市長しちょうの大平おおひら悦子えつこ氏しと、共産党きょうさんとうの西沢にしざわ博ひろし氏しも立候補りっこうほを表明ひょうめいしている。【金沢かなざわ衛まもる】 全文ぜんぶんは衆院しゅういん選せん 反はん原発げんぱつ“変節へんせつ”否定ひてい　前ぜん新潟にいがた知事ちじの泉田いずみだ氏し